危機一髪。

いつもの通り、犬たちと公園からの帰り道、
我が家を目前に車を走らせていると、
目の前に子供が飛び出してきた。

うそでしょ～！！！

車は止まった。
犬が座席から落ちることもなかった。

子供の後ろから走り出てきた親らしき男性は
管理人に詫びた。

管理人は会釈して通り過ぎた。

おそらく普通の道だったら、今こうしてブログなど書いていられなかっただろう。
子供が飛び出してくることなど想像だにしていないし、
周りはすでに暗くなりかけていた。

っが、家を目前にしていたこともあり、
住宅街の細い一方通行でもあってかなり徐行していた。
ヘッドライトも点けていた。
CDのスイッチも切っていたし、窓も開けていた。

男性は管理人のヘッドライトを見て、
車が近づいていることを知り、
子供に止まるように叫んでいたが、子供は止まらなかった。

管理人は子供が飛び出してくる直前に、
開けた窓から男性の叫び声を聞いたのである。

おかげで管理人は殺人犯にならずに済んだ。

何が身を助けるかわからないものである。

いつも怖い顔のクリさん、
今日は久々のいいお顔でした。

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