誰が言ったか「爆弾低気圧」の翌日は一面の銀世界。
本来ならば、「い~ぬはよろこび・・・。」と、楽しい朝の散歩が、
すでにカチカチに固まった雪の上は歩きづらいとのたまう老犬のせいで、
ほぼトイレ散歩だけで終わってしまった。
そして帰ってくれば当然のことながら、玄関と家の前の通りの雪かき。
「腰が・・・。」と言いながら、せっせと雪をどかし、
ちょっと出っ張りすぎて止めてしまったが故に、雪まみれになった車の雪も落とす。
気が付けば時間が・・・。
あわてて掃除と朝食、お弁当作りを済ませて家を出た。
「滑るまい。滑るまい。」と念仏のように唱えてバス停に着くと、
すでに長蛇の列。
バスはどうした?
そして待てど暮らせどバスは来ない。
仕方ないので、同僚に遅れる旨のメッセージを送る。
冷蔵庫のような中30分立っていると、やっとバスが来た。
しかし、当然のことながら満員。
それでもみんなぎゅうぎゅうになりながら乗っていく。
2~3台やり過ごしたら、ちょっと空いたバスがやってきた。
乗り口は混んでいたので、ICカードだけかざして、降車口から乗せてもらう。
おっ、この混雑の中席が一個空いているではないか。
っが、喜んでばかりはいられない。
先日は、壊れていて誰も座っていない椅子があったのだ。
そうっと座ってみると、大丈夫。壊れてないぞ。
ラッキー。
っが、バスが走り出すと、ガリガリと腰に振動が。
そうか。チェーン巻いてたんだ・・・。
なんとか渋谷まで辿り着くが、なぜかロータリーに入らない。
いやっ!入れないのだ。
246から曲がったところで乗客は降ろされた。
ローターリーがバスであふれて動きが取れない。
「滑るまい。滑るまい。」と念じつつ、駅を渡って次のバス停へ。
すると、今度はKEIOバスが長蛇の列。
つまり、渋谷駅が満杯で、KEIOバスもロータリーに入れないのだ。
しかも、最後尾のバスが管理人が乗る都バスのレーンを塞いでいるので
都バスがバス停まで来られない。
渋谷のロータリーは相変わらず満杯で、
KEIOバスはスクランブル交差点が何度青になろうが一向に動く気配なし。
これでは、仕事場にたどり着けない。
そこで、たまたま状況説明に走っていたKEIOバスの職員さんをつかまえて、
都バスが入れるように、すこしKEIOバスを詰めてもらえないかと頼むと、
快く各運転手に伝えて回ってくれた。
すると、KEIOバスが少しずつ車間を詰め始め、都バスのレーンをふさいでいたバスも移動してくれた。
しかし、あと50センチ程度のスペースが足りず、都バスがまだ抜けられないでいる。
路肩には雪が積もっているので、それも障害になっている。
よく見ると、KEIOバスの間に一台ハチ公バスがいて、
車間を1メートル以上開けて止まっている。
さっきKEIOバスの人が丁寧に伝えて回った時も、ちょっとしか動かしてくれなかった。
管理人はバス停から車道に出て、ハチ公バスの運転手に頼んだが、
まったく聞いてくれようとしない。
サイドミラーで見れば、都バスが出られないのが見えているはずだ。
もう一度頼んだが無視された。
それを見ていたKEIOバスの運転手さん、すでにハチ公バスにかなり詰めているのに、
更にぎりぎりまで詰めてくれた。
おかげで、都バスは無事抜けることが出来た。
見ると、1時間に4本くらいしかないバスなのに、2台続けてきていたから、
よほど待たされていたに違いない。
こんな時なんだから、お互い譲り合わなきゃねぇ。
まぁ、いずれにしても、片道45分のところ、2時間近くかかり、
帰りも246の渋滞で1時間半近くかかってしまった。
老体にはきつい一日だった。
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