イヌと遊ぶ

わが子のお勉強に朝霧高原まで行ってきた。
今回は履歴があるので、先回のようにナビねえさんに「山梨よ。」と
嘘をつくこともなく、無事到着。

なんのお勉強かと言うと、「羊の追い方」を教えてもらうのである。
家人に言わせれば、「ウチに羊なんかいなじゃないの。」
つまり、意味ないということ。

っが、牧羊犬と暮らしていると、羊を追わせてみたくなるのである。

3頭いるから、みんなにやらせてやりたいが、
お塾の費用も安くは無いので、みんなに英才教育を受けさせるわけにはいかない。

そこで、いっつもクリかあさんや、弟のハンスに大きな顔をされて
いじけ気味のニッキー嬢ちゃんにチャンスを与えることにした。

今回は４度目の練習だったが、
海外からスペシャリストを招いたセミナーの見学を兼ねていたので
羊との対面はほんのわずかの時間だった。

よって、彼女はほとんど何もしないで終わった。
ハンドラー（管理人）も然り。

しかし、セミナーに参加していたハンドラーと犬たちは
講習を受けているうちにメキメキと本領を発揮していく。
本能と、ハンドラーへの忠誠心をバランスよく備えた彼らの動きは
見ていて気持ちがいい。
遠隔操作の最たるものと言えるかもしれない。
我が家の嬢ちゃんじゃかなりハードルが高そうだ。

まっ、本犬は至って楽しそうだったが、
まだまだ羊追いの醍醐味を知るには時間がかかりそうだ。

英語のレクチャーにまごまごしている管理人と、
やる気だけは満々の嬢ちゃんをペッタン。

photo by fuku san

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