季節の風物詩 その2
写真の花は、今まであまり気づかなかったけど、我が家に唯一ある木に咲いた花。
なぜ今まで気づかなかったかと言うと、去年まであまり咲かなかったからである。
ところが去年のある日家の前で会ったご老人が、花の名前を教えて欲しいと言ったのである。
北側なので、あまり陽があたらなくても大丈夫な木を選んだところ、この木となった。
名前は「夏ツバキ」。
今年は毎朝散歩に出る時つぼみを確認し、やっと昨日の朝、最初の花を確認したのである。
夏ツバキでもツバキはツバキ。
やっぱり花はポロッと落ちて散ってしまう。
ちょっと残念。
花が咲くと同時に、「影」の教育実習が始まった。
自分が卒園した幼稚園に行っている。
高校時代から、ボランティアで顔は出していたが、教育実習生として行くのとは違う。
かなり気合が入っているのか、朝も5時起きで出かけていく。
私は大学時代教職課程を取らなかったので、教育実習は経験できなかった。
ちょっぴり「影」がうらやましい。
今日は園児のお弁当箱まで洗ったと言いながら、自分の食べた夕食の食器を洗っていた。
明日は嵐になるんじゃないかなぁ。
| 固定リンク
コメント
夏椿は、花がきれいなままに散りますね。株立ちがきれいです。
平家物語の冒頭の、「娑羅双樹の花の色」の娑羅は、この夏椿のことなんですって。この一日で花が首から落ちて散る、という感じが、「盛者必衰の理を表す」・・・。
夏椿は、名前も、見てくれも、歴史的(?)にも風情のある木なのです。
これよりも、もう少し小さな花の咲く高木で、このところ、よく街路樹として使われているのは、ヒメシャラ。こっちは、中央の幹がぐんぐんのびる感じ。名前は可憐だけど、シャラノキ・夏椿の様な風情に欠ける・・・?
しかし、実は、書き込めることに吃驚している、アタチ。
投稿: kuro | 2005.06.15 15:00
私も大好きです。
kuroさんが解説してくださっている通り、平家物語にも登場する風情ある花木です。
沙羅双樹って名前の通り、多分木の根元から2本もしくは3本ほどの幾分細めのたおやかな幹が出ていることと思います。
蕾はツヤのある毛に覆われていて、真珠のように輝きます。
そして何よりも、根元にポツっと落ちた花を見て初めて「ああ、今年も咲いていたのね」と気付く控えめさが良いかな~?
投稿: サンディの母。 | 2005.06.15 16:37
★kuroさん
あれ~っ、kuroさんって文学少女だったんですか?
私は理数系かと思っておりましたが(笑)。
毎朝、落ちている花を見ると、やっぱりかわいそうになります。
だって、まだまだキレイなんだもの。
★サン母さん
みんな博学なんだから~!
3年も気づかなかったんですから、控えめなんでしょうねぇ(笑)。
家の前を通るおじいさんに言われて、その美しさとはかなさを知る。なんて....。
実はこの木、どんどん伸びる。
12月になると、この木にイルミネーションをつけるのですが、その時、育ちすぎた枝を落とさないと、届かないくらい大きくなっているのです。
投稿: クリまま | 2005.06.15 21:34
影くん やるな~
ぼちぼち頑張れっ!
投稿: おれろっとの同居人 | 2005.06.16 11:05
★おれろっとの同居人さま
そうですね。
ぼちぼちですね。
投稿: クリまま | 2005.06.18 18:16