犬のストレス
多かれ少なかれ、人はストレスを持っている。
日々の生活の中で、人間関係だったり、金銭的なものだったり、
仕事の問題だったりと、「ストレスゼロ!」と言える人を探すのは
難しいだろう。
人間のストレスは辛い状況だけでなく、
楽しい時にも起こりうると以前テレビでやっていた。
昇進、結婚、引越しなどなど、今まで夢だったことがかなった時
新しい局面を前に、やっぱり人はストレスを感じるのだそうだ。
そしてそのストレスで、心身両面で不具合が生じ始める。
それは頭痛だったり、胃腸の調子だったり、皮膚の状態だったり。
初めは理由がわからず、風邪?変な物食べた?虫?
っといろいろ考えるが、基本はストレスだったりするのだそうだ。
さて、前置きが長くなったが、実は犬もストレスは感じる。
居住環境(騒音や運動不足)や飼い主と離れてのお留守番。
この時期だと、湿気や暑さなどもストレスの原因となるそうだ。
その結果、食欲がなくなったり、お腹の調子が悪くなったり、
カイカイが出始めたりと症状はいろいろになる。
ひどくなると、無駄吠え、噛み付きなどの問題行動にも発展しかねない。
我が家の犬たち、きっと沢山ストレスを溜めているに違いないが、
明らかに、ストレスを感じていると思ったのは引越しをしたときだった。
子供達が生まれて9ヶ月の頃、管理人は強がりを言ったばかりに
長年暮らした家を出なくてはならなくなった。
母犬と子供達を連れて引っ越した先で、子供達ははっきり言ってグレた。
住まいが変わり、見知らぬ街を散歩させられる彼らは
毎日のように、すれ違う犬たちに吠えていた。
不思議と母犬は全く変わらなかったが、バタバタする子供達を見ては
がうぅ~!っと文句を言っていたので、その方がストレスだったかもしれない。
子供達は仮住まいの家を認識できず、散歩から帰っても素通り。
自分達の家と認識するまに半年近い月日を必要とした。
ところが、やっと慣れてきたところに、また引越し。
子供達は次の家に移ってからも、散歩の途中で吠えていた。
そして半年経って、やっと静かに散歩が出来るようになった。
しかし、その頃には今まで彼らに吠えられていた犬たちに
すっかり嫌われていた。
なんともはや・・・。
『ネコは家につき、犬は人に付く』というが、
犬にだってテリトリーはあるから、そうそう移動されたんじゃ
落ち着かなくてしょうがないのだろう。
「ママ!ボクたちだってストレスたまってんだよ。」って
一言いってくれるとわかりやすいのだが。
管理人のベッドを占領しているこの姿にストレスは感じられないよなぁ・・。
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