思わぬ番狂わせ
若僧Vinと参加を予定していた11月頭のJKC本部訓練競技会が会場冠水のため流れた。
何年か前にも江戸川河川敷が水没して出来なかったことがあったが、今回も同様の結果となってしまった。
VinとはずっとFCIオビディエンス競技を楽しんでいる。
小さいころ(生後4か月くらい)から、ピューっと何十メートルも走って行っては振り返り、呼ぶとビューっと戻ってくる。
そんなことを普通にやってる子だったので、オビディエンスの遠隔作業はきっと彼に合っているに違いないと始めた。
クラスIはすんなり合格、クラスIIはさすがに難度もあがり、落ち着いて作業が出来ず合格まで1年かかったが、ようやく今年からクラスIIIにあがって、更に難しくて四苦八苦している状態。
それでも、少しずつ光が見えたと思い練習を続けていた。
JKCの訓練競技会は以前と比べると開催数も少なく、さらにオビディエンス競技併催となると数は限られてくる。
本部の競技はそんななかで楽しみにしていたこともあり中止は残念だ。
Vinの頭を少し柔らかくしようと、今秋初めてドッグダンスの競技会にチャレンジした。
出来ることは少ないが、オビの競技と違い、次から次へとキューが出されるドッグダンスは今の彼にとってハードルが高い。
だからこそ冷静でないとキューを聞き逃す可能性もある。
オビの練習の合間にドッグダンスという課題を入れながら、彼のキャパを少しずつ広げようと企んだわけだが、両方同時進行は管理人のキャパ的にも難しいと思い、ドッグダンスの競技に2回出たらオビに切り替え、来年のオビシーズンが終わるまでオビモードと考えていた。
ところが2回目のドッグダンス競技が前回の台風で出られなくなってしまったので、急遽別の競技会にエントリー。それが11月半ば。
そこで、ドッグダンス、ドッグダンス、オビ、オビ、オビ・・・の予定が、ドッグダンス、オビ、ドッグダンス、オビ、オビ・・・、という具合に交互に入ってくることになってしまった。
前回のドッグダンス競技はコンペ初チャレンジというだけあって、グダグダなところも沢山あったが、Vinはそれなりに頑張ってくれたのが、頂いた画像を見てわかった。
photo by P-mom
写真は表情がわかるから嬉しい。
このあとずっとオビモードで練習してきたが、来週のオビ競技が流れてしまい、その成果を確認できないまま、再びドッグダンスモードの練習。
果たして若僧がどこまで付いてきてくれるだろうか。
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