犬同士で遊ぶということ
犬を迎えると、犬友を作ったり、ドッグランで楽しく他犬と遊ぶ我が子の姿を楽しみにしている人は少なくありません。
しかし、様々なドッグスポーツを愛犬と目指そうとする場合、
犬同士の遊びを推奨しない訓練士やトレーナーは少なくありません。
なぜでしょうか。
犬に興味がありすぎると、ドッグスポーツ(競技)中、他犬に気持ちをそがれる可能性がゼロではないからです。
様々なドッグスポーツ会場には、当然犬が沢山集まります。
遭う犬すべてと挨拶しようとしたり、犬の存在に目が釘付けになってしまえば、
当然ハンドラーの声が耳に届きにくくなるからです。
中には、犬を追いかけてリングアウトしてしまう犬もいます。
もちろん、犬も人と同じで個体差があります。
もともと持っている性格で、犬に対してフレンドリーな犬もいれば、
大して気にしない犬もいます。
ちなみに、我が家の犬たち、同じボーダー・コリーであっても
性格はみんな違います。
他犬の存在をあまり気にしないタイプもいれば、
目が釘付けになる犬もいます。
釘付けになる犬が、犬を無視できるようになるには時間がかかります。
黙っていてもそうなるわけではありません。
要は周りにどんなディストラクションがあったとしても、
ハンドラーから声がかかれば、集中して作業にあたれるようになること。
日常的に、他犬と遊ぼうが、呼んだらダッシュで戻れる犬であれば、
犬に対してフレンドリーだったり、犬同士で遊んでもいいのです。
ただ、誘惑に負けてしまう可能性があるタイプの犬に、
敢えて楽しいものを与えておいて、ハンドラーに集中しなさいというのは
少々人間の身勝手かもしれません。
他犬と遊ぶ楽しさを知ってしまったら、セルフコントロールが出来ない可能性がある場合は
敢えて犬同士で遊ぶことにこだわる必要はないのではないでしょうか。
ある意味、人間の勝手のようにも見えますが、人との協同作業を楽しめるようになることで、犬同士のワンプロをしなくても、犬が不幸であるとは限らないからです。
付け加えると、犬友がいないからと言って、不幸だと感じている犬ばかりではないこと。
犬同士の関わりを求めない犬もいるということです。
もちろん、そういうタイプの犬たちに「社会化が出来ていない」とは口が裂けても言ってはいけません。
他犬がいても、平常心を保てる犬が、社会化が出来ている犬なのですから。
さて、我が家の犬たち、アシスタントは他犬との距離を重んじるタイプ、
見習いは、小さいころから距離をがんがん縮めたいタイプ。
縮めようとすれば、それなりにリスクもあります。
個々の犬にあわせて、ハンドラーに集中しやすいような環境を整えてあげることが大事ですね。
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