犬とこども
yubiさんちとびんママんちで、ボーダーコリーと子どもの関係の話が出ていた。
「犬と子ども」というと微笑ましい情景を思い浮かべる人は多いだろうが、
ボーダーコリー飼いにとって、子どもの存在を無視できない人は
かなりいらっしゃるのではないだろうか。
子どもと言っても、乳母車に乗って動かないサイズや
ある程度大きくなって、動きが大人に近い子どもは問題ないが、
幼稚園ぐらいから小学校の中学年くらいの子どもは
彼らにとってまさにターゲット。
シープドッグの血が騒ぐのは当然だろう。
実は我が家のクリスも、あるきっかけから子どもが苦手になった。
クリスが我が家に来た時、「影」の年齢は
ターゲットを過ぎていたが、動きはまだターゲット内だった。
それでも、かわいがってくれた彼をクリスは家族と認めていたので
問題なかった。
しかし、公園で私と遊んでいた時、
突然茂みから走り出してきた子どもに驚いて吠えたのである。
以来、大きな声を発しながら走り回る子や
不用意にクリスの頭に手をかざそうとする子どもをみると
すかさず教育的指導に走り、
「ちょっとぉ。静かにしてなさいよ。」
とばかりに唸って歯をあてることがある。
したがって、ターゲット内でも、彼女が認めた子どもには
全然問題なく接することが出来るのである。
わがままといえば、確かにそうなのだが・・・。
反面クリスの子どもたちは相手が子どもだろうが、大人だろうが、
赤ちゃんだってノープロブレム。
「ご挨拶は?」と言えば、そばによって人に寄り添い、
「赤ちゃんよ。」と言えば、伏せてどこを触られても文句も言わない。
そんな彼らも子どもに嫌なことをされた経験が無いわけではない。
特にハンスは、かつて、障害のある子供にむんずと耳をつかまれたことがある。
管理人もびっくりしたが、つきそいのボランティアさんもびっくり。
もちろん当のハンスはもっとびっくり。
ボランティアの学生さんが一生懸命はずそうとしたが、
手の力はますます強くなって、はずせなくなった。
その時ハンスは管理人に助けを求めるまなざしを向けた。
が、管理人に出来たのは、
「ハンス、いい子ねぇ。」と励ますことだけだった。
それでもハンスは子どもが好き。
影に「臭いよ。」とか「あっちいけ。」とか言われても
「兄ちゃん、出かけるの?ボクはダメですか?」と
絶対ダメなのに、尻尾を振りながら後姿を追うハンス。
健気なヤツだ。
お疲れ気味の「白玉あずき」を一枚。
| 固定リンク
コメント
びっくりしても攻撃しなきゃいいんだけどな。
びんさん口出るからーーー(汗)
ずびろーくんは吹っ飛ぶ??
こちら未体験ゾーンです。
投稿: びんまま | 2007.07.15 18:33
★びんままさん
いらっしゃいませ~♪
びんさんは口?
うちの母さんもつんつん口が出るのよねぇ。
以前公園でまったりしていたら、
親が放し飼いにしている2歳と3歳くらいの兄弟が
クリスの周りをグルグル。
「君達危ないから・・・。」って言ったって聞かない。
当然コケル。
クリスの上に倒れる。
「ちょっとぉ!」って、クリスが立ち上がったら、
ほっぺに歯があたって擦り傷。
子どもは泣く。
親が飛んでくる。
でもシートを敷いて、まったりしている私たちのスペースに
子どもが侵略したのは明らかだったから、
親の方がこちらに謝ってた。
お顔に穴が開かなくて良かったわ~。
ハンちゃんも怖いときは吹っ飛ぶけど、
どちらかと言えば、チュウチュウ派よね。
ずびさんもそうかもよ。
投稿: クリまま | 2007.07.16 09:57