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2016.02.27

恐るべし仔犬の策略

我が家に来て一か月ちょっとのVinVin。
トイレトレーニングが速かったので、3日目から夜はフリーで寝ている。
自分でクレートに入って寝て、トイレに行きたくなれば出てきて、また寝る。


数週間経ち、朝枕もとに起こしに来るようになったので、
その時は起きるまでベッドの上に少しだけあげていた。


ところが、一週間ほど前、クレートに入れていた自分のマットをボロボロに破壊してしまったので、マットの無い状態に。(2度目)
それでも、クレートで寝るように言うと、しぶしぶ自分から入って寝ていた。


ところが4日目の朝、気が付いたらヤツはベッドの上にいた。
しかも足元の方で、管理人が気づかない場所。

今まで枕元に来てせがんでいたが、ダメだとわかると、こっそり黙ってベッドに乗るようになっていたのである。


それでも、毎晩寝る時はクレートに行くように言うと、素直に入って寝ていた。

ところが昨日は、何度言っても入らない。
ベッドの横で小さく丸くなって寝ている。
まるで虐待しているようではないか。


クレートにベッドが無くて寒いのだろうと仏心を出して、ニコル専用の大き目のベッドを床においてやった。
すると、自分から中に入って伸び伸び寝始めたので、これで大丈夫かと思ったら、朝またもやベッドの上に乗っている。
ニコルのベッドはどうしたのかと見てみると、中綿を出してボロボロに。

が~ん。


ヤツの策略にまんまと引っかかっているような気がするのは管理人だけだろうか。

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2016.02.15

仔犬の社会化 その2

我が家の仔犬、生後3ヵ月を過ぎたが相変わらずカート散歩。


昨日は天気が好転したので、午後の公園散歩を決行。
カートに乗せていると、「早く下ろせ!」だの「あっちが気になる!」だのとにかくうるさい。

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ようやく犬友たちの集まる場所に到着して、石の上の決まったエリアのみ自走許可。


すると、多少腰は引けているものの、ベンチに座る人々一人ひとりに挨拶に行くので、時折呼び戻しては、また行かせてやる。


犬友の坊ちゃんも来て、撫でくり回され状態。
様子を見ながら呼び戻そうとしたら、まったくに知らない人の膝の上で尻尾をふりふりくつろいでいるじゃないか。
リラックスしすぎ・・。


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適当なところで呼び戻すと、名残惜しそうに戻ってきた。

愛想がいいのはいいけれど、誰がご飯をくれる人か忘れちゃいけない。


なんか、ニコルのようになりそうだなぁ。

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2016.02.12

仔犬の社会化

犬のトレーニング方法や行動修正方法は日々進化していて、その手法は、対象となる犬によっても変わってくる。
かつての「力による強制」訓練方法ではなく、犬の行動を理解したうえでのトレーニング方法が欧米から伝えられ、最近は「陽性強化」(褒めて育てる)が主流となってきている。


しかし、それよりなにより大切なのが、犬の社会化と呼ばれる、いわゆる「犬が人間社会の中で共存していくうえで、日常生活の様々なシチュエーションを想定して、それに馴らしていく」ということである。

どんなにトレーニングを積んでいても、怖くて家から一歩も出られないようでは、あまりにも悲しすぎる。


この社会化レッスンは仔犬であれば生後4週から12週ぐらいの、一番いろいろなものを受け入れやすい時期に行うことが奨められているが、実際にはその時期だけでレッスンが終わるわけではなく、その後もあらゆることを想定しながら、日々社会化は続けて行かなければならない。


管理人のところに先月からやってきたパピーは現在生後12週。二度目のワクチンが済んだところであるが、我が家に来てから「抱っこ散歩」なるもので、外に連れ出し、用事があれば車に乗せて先住犬と一緒に移動し、移動先ではカートに乗せて連れまわしている。
しかし、実際に自力で地面を歩かせたり、人や犬と直接接触させることは獣医師から禁じられている。

なぜなら、地面にある糞尿から感染する可能性は極めて高いし、成犬は発症していなくても罹患している可能性がある。また、人間が媒介する可能性もあるからだ。


まぁ、そんな神経質なことを言っていては、端から社会化は出来ないのだが、とりあえずは場所を選んで社会化を推進している。
実はワクチンを打っていたにもかかわらず、かつて4か月の仔犬を亡くした経緯があるので、「ウチは大丈夫」と言っていられない管理人。
(この時の死亡原因は明確ではなかったが、大学病院ではジステンパーを疑った。)


それでも、マニュアル通りにやろうとすれば、老若男女、被り物など、様々な人間との遭遇が必要となる。


しかし、なんといっても避けられない人間は獣医である。
予防接種や体調不良になれば必ず行かなければいけない場所。


以前にも書いているが、実は先住犬ニコルは、耳の治療以来獣医が苦手になってしまった。
それまでは、大喜びで行って、愛想を振りまき、楽しそうに帰ってきたものを、それ以来待合室に入った瞬間から心拍数があがり、熱も上がりそうな始末。


そんなこともあって、今回の仔犬は獣医好きになってもらおうと、初診察の時におやつを渡してもらうことにした。
一人目の獣医さん、ニコニコしながら仔犬の口におやつを放り込む。
仔犬も嬉しそうに尻尾をパタパタ。
いいぞ~。


ところが、二人目の獣医さん、仔犬を見て「オスワリは?オスワリ!」
「オスワリできないの?」と言っておやつを焦らしてしまった。

が~ん。
「オスワリ」は家では出来ます。でもキューは『sit』だし、初めての場所で初対面の人に言われても出来るわけがない。

仔犬はおやつがなかなかもらえない。

とりあえず獣医さんあきらめておやつを仔犬の口に放りこんだ。

う~ん。

「余計なことを言わずに口に放り込んでください。」と言えなかった管理人が意気地なしであった。

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Vincent 生後90日
初めて安全そうな地面に自分の足で降り立ってみた。
全然物おじしないし・・。


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2016.02.05

仔犬の成長

我が家に仔犬がやってきてそろそろ3週間。
「ギャン吠え大魔王」と名付けるほど、よく吠える(鳴く)。

吠える理由はいろいろだが、吠えるシチュエーションは以下の通り。


1.車に乗せてクレートに入れる。
(人が一緒に乗っていようが、先住犬が傍にいようが、車が走ろうが止まっていようがお構いなし。とにかくあきらめることなくず~っと吠え続ける)

2.家でクレートの扉が閉まる。
(人が部屋にいても、いなくても同じ。吠え始めたら止まらない)

3.同居犬と遊んでいる時。
(同居犬に相手にされなくなると吠える)

4.カートに乗せる(散歩で歩けないので、老犬が使っていたカートを使用)
(外が見えていても、人が傍にいても吠える)


実は我が家の犬たち(現同居犬を含め5頭)で、吠えたり鳴いたりする犬はいなかった。
一頭だけ、スケボーに反応して吠えるヤツはいたが、日常的に吠える子はいなかったので、この子の吠えが出始めた時、早くに対処しなくてはと思った。

ただ、仔犬だけに、要求があれば鳴くのは当たり前。
何しろまだ赤ちゃんなのだから。
そこをどの程度折り合いを付けて行くかが課題。

車の中でクレートに入れるのは、同居犬へのストレス軽減と、車内での悪戯を防ぐため。
そこで、出かけるついでに、駐車場等で車を停めてクレートトレーニングを何度か行った。がすぐ治るわけではない。
いろいろ試しているうちに、クレートの扉を開けておいても、ひとりで入っていることに馴れてきた。
クレートから出ていても、今のところ大きな悪戯は見られないが、今後はどんどん激しくなる可能性があるので、クレートの扉を閉める練習は今後も続ける必要があるだろう。

夜寝る時もクレートを閉める練習を我が家に来て4日続けてみたが、ギャン吠えの治まる兆しは見られなかったので、家人からのクレームが来る前にクレートの扉を開けて寝ることにした。
すると、電気を消してみんながベッドに入ってしまうと、一人でクレートに行って静かに寝るようになった。
夜中にトイレに行きたければ自分で出て行って、またクレートに戻っている。

とりあえず5日目にしてニコルと管理人の安眠は妨げられることはなくなったが、日中お昼寝時間にクレートを閉めるたびに吠えていたのが、ここ数日吠えなくなってきた。
あきらめて寝ることを覚えたのだろう。


しかし、日中クレートが閉まっている状態で管理人が部屋から出ようとしたり、ニコルも連れて外に出ようとすると吠える。それでも、吠えている時間が以前より短くなってきた。
同胎の女の子は、早くに無駄に吠えることの意味のなさを学習したと聞いたが、さすがに男の子の成長はスローなのかも知れない。


ニコルと遊んでいるときの吠えは、エスカレートする前に、「カーム」の声掛けと共に体を押さえて優しく撫でることを繰り返している。でもまだ興奮すれば吠えてしまう。月齢を考えれば無理だが、やらなければ興奮を抑えることは覚えられないだろう。


カートの中でのギャン吠えは3回目のお散歩から無くなった。
周りの様子が気になって吠えている暇がなくなったのだろうが、今後もっと気にいなる物が見つかれば吠える可能性あり。
ガン見して吠える前に、声掛け、アイコンタクト、おやつを繰り返す。


さて、これからはどんなトラブルを引き起こしてくれるのかな。


毎日成長している仔犬ヴィンス。
明日で生後12週。体重も5.4キロと我が家に来てから1キロちょっと増えている。


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