イヌと暮らすと.....。
夕べは、去年・今年と相次いで虹の橋を渡ってしまったワンちゃんの1周忌と49日を兼ねて、公園のイヌ仲間が集まり賑やかな会が催された。
我が家は先代犬スコットの時からなので、皆様とのお付き合いはかれこれ15年以上にもなる。
忘年会だ、新年会だ、人間の誕生日だなどと言っては集まる我々だが、普段はイヌ抜きで集まる。
しかし今回は、一人でのお留守番が懸念される例のニューフェース君と、我が家のわがままクリが同席させてもらった。
ニューフェース君は当然ながら、なぜわがままクリを連れて行ったかと言うと、最近私が夜車で出かけると、一人甲高い声で泣き続けていると家人から苦情が出たからである。
雷や花火がなっているわけでもない。
今までそんなことは無かったのに、困ったものである。
みんなでわいわいガヤガヤ話しに花を咲かせている中、いつもは興奮して吠えてしまうクリが、昨日は私の後ろで伏せて待ち、時折立ち上がっては、優しい飼い主さんの傍で何かもらえないかと熱い視線を送ってはいたが、ほとんどはうつらうつらしていた。
なんか、本当に落ち着いちゃったねぇ。ちょっぴり寂しいなぁ....。
今では、このような集まりは珍しくもなんともないことなのだろうが、昔だったらそんなことは考えも及ばなかったことだろう。
8年前、スコットが1年間の闘病生活の後、旅立ってしまった日、私は今までお世話になった公園のイヌ友達に報告の電話を入れた。
するとその晩、公園のイヌ友達がみんなで最期のお別れに来てくれた。
まったく予想していなかったことだった。
スコットが旅立ったあと、虹の橋を渡って行った仲間達をみんなが一緒に見送った。
私たち人間にとっても大事な友達だったからだ。
見送った日はさすがに辛いが、こうして幾日か経ち、イヌたちと暮らした日々が楽しい思い出話になっていく。
10年前の写真を見ながら、『全然変わってないねぇ。』というみんなの感想。
確かに、大人になってからの10年なんって、そうそう変わるもんじゃない。
髪型は変わってるけどね(笑)。
かけがえの無い家族を見送ったあと、新しい家族を迎えるかどうかの選択はそれぞれ。
でも、昨日同席したニューフェース君、しっかりみんなの心を射止めていた。
子犬のパワーってすごい!
君はこれからもそうやって人を癒していくんだよ。
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