副作用?
公園仲間でもあり、ブログも覗かせて頂いている
境界の人のブログに、
大ちゃんが小さい頃、境界の人がドッグランで隠れて、
不安そうにする大ちゃんを見ているのがちょっと楽しかったと書かれていた。
っで、そのせいか、大ちゃん、リードが外れていると
絶対境界の人の傍を離れないとか・・。
実はクリさん、小さい頃、ワン友のお父さんが投げるボールを追いかけるのが大好きで・・。
もちろん普段から私もクリさんとボールを使って遊んでいたが、
ワンたちが集まるその場所に行くと、
お父さんの投げるボールを追いかける犬たちを追いかけていってしまい、
帰る時間になって、いくら呼んでも戻って来ない。
最初は、管理人がリードを付けにいっていた。
もちろん彼女は逃げるわけではないが、
なぜか釈然としない。
呼んだらすぐ来るのが飼い犬ってもんでしょうが。
というわけで、ある日管理人もそっと茂みに隠れてみた。
クリさん、しばらくはワン友たちと走っており、
ワン友がお父さんの元にボールを届けに戻る時も一緒に戻ってくるが、
管理人がいないことなど気付きもしない。
そのうち、休憩が入ったりして、犬たちの動きが止まった時、
クリさんやっと管理人がいないことに気付いた。
周りをウロウロするが、当然みつからない。
だんだんと不安が増してキョロキョロと挙動不信に。
っとそこで、
「クリ~!帰るわよ~!」
と茂みから出て声をかけると、
クリさん一目散に戻ってきた。
管理人、何事もなかったかのようにリードを付けて歩きだす。
確かに、それ以後彼女は管理人を常に気遣うようにはなった。
かなりの進歩である。
ところが、それから数ヶ月のちのこと、
別のワン友と、ボールを使ってトレーニングしたり遊んだりしていた時だった。
ボールがコロコロと茂みに転がってしまったので、
管理人がかがんで取りに行って戻ろうとすると、
ワン友の飼い主さんが、
「クリちゃんが、急にあっちに走り出して・・。」と教えてくれた。
見ると、クリさん、一人で公園の出口に向かって突っ走っている。
え~っ?
一体どうしたの!?
そこで
「クリ~!クリクリクリ~!こっちだってば!」と力の限りに叫んで追いかけた。
すぐには気付かず走り続けていたが、
しばらくすると、ようやく管理人の声が耳に届き、
Uターンして戻ってきた。
最初茂みに隠れた時は、パニックを起こす前だったが、
二度目の時は、完全にパニックになって、
管理人の声すら聞こえない状態になっていた。
以後、フリーの時は、彼女から見えない所には
決して行かないように気をつけている。
ちょっと薬が効きすぎたのかもしれない。
と言っても、もう12年も昔のことだが。
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