老いても尚学習するイヌ。

先日学習しないイヌについて書いたが、
今日は亀速度でも学習しているイヌの話。

我が家のイヌたち、食後に骨をかじるのが日課。
ところが骨の入っているケースはそんなに大きくない。

骨やコングなどが無造作に5～6個入っていて
子供たちは起用に自分の好みのものを取り出して
好きなだけ噛んでいるのだが、
ひとりだけうまく出せない子がいる。

それが、これ！

呼んだ？

ご覧のとおりの丸顔なので、なかなか隅っこの骨が取れない。
娘はうまくいかないと、無造作に前足を突っ込んで
上手にケースをひっくり返して骨をゲット。

母はうまく出来ないのですぐ管理人を呼びに来る。

管理人は甘いのですぐ取ってしまうのだが、
今日は手一杯。

「自分で取ってね。」

彼女は一生懸命鼻を突っ込むが、ケースに骨やコングが詰まっていると
隙間が無くてうまく取れない。
何しろマズルが丸くて短い。

そこで手を使おうとするが、
娘と違い、中には入れてはみるものの、ひっくり返すまでいかない。

ふが～。ふが～。

「ガンバレ！」

しばらくすると、彼女は骨の上にあった邪魔なコングを外へ出した。

おっ、すごいじゃん。

それから、周りの余計なものをどけて
はれてお気に入りの骨に到達。

１１歳を過ぎても、尚すこしずつ学習しているらしい。

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