« パソコンは・・・、 | トップページ | 「犬バカと呼んで」クリスの出産(#038) »

2008.12.13

「犬バカと呼んで」再び多頭飼いへ(#037)


クリスが2歳を迎えようと言う頃、私の中にはまた多頭飼いへの思いがむくむくとわいてきた。

かつてスコットとアルフが一緒に過ごしたわずか1ヶ月間の楽しかった日々が思い出された。

クリスはスコットとは違い女の子である。
そこで、私の多頭飼いの夢をクリスに託すこととなったのだった。

お散歩友達には『母犬と娘』という多頭飼いの方もいたので、
どんな風になるのかを想像するのは簡単だった。

しかも、クリスはトイレシーツの悪戯以外で私に手を焼かせたことがほとんど無かった。

えっ?
そうだったっけ・・・。

(『犬バカ』なので、たとえあったとしても、クリスのかわいさに負けてほとんど忘れている。)

「こんなに良く出来たクリスの子供なら、ここでもう一頭増えても、大勢に影響はない」
と何も疑わなかった私はクリスのブリーダーさんに相談し、素敵なお婿さんをみつけてもらうことになった。


また、クリスの子供たちの新しいオーナーさんとして挙手してくれた人もみつかった。

これで準備は整った。

クリスのお見合いは春先に実現した。

飼い主としてはドキドキワクワクするだけ。
もちろん多少のお手伝いはしたが、あとは当人、いや当犬同士の問題である。

そして、お見合いから1ヶ月ほどたった3月末、超音波で妊娠が確認された。
確実なところは3頭。


クリスは本当におかあさんになるんだ。

私は孫を待つおばあちゃんの気分である。

それからは運動量を普段に近づけ、食餌の量も少しずつ増やした。

わずか2ヶ月の妊娠期間だったが、出産間近には、心なしか「ぽっちゃり」、
と言っても顔ではなく、お腹からお尻にかけて母の体形になっていた。


つづく

-------------------------------------
忍び寄る老いに抵抗する管理人に励ましのワンクリックを!

Banner_01


|

« パソコンは・・・、 | トップページ | 「犬バカと呼んで」クリスの出産(#038) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「犬バカと呼んで」再び多頭飼いへ(#037):

« パソコンは・・・、 | トップページ | 「犬バカと呼んで」クリスの出産(#038) »