犬のエンリッチメント

2026年2月11日 (水)

犬同士で遊ぶということ

犬を迎えると、犬友を作ったり、ドッグランで楽しく他犬と遊ぶ我が子の姿を楽しみにしている人は少なくありません。

しかし、様々なドッグスポーツを愛犬と目指そうとする場合、
犬同士の遊びを推奨しない訓練士やトレーナーは少なくありません。
なぜでしょうか。

犬に興味がありすぎると、ドッグスポーツ(競技)中、他犬に気持ちをそがれる可能性がゼロではないからです。
様々なドッグスポーツ会場には、当然犬が沢山集まります。
遭う犬すべてと挨拶しようとしたり、犬の存在に目が釘付けになってしまえば、
当然ハンドラーの声が耳に届きにくくなるからです。
中には、犬を追いかけてリングアウトしてしまう犬もいます。

もちろん、犬も人と同じで個体差があります。
もともと持っている性格で、犬に対してフレンドリーな犬もいれば、
大して気にしない犬もいます。

ちなみに、我が家の犬たち、同じボーダー・コリーであっても
性格はみんな違います。
他犬の存在をあまり気にしないタイプもいれば、
目が釘付けになる犬もいます。

釘付けになる犬が、犬を無視できるようになるには時間がかかります。
黙っていてもそうなるわけではありません。

要は周りにどんなディストラクションがあったとしても、
ハンドラーから声がかかれば、集中して作業にあたれるようになること。

日常的に、他犬と遊ぼうが、呼んだらダッシュで戻れる犬であれば、
犬に対してフレンドリーだったり、犬同士で遊んでもいいのです。

ただ、誘惑に負けてしまう可能性があるタイプの犬に、
敢えて楽しいものを与えておいて、ハンドラーに集中しなさいというのは
少々人間の身勝手かもしれません。

他犬と遊ぶ楽しさを知ってしまったら、セルフコントロールが出来ない可能性がある場合は
敢えて犬同士で遊ぶことにこだわる必要はないのではないでしょうか。


ある意味、人間の勝手のようにも見えますが、人との協同作業を楽しめるようになることで、犬同士のワンプロをしなくても、犬が不幸であるとは限らないからです。

付け加えると、犬友がいないからと言って、不幸だと感じている犬ばかりではないこと。
犬同士の関わりを求めない犬もいるということです。

もちろん、そういうタイプの犬たちに「社会化が出来ていない」とは口が裂けても言ってはいけません。
他犬がいても、平常心を保てる犬が、社会化が出来ている犬なのですから。


さて、我が家の犬たち、アシスタントは他犬との距離を重んじるタイプ、
見習いは、小さいころから距離をがんがん縮めたいタイプ。

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縮めようとすれば、それなりにリスクもあります。

個々の犬にあわせて、ハンドラーに集中しやすいような環境を整えてあげることが大事ですね。

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2026年2月 9日 (月)

トレーニングは楽しく♪

「犬のしつけ」や「訓練」と聞くと、厳しいものと想像するのではないでしょうか。
「出来るようにしなくてはいけない。」とか
「ちゃんとやらなければいけない。」とか。
ある意味、スパルタ的な印象を持つ人は少なくないでしょう。

恐らく2~30年前であれば、そういうこともあったでしょう。
犬が言うことをきかなければ、耳をつねるとか、
首に着いたチョークチェーンを吊り上げるとか、
当たり前のように行っていた人もいました。

しかし、欧米を含む、犬先進国からの様々な研究により
犬のトレーニングは確実にアップデートされているので、
古い(Traditional)トレーニング方法は大分見直されるようになってきました。

では、先進国から入ってきた新しいトレーニング法とはなんでしょう。

それは、犬を力で押したり引いたりするのではなく、
犬が自発的に動く好ましい行動を褒めることで、その行動の頻度を増やし
行動を習慣にしていくということです。
そのためには、人間も、好ましい行動が出やすい環境を作ってあげる必要があります。

好ましくない行動は褒めないだけで、罰が出るわけではないので、
犬は怖いとか嫌だと思うことはほとんどありません。

楽しいことは学習を進化させることができます。
これは人間にも言えることでしょう。
分かりづらかったり、怖かったりすれば、もっと勉強しようという気にはなかなかなりません。

当然、犬は勉強しようと思っているのではなく、
楽しいからハンドラーについてくるだけです。

ただ楽しいだけでなく、ハンドラーとの作業に大して
喜びを見出してくれると、「義務感」を強要する必要がなくなるので、
そんな関係性を築いていくことが一番重要なのではないかと思います。

この「関係性」がある意味難しいので、
犬にとって、信頼できる人間になるように、日々一貫性と
わかりやすい教え手になれるよう努力するのは人間ですね。


さて、昨日は若いLさんのプライベートレッスンがありました。

伝えなければいけないことは沢山ありますが、
同時に、身体が成長途上にあるので、そちらもケアしていきたいところ。

昨日は初めてキャバレッティにチャレンジしてもらいました。

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ただ前足でバーをまたぐだけではなく、
後肢の意識ももっていないと、後肢をバーに引っ掛けてしまいます。

最初は3本という少ないバーで始めましたが、
それでも、数往復すると、ちょっと疲れてしまったLさん。
ちゃんと後肢をあげて動くことだけでも、筋力が欠かせません。
少しずつ慣れていきましょう。

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2025年12月21日 (日)

まったく、思春期ってやつは・・・。

人間同様、犬たちにも思春期があります。
思春期の犬たちの行動パターンとしてよく見られるのが、「不服従」。
それによって、ある意味「反抗期」と言われてしまうわけですが、
犬たちは、自ら反抗しようと思っているのではなく、
他のことに気を取られて、人の声が耳に届かなくなっているだけです。

外に出れば、単純に他の犬の匂いや、他の犬の存在に心を奪われ、
冷静さを失ってしまうのは当たり前の行動とも言えます。

今までこんなことなかったのに・・・。と飼い主さんが驚くような行動を取ることもあります。

犬たちは本能のままに行動し、今まで言われてきたことはちゃんとわかっていても、
成長の過程で、身体の変化や脳の発達やら、様々なものに阻害されて
自制できなくなってしまうのが思春期です。

ここでハンドラーが頑張らなければいけないのは、
犬に罰を与えることではなく、粘り強く、やるべきことを伝えていくこと。
場合によっては、犬が好ましい行動を取りやすいようにサポートすることも必要です。


さて、今日は思春期に入ったばかりの若いLさんと、思春期真っ盛りのBさんのレッスンがありました。

Lさんは、もうかわいいパピーさんではありません。
(十分可愛いですけど)
赤ちゃん扱いをやめて、一貫性を持って、家のルールを伝え続けていかなければいけません。

Bさんは、いろいろディストラクションに心を奪われてしまうので、
我に返してあげることが大事。
そのためには、ハンドラーさんとの信頼関係も含めた関係性の構築。

遊びの中には様々なルールが入れられるので、
遊ぶことも大事。

まずはディストラクションが少ない家の中から。

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2025年12月20日 (土)

犬の要求に応えない理由。

仔犬は何をやってもかわいいもの。
ついつい、要求に応えてしまいがちです。

犬の要求は無視するというのが今は一般的なしつけの常識です。

なぜ犬の要求に応えないのか。
答えは、犬の要求に応えることで、犬の要求がさらにエスカレートしていくからです。

では、なぜ無視するといいのでしょうか。

犬は学習する生き物です。
犬が行動を起こして、その行動に対してなにがしかの報酬が得られた場合、
その行動の出現頻度は増えていくことが様々な研究によって明らかにされています。
これが一般的に言われている「正の強化」です。

逆に、報酬が何も得られなければ、その行動はどんどん消去されて行きます。
つまり、何か行動する度に、楽しいことが減っていく場合、その行動の頻出頻度が下がるというもので、いわゆる「負の罰」と言われています。

つまり、吠えても、跳びついても、いいことが起きないことが学習されると、「吠える」や「跳びつく」という行動の頻出頻度が減るので、犬の要求に対してリアクションしないことが推奨されるわけです。

しかし、ただ無視するだけではダメなんです。

犬が無視される行動を取るのをやめて、好ましい行動を取ったときに、すかさず「褒める」ということが重要なポイントになります。

つまり、犬の要求を無視しているだけでは解決しないということ。


仔犬育ては時間がかかるので、繰り返し、あきらめずに伝えていくことが大事ですね。


さて、今日はパピーレッスンが続きましたが、雨のやみ間を縫ってPさんと抱っこ散歩に出かけました。

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抱っこ散歩は、ワクチン未接種期の仔犬たちの社会化には欠かせない課題です。
急に外で独り歩きを始める前に、安全な場所で、様々な刺激にさらしてあげることで、
社会化を進めていくことができます。


初めて入るバッグも、トリーツを使いながら、入りたくなる気持ちづくりから始め、入ったあともトリーツがもらえたり、撫でてあげたり、褒めてあげたりと、バッグの中で静かにしていることを褒めながら歩きました。

何事も、楽しいことと関連付けることが大事ですね。

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2025年12月 9日 (火)

犬との遊びにもルールはあった方がいい

先月、犬との遊び方で、ボールを持ってきてくれない仔犬の話を書きました。
別に仔犬が悪いわけではなく、持ってこなくても、ハンドラーが拾ってくれると学習しただけの話です。

犬の学習能力は素晴らしいので、こちらが意図してないことも学習します。
特に、その行動によって報酬が得られる場合、学習はとても速く進みます。

ボールを転がせば、ハンドラーが拾ってまた投げてくれる。というのも単純な学習の結果です。
しかし、いつもハンドラーが拾ってくれるわけではありません。
愛犬のために、必ず拾ってあげられる人はいいのですが、
遠くに転がしてしまったボールを人が走って取りに行くとなると、
どっちが遊ばれているのかわかりません。

たった一つ、ボールを咥えたら、ハンドラーに手渡すだけで、
楽しい遊びが続くと覚えてもらえれば、
犬は必ず持ってきてくれるようになります。

実は昨日ぎっくり腰をやってしまった私は、犬の排泄物を拾うのも苦労しています。
しかし、犬との遊びは休めないので、今日も練習を兼ねて遊びました。
もしご褒美にボールを投げてしまったら、私は腰をかがめて拾わなければいけません。
もちろん、さすがにボールは投げていませんが、
持ってきたら手渡しすることを教えてあげる方が、
単なる遊びであっても、ディスクの競技会に出る場合でも、
お互いスムースに遊びが継続できるようになるはずです。

さて、今日は思春期のMさんとのレッスンでした。
外でもハンドラーさんと一緒に遊べるようになったMさん。
それによって、気にしなくていいものへの関心が少し薄れ、
飼い主さんとの時間を楽しんでくれるようになったのですが、
飼い主さんが投げた引っ張りっこオモチャを咥えて戻ってくると思いきや、
今日は楽しそうにウィニングランが始まりました。

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確かに、それも楽しいかもしれませんが、
走り回っている犬を人間が追いかけるほど、意味がないものはありません。
なぜなら、絶対捕まえられないからです。

そこで、付いているロングリードを手繰り寄せて、
一人遊びじゃなく、ハンドラーと一緒に遊ぶルールを教えてあげたら、
またちゃんと持ってきてくれるようになりました。

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ルールを伝えてあげれば必ず理解できるので、
あきらめず、一貫性を持って伝えていきましょう。

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2025年12月 3日 (水)

仔犬の苦手を減らすためには

犬にとって苦手なものは沢山あります。
仔犬の頃の対処がうまくいくと、苦手を減らしてあげることができますが、
苦手意識を気づかなかったり、苦手を無視して強要していたりすると
犬によっては悪化させてしまうことがあるので注意が必要です。

例えば、ブラッシングや爪切り、歯磨きなど、人間にとっては当たり前のことでも
犬にとっては「とんでもない!」ことは沢山あります。

家の中で人と一緒に暮らすようになって、足を拭くことが日常的になっていることも同様です。

特に日本の家庭は土足厳禁ですから、飼い主は当たり前のように足を拭こうとしますが、
自然の中で走り回っている犬たちにとって、足拭きなんて言語道断。
センシティブな部分を無神経にゴシゴシこすられたら、嫌がる犬は少なくありません。

人間の立場と犬のきもちが違うことを理解して、
ちょっとでも嫌がるそぶりを見せたら、強要せずに、苦手意識を減らすサポートを
していきましょう。

四の五の言わずに言うことを聞かせようとは思わないでくださいね。


さて、今日は生後3か月のG君のカウンセリングがありました。

カウンセリングの大きな課題は、「噛み対策」と「身体に触られることを嫌がらなくすること」。

噛み対策は、そもそも仔犬なので、甘噛みは当たり前。
本気噛みとの違いを観察し、上手にコントロールしていく方法をお伝えしました。

そのためには、まず思い切り遊ばせて、噛みたい衝動を他に向けて発散させること。

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持参した紐付きオモチャで楽しそうに遊んでいただき、
遊びに興じている間に、身体にも触らせてもらいました。

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要は、体に触れることが嫌じゃない状況を増やしていくこと。

これからが楽しみな元気なパピーさんでした。

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2025年11月27日 (木)

クレートを使うメリットのひとつ

クレート(ハウス)の話は、何度も書いています。
っが、やはり、これは人間目線だけでなく、犬にとっても大事なことなので、また書きます。

仔犬の居場所として、寝場所とトイレを設置したサークル(エリア)は必須です。
寝場所とトイレを自由に行き来できなければ、当然トイレを失敗させてしまうし、さらに、それをサークルで囲っておかなければ、犬はあちこちでトイレをしてしまい、ハンドラーはイライラし、犬は「どこでもトイレ」を学習してしまいます。
また、イライラしたハンドラーが、仔犬がミスをするたびに叱っているような場合は、仔犬は毎日ストレスにさらされてしまうことになります。
仔犬のミスの原因は仔犬のせいではなく、人間側の環境設定のミスなのに、仔犬にとってとても不公平なことになります。


クレート(ハウス)があった方がいい理由のひとつはトイレ掃除。
仔犬が排泄を済ませたら、場合によってはシーツの交換や、トイレ掃除などが必要になります。
しかし、仔犬の目の前で、そんなことを始めたら仔犬は何をするでしょうか。

トイレ掃除の度に、トイレーシーツをかじったり、床を拭く手にまとわりついたり、片づけようとしている排泄物を咥えようとする仔犬に困ったことはありませんか?

仔犬がまとわりつこうとするたびに、もう片方の手で仔犬を抑えたり、押し返したり。
しかし、仔犬は遊んでもらっていると勘違いして、さらにヒートアップしたりします。

そうならないように、クレートにトリーツ(食べ物)を投げ込んで、仔犬が飛び込んだら扉を閉め、食べている間に片づけを済ますことが出来たら、掃除は問題なくスムースに進むのではないでしょうか。
もちろん、投げ込むトリーツは1個や2個のようにケチらず、10個ぐらい入れてあげれば、食べている時間も伸びるはずです。
場合によっては、フードを中に入れられるオモチャでもいいでしょう。

とにかく、犬にやって欲しくない行動を取らせない工夫をすることで、人はイライラすることなく、犬も意味なく叱られることなく、ストレスフリーな日常が送れるのです。

クレートを「可愛そう」と感じるのではなく、お互いのストレスレスのツールに有効活用してみませんか?


さて、今日は生後4か月のMさんのプライベートレッスンがありました。

飼い主様がトイレ掃除をする間、Mさんにはフードと一緒にクレートに入っていてもらいます。

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サークルの構造上、扉を取り付けていないので、Mさんがクレートに入ったら、一瞬クレートをサークル面に近づけるだけで、Mさんがクレートから出てくることを防ぐことができます。

いろいろ工夫してみることが大事ですね。

レッスン中は、前回楽しんでもらった足つぼマットをスナッフルマット代わりに楽しんでもらいました。

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前回より真剣に取り組んでくれました。

もちろん、レッスンが終わるころには自発的に休むMさん。

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心地よい疲労感を感じてもらえると、要求吠えも減りますね。

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2025年11月26日 (水)

たかがリード、されどリード

愛犬のリードを選ぶときは、何をポイントに決めますか?

デザイン?
色?
長さ?
素材?
重さ?

まず、リードの役割を考えてみましょう。

まず、一番の目的は、
「犬の安全を守ること」

その次に、
「犬と一緒に歩くための道具」として、使い心地のいいことが重要です。

犬の安全を守るためには、壊れたりすることがないよう、丈夫なものである必要があります。
そして、使いやすいものであるためには、素材や重さも重要です。

加えて、長さも大事。
身近過ぎれば、犬はいつもテンションがかかった状態になってしまい、
リードの引っ張りが癖になりやすくなります。

一緒に歩いているときに、リードが張らない状態を日常にしてあげないと、
犬はいつも張り気味で歩くことが当たり前になってしまうからです。

リードが張らない長さで、危険な場面では、手繰りながら犬を引き寄せることが出来るようにすると、犬の自主性に加えて、安全性も確保しやすくなります。

「リードアグレッション」と言う言葉あります。
いつもリードが張っていると、ハンドラーが後ろにいるという認識に加えて、
自分の動きが制限されてしまうことで、逃げ場がない犬にとっては、
「窮鼠猫を噛む」状況に陥り、他犬に対して攻撃的な行動を取りやすくなるということです。

そこで、出来ればリードで制御しようとするのではなく、
リードが張っていない状態で、犬の意識をハンドラーに向けて、
行動をコントロールしたり、マネジメントする習慣をつけていくことをお奨めします。

初めから外でやるのが難しい場合は、まずは家の中で練習しするといいでしょう。

ご家族がいれば、ご家族をディストラクション(気が散るもの)にして、
リードを持っている人への意識付けを強化していく練習ができます。

一人であれば、床の上に、オモチャやフードなどを置いてみて、
そちらに気持ちを持っていかれないように、練習してみるのもいいでしょう。

急に外に連れ出せば、当然様々なことに遭遇してしまい、
なかなか犬の意識を平常心に保つことは難しいものです。

少しずつ、馴らしていくことがポイント。

もちろん、危険回避のためには、リードを止めるというハンドラーの行動も欠かせません。

リードが緩んだ状態の犬たちは、メンタル的にもリラックスできています。

我が家のアシスタントも、広い公園内では、多少長めのリードを使ってあげると、
他犬と遭遇しても、安全な距離が取れるように自分で動けるとわかって、
歩様も自然と軽くなります。

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2025年11月23日 (日)

正しい姿勢を保つ

愛犬の姿勢はいいですか?

人間でも姿勢の良し悪しがあります。
私はどちらかというと、意識していないとダメなタイプです。
母は小さいころからお琴を習っていたので、
師匠には厳しく言われたそうです。

学生時代、モダンダンスクラブに所属したものの、直後に膝を悪くしてしまい、
活動できなくなったために、姿勢はよくなりませんでした。

さて、話を戻し、犬の座り方や伏せの姿勢については以前も書いていますが、
犬もだらけて座ったり伏せたりすると、腰を崩してしまいます。
いわゆる横座りです。

もちろん、くつろいでいるときはいいのですが、
「フセ」や「オスワリ」をお願いした時に崩してしまうと、
きちんとした姿勢を知らないことにもなり、いつもだらけた姿勢になってしまいます。

体幹にもかかわってくるので、早い時期から、「きちんと立つ」ことや「きちんと座ること」を
教えてあげることが大切です。

「立止」であれば、四足にバランスよく体重を乗せることがポイントです。

特に後肢の位置が重要で、開きすぎたり、後ろに引きすぎたり、前肢に近づきすぎると
余計なところに力がはいってしまうこともあります。

何も言われなくても、自然の立ち姿が安定していることが大事ですね。

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10歳のアシスタントは、これから体力も落ちていくことになるので、
それなりのケアが必要になってくるでしょう。
最期まで自分の足で歩いてもらうためには、
日々のエクセサイズが欠かせませんね。

昨日は、Mさんに初めて前肢と後肢の置き方をお伝えしました。

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もともと綺麗に立てているので、特に問題はありませんが、
こんなエクセサイズもあるということでお伝えしました。

気になった方は、是非鏡の前で、愛犬と一緒に立ってみると
どこがよくて、どこがいまひとつなのかわかるかもしれませんね。

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2025年10月26日 (日)

なぜ犬と遊ぶのか。

愛犬と遊ぶのは楽しいものです。

犬との遊び方には様々ありますが、基本はハンドラー(人)が誘って、人と遊ぶことが楽しいと思えるように犬を誘い、犬が飽きてしまう前に人が遊びを終わらせることです。

犬が遊びに誘うことはよくあります。
犬の遊びたい気持ちは大事なので、誘われたらすぐに付き合ってあげたいところですが、
いつも要求されるままに遊んでいると、遊べないときが犬にとってストレスになります。
ストレスを感じた犬はどうするのか。
当然要求するようになり、場合によっては吠える行動に出ることもあります。

犬も人間同様個体差があるので、どの犬も「こういう行動を取ったら、必ずこうなる」という方程式があるわけではありませんが、そうなる可能性はゼロではないので、そうならないための予防策は重要です。

それは犬との遊び方にも現れます。
犬が勝手に遊ぶのではなく、人と遊ぶことの楽しさを知り、人を信頼できるようにするために重要なのが遊びです。


さて、今日は生後4か月のパピーさんのカウンセリングがありました。

お話を聞かせていただき、日々の接し方や、パピーさんの動きを見せていただきました。

さすがに、生後4か月とは言え、よく人を観察しているので、こちらが一貫した行動を取っていると、すぐに「こうすればオヤツがもらえるんだね。」と学習した行動を見せてくれます。
賢い。

気になっていた「跳びつき」や「甘噛み」の対処法も見ていただくことができました。

最後は遊び。
一人遊びじゃなくて、人と遊ぶことの楽しさをちょっと紹介。

さっそくママさんにもやっていただきました。

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一緒に「ちょうだい」も教えていきます。

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楽しいことが一番。

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ちょっと近いですよ~。

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