ブームの悲劇
管理人がよく遊びに行くブログ(Binoc Border Collies)で
同居犬のハスキー犬について書かれていたので、
ついつい管理人もつられて書いてしまった。
前にも書いたが管理人宅の先住犬もハスキー(スコット)である。
まだブームになるちょっと前から我が家にやってきた。
やってきたときはすでに7ヶ月。
以前の家ではずっと犬舎で暮らしていたので、
急に家の中に入れられると、何がなんだかわからず
いたずらのし放題。
しかも男の子なのでやんちゃでパワフル。
気が付くと、まともにお散歩に連れて行かれないくらい
手に負えない暴れん坊になっていた。
と言って別に噛んだり、吠えたりするのではない。
ただ力が余って、それを吐き出すすべを知らなかったのだ。
いや!
管理人が吐き出させるすべを知らなかったのだ。
どうにもこうにも困っていたら、テニス仲間のご主人が
犬の訓練をしているというので、藁をもつかむつもりでお願いした。
当時は訓練なんてことには全く素人だった管理人。
最初の一月はスコットが訓練士さんと一緒に週3回お勉強。
そしてその翌月からは私がスコットと一緒にお勉強。
二ヶ月ほどで彼はとてもよい子になり、
当時小学生だった息子と二人で散歩に行かれるほど。
前置きが長くなったが、その後ハスキー犬は爆発的ブームとなり、
散歩に行けば、あちこちで仔犬と出会い、
一時は、有名になったコミック本の主人公ということで、
街を歩けば、その犬の名前で呼ばれるほど。
しかし、そのうち、「ハスキーってバカなんだって。」と
誰が言ったのか、そんなことが言われるようになり、
庭に繋がれたままストレスをためて噛むようになったり、
お散歩に連れて行ってもらえなくなったりで、
気がつけば街からハスキーがいなくなっていた。
そしてそれを裏付けるような知人のブログ。
現在我が家にいるボーダーコリー。
力はハスキーほどでもないが、頭が良い分悪賢い。
もてあまして手放す人も増えつつあるようだが、
ネットが普及して、あちこちでいろいろな情報が手に入るようになったのだから、
なんとか手放さずに共存できる方法を模索して欲しいと思う。
あの頃のハスキーたちのようなことは繰り返して欲しくない。
家族と別れる辛さを味わうイヌたちが1頭でも減ることを期待したい。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
書くことで、脳が活性できればと、再びランキングに挑戦中!
忍び寄る老いに抵抗する管理人に励ましのワンクリックを!
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント