2009.05.22

イヌの姓名判断

先日、イヌ友がこんなページを教えてくれた。


イヌの名前をカタカナにして画数をたすもの。

我が家のイヌは3頭。

クリス・・・・6画

「6画は天の恵みをうけてラッキーな生涯を送るでしょう
健康運も、申し分ありません、おすすめの画数です」


すごいじゃん!!


ハンス・・・・6画

おっ、偶然にもクリさんと一緒。
いいじゃん、いいじゃん。

っで、

ニッキー・・・9画


「9画はトラブルだらけの一生になるでしょう、病気、事故にも要注意です
普段からの健康管理と事故防止に心がけて下さいね」


が~ん!!!


0905221


このお嬢さん、生後3ヶ月でお散歩でびゅうを目前に家で骨折。
脂性で季節の暖かくなると毎年脳皮症で悩まされている。
その上、昨年には乳腺腫がみつかって、手術しようとしたら麻酔が効かずに帰され、
その後体調が悪化し、高度医療センターにて摘出手術。
取ってみたら四分の一の確立という悪性の乳腺ガン。
抗がん剤投与ですっかり毛も抜け・・・・。


他の子に比べれば結構山あり谷ありの10年の犬生。

この姓名判断、まんざらハズレでもなさそうである。


そして管理人は家族に通達を出した。

「これからはニッキーじゃなくてニキーと呼んでね。」

果たして運命は変えられるのか・・・・。


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2009.03.19

最近の犬バカぶり。

ドタバタクリ家、いろいろあって、
なかなかブログの更新がままなりません。
ご容赦を!!


というわけで、今日の出来事をちょこっと・・・。


我が家の散歩は3頭ひとまとめ。
当然場所も取るし、他所の犬たちにとっては目障りこのうえないらしい。


今朝も緑道をまったり歩いていると、
いつも我が家のワンズが気に入らないらしく、
思い切り吠えるゴールデンのお宅の前にさしかかったとき、
前方からは小型犬が。


とはいえ、迂回路はないので、そのまま前進。


案の定ゴールデンは我々が通り過ぎた後に
『ガウガウ』吠えている。
なんで嫌われてるかなぁ・・・。


そして同時に小型犬とすれ違う。
これもまた、我が家のワンズに向かって吠え掛かってきた。
ちょっとぉ、初対面じゃない。


っが、両サイドからサンドイッチに吠えられても
この3頭、我関せずでわき目も振らない。

小型犬の飼い主が『こらっ!うるさい!』と怒鳴っている声を聞きながら、
むふふふっ♪と内心ほくそえむ犬バカ飼い主。
「さすが、かわいいわが子たち。
こんなことじゃ、動じないわよね。」

とは言え、ここでスケートボードが飛んできたら、笑ってはいられないが、
とりあえず今日は朝から気分が良かった。

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2009.03.01

「犬バカと呼んで」イヌ語と人のことばの検証?(#061)

さて、お気に入りの場所をハンスに取られ、
「どいてよ~」と言ってもまったくハンスに無視されていると、
ついつい管理人が、

「ハンちゃん、かあさんの場所だからどいてあげなさい。」

とか、

「ハンちゃん、かあさんにもおもちゃ貸してあげなさい。」

とか、言ってしまっていた。

管理人に言われるとハンスはすんなり場所を明け渡す。

なんで管理人がいちいち犬たちの通訳に入らなくちゃいけないんだ?

犬同士でことばが通じないの?

そんなはずはない。
管理人の一喝より、かあさんの一喝の方が効き目があるのだから。


じゃぁ、これが俗に言う「世代交代」なのだろうか。
それでは困る。
クリさんにはいつまでも元気で頑張ってもらわねば。

そこで、最近ではクリが文句を言いに来ても、

「自分で言ってよ。」と言うことにした。

最初はそれでも管理人に向かってフガフガ文句を言っていたが、
しばらく無視していると、今度はハンスの目の前でフガフガ言っている。

するとしばらく無視していたハンスが、
仕方ないと言わんばかりに、のっそりソファから降りてくる。

やったぁ~!


先日は

「私のペロちゃん(毛布)、返してよ~!」

(ハンスが踏んでいる)

「・・・・。」


「返してってば!」

っが、これはハンスにはわからないだろう。


そこで、最後は必死でペロちゃんを咥えてひっぱるクリかあさん。


がんばれクリス!

そうしてまた昔の威厳を取り戻すんだよ。


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2009.02.25

「犬バカと呼んで」どっちがわかる?イヌ語と人間のことば(#060)

管理人、今月に入っていろいろゴタゴタしておりまして、
ついつい更新が滞っております。
すみませぬ。


さて、我が家の犬たちはバイリンガルである。
管理人が話す人のことばと、犬同士でコミュニケーションをとる『イヌ語』の両方を理解する。

おそらくどこの家でもそうだろう。
しかし、クリスはほぼ2年間管理人と密に暮らしていたので、
どちらかと言うと、人間のことばの方がよくわかるようだ。
彼女をよく知る友達は、彼女のことを『妖怪猫又』ならぬ『犬又』と呼んだ。
犬っぽくないんだそうだ。


幼い頃はどんな時でも嬉しそうに傍に来て話を聞いていたが、
今は都合が悪くなると部屋の隅で伏せたまま、目だけギョロギョロさせている。
耳もそんなに立ててはいない。
やはりだんだん『犬又』の領域に入ってきているようだ。


子供たちには生まれた時から、『イヌ語』を話すクリ母さんがいる。
そのせいか、子供たちは普段管理人の言っていることはちゃんとわかるのに、
とっさの時は『イヌ語』の方を優先しているような気がしてならない。

以前、公園を散歩していてスケートボードと遭遇したとき、
管理人が「イケナイ!」と叱っても無視したくせに、
クリスが『ガルルゥ!』とカミナリを落とした途端、ピタッ!とやめたことがあった。
(まぁ、そのときだけだったが・・・・)


確かにクリかあさんは怖い。
気に入らないと、子供たちを蹴散らし、
ハンスなどは叱られてぶっ飛んだ拍子にサイドボードのガラス扉を割ったこともあった。


う~ん。
彼らには『イヌ語』の方がわかりやすいのか、
それともクリスの方が管理人より立場が上と思っているのか。

そこで、ある日掃除機にちょっかいを出そうとしたハンスに
「イケナイ」と言ってもきかないので、
『う~っ!ガルガルルゥ!!』と顔を思い切り近づけてみた。
すると、クリかあさんの時ほど吹っ飛ばないが、
とりあえずやめてすごすごと机の下に入ってしまった。

やっぱり『イヌ語』の方がわかりやすいのかも知れない。
とりあえず、管理人を無視しているわけではないな。


そう理解してきたのに、ここ何年か、クリスの文句(わがまま)を
完全無視している我が家の子供たち。


世代交代か?


つづきは今度。

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2009.02.16

「犬バかと呼んで」犬バカ本人も出ちゃいました。(#059)

かわいい子供達がモデル犬になること夢見ていた「犬バか」管理人だったが、
かの有名な犬猫番組『ポチたま』が始まったころのこと、
知人経由で「テレビを見る犬を探しているんだけど・・。」と言われ
すかさず「はい!はい!はい!」と手をあげた。

そしてそれからしばらくしたある日、テレビのクルー5~6人ぐらいだろうか、
狭い我が家に訪ねてきた。


何度も書いているが、クリスのお好み番組は「テニス」。
そこで、あらかじめいろいろなジャンルのビデオを持ってきてもらい、
交代にテレビから流してみる。
囲碁あり、お笑いあり、『ポチたま』あり、そして「テニス」。


他の番組が流れている時は微動だにせず、
時折疲れて居眠りまでするクリスだが、
テニス番組の司会が始まると耳が動き、
プレーヤーがコートに立ってサーブのかまえに入った瞬間
テレビに向かって突撃していく。


そして番組が変わると、またソファに戻って寝る。
テニスになると、むっくり起き上がって突撃!
レポーターの方にはおおいに笑って頂いた。


ところがクリスだけが出るのかと思っていたら、
なんと管理人まで出演してしまったのだ。

クリスの反応を見るため、あらかじめビデオに撮られたり、
クリスだけ残した部屋に設置したカメラの映像を見ながらコメントまで撮られてしまったのだ。
かなりやりすぎの「犬バカ」である。


結局この時は音量を上げて検証していたので、
解説者は「おそらく、テニスボールを打つ音に反応しているのでしょう。」と
コメントなさっていたが、
実は音を消して夜中にこっそりウィンブルドンを観ようとしても、
クリさんにはわかってしまい、うるさくて試合がみられないのだ。

っで、管理人の解説としては、
おそらくクリスはテレビからボールが飛んでくるとでも思っているのか、
あるいは、かつてテニスコートに連れて行った時の楽しい思い出が蘇り
「わたしにもやらせろ!」と言っているのか、
クリスのみぞ知る。ということだろうか。


一方、こんなにクリスが大騒ぎしていても、残りのワンたちは微動だにしないので、
テレビには全く関心がないのだと思っていたが、
実はもう一人隠れたテレビファンがいた。
ニッキーである。

彼女は動物が出てくると、いてもたってもいられなくなるらしい。
哺乳類、魚類、爬虫類、鳥類、あまり区別なく反応する。
しかし、動物以外のモノが移動している画面を見ても反応しない。
そして彼女もまた、鳴き声など音声には関係なくテレビを観るのである。


といわけで、その数年後、またまた「テレビを観る動物」という記事で、
今度はニッキーともども管理人も新聞に載ってしまったのだった。

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2009.02.13

「犬バカと呼んで」犬バカマックス状態(#058)

かわいい愛犬をモデルにしたいと思ったことはないだろうか。
愛犬にのめりこめばこむほど、そのかわいさを自慢したくなるのは「犬バカ」の最たるものであろう。

子供たちがまだ小さかった頃、管理人はひょんなことから『ペットモデル』のことを知った。
素人のペットをモデルとして登録すると、お仕事が頂けるのだそうだ。

前にも書いたが、クリスには暇にまかせてなんでも教えたので、ちょっとした小技のデパート状態。
これなら絶対お仕事が来るに違いないと早速登録してみる。
こんなに『可愛い』クリスだから、絶対ひっぱりだこに違いない。
まさしく『犬バカ』ならぬ、『ステージママ』気取り。


ところが世の中そう上手くいくとは限らない。
みんなおんなじことを考えているから当然競争率は高い。


それでも何度かお話を頂いてお仕事をさせてもらった。

キレイなモデルさんと一緒に公園で写真を撮ったり、
俳優さんと競演してちょっと演技をしたり。

ところが、監督さんが納得する演技を見せるためには結構苦労するのだ。


動いている台の上にすわって吠えさせるとか、
途中まで走っていって決まった場所で振り返って吠えるとか。
止まっている車に走ってきて飛び乗るとか。
しかも音が入ってはいけないので、声によるコマンドは使えない。
もちろん管理人が映ったらNGなので、
見えないところでコマンドをかなければいけない。

管理人は半分隠れて大げさな手振り身振りで犬たちにコマンドを送る。
もう汗だく。


あるときは、車の助手席の足元に小さくなって
後ろ向きで犬にコマンドをかけたり、
荷台に隠れてコマンドをかけたりと、まさしく黒子。

全てはかわいいわが子、じゃなくてワンコのため。

やりながら「ここまでするか~?」と思わず自分でふいてしまうほど。

そしてそれだけ頑張ってもそのシーンがカットされていることもしばしば。

ここまでくると、やっぱり病気かな?


ちなみにワンコたちの昔のお仕事の一部はこちら

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2009.02.08

「犬バカと呼んで」犬の被害その2(#057)

ちょっと空いていしまったが、痛い話の続編である。


足の指の骨折から一年経った週末のある日、
管理人は犬たちを連れていつもの公園で、
心地よい日差しの中、ピクニックシートなど芝生の上に敷いて
まったり本を読んでいた。


犬たちも管理人の周りで伏せている。
う~ん、極上のひととき。のはずだった。

ところが、突然に木の影からスケートボードが現れ、
その音に反応した子供たちが急にたちあがって
一瞬追いかけようとした。

リードだけは死んでも放すまいとしっかり握りしめていたが、
指に三本のリードが絡みついたまま、いやと言うほど引っ張られた。


いった~い!!!


左手の薬指が折れた。

ボキッという音はしなかったので、最初は折れたとは思わなかったが、
ひどい激痛が走り、足の指と同じように次第に気持ちが悪くなってきた。


まずい・・・。


負荷がかかりすぎたのだろう。吐き気がおさまるまでじっと芝生に座っていると、
指がみるみる腫れてきた。
またやってしまったか。


いつもはベンチの足やフェンス、ポールなど、絶対に動かない物にリードを繋いでいるのだが、
その日に限って公園内がやけに混んでいて、周りに何も無い芝生の一角しか空いていなかった。

どんな場合も油断は禁物である。
注意はしていたのだが、ついつい本に夢中になっていたらしい。

帰る途中で近所の救急病院に寄った。

さすがに足の指の時とは違って体重がかからないので歩くことはなんでもないが、
左手はリードが持てないし、車の運転も片手。
オートマチックで本当に良かったとまた思った。

レントゲンを撮ってもらうと、

「折れてますね。」

「やっぱり。」

「いったい何をやったんですか。」


「犬にひっぱられて。」


「犬ですか。よほど大きな犬なんですね。」


「・・・・。」


これもやはり全治2ヶ月だった。


右利きの私にとっては、被害が右手でなくてまずは良かった。
しかし、日常生活はかなり不便だった。

一番の問題は犬たちの散歩である。
普段から左側につけて歩く習慣があるので、
右手でリードを握るとコントロールしづらいばかりか、
思ったより力が入らないことが分かった。
慣れていないからだろう。


仕方なく、手で持たなくてもいいようなタイプのリードを探しに行った。

幸い結構頑丈そうな肩掛けリードを見つけたのでその場で購入。
財布も痛い。

そのリードに、短く改造した3本のリードをナスカンでジョイントした。
これで左手を使わなくても散歩に行かれる。


ところが、この怪我のせいで自転車で散歩に行かれなくなった。
しかし、普段自転車で走っている管理人が歩いていると
会う人会う人に理由を聞かれ、その都度理由を説明しなくてはならない。

それは同時にうちの犬たちの行儀の悪さを宣伝するようなもので、たいそう恥ずかしかった。


残念ながら、手の指も完治することはなく、
いまだに気圧の変化を感じたり、重たいものをもったりするとズキンと痛む。


やはり3頭飼うには体力は不可欠。
何かあるたびに、『犬飼いは体が資本』と念仏の如くつぶやく管理人であった。


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2009.02.04

「犬バカと呼んで」犬の被害その1(#056)

イヌたちのいたずらによる物理的被害の次は管理人の肉体的被害の話。
なんか不幸な話ばかりが続いているなぁ。

イヌと暮らしていれば、ぶつかってアザが出来たり、
遊んでいて歯が当たったなどというのは日常茶飯事だったが、
なんと言っても一番痛かったのは、骨折である。
幸い大きな骨折ではなかったが、かなり泣ける場所である。
左足の小指だ。

足の小指はテーブルの脚などにぶつけても涙がちょちょぎれるが、
このときばかりは起き上がれなかった。


事件は仮住まい中の貸家の居間で起こった。

昼下がり、そこはかとなく眠気が襲ってきているが
ソファはすでに廃棄処分になっているので、
まったり横になる場所もありゃしない。

初夏だったので、仕方なくリビングのフローリングの上にゴザを敷き、
窓を開け放して、日差しの中でまどろむことにした。
イヌたちも管理人の周りでごろごろしている。
贅沢な時間だ。


貸家の南側は食品流通の中継倉庫になっていて、始終トラックが出入りしたり、
作業員の声が聞こえる騒々しい環境だったが、
ちょうど昼休みなのか、し~んと静まり返っている。

ところが、突然塀の向こう側から人が顔を出したので、
ニッキーがびっくりして窓に向かって突進した。
当然窓には網戸がはまっている。


網戸が危ない!


半分寝ぼけた私はとっさに立ち上がってニッキーを後ろから捕まえようとしたが、
フローリングの上に敷いたゴザがすべり、
体勢を崩した私はそのままつまずいてひっくり返った。

左足の小指に全体重がかかった。

いった~い!

涙が出るほど痛かった。

しばらく痛い小指をさすりながら様子を見ていたが、
そのうち気持ちが悪くなってきたので、這うように2階に上がってベッドに横になった。

この痛みは絶対折れているに違いない。
以前尾てい骨を2度ほど追っているので、骨折の痛みは感覚的にわかる。


吐き気がおさまるのを待って、整形外科に行くことにした。
すでに指がパンパンに腫れて靴が履けない。
仕方なくサンダルをつっかける。
ところがたかが小指一本なのに、全く力が入らず一歩も歩けない。

これでは50メートル先に借りている駐車場までも行かれない。
とうしよう・・・。

そうだ!
自転車がある。

自転車を片足こぎしてなんとか駐車場まで辿り着いた。

いやはや、痛いだけでなく、ぶざまな自分が情けなくて涙が出る。

右足をペダルに乗せたとき、オートマチック車で本当に良かったと思いながら病院に向かった。


結果はやはり骨折。
全治2ヶ月と言われる。

小さな添え木をしてもらった。
なんとか歩けそうだ。

そしてこんな思いをしたにもかかわらず、網戸にはしっかり穴が開き、
仮住まいを退去する時にはしっかり請求された。

疲れる・・・・。

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2009.01.28

「犬バカと呼んで」イヌたちのいたずら(#055)


犬を飼っているといろいろ被害をこうむる。
数え上げたらきりがない。
そしてその度に一度は「キーッ!」となるが、
最後は「仕方ないわねぇ」と許してしまうのが『犬バカ』飼い主である。


家をかじられるなんてことは、仔犬の頃から家の中に入れていれば当然有り得ること。
目を離す時間が多いお宅の場合、新築での仔犬飼いはお奨め出来ない。
っが、たいてい家を建てたり、一軒家に引っ越したりすると、
犬が飼いたくなるのだから仕方ない。


我が家の場合は、空き巣に入られてから犬との生活を始めたわけだが、
当然玄関の巾木に歯型が残り、壁紙もビリビリ・・。
サイドボードもハゲハゲになり、ダイニングの椅子の脚はほそ~くなっている。

しかし、なんと言っても一番がっかりしたのが、お気に入りのソファまるごと一台壊されたこと。

これは生後2ヶ月未満の仔犬たちが犯人である。
ソファの下が一番落ち着くのか、気がつくとみんなソファの下や裏側に固まって寝ており、寝ぼけてカミカミしているうちに、糸がほずれ、布が破れ、中から綿がぼろぼろと・・・。

縫っても縫っても糸はほぐされ、気がつくとバラバラになっていた。


それでも我が家は大分被害が少なかったようである。
ワンコによっては、飼い主さんのシルクのスーツを片っ端から破いていた子もいたし、
電源ケーブルが切断されてしまった家もあったが、
不思議とクリスは「おしっこシーツバラバラ事件」後パタッと何もしなくなり、
仔犬たちも兄弟が新しい家族の元に行ってからは大きないたずらはしなくなった。
まぁ、大きくなりすぎてソファの下にはいれなくなったということもあるが。


ただひとつおかしかったのが、ニッキーだけがこっそりテーブルの上や
出窓のような高いところに乗っていたずらをすることである。

もちろん最初はそんなこと気づきもしなかったのだが、
ある日のこと、出かけてすぐ忘れ物を取りに戻った時、
ダイニングテーブルの上に仁王立ちしている彼女を見つけて悪癖が発覚した。


そう言えば、テーブルの上に置いた腕時計やペンシル型の口紅が
床にころがっていたことがあった。
しかも、ペンたてにさしてある口紅を一本だけ器用に取り出してあるのを見た時は、
「誰?」と一瞬人間を疑ったのだった。


そしてある日会社から帰って部屋に入ったとき、ニッキーの姿だけが見えない。
足元をみまわしたが、クリスとハンスしか見当たらない。
ふと目線を上げると出窓に乗せてあるボーダーコリーのぬいぐるみが一個増えている。
ぬいぐるみとほとんど同じ大きさのうえ、彼女はまんじりともせず、
お座りをしている3頭のぬいぐるみの間に座ってこっちを見ている。

私は叱るというより、その様子に思わず笑ってしまった。
テーブルの上など高いところに乗るのはネコくらいだと思っていたが、
骨折の闘病期間中、ネコと二人で留守番していたので、
こんなことも覚えてしまったに違いない。


0901281
写真は会社から帰ったとき出窓におさまって、バツが悪そうにしているニッキー。

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2009.01.25

「犬バカと呼んで」引越しはストレス(#054)

管理人の事情で住み慣れた家を引っ越す日、
3頭の犬たちには幸い季節も良かったので、
全ての荷物の出し入れが終わるまで
車の中で待機してもらった。

途中何度か外に連れ出したりはしたものの、
基本的には車の中。

朝から引越し屋さんが出入りし、落ち着かない一日だったにも関わらず
犬たちは誰一人文句を言うことも無く、本当に健気だった。

そして、引越し先へ移動しても、
荷物が運び終わるまで車から降ろすわけにはいかない。

彼らがやっと外に出られたのはすっかり夜も更けた頃、
しかも家の中は足の踏み場も無いほどダンボールが散らばっていた。


今思えば、どうやってあの晩みんなで寝たのだろうか。
クリスはベッドに乗っていたような気がするが
子供たちは・・・。


数日してようやく荷物の整理がついて一段落したあと、
やっといつもの生活が戻ってきたが、
どこか犬たちの様子がおかしい。

以前のように自転車で散歩に出る。
もちろん、引っ越す前とは違うお散歩コースである。
犬たちも3頭いつもどおり並んで走っているが、
よその犬を見つけるとやたら子供たちが吠えるのである。


通りの向こうだったり、はるかかなただったりしても
見えなくなるまで吠える。

一体どうしたのだろう。

吠えられても気にせずそばに来てくれる人とは
お友達になることができたが、
基本的に、初対面の犬を見つけるとひたすら吠えた。

そして当然のことながら、家に戻ってくると、
家の前を平気で通り過ぎる。
家の場所をなかなか覚えないのである。

結局この行儀の悪い散歩は、引越し後半年ほど続いた。

人間にとっても引越しのストレスはかなりのものだったが、
テリトリーが変ったことによる犬たちのストレスは
管理人の想像をはるかに超えていたようだ。


不思議に、そのときクリスには全く変化はなかったので、
ちょうど生後9ヶ月という子供たちの年齢と関係があったのだろう。
人間で言えば、反抗期や思春期に移る頃。
環境の変化は大きなストレスだったに違いない。


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