「犬バカと呼んで」訓練の話その2(#034)
なぜ競技会本番ではクリスは楽しそうにやらないのか。
どんなに考えても未熟な私では答えは出なかった。
そこでブリーダーさんから対処方法としてひとつのアドバイスをもらった。
最初はそれで問題が解決されたように見えたがが、
次の問題が出た時、最初のアドバイスに固執してしまうため
以前のようにはうまくいかない。
何しろA型、頭が固いのだ。
ひとつの方法でうまくいかないときは、
また別の方法を試さなくてはいけないことを私は少しずつ
クリスに教えてもらったような気がする。
また、今まで出来ていたことが出来なくなったときに
「こんなはずはない!」
ではなく、
少しレベルを落として、もう一度教えてやればいいと思うようになった。
また、犬の状態よって、教える方法が違うこともわかってきた。
まず、犬を見ることが大切なんだと。
クリスの場合、私はいつの間にか『彼女は出来てあたりまえ』と思ってしまい、褒めることを忘れていた。
出来なかった時に怒ってばかりいては、クリスだって楽しくない。
出来なければ初心に戻ってやり直し、
出来たらまた褒めてやるという基本をいつしか忘れていたようだ。
クリスと暮らすことで、私もいろいろなこと教えてもらっている。
ある意味、知恵比べのようだが、
これが少しでも老化防止になれば一石二鳥と言えるかも知れない。
つづく。
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コメント
なんだか自分のことのようで、はっとしました。
最近、ほんと注意することのほうが多い気がします。
そうですよね。
ついつい出来るからって急いでハードルを上げてしまい、
何でできないんだと思っちゃたりしてますが、
それではいけませんね。
ほめることを忘れてはいけませんよね。
反省。
投稿: がぶつかい | 2008.12.07 14:32
★がぶつかいさん
いらっしゃいませ♪
そうですよね。
出来るとついつい高望みをしてしまって・・。
一歩ずつ、ゆっくり、「定着」させることが大切です。
投稿: クリまま | 2008.12.09 12:37