スイッチは突然に・・。
昨日書いたハンスの悪癖「スケボー追い」。
これが一体どこから始まったかと言えば、
今を去ること8年前のことだった。
(どっかで書いたかなかぁ・・。)
人もまばらな早朝の公園で、
イヌたちの訓練をしていた時だった。
クリスの訓練が一通り終わり、
次はハンスの番。
座らせて「待て」をかけて彼から離れる。
10メートルほど歩いてから対面する。
振り返ると、彼はきちんと座っている。
「なかなかいい感じ。」と思ったのもつかの間、
ハンスが急にきびすを返して走り始めた。
ど・・どこ行くの?
彼は外周道路に向けて走り出し、
サイクリングコースを気持ちよさそうに走っている姿が
木々の間に見え隠れする。
そして、その先には・・・。
ハンスは満面の笑みを浮かべ
口にはスケボーを咥え、管理人の下にまっすぐ走って戻ってきた。
それはあたかも、
「ママ、うるさくて訓練の邪魔になるから
ボクが持ってきたよ。」
ボクを褒めてと言いたそうな笑顔。
こんな顔でした。
そして彼の後ろから、頭を掻きながら、
「いやぁ、取られちゃいましたよ。」と恥ずかしそうに走ってきた青年。
ハンスに雷が落ちたのは言うまでもないが、
以来彼はあの音に我慢が出来なくなったのだ。
うるさいからなのか、追いかけてゲットした喜びが
この上なかったのか。
はたまた怒られたことで、ますますスケボーが嫌いになったのか。
彼にしかわからない。
っが、昨日のように、スケボーを持っている人間には
全く敵意がない。
以前に比べれば、大分押さえられるようにはなったものの、
見て見ぬふりが出来るようになることはないだろう。
お願いだから、我慢を覚えてね。
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