犬の柄

今朝ワンたちを連れて散歩をしていたら、すれ違ったおばさまたちが、「おもしろい。みんな柄が違ってたわ」と言ってる言葉が耳に入った。
「柄が違う」。するどい。すれ違っただけで我が家のワンの柄違いを認識されたか。

よそのワンコさんは、なかなか認識出来ないものである。私だけかも知れないが....。
特に単色系のワンコさんは、よほど親しくしていないと、すぐに「○○ちゃんだわ。」という様にはいかない。
通常は飼い主さんを見て認識するのだが、連れている人がご家族だったりすると見過ごしてしまうこともある。

ラブラドールは体型が様々なので、若干の違いは認識できる。
ゴールデンレトリバーなどは、オスメスの雰囲気は大体わかるが、あまり体型の差は無い。かろうじて色の濃さで認識できるぐらいか。
しかし、いずれにしてもワンコさんだけで一人歩きをしていたら、「あなた○○さんちの、△△ちゃんでしょう。早くおうちに帰らなくっちゃ！」などと、人間の子供のようには言えないところがある。

幸か不幸か我が家の犬達は白黒のツートン。しかも同じ犬種でも色違いがいくつもある。毛質もラフとスムースがあって雰囲気は全然違う。
白黒の柄もおばさまたちのおっしゃるように違う。柄だけでなく、なんとウチのワン達は耳のつき方が３頭とも違う。
これも彼らを識別するにはとてもよい材料になる。

なんてことを飼い主は勝手に思っていたのだが、今朝犬の口を拭こうとした家人にこんなことを言われた。
「さぁ、口拭くわよ、ニッキー。.......あらっ、違うわねぇ。これクリス？まったく、白黒だらけで、どれがどれかわかりゃしない。」
「うっ......。」

ちゃんと識別できるのは飼い主だけか.......。