FCIオビディエンス

2019年6月20日 (木)

ドッグトレーニング:パーツとパーツが繋がるとき。

今日はFCIオビディエンスの練習会に参加してきました。

私がドッグトレーニングに足を突っ込んだときは
JKC
の訓練競技会で行われるCD(コンパニオンドッグ)というカテゴリーでした。

1997
年から競技会に出始め、先代の犬たちも全頭競技会には参加していました。

現アシスタントニコルがCDでグランドトレーニングチャンピョンを達成したあと、かねてからやりたかったFCIオビディエンス競技を始めました。

ところが、当時はすでにトレーニングにおいて師と仰ぐ人はおらず、独学でニコルと競技に参加していたため、当然FCIオビディエンスも競技課目見ながら自己流でやってきました。

しかし、自己流には限界があります。
CD
FCIオビとは全く違うものだからです。

見習いが来てから本格的にFCIオビを始め、その面白さにどんどんはまっていくのですが、見習いとアシスタントはボーダー・コリーと言っても全く別犬です。
同じ方法ではうまくいきません。
あたりまえですね。

そこで多くの人の助言を聞きながら、同じ目標を持つ人たちと意見を交わし、少しずつ自分の犬に合った方法を取り入れていくという作業が必要になります。

今年オビIIIに昇格し、オビIとオビIIでやってきたことを少しずつ完成させていく作業が続いていましたが、なかなかこちらの意図が伝わらず、日々試行錯誤しています。

焦らず、丁寧に、コツコツが欠かせない犬のトレーニング。
犬が何を、どう理解しているのか見極めることも大事。

今朝7時前から始まったオビ練で、見習いは兼ねてからの課題のひとつ、コーン回りとダンベル持来、そして障害飛越を行いました。

練習場所もままならない状況で、コーンを周ることやダンベルを持来すること、障害を跳ぶことは教えてあります。
しかし、実際競技でコーンに向かって送り出してみたら、コーンにたどり着けなかったり、障害を先に跳んでみたり、ダンベルに直行してみたりと、いろいろ笑えることをやってくれました。

まだまだ先は長い。とパーツの練習だけでなく、なぜ見習いがそんなことになったのかを掘り下げながら、諸先輩のアドバイスを取り入れて練習を続けてきました。
特に、最近やっていたのはコーン回りのみ。
周囲に何があろうと、コーンをみつけてまっすぐ向かって走り回って戻る。

201906201

今日はこの3点がそろった動きを初めて見せてくれました。

彼の頭の中で、景色とパーツがようやくリンクされ始めたようです。

練習は無駄ではなかったと改めて感じたときでした。

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2019年6月 3日 (月)

オビディエンスワークショップ

今日はDDCさん主催の佐藤委子先生のオビディエンスワークショップに参加してきました。

見習いVincentが今年クラスIIIに昇格しましたが、奥が深くてパーフェクトなパフォーマンスにはまだまだほど遠い状況です。

10課目の内5課目はほぼ理解できているものの、あとの5課目は詰めが甘く、綱渡り状態。

秋の競技会に向けて少しでも精度をあげるために、今彼に必要な練習方法などをアドバイスしていただきました。

201906031

また他の参加者の課題も見学でき、大変勉強になりました。

CDなどの訓練競技とはちょっと違ったFCIオビディエンスは、レベルがあがるごとにディストラクションも増え、人も犬も頭を使わなくてはできない作業ばかりで面白いですね。


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2019年5月12日 (日)

JKCのFCIオビIIIに参加してきました。

今春最後の訓練競技会に見習いと参戦してきました。

今年オビIIIに昇格してから3度目の競技会。
日々練習はしていているものの、本番を想定した練習量が圧倒的に少ない見習い。
なぜなら全体練習のスペースが日常的に確保できないからです。

パーツ練習を繰り返しながら、最終的に一つの課題として合体させるのですが、まだまだ見習いにはその全体像がよく見えていないようです。

彼の目に映っている景色を想像しながら組み立てますが、それでもエラーが出ると、まだまだ理解が足りていないことを思い知らされます。

更に、よくわかっている作業であっても、意欲が冷静さを超えてしまうと、とんでもないミスに。

左方向からコーンまで送り出し、円内で立止し、その後さらに前方にあるダンベルの中から、指示された方向のダンベルのみを持来する課目で、

201905121

コーンまでは順調に送り出せたのものの、

201905123   

本犬がコーンに向かっている段階で、ダンベルに気を取られ、立止の指示を聞きながらもスライドして円からはみ出てしまいました。

201905124
持来するダンベルの方向は間違えませんでしたが、円からはみ出したことでこの課目は0点/30点。

いつも言われることは、「スピード感があってとてもいい。」

スピードだけでは作業は達成できません。

ここでまた新しい課題が見えてきました。
いつも宿題をくれる見習い。
飽きませんね。

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2019年4月27日 (土)

JKC春季訓練競技会に参加してきました。

今日は埼玉県吉見総合運動公園で開催されたJKCの訓練競技会に参加してきました。
参加犬は見習いVincentで、FCIオビディエンス、クラスIIIです。

201904271

今回2回目の挑戦ですが、まだまだ完成形にはほど遠いとはいうものの、多少の進化が見られました。

その一つは、ハンドラーが少し落ち着いていたということ。
前回は初オビIIIということで、段取りに慣れておらず、ハンドラーの失敗でチャレンジさせることすらできなかった課目がありましたが、今回はとりあえずすべてチャレンジ。

一度は見失ったダンベルも探しに戻り、正解を持って帰ってくることが出来ました。

201904272
201904273
オビディエンスは難しい競技ですが、地道な練習の繰り返しは必ず成果をもたらしてくれるはずです。

愛犬と楽しんで続けられるといいですね。

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2019年4月25日 (木)

ドッグトレーニング:姿勢変更の基軸は前肢?後肢?

愛犬に停座、伏臥、立止を教えるとき、前足を基軸にしているか後ろ足を基軸にしているか考える人はあまりいないと思います。

我が家もJKCCD競技に出ていた時は気にしていませんでしたが、FCIオビディエンスに出るようになって姿勢変更の際、元の位置から1犬身以上動くと得点できない規定を知り、基軸を前肢にするのか後肢にするのか決めなくてはいけなくなりました。

通常向かい合わせで犬に姿勢変更させると、少しずつ前に出てきてしまうものです。
ハンドラーに近づきたいという精神的な部分もあるからです。

脚側位置で姿勢変更させると、基軸がバラバラでも、犬は適当に微調整して脚側位置に戻ってくることができますが、向かい合わせで遠隔の作業となるとハードルは高くなります。

週末の競技会に向けて、今日は見習いの姿勢変更の再確認。

最初は脚側位置で行いました。

201904251 201904252 201904253

立止で少しずれてますね。

本番は向かい合わせなので、横のずれは少なくなると思いますが、問題は前に出ないこと。
いつも通りやってくれればいいのですが。

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2019年4月 6日 (土)

問題は飼い主にあり。

昨日今日とDDCさん主催のオビディエンスセミナーに参加しました。
講師はデンマークの方で、FCIオビディエンスの世界大会での優勝経験があるミリアム・ソンダーガード氏。

FCIオビディエンスの競技に関してはほぼ独学での出陳なので、海外から講師を招いたワークショップやセミナーは貴重な情報源です。

初日は各参加者のプライベートレッスンを見学し、二日目は見習いのVINCENTとレッスンに参加しました。

201904061

VINCENTとの競技は先月ようやくクラスIIIに上がったばかりの初心者。
全課目は一通り教えたものの、精度はまだまだ。
今回は招呼や送り出し時の立止の教え方についてお聞きしました、
つまり、立止のキューを聞いたら速やかに止まってほしいので、余計な動きをしないことを教える方法です。

結果基本に戻って送り出しの方法をもう一度見直すことが大事ということになり、今まで理解できたと思いこんでいたハンドラーに原因があるということが判明しました。

教えたつもり、理解できたという思い込み、思わぬ落とし穴に落ちてしまいました。

参加者たちの、レッスンも参考にしながら、見習いにも自信がつくように丁寧に教えていかなければいけませんね。

とても良い勉強の時間をいただき、ハンドラー、犬ともども、ハードディスクがいっぱいいっぱいになりました。

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2019年2月24日 (日)

見習い、FCIオビ、クラスIIIデビュー

1か月ほど前の競技会で無事クラスIIIに昇格した見習いは、練習を兼ねてクラスIIIの競技に参加してきました。

結論から言うと、当然のことながら準備不足のために結果はさんざん。
しかし、今見習いが理解できていることがどこまでなのかということが大変よく分かった競技でした。

そしてもちろんのこと、クラスIII初挑戦の私にとっても学ぶことが非常に多く、ジャッジやスチュワードから多くのアドバイスをもらうことが出来ました。


201902241


コース図をみるとわかるように、はっきり言ってわかりにくい競技です。
クラスI、クラスIIと内容に大きな違いはないものの、難度があがることで、各課目は複雑になり、犬の集中力が試される仕組みになっています。

準備不足の2課目は、予想通りの結果でしたが、それなりに練習を重ねた課目の段取りを私が間違えてしまい、見習いは大好きなダンベルを取りに行くことができなくなってしまいました。

見習いの、「なぜ?」という声が聞こえてきそうで申し訳ない気持ちでいっぱい。


そんな見習いは集中を欠いてしまい、臭気選別で迷いが出て、正解の前に2つ咥えてしまってこれも得点無し。

ハンドラーの力不足で、見習いにおもいきり作業させてやれなかったことが悔やまれるものの、クラスIIIの競技者は3人しかいなかったので、必然的にお立ち台。

201902242
photo by A.Oさん


4月の競技会までに、どこまで準備不足が解消されるのか。
ハンドラーが冷静でいられるのか。

大きな課題をもらいました。

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2019年2月 3日 (日)

FCIオビIII:複合課目を切り分ける

見習いと練習を始めたオビディエンスIIIですが、今日は神奈川訓練士会の訓練競技会で練習リンクが借りられるというので行ってきました。

CD用のリンクのため、さほど広くはありませんが、それでもハードルを二台並べて、ダンベルを咥えて跳ぶにはなんとかできる広さです。

ちなみにこの課目の正式名称は「コーン回りへの送り出し、立止、停座または伏臥ならびに方向転換と障害飛越を伴う木製ダンベル持来」という長いものです。

では、いったい何をやるのでしょうか。

1. 左脚側位置にいる犬に20メートル前方のコーンを回るようにキューを出す。
2. 犬が走ってコーンを回ってハンドラーの元に戻り始め、コーンより2メートル地点に到着次第、ハンドラーは作業開始前にスチュワードから伝えられた犬の姿勢を犬に伝える。(犬の姿勢は、立止、停座あるいは伏臥)
3. 犬が静止して約3秒後にハンドラーはスチュワードに告げられた方向(左右)のダンベルを咥えてハードルを跳び、ハンドラーの元に戻るよう犬にキューを出す。

なんとも長い作業ですが、当然のことながら、初めから通して教えることはできません。

それぞれの作業が確実に出来なければ犬の集中力は途切れ、結果がさんざんなものになるのは目に見えています。

見習いはようやくオープンハードルの認識が出来るようになりました。
と言っても、目の前にダンベルがあればそればかりが目に入って、ハードルを跳ぶことを忘れてしまうこともしばしば。

ダンベルとハードルをセットにした練習は欠かせません。

今日の練習では、スペース上コーン周りのあとの部分から左右のハードルの認識の練習を行いましたが、案の定頭の中がダンベルでいっぱいになった見習いは、私がどこにいようとダンベルは取りに行くものの、そのあとの障害飛越に繋がらないので、こちらの立ち位置をいろいろ変えながらトライしてみました。

201902031


持ち時間はわずか10分でしたが、見習いの出すエラーを無駄にしないように、わかりやすく伝えて行ったところ、とりあえず、左右のダンベルの違いを理解し、その後の板障害あるいはオープンハードルまで飛越することが出来ました。

201902032
photos by J-mom

後半は「指定区域への送り出し」練習もやってみました。
こちらの認識はまだまだ時間がかかりそうです。

見習いは練習時何度かエラーを出していますが、そんなときも「あっ!」や「違う!」と言った語気の強いネガティブワードは一切使いませんでした。
それを使うと、見習いは途端にトーンダウンし、咥えたダンベルをすぐ落とすようになるからです。

周りで見ていた人はおそらく「何をやってるんだ?」と思ったかもしれませんが、とにかくトーンを高めに、もう一度やってみようという気持ちを込めて作業に臨んでみました。

本番まであと3週間、どこまで見習いに自信を持たせられるかがポイントです。

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2019年1月27日 (日)

JKC訓練競技会:オビIII昇格

今日は埼玉で開催されたJKCのクラブ訓練競技会に出陳してきました。

参加犬は見習いVincent、ボーダー・コリー、雄3歳と2か月。
まだまだ安定感にかける若僧で、昨年オビディエンスIを卒業し、オビディエンスIIに取り組み始めましたが、うまく伝えられたのか、はたまた伝わってはいても、本番には様々な刺激がつきもので。
というのは建前で、やはり本犬の精神状態が一番のポイント。

とにかく走りたい若僧には、頭を冷やすことが何よりも大事。
目の前のものに、気を取られて冷静になれない。
子供と同じです。

もちろん、ハンドラーのミスもあります。

例えば今回の競技では、金属ダンベルの持来を伴う障害飛越で、見習いはダンベルを咥えて戻ってきたときオーバーランしてしまいました。
得意科目なのに失敗させてしまった。
完全にハンドラーのミスです。

恐らく、他の課題においても、ハンドラーの微妙な不審な動きなどが見習いを混乱させていることもあるでしょう。

日々の積み重ねも大事、ハンドラーの精進も不可欠、パートナーへのサポートはもっと大事。
それらを楽しんでやれるといいですね。


201901272
photo by K.Tさん

頑張ってくれた見習い、262.5点/320点で無事オビディエンスIIIに昇格出来ました。
とは言っても、オビディエンスIIIの練習は生半可ではできません。

まだまだ先は長そうです。

同時にCDIIの公開訓練試験も受験し、98.6点/100点という我が家にしては高得点で合格しました。

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2018年12月 8日 (土)

FCIオビディエンスの反省点

今日は見習いとJKC主催のFCIオビディエンス競技会に出てきました。

エントリークラスはクラス2。
クラス1から難度があがり、遠隔の距離なども長くなります。

さて、現時点では、よくある「練習ではできている」ことが本番で出来ないことが悩みの種。
出来ない原因は「早とちり」と言うか、焦った先走りというか。
「やれない」作業では無いのに失敗します。


「わかっていない」のであれば、理解できるまで練習することができますが、本番で気持ちが焦って間違えるというのは非常に修正が難しくなります。
いわゆる「心を育てる」ことが必要だからです。


前回「先走り」で4課目に0点が付いてしまった見習い。
今回は、「落ち着く」練習と、キュー出しをわかりやすくすることで、4課目中の2課目はきちんと得点がありました。

っが、あれだけ正解を出してくる「臭気選別」で余計なことをしたばかりに不正解。

「臭気選別」に関しては、自信を持たせることが解決に繋がると思うのですが、まだまだこちらも先が長そうです。

今回はそれでも他の部分をなんとか頑張ってくれたので、合格点はもらえました。
おかげで今後の出陳時は試験料(5,300円)を払わなくてもよくなりました。
お財布が少し助かります。


201812081


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