訓練所の話
Kuroさんちに書いてあったので、管理人も書いてみた。
20年前我が家に7ヶ月でやって来たハスキーのスコット君。
かなりのいたずら好きでパワー全開。
男の子は初めてだったので、戸惑うことばかり。
普段自転車でのお散歩はブリーダーさんちでやっていたので問題なかったが、
歩いて行くと結構ひっぱる。
訓練なんて知識が無かったけど、テニス仲間のご主人が訓練士をしていると聞いてお願いした。
4ヶ月間の前半は訓練士さんとスコットが知り合いになる期間。
後半の2ヶ月間は管理人がスコットとの接し方を勉強する期間。
不真面目な生徒だったが、お勉強が終わったあとも、管理人は腱鞘炎になることも
自転車をひっくり返されることも無く、
スコットは「影」と二人だけでも、ちゃんと散歩して無事戻ってこられる良い子になった。
その後我が家にやってきたハイパー嬢ちゃんクリス。
幸いなことに、彼女のブリーダーさんは訓練士さん。
ひっぱり癖だけを直して、平穏な生活を送ったスコットとは違い、
朝もはよから管理人の顔をなめて起こすし、
すぐ退屈しては管理人を呼びに来て、一日中管理人にストーカーしている。
スコットとのギャップに驚かされることばかりだったが、
ちゃんと相手をして遊んでやればやるほどいろんなことを覚える彼女との生活は新鮮だった。
管理人は彼女に、「訓練」という堅苦しいものより「人間と一緒に暮らすためのマナー」を教え、
彼女は管理人に「イヌとはどんなものか」ということを教えてくれた。
確かに甘やかしたからとてもわがままに育っている。
なんでも「はい。はい。」と言われたことだけちゃんとやる子は楽かも知れないが、
彼女のように、「次は何するの?」と好奇心いっぱいのまなざしを投げてくれる子は楽しい。
さて、みなさんはどんなイヌと暮らしたいのだろうか。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント