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2014.03.29

ハンスの介護必需品

今日は老犬介護のお話。

我が家の初代犬のハスキーは10歳ぐらいから椎間板ヘルニアを発症し、晩年の一年は足を引きずりながらお散歩していたので、裸足で散歩に出ると、必ず血まみれになって帰ってくるはめに。

その後クリスが我が家にやってきて、2年前15歳で旅立つ前の一年間はやはり介護の日々だった。
11歳を過ぎて心臓の弁の異常が発覚してからは、いつかは・・と思っていたところ、案の定散歩中心臓発作で倒れたので、その後日々の心拍数が気になり始めた。

というわけで、老犬になった時、我が家で、あると便利な物をあげてみる。



★まずは体温計

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平熱がわかっていると、ちょっと熱いなと感じた時、素早く検温できるので必需品。

犬の検温は直腸で行うため、当然お尻の穴に差しこむわけだが、今までは家に2本あった人間用の物を1本犬用として使っていた。

しかし先日ハンスの体温を測ろうとしたら、時間のかかる水銀タイプなので、途中でお尻がムズムズしてしまったらしく、管理人の手は大惨事に・・・。
しかも、あわてて処理している間に、手が滑って体温計を割ってしまった。

そこで、ネットで探したところ動物用(犬・猫等)の物があって、しかも計測時間が速いという。
これは試してみる価値あり。
すかさずポチッ!


っで、早速検温すると、ハンスが「何するの?えっ?やめて!」と言うか言わないかのうちにピピピ・・・。
38度4分。
セーフ!!




★つぎに聴診器

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クリスの心臓の弁に異常があるとわかったのは11歳の時。
たまたま尻尾の付け根にできた腫瘍を切ることになり、とりあえず手術前検査を行ったところ、心臓が・・という話になってしまったのである。

(それもあって麻酔薬ではなく、麻薬を使って手術が行われたという経緯もあり、ニキーの腫瘍摘出手術のような失敗は繰り返されずに済んだ。)

それから2年経って、散歩中に心臓発作を起こすまでは管理人もあまり気にはしていなかったのだが、心臓発作以来、彼女の心拍数をチェックするためにネットで買ったのが始まり。

呼吸数が荒かったり、調子が悪そうなときは確認するようにしている。





★つぎはテーピング用のテープ

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冒頭、先住犬のハスキーが足を引きずっていたとき、いろいろ試した末に始めたのがテーピング。
散歩の度に付け替えなくてはいけないので、はっきり言って消耗品だが、靴は歩きにくそうだったので、最期までテープでしのいだ。

ハンスはまだそれほど引きずってはいないが、体調が悪いときは、足の甲をアスファルトで真っ黒にして帰ってくる。
すりむけるようになってしまうと、テープの出番がくるのだろう。
使わないにこしたことはないのだが・・・。




★最後はこれ

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まだまだ自分の足で歩けると思っていても、お散歩の途中で力尽きてしまうとあとが大変。

クリスも公園散歩は大好きなので、行きは元気よく歩いていたが、「さぁ、帰ろう」とうなると止まって動かない。
初めのころは、途中まで抱いて歩き、また途中で歩かせたりと、いろいろやったが、無理をさせてもいけないと、ネットでいろいろ探して購入。
バギーを車に乗せて散歩に行くようになり、帰りは乗ってもらうことにした。


ハンスも先週から、帰り道がきつそうになってきたのでバギー登場。
車が物置と化している(涙)。


そうそう、老犬介護用マットレスやマットレスに敷く大判トイレシーツも必需品。


最近ハンスのおねしょの確率がまた減ってきた。
その代り、夜中におもむろに立ち上がって水飲み場まで行き、ベッドに戻る前にその場でトイレを済ますと決めたらしい。


夜中足音が聞こえたら飛び起きて、水飲み場の横でトイレシーツからはみ出ないように介助している管理人はまた寝不足になってきた(笑)。


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2014.03.25

最近のハンス


5月15歳になろうというハンス。
2週間ほど前から急に多飲多尿になり、
おもらしや頻尿というレベルでなく、
ところかまわず、突然に・・ということが頻繁に起きたため
獣医で検査をしてもらった。

結果は39度以上の熱と、白血球数の増加等から『感染症』ではないかというので、抗生剤をもらって帰ってきた。脱水症状と腎臓への負担も若干みられた。


待合室で待っているときも、立っているのが辛そうだったので、膝の上で抱いていると、いつの間にか舟をこぎ始め、頭を支える腕が重~く感じられた。


帰り道、横断歩道を渡り始めたときは、勢いよく付いてきていたのに、交差点の真ん中でコテン。
前に転んだわけではなく、真横に倒れたので、立ち上がるのは時間がかかる。
右折車両が管理人たちの移動を待っているので、横倒しのハンスを抱き上げて、車の運転手さんに会釈して歩道を渡り切った。

大分ダイエットしたとは言え、15キロを超えていると重い。

しばらくしてそっと地面に下すと、何事もなかったかのようにまた歩き始めた。


その後、薬のせいで、熱も下がり、状態もよかったのだが、いまひとつお腹が若干緩め。

5日後再検査に行くと、今度は肝臓の数値が上がっていると言う。
ということで、再び抗生剤が投与された。
っが、本犬の様子はいつも通りになって、公園に行けば、人が来るたびにそばに寄って行って、
「ねぇ、おやつ持ってる?」

キックスケーターの小学生を見つけては、トットコ追いかけていく。
ちょ・・ちょっと待って!

いつもはリードを掴んでいなくても、管理人の傍から離れないのに、その日はあっちこっちが気になって、最後はハトめがけて走り出す始末。

あとでガクンと落ち込まなければいいがと管理人はひどく心配したのだが、ボケているように見えても、意外と日々の暮らしのルーティンはしっかり覚えているハンス。

二日前からクリス母さんの使っていたバギーを持って行くことにしたので、帰り道はバギーに乗って帰れることを学習したのだろうか。


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お腹早く治るといいね。


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2014.03.18

もんもん・・・。

本当は朝から晩まで一緒にいて看ていてやれたらどんなにいいだろう。
でも今は、彼らを養っていくために仕事に行かなくてはいけない。

出先からこっそり様子をカメラで確認し、
「水が飲みたいらしい。」と家人に電話する。
あ~ぁ、なんちゅう飼い主だ。

この子たちと暮らし始めたときは、まさか外で働くなんて思ってもみなかった。
当時は家で仕事が出来たから。

その後時代は変わり、不況の波をくらって自宅仕事がなくなったことから
外仕事に移行。

日々仕事の合間に犬たちに癒されていたあの日が懐かしいい。

もうひとりの家人はそんな管理人の姿を見て、
「よく犬なんか飼えるわよね。いつ仕事がなくなるかわからないし、
明日死ぬかもしれないじゃないの。」

ごもっとも。

でも、そんな風に考えていたら、犬どころじゃなくて、子供だって生めやしないでしょうが。
旦那さんがいつリストラされるか、今の世の中本当にわからないんだから。

それでも管理人は彼らがいてくれたから、逆に今まで頑張れたと思っている。
一人だったら、思い残すものはないのだから、もっと自虐的になっていたかもしれない。

この子たちのために頑張るぞ!
そんな思いで日々暮らしている。

彼らからもらうものはあまりに多くて、本当はもっといろいろしてやりたいのに・・。

ごめんね。
不甲斐ない飼い主で。

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「お~い、水!」


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2014.03.17

昨日は・・。

3月16日は4年前、がんの再発で逝ってしまったニキーの命日だった。
もう4年も経ってしまったのか・・・。


そして26日はクリさんの旅立った日。

あれから2年。


遡れば17年前の3月2日は初代犬スコットとの別れ。


3月はやっぱり悲しい。

公園に行く前に納骨堂によってお参り。
わざわざ近くに納めたのに、あんまり行かずにごめんね。

でも、ママはあなたたちがいつもそばにいると思ってるからね。

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2014.03.16

ビデオ撮り

先週フリースタイルのお友達に声をかけていただき、
ルーティンのビデオ撮りに初チャレンジした。
ビデオコンペなるものに参加するためである。

今まではライブの競技会にしか参加したことがなかったのだが、
ハンスも高齢になり、長距離移動が厳しくなったので
すっかり競技会から遠のいていた。


大会から遠のくと、他のフリースタイラーの演技もなかなか見られないし、
自分で作ったルーティンもできれば形にして残しておきたいと思った。

ということで、ビデオコンペに参加することにしたのである。

ビデオコンペは当然自分のペースで撮るわけだから、
満足いくまで取り直せばいい。

ライブはその場限りの一本勝負でやり直しは出来ない。

そう言うと、ビデオの方がいいと思うかも知れないが、
実はこれが結構やっかいである。
なぜならビデオは何回も見直しが出来るわけで、
あらも見えるのである。

『完璧』と思えるようになるまで一体何回撮り直せばいいのか。

初チャレンジの管理人は、結局6~7回撮り直し、
最後まで踊りきれたのは4回程度。
あとは途中でストップせざるを得なかった。
しかも、その中で一番まともだったのが一番最初の演技。

あとの6回は一体なんなんだ~。


そして最後は人も犬も疲れ果てた。

いやぁ、ビデオ撮りは難しい。

管理人のわがままにまた犬をつきあわせてしまった。


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2014.03.08

馬のはなし その2


確か書いたと思って検索してみたらやっぱりあった。
「馬のはなし」
2005年5月のことである。

今は2014年だから、あれから9年近く。

あの時、書いていた「いつか」が今日やってきた。


実は一か月ほど前に行く予定にしていたが
大雪のため、馬場不良であえなくキャンセルとなったのである。


きちんと習っていたのがかれこれ30年以上前の話だから
当然道具は残ってはいない。

まぁ、引っ越しが無ければあったかも知れないが、
4回も引っ越しをすれば、いろいろな物が整理されてしまう。

まさかまた馬に乗るとは思わなかったのだろう。


ということで、今回久しぶりに乗馬用品店を覗いたり、
昔はなかったネットショップなどをはしごしていて、
とうとう買ってしまった。ブーツとジョッパーズ。

昔のジョッパーズは何しろきつくて、脱ぎ着が大変だったし、
さほど種類も多くなく、素材もあまり良くなかった。
しかし、今のジョッパーズはすごい。
日常的に履きたくなるような伸縮性。

ブーツはこれまた、ネットで買ったとは思えないほどぴったり。
いろいろはしごしながら口コミを読んだ成果有。
それでも、仕事に行くとき履いたりして足になじませた。


そして今日。
懸念していたヘルニアが悪化する気配もなく、
お尻が痛くなることもなく、
多少股関節が酷使された嫌いはあるが、
時間があれば、また乗りに行きたいと思う時間を過ごすことが出来た。


ず~っと思っていればいつか実現できるものと改めて感じた日だった。

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2014.03.03

ひな祭り

女の子のお祭り。

もう女のではないので、さほど執着はしていなかった。
娘がいるわけでもないし・・・。

っが、今年は気づいたので、とりあえず早めに飾ってみた。

ひさしぶりのごたいめ~ん。

お内裏様とお雛様だけのひじょ~にシンプルな雛人形である。


実は我が家にも7段飾りぐらいのものがあったはずだ。
転勤が多かった父のせいで、社宅暮らしが長かったため、
大きな雛人形は買ってもらえなかったが
コンパクトながらも、昔風の雛壇が・・。

あっ、そうだ、姉に取られたんだ。


そうそう、娘が二人いると、歳の離れた上の方が
大体大きいものを持っていくのだ。
管理人の手元に残ったのは、お内裏様とお雛様ヴァージョン。

よくよく見るとちょっと寂しい。

ということで、先日たまたまネットで見つけたぼんぼりや桜橘を購入してみた。


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ちょっとは形になったかな・・・。


あとは早めにしまうだけ。


えっ?まだ嫁に行く気かって?

あはははは・・・・。


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2014.03.01

トイレトレーニング

我が家の犬たちは、コマンドでトイレが出来るようにトレーニングした。

犬連れで出かけることが多かったので、多頭飼いということもあり、
トイレをあちこちでされては困るという人間の勝手な言い分から
やってほしいところでコマンドをかけてトイレを済ませてもらおうと考えたのである。

幸いクリスや子供たちが幼少期を過ごした家には庭があり、
朝夕のトイレは庭に出してコマンドをかけるだけで十分だった。


ところが、訳あって半年ほど庭の無いテラスハウスに住むことになってしまった。

仮住まいの近所に公園は無く、トイレ出しはかなり厳しい。
朝夕の散歩前にトイレを済ませるにはどうしたものかと考えた末、
犬たちのトイレはバスルームで済ませることに決めた。
クリスはバスルームに敷かれたトイレシーツを確認してサッサと済ませた。

次にニキー、そして最後はハンス。

3頭無事にトイレ完了。


トイレコマンドがわかっていて本当に助かったものである。

ところが、耳が遠くなってコマンドが聞こえないハンスに
トイレコマンドは無いのも同じ。


いつもの場所に行けば必ずするし、
ニコルのトイレのにおいでももよおしてくれるので、
とりあえずオシッコは大丈夫。


っが、問題はおっきいほうである。
調子が良ければ小のあと、数十歩歩いてしゃがんでくれる。
なかなか気配が無い時は、ひたすら歩いて
多少なりとも運動して出るのを待つ。

もう少し若かった頃は、雨の日にバスルームにシーツを敷けば、
自分の番の時に確実に大小済ませたのに、
ここ半年はバスルームでは、全くおっきいほうをしなくなったのである。

コマンドをかけてもどこ吹く風。

おかげで、雨の日に外に出せなくなると、
詰まってしまうわけで、
先日もまるまる一日無し。

仕事に遅れそうになりながらも、しばらく待ったがダメだった。

結局そのまま出かけ、出先でちょこちょこカメラチェックをしていたら
やっぱり・・・・。

急いで家人に電話をして、片づけてもらうことに。

すっきりしたところで、ハンスもやっと・・。


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声符だけでは歳を取ると難しい。

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