みんなお疲れ。
一昨日、バスの中での出来事。
管理人は会社から帰るとき、地下鉄とJR、バスを乗り継ぐ。
乗り換えの数を見ると、やけに時間がかかるように見えるが、
二駅、一駅の乗換えなので、時間は短い。
あわただしいだけである。
最後のバスは始発から乗るので、
無理をしなければ座って帰ることが出来る。
その日も発車5分前のバスはガラガラだった。
管理人は5つ目で降りるので、
なるべく降り口に近いところに座って英会話のテキストを読んでいた。
すると、あとから乗ってきたサラリーマン風の男性が
ガラガラだというのに、管理人の横に座った。
うん十年若かったら、「こいつ怪しい。」と思うところだが
最近では、「この人もすぐ降りるんだろうなぁ。」程度。
サラリーマンもカバンの中から、本を取り出し読み始めた。
ちらっと見ると、英単語が並んでいる。
あなたもお勉強ですか。
そしてバスが発車した。
ところがお隣のサラリーマン、バスが動き出すと
すぐ舟をこぎ始めた。
うっ。やっぱり怪しいやつだったか。
なるべく寄りかかられないように、端にへばりついて
テキストを読み続ける。
ぎりぎり管理人にぶつかりそうになると、
サラリーマンはハッと気がつき体勢を立て直す。
が、すぐにまた舟をこぐ。
そしてだんだんと手が緩んで、本が滑り落ちそうに。
見ているこっちがドキドキする。
走り出して2つ目のバス停に着いたとき。
本を落としそうになったサラリーマンはハッと気づいて
「降ります!降ります!」と叫んだ。
ところが、ほかに降りる人がいなかったため
ドアが開いていない。
「降ります!降ります!」
サラリーマンは叫びながら、手がうつろに降車用ボタンを探す。
すると運転手さん、何を思ったか、
「中(なか)ドアしめま~す。」。
(さっきから閉まってるわよ~。)
「降ります!降ります!」
そしてドアがやっと開いた。
管理人もよく寝込むから、他人事じゃぁないが、
思わず吹きそうになった。
そう言えば、何年か前、ぐっすり寝込んでいたら
「○○~。○○ですよ~。」と管理人が気がついて立ち上がるまで
アナウンスして起こしてくれた運転手さんがいた。
どうして、管理人が降りるバス停だとわかったのだろう。
今でも不思議。
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