ドッグダンス(K9フリースタイル)

2022年10月 4日 (火)

ドッグトリック:少しずつ般化する

ドッグダンスには様々なトリックがありますが、そのトリックを様々なシチュエーションで使えるようにしてあげると、犬たちも違和感を感じることなくやれるようになります。

もちろん、これはトリックだけの話ではありません。
一般的なトレーニングにおいても、この「般化」というのがとても重要です。

例えば、いつも愛犬と向かい合わせで「オスワリ」をさせていると、並んで立っているときに「オスワリ」をお願いしても、飼い主さんの正面に回り込んでから座るようになります。
同様に、離れた場所で「オスワリ」と言っても、わざわざ飼い主の前まで来てからでないと座れないという状況になります。

そうならないためには、様々なシチュエーションでの練習が不可欠です。


さて、今日のプライベートレッスンは、ドッグダンスのトリック、逆立ちをマスターしたLさん。

基本を教えるときは、安定したボードの角度を少しずつ変えながら、逆立ちの位置にまで移行して行き、今では置いてあるオブジェクトに対して後肢があげられるようになりました。
そこで今日は飼主さんとの位置関係を変えながら、最終的には飼主さんの体をターゲットに逆立ちできるように練習してみました。

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逆立ちの意味は理解しているLさんなので、あとは自信を持ってどこでも後肢をあげられるようにサポートしていきます。

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2022年10月 3日 (月)

愛犬をまたげますか?

なんとも変な質問ですが、例えば床に寝転んでいる愛犬をまたげますか?

そもそも、犬は自分の上に何かが覆いかぶさるのを嫌います。
特に小型犬の場合は、足が当たったりすると、足の傍にさえ寄って来なくなる子もいるので、またごうとすると、サッと逃げてしまう犬は少なくありません。

別の意味から、家で寝転んでいる犬がいて行き先がふさがれているときは、老犬でなければ、どいてもらうようにしています。
理由は、急に動かれると逆に危ないということと、いつも人が避けられるとは限らないので、どいてもらいたいときに犬に拒否されたり、唸られたりすることがあるからです。

さて、ドッグダンスのヒールワークには、足の間に犬が入るポジションがあります。
ポジションだけでなく、8の字やウィーヴといったトリックでは、犬が足の間、つまり人間の下をくぐる動きがあるので、足の間にいることに馴らしてあげることが必要です。

見習い2号は、少しウィーヴの練習を始めたところですが、それとは別に、フセをしているところで、ステイと言って2号の上をまたいでみたところ、急に動きました。

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今まで何回かまたいだことはありますが、動いたのは今日が初めて。
つまり、普段フセでステイ出来ていても、人間がまたぐというディストラクションが加わると、動く可能性がゼロではないということなので、再度強化練習をしました。

202210031  

足の間にいるときにトリーツをあげながら、じっとしていることを褒め、その後犬の上を行ったり来たりしながらトリーツをあげていきます。

少しずつじっとしている時間を伸ばしていくことがポイントですね。

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2022年9月26日 (月)

サイドステップを教える

犬のサイドステップは前肢と後肢を平行に横方向に動かす動きです。

ドッグダンスのムーヴで使いますが、オビディエンスにもあります。
オビディエンスの場合は前肢が若干先に動いても問題ありませんが、ダンスにおいては平行に動かないと評価が低くなります。
いわゆる「曲がっている」状態になるからです。

犬のサイドステップは、犬だけが単独で行う場合と、ハンドラーとのポジション維持の中で行うものとがあります。
ハンドラーとのポジションを維持したまま動くときは、ハンドラーがターゲット(指標)になるので、犬にとっては動きやすくなりますが、ハンドラーと距離がある場合はターゲットが無いので、曲がらないで動くことは結構難しくなります。
つまり、遠隔のサイドステップを教えるのは時間がかかります。

どのレベルのサイドステップを望んでいるのかによって、行動を教えるステップは変わってきます。

ドッグダンスのHTM(ヒールワークトゥミュージック)で横方向に動くには、前肢と後肢が平行に動くことをきちんと教える必要があります。

これは言葉で言ってもわかることではないので、犬の体の使い方を引き出す必要があります。
トリーツを使ったり、おもちゃを使ったりする誘導も出来ますが、体をまっすぐすることを教えるには、ターゲットとなるハンドラーがいた方がわかりやすと思います。
そこで、脚側(ヒールポジション)をすでに教えてある犬の場合、私はヒールポジションをベースにサイドステップを教えていきます。

今日はディスクのムーヴにもサイドステップを取り入れたいS君のレッスンで、サイドステップの導入をやりました。

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後肢の意識を持つ練習からですね。

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2022年9月23日 (金)

ドッグトリック:パーツとパーツを組み合わせる。

今日はDogLifeDesignさんでドッグダンスのレッスンがありました。

ドッグダンスはトリックだけでなく、一緒に移動するヒールワークはハンドラー自体がモチベーターにならないと出来ないので、とても重要です。
ヒールワークが楽しいと思ってもらえると、他の作業にも意欲的になってくれます。

二コマ目の参加犬L君は若い男の子で、ドッグダンスは始めたばかりですが、基本のトレーニングを受けているので、意欲的に作業に参加してくれます。

前回ピボットターンをマスターしました。
今回は、最近覚えた「コーン周り」とピボットターンを組み合わせた作業にチャレンジしてもらいました。

最初は離れた場所にあるオブジェを認識しやすいように、コーンを載せて、スムースに周って来られるようになったらコーンを外します。

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コーンを外した状態で周ることがスムースに出来るようになったら、すでにマスターしているピボットのキューを追加してみます。

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つまりひとつのオブジェクトに対して異なる作業を行うと言うもの。

冷静に聴き分ける力が無いとできません。
いわゆる「弁別」です。

目に入ったものを見て、勝手な思い込みで走り出すと、不正解を出すこともあるので要注意。

ひとつひとつ丁寧に教えていくことが大事ですね。
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2022年9月19日 (月)

元気なシニア犬ライフには

今日はDogLifeDesignさんで、ドッグダンスのグループレッスンがありました。
参加犬の1頭Rさんは13歳。
1歳のころからドッグダンスを始め、様々なトリックやムーヴもこなすシニアです。
そして今でもあの頃と変わらない元気さで参加してくれていますが、多少の衰えは否めないところ。

しかし、ドッグダンスで培った後肢の動きは健在で、バックステップやヒールワークも綺麗にこなしてくれています。

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そんなRさんは落ちているトリーツに気づかないから、あまり鼻を使っていないと飼い主さんがおっしゃっていたので、シンプルに、ノーズワークマットなどを使ったトリーツ探しゲームをお奨めしました。

犬はどうしても動体視力に頼りがちです。
動くものに反応するのは当然なので、落ちて動かなくなったトリーツをすぐに見つけるのは難しいもの。
普段から、視覚から嗅覚にシフトする練習をしていることで、鼻を使う作業に入りやすくなります。

FCIオビディエンスの課題の中にも「臭気選別」があり、いくつかの木片の中から、ハンドラーの匂いが付いた木片のみを選別して持ち戻るというものです。
離れた場所から走ってきた犬は、先に木片自体を目視してしまうので、鼻を使うまでにタイムラグのある犬もいます。
決して鼻が悪いわけではないので、普段から嗅覚作業の習慣をつけておくといいと思います。

嗅覚を使っているときの犬は真剣そのもの。
オヤツなどの食べ物に限らず、お気に入りのおもちゃを部屋の中に隠して探してもらうのも楽しいゲームになります。

日常的には筋力を落とさないよういつも通りの練習に加え、嗅覚を使ったゲームは脳を活性化するので、とてもいい刺激になるでしょう。

楽しいシニアライフを過ごしたいですね。

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2022年9月18日 (日)

Dog Dance Japanさんのコンペに参加してきました。

昨日のオビの練習会からそのまま山中湖に入り、今日はドッグダンスの競技会に参加してきました。
参加犬は見習い1号で、カテゴリーはFS(フリースタイル)でした。

今年4月からアシスタント用に作ったルーティンの構成を少し変えて見習い2号にお願いしていました。
前回、ワンダフルステップスタジオさんの競技会に出たときは、アイコンタクトの取れないバックステップから吠え始めたので、今回はアイコンタクトが取れる位置からのバックステップに変更しましたが、昨日の練習では落ち着いて出来たのに、今日の本番ではまた吠えてしまいました。

吠えた上に、集中を欠いてしまい、多少コンテンツを飛ばしてしまいましたが、前回できなかったコンテンツ、バックウィーブと腕飛びはなんとかねじ込んだ感じです。

いずれにしても、1号がストレスを感じていたことは事実。
ヒールワークになると途端に吠え止むのですから、彼にとってヒールワーク以外はお好きでないことは確か。

今後このルーティンを続けて完成させるか、諦めるかが正念場です。

もう少し1号と話し合いが必要なようです。

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2022年9月10日 (土)

ドッグダンスリハーサルショウ開催しました。

昨日のワークショップに続き、今日はドッグダンスのリハーサルショウを開催しました。


リハーサルショウはコンペではないので、本番競技に向けた予行演習としてご利用いただいたり、ご自身の成果の発表の場や、いつもの場所と違った広いリンクを使っての練習の場としてご利用いただいています。

今回ようやく10回目となる開催でしたが、多くの方にご参加いただき、いつもながら、最前列で皆様の演技を拝見させていただきました。

完成されたルーティンの最終チェックのペアは本番さながらの演技を披露してくださり、各パーツの確認をされているペアは、パートナーにわかりやすく伝える工夫をしていました。
見ているだけでも良い勉強になります。

我が家の生後10か月の見習い2号も3月の馴致(場慣れ)に続いて半年経って再びリンクを経験させましたが、まだまだ周囲の刺激に負けてしまい、心ここにあらず。

経験値をあげることは本当に重要なことだと改めて気づかされました。

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まずは、ハンドラーと一緒にいる時間を楽しんでもらうことからですね。

今回も独断と偏見で、「このペア」と感じた5組のペアに賞を贈らせていただきました。

また、協賛いただいた以下のみなさまにも心より御礼申し上げます。

ワールドプレミアム株式会社様
有限会社オリエント商会様
マダムバーバラ様
さくらガーデン様

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2022年8月28日 (日)

シニア犬のサポート

今日はドッグダンスのグループレッスンがありました。
参加犬はシニアのレディと若い男の子、課題はそれぞれ違いますが、いつも和気あいあいと進んでいます。

さて、シニアのRさんはドッグダンスを始めたのは11年前。
14歳になった今でも、当時と変わらず活発なRさんですが、年齢を重ねるといろいろと衰えてくるので、今日はハンドシグナルについてのお話をしました。

犬に新しい行動を教えるには様々な手法があることはいつも書いていますが、そのプロセスにおいてはハンドシグナルを使うことがあります。
しかし、オビディエンスにおいては、最終的にハンドシグナルを外し、言葉のキューだけで反応出来るようにサポートしていきます。

ドッグダンスにおいても、ハンドシグナルをはずさないと、犬が振り付けと間違って混乱してしまうこともあるので、出来るだけハンドシグナルも外していくようにします。
もちろん、遠隔作業においては振り付けのように見えるハンドシグナルを入れることもあります。

いずれにしても、出来るだけ言葉のキューを理解するように犬に伝えていくのですが、年齢を重ねた犬の場合、次第に耳が遠くなってくると、言葉のキューに反応できなくなることもあります。
そんな時に必要になるのがハンドシグナルやボディシグナルのようなジェスチャーです。

我が家の犬たちの中には老衰で旅立った犬たちもおり、老犬介護も経験しています。

耳が遠くなってから一緒に踊ったボーダー・コリーとのルーティンでは、口笛でアテンションを取ってから、目が合ったら大き目のジェスチャーでやって欲しい行動を伝えました。
耳が遠くなってくると、低い音は聞こえづらいので、声を大きくするだけでなく、高い音の方が聞こえやすくなるからです。

ウィーブやスピンなどの動きは手を大きく動かしながら誘導しました。

いずれにしても、いろいろな感覚が衰えてくるお年頃の場合、わかりやすいサインが不可欠です。
不安にさせないことがポイントですね。

最近オスワリのサインがよくわからなくなったRさんに、新しいサインを教えてあげました。

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これで少し不安が減りますね。

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2022年8月23日 (火)

ドッグトレーニング:ターゲットの意味

先日シェーピングとルアーリングの話を書きましたが、それら以外に犬に行動を教える手法のひとつに「ターゲッティング」というものがあります。
ターゲットを使うというものですが、ターゲットとは何を意味するのでしょうか。
ターゲットは犬にとって「指標」になるものです。

「指標」となるものはなんでもかまいません。
前足を乗せるものだったり、鼻を付けるものだったり、犬が何をすればいいのかを分かりやすく教える方法のひとつです。

さて、今日のドッグダンス定期レッスンでは、Nさんが前進の練習をやってもらいました。
ルーティンの構成に組み込まれているので、きちんと教えてあげたいところ。

前方のターゲットまで歩いて行きその上に乗るという練習を繰り返していただきました。

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ターゲットを使う場合は、ターゲットにくっつく(乗る)ことでいいことがあると前もって刷り込んでおかないとなかなか先には進みません。

楽しいトレーニングが出来るといいですね。

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2022年8月20日 (土)

シェーピングで教えるか、ルアーリングで教えるか。

犬に新しい行動を教えるときは様々な方法を使うことが出来ます。
もちろんその中に「強制」は入っていませんが、その他のいくつかの方法で教えることができます。

ドッグダンスのトリックの中に、前足を何かの台に乗せてその周りを旋回するピボットという動きがあります。
これをルアーリングで教える場合は、当然オヤツなど、犬の好きなものを見せて犬を誘導することになります。

恐らく、誘導されれば、よほど前足を何かに乗せることに嫌悪感を持っていない限り、スムースに台に乗って、誘導について回ることが出来ます。
ただし、この動きと、ピボットを意味するキューがリンク付けされるまでには時間がかかります。

一方シェーピングで教える場合は、前足を自分から乗せるところから始まるので、スタート時点ではかなり忍耐強く向き合う必要があります。
しかし、自ら動くこともあり、一度動きを習得してしまうと定着しやすいというメリットがあります。

ルアーリングとシェーピング、どちらがいいかというのは教える行動の内容にもよりますが、自ら行動を起こしにくい子はシェーピングで教える場合フリーズしたりしてなかなか進まないこともあります。

その犬の状況や教える行動によって、教え方を選べばいいでしょう。

さて、見習い1号には、ずっと以前、ピボットを少し教えたことがありました。
そもそも、1号とは当時ダンスを踊る予定がなかったので頓挫していましたが、今日久しぶりやってみたところ、案の定頭がパンクしかけました。

そこで、少しヒントを出したところ、なんとか回ることができました。
キューは覚えていたのですが、体の使い方のリマインドに時間がかかった感じです。

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犬は一度教えたことは忘れません。
ただリマインドが必要なことも事実です。

少しずつ思い出させてあげましょう。

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