「犬バカと呼んで」自転車散歩(#050)
子供たちが6ヶ月を過ぎた頃から、自転車引きでの散歩を始めた。
自転車走行の練習も、初めて子供たちを外に連れ出した時と同じように、
1頭ずつクリスとセットにして慣らしていった。
最初はクリスと子供のリードを左手に持ち、
右手で自転車を押しながら歩く。
初めは「それは何?」と自転車を気にしていたが、
知らん顔で押して歩いているうちに、
私の横に自転車があっても気にならなくなった。
2~3回自転車を押して散歩に行ってから、実際に乗ってみる。
すると、ちょっとスピードが速くなった程度で、
みんなの位置も変らない。
右隣にはクリスもいるので子供たちは全然気にしていない。
3日もすると自転車の速度にも慣れたようだ。
ニッキーとハンスそれぞれにこの練習をしたあと、
3頭連れて自転車に乗ってみた。
最初は誰がどの位置にくるか決まらずぐるぐる回っていたが、
これも2~3日もするとそれぞれの定位置が決まり、
3頭連れて一緒に走れるようになった。
ハンスが私の左、ニッキーがハンスの外側、クリスはハンスの右側斜め後ろ。
狭い場所では自然に縦一列になる。
そして、それは10年近く経った今でも変らない。
1頭連れて走るのも3頭連れて走るのも全然変わらなかった。
面倒くさがりの私にとっては、散歩の時間を3倍にしなくて済んでまずは一安心。
その分子供たちと遊んだり、訓練の時間を増やすことが出来た。
ただし、この自転車散歩を始めるには、とても大事なポイントがある。
歩いて散歩をしているときに、必ず十字路で「ストップ」、
方向を変えるときは、「レフト」や「ライト」などの指示を教えておかなければいけないということだ。
都会で散歩をさせる宿命だが、それが出来なければ
自転車散歩はお奨めできない。
そして速度はあくまでもジョギングの人と同じか遅め程度。
アスファルトでの走行に関しては、関節なども含め
十分なケアが必要だからだ。
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