今朝仕事で首都高の追い越し車線を走行中、
霞ヶ関を越えたトンネル内で何やら異音が・・。
っが、すぐに音は止んで、特になんの変化も無い。
しかし何かが変だ。
しばらく走り続けながら、そぉっとハンドルを持つ手を緩めると
心なしか左にハンドルが取られるようだ。
やはりおかしいと思って、CDを止めて、窓を全開にしてみたら
左の後ろの方から小さい規則正しい音が聞こえてきた。
???
そのうちその音はかなり大きくなってきた。
まさかっ!
ここは高速ですよ・・・。
三宅坂JCTを過ぎる頃にはまともに走行できない状態。
とりあえずハザードを出して後続車両に異変を伝えてから、
走行車線の隙間をねらって左のウィンカーに切り替えて車線変更。
その後はハザードをつけたまま40キロ程度まで速度を落として
次の出口までノロノロ走行と相成った。
何しろトンネルの中なので路側帯もなく、
ひたすら出口を探して走るのみ。
そこでやっと出てきた代官町の出口サイン。
なんとか無事に高速から抜け出すことが出来たが、
次はどこかに止めてJAFを呼ばなければならない。
仕事の約束の時間には大幅に遅れそうだ。
「ここはどこ?」状態でハザードを付けたまま車をノロノロ走らせていると
左折の道に自動車整備の車と整備士らしき3人の男性を発見。
遠目にJAFでないことはわかったが、
とりあえず車のエキスパートであることは間違いない。
よっこらしょとハンドルを切って、レッカー車らしき車の後ろの乗用車の後ろに止めて
車から降りて声をかけた。
「すみません。今高速を走っていたら、パンクしてしまったようで、
とりあえず高速を降りたところなのですが・・。」
すると、
『あ~、パンクしてますね。スペアタイヤ持ってますか?。』
「多分乗ってます。」とリアカーゴを開けてから、
乗っていた荷物を全部降ろして底板を開けてみると、
そこにはちっちゃいスペアタイヤがちゃんと入っていた。
よかった・・・。
『じゃぁ、取り替えましょう。』
「えっ?いいんですか?」
『いいですよ。』
そしてその3人の方は素早くタイヤを取り替えて、
ダメになったタイヤをビニール袋にまでいれてくれたのである。
<裂け目が入ったタイヤ>
「あのぅ、費用はどれくらいでしょうか。」
『いいですよ。気をつけて行って下さいね。』
おおぉっ!!なんと親切な人たちなのだろう。
地獄で仏、いやっ、神様のような、
本当に感謝!感謝!である。
管理人が取り替えていたら、優に一時間はかかっただろう。
その後、速度に気をつけながら千葉まで走り、
仕事が終わって再び高速で戻ってきた後、
行きつけのタイヤ館まで行き、アドバイスをもらうことに。
経年劣化。
23,000キロ程度しかのっていないので、溝はまだ残っているが、
タイヤ本体が硬くなって、ひびが入り始めているので
交換どきでしょうと言われてしまった。
そして待つこと40分。
かくして、5年近く履いたタイヤは新品に交換されたのである。
ううっ、財布が痛い。
っが、命には代えられないので致し方ない。
<新しくなったタイヤ>
二週間前にディーラーに行ったときは、秋の車検で取り替えますか?という
アドバイスだったのだが、3ヶ月早まってしまった。
いずれにしても、管理人も犬たちも何事もなくラッキーだった。
それにしても何を踏んだんだろう・・・・。
そして心優しき三銃士。
本当にありがとうございました。
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