「犬バカと呼んで」犬バカマックス状態(#058)
かわいい愛犬をモデルにしたいと思ったことはないだろうか。
愛犬にのめりこめばこむほど、そのかわいさを自慢したくなるのは「犬バカ」の最たるものであろう。
子供たちがまだ小さかった頃、管理人はひょんなことから『ペットモデル』のことを知った。
素人のペットをモデルとして登録すると、お仕事が頂けるのだそうだ。
前にも書いたが、クリスには暇にまかせてなんでも教えたので、ちょっとした小技のデパート状態。
これなら絶対お仕事が来るに違いないと早速登録してみる。
こんなに『可愛い』クリスだから、絶対ひっぱりだこに違いない。
まさしく『犬バカ』ならぬ、『ステージママ』気取り。
ところが世の中そう上手くいくとは限らない。
みんなおんなじことを考えているから当然競争率は高い。
それでも何度かお話を頂いてお仕事をさせてもらった。
キレイなモデルさんと一緒に公園で写真を撮ったり、
俳優さんと競演してちょっと演技をしたり。
ところが、監督さんが納得する演技を見せるためには結構苦労するのだ。
動いている台の上にすわって吠えさせるとか、
途中まで走っていって決まった場所で振り返って吠えるとか。
止まっている車に走ってきて飛び乗るとか。
しかも音が入ってはいけないので、声によるコマンドは使えない。
もちろん管理人が映ったらNGなので、
見えないところでコマンドをかなければいけない。
管理人は半分隠れて大げさな手振り身振りで犬たちにコマンドを送る。
もう汗だく。
あるときは、車の助手席の足元に小さくなって
後ろ向きで犬にコマンドをかけたり、
荷台に隠れてコマンドをかけたりと、まさしく黒子。
全てはかわいいわが子、じゃなくてワンコのため。
やりながら「ここまでするか~?」と思わず自分でふいてしまうほど。
そしてそれだけ頑張ってもそのシーンがカットされていることもしばしば。
ここまでくると、やっぱり病気かな?
ちなみにワンコたちの昔のお仕事の一部はこちら。
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