三つ子の魂・・・・？

以前どこかでハンスのことを書いたと思うが、まだ一歳になるかならないかの頃、たまたまスケボーをゲットしたという衝撃的な瞬間をハンスは13年経った今も忘れておらず、スケボーを見つけると、老いたことは忘れて走り出す。
彼にとっては、最高にアドレナリンが出ていた瞬間だったのだろう。

しかし、そんな衝撃的でもないのに、ニコル嬢ちゃんにも忘れられないことがいくつかある。

ニコルにとっては、我が家に来た時から留守番は日常生活の一部であったため、限られたスペースの中でいろいろ楽しいことを編み出してくれたのだが、大人になった今でも忘れられないらしい。

いいことならいいのだが、そういうことは大体悪戯に決まっているわけで、昨日も帰宅後、床に落ちていたたったひとつの小さい白いゴミの理由が今朝になって発覚した。
それはハンスのベッドマットに下に敷いていた特大トイレシーツだった。

今朝、掃除の際、ひとつずつ片づけていったら、最後に出てきたトイレシーツが8分の１ほど欠けていた。

一体どうやって・・。

なぜなら、通常はハンスが寝ている場所だし、一番上に一枚特大シートを敷いて、その下にベッドマット、そしてその下に前回買ったベッドを汚さないようにともう一枚敷いていたシートである。
しかも、管理人が昨日帰宅したとき、破られていたシートは、ベッドマットに完全に隠れていて、破壊された片鱗もなかったのだ。
あったのは床に落ちていたひとかけらの白いゴミ。

あ～ぁ。

こっそり悪戯をしているのは明らかである。
その証拠に管理人がシートの片づけを始めると、さっさと犬舎に飛び込んだ。

一生治らないのかなぁ・・・・。

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