ドッグレスキュー
空前のペットブームと言われて久しい昨今。
公園に行かなくても、道を歩いているだけで
犬と散歩している人を見ない時はない。
家を建てたら犬を飼おうと思っていた。
子どもが欲しがったので飼った。
ペットショップを覗いていて目が合って連れて帰ってきた。
理由は様々だが、確実に犬を飼う世帯は増え続けると同時に、
飼えなくなって家族と離れることを余儀なくされる犬たちが
いることも事実である。
個人で飼えなくなった。
ブリーダーをやっていて夜逃げした。
営利目的で犬やネコを所有していたが倒産した。
などの理由で、放置された犬たちを救おうと立ち上がった人たちには
本当に頭が下がる。
犬をパートナーとした関係が長く続いている欧米でさえ
放置される犬は後を立たないが、ドッグレスキューというシステムは
それなりに確立されており、多大な寄付などによってまかなわれている所も多いと聞く。
それに比べ、日本はまだまだ立ち遅れていることは否めない。
管理人の同居犬たちは、世間では頭が良いと言われるボーダーコリー。
しかし、頭がいいだけに、おざなりな付き合いをしていれば
手が付けられないほど悪くなることだってある。
ここ10年の間に、ドッグスポーツなどで人気を集め、確実に増えてきているせいか
最近は「里親募集」にもよく出てくるようになった。
個人のオーナーが飼えなくなったために里親を募集していることが多く
それなりの理由が書かれているが、なんとも辛い。
中には、「それは予想できる理由じゃなかったのか?」と聞きたくなるものもある。
つまり、「飼う」こと自体が判断ミスではなかったのかと。
でも、人間生きていればいろんなことが起こるわけで、
かくいう管理人も明日どうなるか本人にもわからない。
独り身で3頭も飼って、はっきり言って無謀。
『判断ミス』の典型かもしれない。
管理人の家族は、「歳をとったら誰が面倒見るの?」とか
それ以前に「病気になったらどうするの?」
↓
「だから動物は飼わない。」という結論にたどり着く人たちである。
じゃぁ、家族のいない人は動物飼っちゃいけないの?
家族がいたって飼いきれないからって捨てちゃう人もいる。
家族がいなくたって、頑張るもん!と言い続けて13年。
先月末にボーダーコリー専門のレスキューネットワークが出来た。
『ボーダーコリーレスキューネットワーク』。
ボーダーコリーを愛して止まないボランティア達が立ち上げた。
「ネットワークがあるから、この子の貰い手もすぐみつかりそうだわ。」
ではなく、
迷いに迷って、でもどうしても一緒に暮らすことが出来なくなったと判断した飼い主、
家族を失うことを余儀なくされた、何の罪も無いイヌたちの幸せのために
役立つネットワークに育っていって欲しい。
「明日はわが身」の管理人では何のお手伝いも出来ないが、
陰ながら応援していきたいと思う。
当然ボランティアの方々が忙しくない状況が一番なのだが・・・。
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書くことで、脳が活性できればと、再びランキングに挑戦中!
忍び寄る老いに抵抗する管理人に励ましのワンクリックを!
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コメント
ブログ村でレスキュー活動が始まったと知ってましたが、初めてHPを見てきました。
私にどれだけの事が出来るのかしら? と迷うばかりです。
また、BBSは、悲しくなってしまって最後まで読めませんでした。
もうちょっと、落ち着いてから何かお手伝いできる事が見つかるかもしれません。
投稿: サンディの母。 | 2007.11.13 00:37
★サンディの母。さま
いらしゃいませ♪
明日はわが身と思って、私も出来る範囲のお手伝いと挙手してみましたが、
果たして何が出来るのか・・・。
投稿: クリまま | 2007.11.13 17:18