想い

管理人のドッグライフの始まりは今を去ること数十年前。
学生の頃飼っていた犬はいるが、朝5時半に家を出て、帰ってくるのは6時近くと、通学時間にほぼ人生を費やし、自分では管理していなかったのでここは省く。

実際に自分で管理する犬を飼うことになって我が家にやってきたのはハスキー犬。
きっかけは家に空き巣が入ったことだった。
しかも生後７か月ということで、頭はお子ちゃまだったが、体はほぼ成犬並み。
まだ、ハスキーブームが始まるまえだったので、彼と散歩していると、いつも「オオカミですか？」と聞かれた。
そんな彼とはスローな10年を共に過ごた。

スコットの旅立ちと前後して生まれる前から知っていたクリスがやってきて、管理人の生活は一変した。スローではいられなくなったのだ。
っが、彼女のがもたらしたものはとてつもなく大きく、管理人が犬界に入る大きなきっかけを作った犬となった。

そんなクリスとの生活をホームページで語り、ブログで綴った15年。
気が付けばクリスやその子供たちも旅立って、いつの間にかクリスは語れなくなっていた。

「クリスの回顧録」を継いでいるのは４歳半になろうというニコル。
そしてハンちゃんが旅立って9ヵ月近く経つ今、ブログのタイトルを変えようと決めた。
でも、バックナンバーを辿れば、クリスが我が家にやってきたことから、出産、子育て、み～んな詰まっているから、クリスの名前は削れない。
結局「クリ家の犬たち」におさまった。

そう。クリちゃん、やっぱりあなたの存在はとてつもなく大きいのだ。

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