私は母の性格に似て、どちらかと言うと楽天的な方だと思っている。
これは他人と比べてというより、他の家族と比べてと言った方がいいかも知れない。
しかし実はバリバリのA型なので、昔は結事をくよくよ考える方だった。
些細なことでも、どうしよう...。と思い悩んでしまう方なので、結構疲れた。
その後人生うん十年。くよくよ考えるネタは私の許容範囲を超えてしまい、考えても考えても、バケツの水が溢れるように、流れ出て行き、とうとう頭が回らなくなって壊れてしまった。
「神経質で、他人にも自分にも厳しすぎる」と中学の保護者面談で先生に言われていた私は、いつしか、「いい加減で無神経なヤツ」と家族に言われるようになっていた。何事もほどほどがいいとこの前書いたばかりだったが、やはりどこか両極端な性格なのだろう。
またも前置きが長くなってしまったが、昨日通勤途中で捻挫した。
原因はいろいろあるのだが、とにかくめぐり合わせが悪かったとしか言いようが無い。
普段あまり着ないタイトのミニスカート。ヒールのついた靴(と言っても3センチぐらい)。月曜日(ちょっと頭がボーッとしている)。などなど。
おそらくいつもどおりにジーンズとスニーカーだったら、多少の悪条件もクリアできたはずである。
仕事中に足はジンジン痛くなり、昼前には地面にかかとを下ろせなくなった。
中学の頃、体育の時間に捻挫し、帰る頃には革靴がはじけそうになるくらい足が膨らみ、国鉄(JR)の階段を重い学生鞄(7キロあった)を持って、泣きそうになりながら2時間の通学時間を更に延ばして帰ったことがある。
またあんなことになるのか。いやだ!午後半休をもらって家の近くの大学病院に行くことにした。
会社を出て、車の通る道までよろよろ歩き、タクシーを拾った。足も痛いし、財布も痛い。
全治一週間(ホント?)ぐらいだろうという診立て。レントゲン室まで遠いので車椅子にも乗せてもらった。
帰りは松葉杖付き。そして何とか車で帰ってきた。体重が乗らなければ、ペダルは踏めるようだ。
週末は日本で初めてフリースタイルのコンペが開催される。先週までは服従訓練の競技会に力を入れていたので、今週は最後の練習をと思っていたのにこれでは無理。それ以前に土曜日までに動けるようになるのだろうか。
服従訓練で好成績が残せたのならまだしも、今回も撃沈。何をやっても中途半端なんだなぁ....(反省)。
数週間前の足の指の捻挫がやっと治ったと思ったら、足本体の捻挫。まったく次から次へとよくいろんなことが続くものである。
A型的には、「何か悪いことしたかなぁ。」とここ最近の、捻挫に見合う悪行を思い出そうとする。
本人が気づかなくても、私の言動で傷ついた人が五寸釘を私の足に打ったかも知れない。
しかし、「くよくよ」の許容範囲を超えてしまっているので、適当に探しても見つからないと、昔トレンディドラマで山口智子が言った「神さまがくれたヴァケーション」という言葉を思い出す。
いろいろ忙しかったから、ここで少し休養をとった方がいいと言う意味に違いない!と勝手に想像する。
足だって捻挫で良かった。骨折でギプスつきなら車も乗れないし、入院の可能性だってある。
もし入院だったら、犬達の面倒は誰が見るんだ?
そうそう、何事もいい方に考えなくっちゃ!のんびり休めばいいんだ。
でも!なんで競技会直前にこうなるの?
体は休まるが、結局神経はイライラ。う~ん。なるようになるさ......。
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