エッセイ書いてみる(?)
数年前のこと、管理人が自分の体力の限界を感じはじめたころだった。
ふとふり返るとそこには3頭の犬たちがところせましと寝そべって惰眠をむさぼっている。
彼らと共に暮らして早7年。
思えばいろんなことがあった。
そこで、彼らと暮らした日々が忘却のかなたに埋もれてしまう前に、何かに書き残そうとして日々綴ってきたのが、これから小出しにしていくエッセイ『犬バカと呼んで』である。
出来上がったら「本にでもしようか。」と思ってはみたものの、一冊も売れなかったら悲しい。
それに、幸い今はブログという便利なものがあるではないか。
っというわけで、何年か前に書き始めた拙い犬飼いの日々を、「独り言」に書いてみようかと急に思い立った。
歳を取ると、何を始めるかわからないとはこのことだな。
これでアクセス数が減ったら自然消滅するが、とりあえず書いてみたので、お暇な方はどうぞ。
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『犬バカと呼んで』
我が家には今3頭の犬がいます。犬種はボーダーコリー。
頭(とう)などというと、大型犬のように聞こえますが、実際は体重17キロ前後の中型犬。しかし、東京の狭い家に同居を余儀なくされた彼らは、3匹と言うには占有スペースがあまりにも大きい。
このエッセイは、『犬の飼い方』なるハウツゥ本ではありません。はっきり言って、我が家の犬達の自慢話と失敗談を、典型的なA型の独断と偏見で書き綴ったものです。『親ばか』ならぬ『犬バカ』。本来ならば『飼い主バカ』と書くべきところですが、飼い犬に対してホントにバカになってしまったのであえて『犬バカ』としました。決して『バカ犬』ではありませんので誤解のないように。
さて、自分で犬を飼うようになって早21年。その間、犬に対する考え方や接し方が少しずつ変わっていく自分に気づきました。彼らを家族として迎えて本当に良かったと日々思うとともに、こんなことでいいのか?という自戒の念をこめて筆をとりました。
振り返れば、流行(はやり)の先端と言われた犬種が続く我が家の犬達。
子供の頃の『名犬ラッシー』に始まり、初めて自分で面倒をみたハスキー犬、そして現在の同居犬ボーダーコリーたち。流行と言う言葉は好きではありませんが、なぜか我が家がある犬種を飼い始めると、巷ではやけに同じ犬種が増えていました。しかし流行り始める前に飼うということで、犬種の情報が非常に少ないため、失敗したことも数知れません。
現在一緒に暮らしているボーダーコリーという犬種は、牧羊犬として改良されてきた作業犬です。
チャーミングな豚が主人公の『ベイブ』という映画のおかげで、最近では散歩に連れて行っても、「なんと言う種類ですか?」と言われることも少なくなりました。
しかし、あいにく我が家には羊もアヒルもいないので、最初に我が家にやってきたボーダーコリークリスの仕事は、単に私や息子のペットとして一緒に暮らすこと。
ところが、縁あってオビディエンス(服従訓練)やフライングディスクを始めてみると、これが非常におもしろい。
私は犬と一緒に何かをする楽しみを初めて知ったのでした。
犬は『お座り』と『お手』が出来て、散歩で引っ張らなければ十分と思っていた私にとって、これは想像もしなかった世界だったのです。
そして、日々の生活の中で、彼女が時折垣間見せるボーダーコリー本来の習性に魅せられた私は、気がつくと彼女とその子供達2頭と暮らすようになっていました。
ほぼ犬一色となってしまった生活は家族の顰蹙を買い、世間で言う『犬バカ』人生まっしぐら。
振り返るといろんなことがありました。
そしてそれは現在進行形でもあります。特に、『IQが一番高い犬種』と言われるボーダーコリーが、『賢い犬』イコール『飼いやすい犬』ではないこともおわかりいただけるかも知れません。
だからこそ共に暮らす醍醐味があるのでしょう。
20年前には想像しなかったこの生活。一体どうしてこうなってしまったのだろう。
そんなことを考えていたら、いつの間にか、ずっと昔の記憶も蘇ってくるのでした。
・・・つづく。
(ホントか?)
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コメント
ワクワク・・・ワクワク
続きはいつ?
楽しみにしてるよ(o^-^o)
投稿: HIRO | 2008.10.12 18:07
★HIROちゃん
ありがとね~♪
なんかまだ脳みそが生きているうちに
書き残しておこうかと・・・。
また来て頂戴ませ♪
投稿: クリまま | 2008.10.14 20:42