巷の流行りもの PART II

今年のスギ花粉はただ者ではないと言われて久しい。
かく言う私も花粉症に悩む現代人(?)の端くれである。
発症したのはかれこれ14～5年前。
朝目が覚めると突然にくしゃみが始まり、午前中はティッシュが欠かせない。
症状を聞いた義父(医師）に「Morning Sneezing」なる名称を言われた記憶があり、私自身も花粉症だとは思ってもみなかった。

当時私は仕事の合間に毎日のようにテニスコートに通っていたので、常に花粉にさらされていたに違いない。
クラブの知人もかなり辛い症状が出ており、「鼻塩水」なる対処方法を教えてもらったこともあった。

その後テニスからはすっかり足を洗ってしまい、勤め人になってから、花粉症という病名がやたら登場するようになった。
私もおそらくそうなのだろうと、３年ほど前から病院で薬をもらい始めた。
以前は市販の鼻炎用の薬を飲んでいたが、鼻が詰まって頭が重くなったり、眠くなったりで、あまり効果がなかったのだ。

10年以上毎朝食べているヨーグルトの効能（？）と医師からもらった薬とで、お蔭様で昨年まではそれほど辛い思いをしなかったが、さすがに今年は一昨日から目も痒くなってきた。
喉の奥も痒くて、口の中に手を突っ込んでかきむしりたいほど。
某ラジオ番組のナビゲーターが今日発症したと言っていたから、本当に予想もつかない量の花粉が飛び交っているに違いない。
目に見えたら、きっと怖くて外を歩けないだろう。

仕方なく昨日、点眼薬と点鼻薬をもらってくる。
果たしていつまで続くのか。
こういう流行りものはいらない。