ドッグダンス(K9フリースタイル)

2022年5月19日 (木)

ドッグダンス:ブレースの練習

今日のプライベートレッスンはブレースの練習。

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ドッグダンスでは、ハンドラーひとりで犬2頭と踊るのをブレースと言います。
ブレースでは、ハンドラーの左右に2頭の犬を配して動く場合は、左右反対のキューを出さなくてはいけません。

例えば、1頭の犬に左脚側での回転を「スピン」で教えた場合、もう1頭の犬は右脚側時の回転を「スピン」と言うように、反対の動きに同じキューを付けることになるわけです。
すると、ハンドラーは左右に犬を配し、前進しながら「スピン」と言うことで、それぞれの犬たちがちゃんと反対方向の回転ができるわけです。

キューを考えるのはとても大変ですが、言葉のキューをきちんと伝えてあげると犬にはわかりやすくなります。
なぜなら、ハンドシグナルだけで動かそうとすると、どうしても、もう1頭へのハンドシグナルに残りの1頭が紛らわされてしまうことがあるからです。

曲の流れに合わせて動かなくてはいけないドッグダンスの場合、犬が少しでも遅れると曲に置いていかれてしまいます。
タイミングよく、キューを出してあげられるといいですね。

また、2頭の犬を別々に動かす場合は、まずそれぞれの犬の動きをきちんと伝えてから、2頭と一緒に動いてみましょう。

さて、見習い2号はディストラクションの中で、「Sit」、「フセ」、「Stay」など、少しずつ出来る動きが増えていきましたが、2号にとって一番のディストラクションは動く犬。

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遠くで犬が動いている中での練習は大分落ち着けるようになりましたが、今日はズンズン近づいてくる犬がいて、さすがにハーネスを掴んでいないと、遊んでもらおうと突進して行きそうになりました。

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まだまだディストラクションとの距離を長めに取りたいレベルなので、先方には謝って離れてもらいました。
目標は、そばに犬がいても知らん顔出来ること。

2号の修行はまだまだ続きます。

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2022年5月10日 (火)

複雑なムーヴは細かいステップで教える。

今日はドッグダンスの定期レッスン日でした。

ルーティンに入れる新しムーヴを愛犬に教えたいペア、新しいトリックを愛犬に教えたいペアが参加されました。

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ドッグダンスには様々なトリックがありますが、単純なものばかりではありません。
例えば前進などの遠隔作業や持来など複数の動きを組み合わせたものがあります。

それらの動きを犬に習得してもらうためには、当然一つ一つの動きを正確に伝えて連結しなければいけません。
一度に全部の動きをマスターさせることはできないからです。

「持来」はオビディエンスなどの服従訓練でも使いますが、ドッグダンスにおいても使われるトリックで、犬に遠くにある物を取りに行かせ、ハンドラーの元に咥えて戻り、ハンドラーに手渡す作業が必要になります。
これら一連の動きを一度に犬に教えるのはなかなか難しいので、それぞれのパーツに切り分けて教えていきます。
時間がかかる作業ではありますが、犬にきちんと伝わったときは嬉しいもの。
当然その作業の過程も楽しいものです。

ドッグダンスに限らず、愛犬とのスポーツは簡単に成就できるものではありません。
是非、その過程をコミュニケーションと考えて楽しんで欲しいですね。

さて、見習い2号は少し「マテ」の意味が分かるようになってきたらしく、今日は1号と並んで「マテ」にチャレンジしてもらいました。
時間はまだまだ短いですが、それなりに進化が見られるので嬉しいものです。

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2022年5月 8日 (日)

ドッグダンス:体の動かし方は手順を追って教える

今日はドッグダンスのグループレッスンがありました。
前回音楽に合わせて動くことにチャレンジしていただき、愛犬と一緒にドッグダンスの醍醐味を少し味わっていただきました。

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今回はサイドステップに挑戦したいというご要望があったので、ヒールポジションの強化からトライしていただきました。

ヒールポジションがちゃんと強化されていると、サイドステップにもスムースに移行できます。

同様に、バックステップの下地がきちんと出来ていると、バックアラウンドやバックウィーヴなどにもスムースに移行できます。
前進しかしたことのない犬にバックウィーヴを教えるより速く体の使い方を教えられます。

下地作りは大事ですね。

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2022年5月 5日 (木)

複数の犬との作業

今日はドッグダンスのプライベートレッスンがありました。
ハンドラーは2頭の愛犬と一緒にドッグダンスのルーティンを考え中。

ドッグダンスでは通常ハンドラー1人と犬1頭で行いますが、ハンドラー1人と犬2頭のブレース(BRACE)というカテゴリーがあります。

多頭の犬を同時に動かすのはとても難しいものです。
それぞれにきちんとキューを伝えないと、犬は相手の犬の動きにつられてしまう可能性があるからです。

そこで、まずそれぞれの犬にきちんとキューを伝える練習から。

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2頭同時にキューを出す方が簡単なのですが、別の動きをやって欲しい時は、それぞれに別々のキューを出さなければいけません。

犬が慌てずハンドラーのキューを聴くことから馴らしていきましょう。

ちなみに、去年KPCTTrainingChallangeで我が家の犬たちと複数頭の犬との作業について動画を撮ったので、ご参考までに👇。


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2022年5月 3日 (火)

ドッグダンスレッスン@DLD

今日は等々力のDogLifeDesignさんでドッグダンスのプライベートレッスンがありました。

去年の夏から、月1回ペースで通って下さっているM君。
動くのが大好きで、様々なトリックやムーヴの練習を積んできたので、今日は音楽に合わせる練習をやって頂くことにしました。

音楽に合わせるのは犬ではなくハンドラー。
つまり、音楽のテンポに合わせて、どう犬と動くかを考えるのはハンドラーの問題。
もちろん、愛犬の動きの速さに合わせた曲を考えることは大事ですが、動きの速い犬の場合は、速いテンポでもスローなテンポでも、ハンドラーの動き方で合わせることが出来ます。

今回は初めてのチャレンジなので、シンプルなムーヴをベースにした課題の動きに、M君が出来る得意な動きを混ぜていただき、練習曲のテンポに合わせて動く練習をやっていただきました。

ドッグダンスはハンドラーがとても忙しいドッグスポーツです。
曲に合わせて、決めた構成通りに動きながら、犬にキューを出し、出来たら褒め、場合によってはトリーツをあげ、次の動きのキューを出さなければいけません。

少しずつパーツ(コンテンツ)が増えて来たら、愛犬と一緒に曲に合わせて動く練習をしてみるといいでしょう。

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やりたがりのM君、とても楽しそうに動いてくれました。
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2022年4月29日 (金)

体の使い方を馴らす

今日は等々力のDogLifeDesignさんでのドッグダンスプライベートレッスンがありました。
前回、遠隔のターゲットに楽しそうに走って行ったL君にバックステップの導入。

バックステップは後退歩行のことですが、犬の後退歩行はハンドラーと一緒に動くこともあれば、単独で犬だけがバックすることもあります。

いずれにしても、後肢を下げるという体の動きから馴れてもらわないと出来ません。

そこで、ヒールウォークも上手なLさんには、ヒールポジションでの後退歩行から始めることに。

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モメンタムを利用しながら、バックステップを導入していきます。

すると、右脚側でも左脚側でも、上手に下がれるようになってきました。

焦らず、少しずつ距離を伸ばしていきます。

さて、我が家の見習い2号。
ヒールポジションの意味から始め、最初の一歩を教え、少し距離を伸ばしているところ。
そこで、Uターンの練習。

上手にターン出来ないと、呼び戻したときに脚側停座に入るのに時間がかかってしまいます。

そこで、手の誘導を入れながら、少しずつ後肢を動かす練習を重ねたところ、少しずつ後肢が回せるようになりました。

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こちらも、焦らずゆっくり馴れてもらいます。

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2022年4月17日 (日)

ドッグトリック:ピボットターン

犬がその場で旋回する動きをピボットターンと言います。
犬の前肢を固定する意味で、前肢を何かの上に乗せて教えてあげるとわかりやすいです。
(ラリーオビディエンスの課題などでピボットと言う場合は、ハンドラーと犬が同時に旋回することを意味します)

今日は等々力のDogLifeDesignさんでドッグダンスのプライベートグループレッスンがありました。
参加犬のM君は、おうちで勝手に反時計回りのピボットターンを覚えてしまったそうです。
そこで、飼い主さんは時計回りも教えたいとのこと。

自分で勝手に反時計回りに回ることを身に着けてしまったM君なので、前肢を乗せる物(この場合は容器)を見ると、勝手に前肢を乗せて、飼い主さんがM君の頭の上に手をかざすと、くるくると反時計回りに回ってしまいます。

ピボットターンはシェーピングで教える方法やポジションの延長線上で教えることができますが、今回はM君が時計回りをしやすいようにトリーツを見せて、後肢が時計回りに動く度にクリックしてトリーツをあげる方法で強化することにしました。

すると、最初はトリーツを持つ手を見ても勝手に反時計回りに回ろうとしましたが、反時計回りの動きに対してはクリッカーが鳴らないことに気づいたM君、少しずつ時計回りに動き始めました。
ネガティブなことは一切言わず、M君の自発的な動きだけをクリッカーで強化していきます。

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動きがいいM君ですので、次回までにはマスターしているでしょう。

さて、ゆっくり進化している見習い2号。
今日は、「マテ」でじっとしていられる時間が伸びました。

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距離はあまり伸びませんが、こちらもゆっくり伸ばしていきましょう。

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2022年4月10日 (日)

ドッグダンスの流れは基礎があってこそ

今日はドッグダンスのセミプライベートレッスンがありました。
参加者はドッグダンスを始めて半年ほどのペアたちで、ヒールポジションなど、基本から学んでいただいていますが、基本は時に退屈なもの。
トリックはバラエティがあって、教える側も、教わる側も楽しいものですが、ポジションは単調になりがちです。

もちろん、ヒールポジションだけでなく、基本のムーヴやトリックも練習していただき、バーバルキュー(言葉のキュー)でも動けるようになってきたところで、今まで学んでいただいた動きを繋ぎ合わせた短いシークエンスをやっていただくことにしました。

左ヒールからウィーヴで右ヒールにポジションチェンジしながらフロントポジションへ。
フロントポジションからアラウンドさせてまたヒールポジションに戻る。

こんな短い動きですが、全ての動きは学習済みなので、問題なく出来るはず。

さらに、途中で右ヒールの動きや、バックアラウンドなど、出来るトリックを追加することも出来ます。

当然曲などはありませんが、実際に曲に載せたルーティンを作るとなれば、曲のイメージに合わせた動きを考え、曲のテンポに合わせて犬と一緒に動くと言う作業が必要になってきます。

まずは犬と動くための基本のポジションやムーヴ、トリックを教えておいてあげると、ルーティンに広がりが出てきます。

妄想を膨らませながら、構成を考えていくのもドッグダンスの楽しいところ。

退屈な練習でも、頑張って、楽しくやっていきましょう。

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2022年4月 7日 (木)

ドッグダンス:土台作りをしっかりと

今日はドッグダンスのプライベートレッスンがありました。
飼い主さんは、2頭の愛犬と一緒に踊る「ブレース」の練習中。

2頭ともドッグダンスや服従訓練などのトレーニングを経験していますが、ハンドラーのキュー(指示)を聴きながら、同時に動くとなると、もう1頭の動きがディストラクションになることもあります。

そうならないためには、それぞれの動きを完璧にマスターしてもらうこと。

もう一つ大事なのが、2頭をハンドラーの左右に配した動きを入れる場合、それぞれのポジションのキューを別々に出さなければいけなくなるので、その辺りにどう対応するかということです。

1頭目を左脚側に、2頭目を右脚側に置いてヒールウォークをする場合、1頭目の犬には左脚側のキュー、2頭目には右脚側のキューを同時に出さなければいけませんが、それぞれのキューが別々だった場合、同時にキューを出すのはなかなか難しいものです。
誰にそのキューを出しているのかを明確にしないと、犬も混乱してしまうからです。

そこで、初めから「ブレース」を考えているハンドラーは、2頭の犬のトレーニングに際し、左右ある動きのキューを逆に教えておくと言う方法もあります。
しかし、これは人間が混乱しそうなので、なかなか完璧には出来ないかもしれません。

例えば、A君には、左脚側は「ヒール」、左スピンを「スピン」と教えたら、B君には、右脚側を「ヒール」、右スピンを「スピン」と教えていくという感じです。

さて、今回左脚側にいるMさんは最初からドッグダンスをやっているので、すでに左右の脚側のキューを知っていますが、J君は右脚側はほぼ初めてなので、Mさんで使っている左脚側のキューで右脚側を教えてあげることにしました。

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最初から2頭一緒に動きたくなるところですが、まずはJ君に右脚側をきちんと伝えてから、お互いがディストラクションにならないよう、練習していきましょう。

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2022年3月26日 (土)

ドッグトレーニング:環境が変っても出来るように

ドッグトレーニングでは、ひとつの行動が、どんなシチュエーションでも出来るようになって初めてその行動を「体得した。」、あるいは「出来るようになった。」と言います。

つまり、おうちの中で、人差し指を立てて、腰を曲げながら「オスワリ」と言って出来るだけでは、「オスワリ」の言葉の意味をまだ理解できているとは言えません。
家の中以外で、他の犬がいるような場所で、両手に荷物を抱えていても、「オスワリ」と言われてすぐその場で腰を下ろせたら、「オスワリが出来るようになった。」ということです。

重要なのは、いつでも、どこでも、どんなときでも、ハンドラーの出す言葉のキュー(場合によってはハンドシグナル)に反応出来るように教えてあげることです。

今朝は見習い1号と単独バックの練習をしました。

彼と向かい合って「バック」と言うと、彼は次のキューが出るまで落ち着て下がっていくことができます。
つまり、「バック」と言う行動の意味は理解しています。
ところが、先日足の間のポジションにいるときに「バック」と言ったら、一歩も下がれませんでした。
「バック」の意味を理解しているのになぜ。
さらに、後ろにわかりやすいようにターゲットを置いても全く反応しませんでした。

「バック」は彼にとって嫌いな動きではないので、まさかフリーズするとは思っていませんでしたが、私との位置関係が「フロントポジション」限定だと理解していたようです。
よくあることとは言え、ちょっとびっくり。

そこで、様々なポジションから一歩後ろに下がる動きを強化しなおすことにしました。
そのひとつはヒールポジション(左脚側)。

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そこから「バック」のキューを出し、一歩でも単独で下がったらクリッカーを鳴らしてトリーツをあげます。

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スムースに下がれるようになってから、ようやく足間(センター)ポジションから「バック」のキューを出します。
一歩でも下がったらクリックアンドトリーツ。

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一歩下がれれば、彼の頭の中は、センターポジションからもバックの動きに入ることがリンク付けされたので、すぐにいつも通り距離は伸びました。

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犬によって理解は様々。
うまく動けないときは、サポートが必要ですね。

蛇足ですが、私の場合ヒールポジション(ドッグダンスで使うヒールポジション)を犬が維持しながら後退する動きに関しては「バック」のキューは使いません。
なぜなら、ハンドラーの動きに合わせて犬が後退することと、犬だけが単独で後退するのでは意味が違うからです。

どういう意味かわからないときは、お気軽にレッスンをご依頼くださいね。

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