遭遇したくないモノ。
遭遇したくないモノは数あれど、今朝はその最たるものと遭遇してしまった。
背中が黒光りしているアレである。
今日はゴミの収集日。
朝犬たちのトイレをバスルームでさせる前に、
洗面所のゴミ箱を掃除しようと持ち上げた瞬間だった。
視界の左側を黒い物が移動していく。
振り返って息をのむ。
まずい・・・。
最近犬の散歩でも、道端を走るアレをよく見かけるが、
まさか家の中で遭遇してしまうとは・・・。
とにかくアレが大の苦手の管理人。
かといってそのままにしておくわけにはいかない。
玄関においてあった殺虫剤をつかんでアレに忍び寄る。
この前テレビで、アレの後ろには気配を感じる何かがあるので、
前から行かないと逃げられると言っていた。
どっちが前だ?
あ~、そんなこと言っていられない!
えいっ!と噴射。
不意をつかれたアレは洗面所の壁に沿って一路バスルームへ。
よかった!
振り向いて向かってきたらどうしようかとびびっていたのだ。
そして一心に逃げる後姿めがけてとどめの噴射。
アレはバスルームの溝で倒れた。
痙攣している。
ここまできて、管理人はふと気づいた。
誰がアレを始末するんだろう。
そうだ!母に頼もう!
(一体いくつになったんだろう@管理人)
二階に駆け上がり、母の部屋を開けようとしたらカギがかかっている。
えっ?うそっ!
居間のカレンダーを見ると、
「7/6 ○○病院」
留守だ・・・・。
バスルームを使わないならそのまま放置という手もあったが、
犬たちがトイレに降りてくるのでそのままにはしておけない。
戻って見ると、アレはまだ生きていた。
まず犬たちのウンチ袋に手をいれて裏返し、
トイレットペーパーを多めにつかみ、アレを掴んだ。
やだっ、大きすぎて羽がはみ出てる・・・。
その後、アレの通り道をキレイに消毒し、
殺害現場もきれいに洗い流して犬たちを呼んだ。
三階の階段の上で、管理人が呼ぶまで我慢していた犬たちのおかげで、
大惨事だけはまぬがれたようである。
ホッ・・・。
あ~ぁ、朝から疲れた。
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