保険の落とし穴？

先月ハンスが手術を受けた。
下顎の前歯がだいぶ痛んでぐらぐらしてきていたからである。

しかもぐらぐらだけではなく、かなり痛いらしく、
管理人の手が口に当たっただけでも
ヒャンと吠えて泣きそうな顔をするほどである。
お口の匂いも気になる。

かなりぐらついているので、引っ張れば抜けそうかとも思われたが
獣医師に診て貰ったところ、やはり全身麻酔でないと難しいと言われた。

そこで、12歳という高齢ではあるが、手術に踏み切ったのだ。

ハンスの姉にキーは、乳腺ガンの手術の時、
麻酔がかからず帰されたことがある。
ハンスの母クリスは心臓に問題があるので
尻尾の切開手術のとき、麻酔ではなく、モルヒネを使った。

というわけで、管理人としてはやっぱり心配なわけだったが、
食べるという生きるための基本行動が出来なくなってはもともこもない。

そして、「歯周病」と診断されたハンスは5本の抜歯と
腫れが見られる周囲の歯石を除去した。

っで、前置きが長くなったが、ハンスは我が家で唯一ペット保険に入っている。
「歯周病」は病気なので当然保険の対象となるはずだったが、
なんと、治療の一環として行われた歯石除去が
保険の対象ではないと言われたのである。

しかも、保険請求時に病院から示された治療内容の書類に
歯石除去の項目が書かれていなかったにも関わらず、
保険の担当者が直接病院に電話をかけて、
「歯石除去の価格はいくらですか？」と聞いたのだそうだ。

当然病院の受付嬢はカルテを見て、更に詳細の金額を伝えたわけだが、
ハンスにとって歯石除去は歯周病の手術の一部であり、
他の手術のついでに、麻酔が効いているからと
歯石を取るのとはわけが違う。と管理人は思っている。

しかも「ひっかけ」のような質問をするなんて
人としてどうなの？って思うのは管理人だけだろうか。

なんか腑に落ちない管理人である。

若い頃は綺麗だったのに、気がつくと乱食い歯状態。
しかもかなり腫れていた。
母も姉も特に問題なかったのだが。

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