ここのところ、すっかり遠出をしていない我が家だが、
今日は久々に埼玉県までお出かけした。
もちろん頼みの綱はナビねえさん。
最近我が家の近所に新しいジャンクションが出来たが、
何しろカーブがきついとかで、事故が多発している。
そこで、今までどおり、ジャンクションの先から高速に乗ることにした。
向かう先は「中野長者橋」。
山の手通りを渋滞もなく走っていたら、
センターライン上に、急に首都高速の入り口が目に飛び込んできた。
中野長者橋じゃない!
「えっ?なに?」
とりあえず吸い込まれてみたら、「富ヶ谷」と書いてあった。
なんだ、こんなところにも、新しいインターが出来たんだ。
っが、ナビねえさん、そんなこととは露知らず、
「左だ、右だ」と下道の案内をしてくれる。
違うってば!
もう高速走ってるんだってば。
そうこうしているうちに、「関越」だ「常磐」だと
いろんなサインボードが出てきて、わけがわからない。
「ここはどこ?」状態である。
しかも、走っているうちに、二度も荒川を渡ったり、
何度も「東京です。」「埼玉県です。」と出たり入ったり。
何がなんだか分からず1時間ほど走ったところで、
目的地近くの「圏央道」のサインボードが。
もう少しだ!
と思ったときだった。
前方に二つの分かれ道が。
「どっち?どっちに行くのよ!」
・・・・・・。
「ナビねえさん!」
中央分離帯激突直前に、右にきってしまった。
あ~ぁ。
音声案内だけじゃなくて、画面も見ていれば良かった。
結局反対方向に走ること4キロ。
やっと出口を見つけて下りようとしたら、
「ここからUターンして高速に入らないこと。」と看板が。
ということは、Uターンすれば、もと来た道に戻れるということだな。
っが、さすがに看板を無視するのは忍びない。
出口を通り越してから、高速道路の管理事務所のような建物の
駐車場に車を入れ、建物に入ってみる。
中には数人のおじさまが。
「すみません。道を間違えたようで・・・。かくかくしかじか・・。」
おじさま曰く、
「いいですか。この道は出来たばかりです。
ここからはナビの言うことは聞かず、
私の言うことを聞いて下さいね。」
「はい・・。」
と言うわけで、おじ様は、Uターンしてはいけないところで
Uターンすることを許してくれたので、
無事目的地には到着できた。
ナビ姉さん、これからはどこまで信じていいの?
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