犬の学習理論

2026年2月12日 (木)

仔犬のトイレ問題

仔犬を迎えて一番初めに頑張らなければいけないのがトイレ。
部屋中、どこでもトイレになってしまうといけないので、
仔犬が安心してトイレが出来る場所、例えばケージの中などに一つ目を設置し、
ケージから出して遊んでいるときのために、ケージの中以外にもトイレを設置するのが一般的です。

ここで問題になるのが、ケージの中以外ではいくつトイレを設置するのか。

まずは部屋の広さを見てみましょう。
6帖?
8帖?
20帖?

仔犬の目線の話は先日も書きましたが、
仔犬の視野は成犬と違ってかなり限られています。
視野だけでなく、行動範囲も同様です。

広い部屋の中で遊びに興じているうちに、トイレに行きたくなっても、
目の前にトイレが無ければ当然その場でしゃがんでしまい、
いわゆる「失敗」となります。
人間の三歳児とほぼ同じです。

早めに声をかけてもらえれば、トイレまで間に合っても、
ギリギリになってしまえば、トイレにはたどり着けません。

そこで、部屋の広さにあわせて、トイレの数を増やすことが重要なポイントになってきます。

さらに、ある程度馴れてくると、決まった場所でしかトイレをしなくなるようになる子もいます。

せっかくいくつか設置したのに、一定の場所でしかトイレをしない。
その場合は、その場所以外は撤去しても大丈夫でしょう。

犬は足場の素材でも認識しますし、場所でも認識できるので、
「ここ!」と決めてしまうと、他ではトイレをしなくなることもあります。

そこで大事なのは、最初にトイレを設置するときに、
ある程度将来を見越して設置すること。

万が一、希望通りの場所以外を選んでしまった場合は、
少しずつ場所をずらしながら、安全なスペースに移動していくことも可能です。

犬も人間同様、犬にとって落ち着いた場所でトイレをしようと考えるので、
最初の設置場所はよく考えておくことが大事ですね。

ちなみに、我が家の見習い、初めは狭い部屋に二箇所設置し、
いずれは一箇所にまとめようと考えていたのですが、
撤去する予定の場所を気に入ってしまい、
最終的なトイレと考えていた場所では一切しなくなりました。

202602121

おかげで、今でも家の中でトイレをしてもらわなければいけないときは、
屋上にあがる階段の前と言う不便な場所でお願いしています。
その代わり、トイレタイム以外トイレシーツは敷かないようにしています。

愛犬の気持ちが上手くくみ取れる場所にトイレが設置できるといいですね。

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2026年2月11日 (水)

犬同士で遊ぶということ

犬を迎えると、犬友を作ったり、ドッグランで楽しく他犬と遊ぶ我が子の姿を楽しみにしている人は少なくありません。

しかし、様々なドッグスポーツを愛犬と目指そうとする場合、
犬同士の遊びを推奨しない訓練士やトレーナーは少なくありません。
なぜでしょうか。

犬に興味がありすぎると、ドッグスポーツ(競技)中、他犬に気持ちをそがれる可能性がゼロではないからです。
様々なドッグスポーツ会場には、当然犬が沢山集まります。
遭う犬すべてと挨拶しようとしたり、犬の存在に目が釘付けになってしまえば、
当然ハンドラーの声が耳に届きにくくなるからです。
中には、犬を追いかけてリングアウトしてしまう犬もいます。

もちろん、犬も人と同じで個体差があります。
もともと持っている性格で、犬に対してフレンドリーな犬もいれば、
大して気にしない犬もいます。

ちなみに、我が家の犬たち、同じボーダー・コリーであっても
性格はみんな違います。
他犬の存在をあまり気にしないタイプもいれば、
目が釘付けになる犬もいます。

釘付けになる犬が、犬を無視できるようになるには時間がかかります。
黙っていてもそうなるわけではありません。

要は周りにどんなディストラクションがあったとしても、
ハンドラーから声がかかれば、集中して作業にあたれるようになること。

日常的に、他犬と遊ぼうが、呼んだらダッシュで戻れる犬であれば、
犬に対してフレンドリーだったり、犬同士で遊んでもいいのです。

ただ、誘惑に負けてしまう可能性があるタイプの犬に、
敢えて楽しいものを与えておいて、ハンドラーに集中しなさいというのは
少々人間の身勝手かもしれません。

他犬と遊ぶ楽しさを知ってしまったら、セルフコントロールが出来ない可能性がある場合は
敢えて犬同士で遊ぶことにこだわる必要はないのではないでしょうか。


ある意味、人間の勝手のようにも見えますが、人との協同作業を楽しめるようになることで、犬同士のワンプロをしなくても、犬が不幸であるとは限らないからです。

付け加えると、犬友がいないからと言って、不幸だと感じている犬ばかりではないこと。
犬同士の関わりを求めない犬もいるということです。

もちろん、そういうタイプの犬たちに「社会化が出来ていない」とは口が裂けても言ってはいけません。
他犬がいても、平常心を保てる犬が、社会化が出来ている犬なのですから。


さて、我が家の犬たち、アシスタントは他犬との距離を重んじるタイプ、
見習いは、小さいころから距離をがんがん縮めたいタイプ。

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縮めようとすれば、それなりにリスクもあります。

個々の犬にあわせて、ハンドラーに集中しやすいような環境を整えてあげることが大事ですね。

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2026年2月10日 (火)

仔犬の1歩踏み出す勇気をサポートする

仔犬の散歩で必要なのは、仔犬が自分から動こうとする気持ちをサポートすること。
そのためには、少し長めのリードを使うことをお奨めしていますが、
それは仔犬のわがままを許すということとはちょっと違います。

今まで家の中だけが世界だった仔犬にとって、外の環境は全く新しいもの。
見るもの、聞くもの、抱っこ散歩で経験していたとは言っても、
実際自分の足で歩くようになると、その視界は別のものになります。

全てが巨大。
まるでガリバーの世界です。

怖いと尻込みする仔犬を引っ張るのではなく、
仔犬が自分から踏み出す勇気をサポートすることが大事です。

もちろん、楽しくて制御できなくなる時は、リードを止めるだけ。

グイっと引っ張るのではなく、ただ動きを止めるだけです。


さて、今日はパピーさんたちのお散歩レッスンがありました。
Pさんは、今回2度目の練習。

刺戟の少ない駐車場から始めましたが、
駐車場の中にもハードルはいろいろあります。

ちょっとした段差に躊躇するPさん。

ちょっと自信を失った耳。

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しかし、「できるよ!」っと声をかけながら待っていたら、
意を決して、下りることができました。

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202602103

その後も、目の前のグレーチングにも躊躇しましたが、
リードを引っ張ることなく待っていたら、
自ら飛び越えてくれました。

202602104

これらは、仔犬の当たり前の行動です。
「何を怖がっているんだ。大丈夫だから。」と無理にリードを引っ張ると
犬は自分で「大丈夫」を実感することができません。

要は、仔犬に選択肢を与えることと、仔犬が自分から乗り越えるのをサポートすること。

その後も、マンホールの鉄板に一瞬踏みとどまっても、
すぐに乗り越えて行かれるようになったPさん。

すこしずつ自信をつけていくのをサポートしていきます。

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2026年2月 9日 (月)

トレーニングは楽しく♪

「犬のしつけ」や「訓練」と聞くと、厳しいものと想像するのではないでしょうか。
「出来るようにしなくてはいけない。」とか
「ちゃんとやらなければいけない。」とか。
ある意味、スパルタ的な印象を持つ人は少なくないでしょう。

恐らく2~30年前であれば、そういうこともあったでしょう。
犬が言うことをきかなければ、耳をつねるとか、
首に着いたチョークチェーンを吊り上げるとか、
当たり前のように行っていた人もいました。

しかし、欧米を含む、犬先進国からの様々な研究により
犬のトレーニングは確実にアップデートされているので、
古い(Traditional)トレーニング方法は大分見直されるようになってきました。

では、先進国から入ってきた新しいトレーニング法とはなんでしょう。

それは、犬を力で押したり引いたりするのではなく、
犬が自発的に動く好ましい行動を褒めることで、その行動の頻度を増やし
行動を習慣にしていくということです。
そのためには、人間も、好ましい行動が出やすい環境を作ってあげる必要があります。

好ましくない行動は褒めないだけで、罰が出るわけではないので、
犬は怖いとか嫌だと思うことはほとんどありません。

楽しいことは学習を進化させることができます。
これは人間にも言えることでしょう。
分かりづらかったり、怖かったりすれば、もっと勉強しようという気にはなかなかなりません。

当然、犬は勉強しようと思っているのではなく、
楽しいからハンドラーについてくるだけです。

ただ楽しいだけでなく、ハンドラーとの作業に大して
喜びを見出してくれると、「義務感」を強要する必要がなくなるので、
そんな関係性を築いていくことが一番重要なのではないかと思います。

この「関係性」がある意味難しいので、
犬にとって、信頼できる人間になるように、日々一貫性と
わかりやすい教え手になれるよう努力するのは人間ですね。


さて、昨日は若いLさんのプライベートレッスンがありました。

伝えなければいけないことは沢山ありますが、
同時に、身体が成長途上にあるので、そちらもケアしていきたいところ。

昨日は初めてキャバレッティにチャレンジしてもらいました。

202602091

ただ前足でバーをまたぐだけではなく、
後肢の意識ももっていないと、後肢をバーに引っ掛けてしまいます。

最初は3本という少ないバーで始めましたが、
それでも、数往復すると、ちょっと疲れてしまったLさん。
ちゃんと後肢をあげて動くことだけでも、筋力が欠かせません。
少しずつ慣れていきましょう。

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2026年2月 7日 (土)

わかりやすく繰り返すのが早道

「鉄は熱いうちに・・」と言われるように、何事もタイミングが大事。

犬に何かを教えるときも、気が向いた時にちょっと教えて、
また何日か経って気が向いた時、では犬の学習は進みません。

教えたいことは、犬の学習度合いを観ながら繰り返すことがポイントです。
しかも、余計なことは言わず、分かりやすく伝える。

例えば、跳びつき癖のある犬に、跳びつくたびに「ダメダメ!」と手を振り回して声をかけても、犬には伝わりません。
跳びつかないで、足が4本地面に着いているときや、自発的に座ったときだけを褒め続けていると、跳びつき行動が減ってくるのと同じです。


さて、今日は生後6か月のEさんのプライベートレッスンがありました。

オーナー様は、将来的にEさんとカフェなどに行って、
ゆっくり過ごしたいとのこと。
どうすれば、大人しく待てる犬になるのかというご質問に、
「待ってい易い環境を作るのがわかりやすいので、マットトレーニングから始めましょう」とお答えしました。

いつも書いていますが、「マテ」の概念はシチュエーションによって異なります。
カフェなどで、ハンドラーがお茶を飲んでいる間静かに待つのは、
「微動だにしないで待つ」のとは違い、リラックスしながら休めることがポイント。

そこで、「マットに行け」ではなく、「マットに乗りたくなる」環境づくりをしながら、

Eさんにゆっくり学習してもらうことにしました。

わずか10分程度の中で、数セッション行っただけですが、
Eさん、最後は自分からマットに乗って伏せてくれるようになりました。
その間、こちらは何もキューを言いませんでしたが、
こちらの言いたいことは確実に伝わったようです。

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行動が身についてきたら、言葉のキューを乗せていくだけです。

仔犬の学習能力にはいつも驚かされるとともに、
観ているのは本当に楽しいですね。

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2026年2月 6日 (金)

仔犬のチャレンジ精神の芽を摘まない

仔犬には、なんでも受け入れやすい「感受期」がありますが、
その期間はとても短く、成長と共に、警戒心や自立心などが育っていきます。

ワクチンプログラムなどの関係で、お散歩デビューは感受期が終わってからになることが多いので、
デビューする前から、抱っこ散歩などで、様々な刺激に馴らしておくことはとても重要です。

我が家の犬たちは中型犬なので、スリング期はすぐに終わってしまい
カート散歩で連れ歩くようにしていました。

抱っこ散歩よりも、カートの方が自由がきくので、
我が家の犬はカート散歩を楽しんでいました。

202602060

いずれにしても、実際自分の足で外を歩くときは
晴天の霹靂のような状況になる子もいます。

先日お散歩デビューしたSさん、
とにかくフリーズして動かないので、待つのみでした。

今日はクライアントさんと2度目のお散歩レッスン。

エントランスの段差も全く超えられませんでした。
もともと、境界線が苦手なSさんなので、
段差が無くても、床面の色が変わったり、
ラインのように、境界線が引かれていると超えられません。

しかし、Sさんは食べることが好きなので、
超えたい気持ちになるように、トリーツを使っていきます。

それでも躊躇するときはひたすら待ちます。

202602061

小型犬なので、抱っこしてしまえば、早く先に進むことはできますが、
それではいつまでたっても境界線を自ら超えることはできません。

そんなSさんの様子を、飼い主様もじっくり待ってくださり、
Sさん最後は勇気をもって、段差を超えました。

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ひとつひとつを乗り越えていくメンタルが、
それからの生活にも影響を与えていきます。

出来ない!
抱っこ!
と要求されないためには、自己解決能力を育てていくことも大事です。


帰りは、ちょっと楽しそうに走ったSさんでした。

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2026年2月 4日 (水)

仔犬の唸りを無視しない

犬が自分のきもちを表す方法は様々です。
いわゆる「ボディーランゲージ」を使いながら表現することもありますし、
声を発して表現することもあります。

どれも、犬のきもちを表していますが、
人間の言葉と違い、聞いてすぐに理解することが難しいこともあります。
しかし、ウソは言わないので、慎重に聴くことが大事ですね。


昨日初パピーレッスンにお伺いしたPさん。
生後2か月で、最初は私のそばに来て、ひとしきりチェックをしましたが、
そのあとは全く私の方に寄ってこず、
飼い主さんを背中に、私に小さく唸ったり吠えたり。

初対面ですし、外部からの侵入者ですから、
警戒されても仕方ありません。

「仔犬はみんなフレンドリー」ではないので、
ここでPさんが警戒しているところに無理に近づいたりはしません。

Pさんが自分からまた寄ってきてくれるのを待つことにしました。

その途中で、フードが食べられることも確認できたので、
フードを使いながら、心を開いてくれるのを待っていたら、
自分から寄ってきてくれるようになりました。

202602041

もちろん、急に動いたり、驚かせることはしません。

その代わり、遊びを混ぜていろいろなところにフードを隠したり、
オモチャを動かしたりしながら、Pさんが自分から能動的に動く機会を作りました。

202602042

仔犬の気持ちを無視しないことはとても大事です。
無視してしまうと、大きなトラウマになってしまうこともあるからです。

これからが楽しみですね。
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2026年2月 2日 (月)

仔犬のお散歩デビュー

仔犬期の社会化はとても重要です。
小さいころ、まだ好奇心旺盛な時期に、多くのことや物に触れることで、
少しずつ怖いものを減らし、無用な興奮を減らし、
自信をつけさせてあげることができるからです。

しかし、犬も人間同様個々に性格が異なるため、
刺戟の受け入れに時間のかかる子もいれば、大して大きなハードルを越えることなく
受け入れられる犬もいます。

目の前の犬の状態をよく観察しながら、待つべきか、背中を押してあげるべきか
見極めていくといいでしょう。


さて、今日はSさんの初散歩でした。

以前、抱っこ散歩に同伴させていただいたときは、
特に問題もなく、静かに抱っこされていたSさん。
実際、自分の足で外のアスファルトを踏みしめた途端、
時間が止まりました。

想定内の行動なので、あとは待つだけ。

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目や耳、鼻に入ってくる満載の刺激に対して、
Sさん、ゆっくりチェックしています。

無理にリードを引っ張ることなく、声をかけて歩き始めれば褒め、
止ってしまえば、歩きたくなる環境を作りながら、一歩一歩増やしていきます。

202602022

怖くて動けない状態ではあるものの、人間は好きなので、
飼い主さんが知り合いの人と立ち話をし始めると、
その人の前でオスワリをしながら、自己アピール。

たまたま大型犬と遭遇したのですが、
やはりフリーズしていたので、吠えなかったことを褒めてトリーツ。

わずか数十メートルの距離に30分以上かかりましたが、
帰り道は少し自信がついたのか、楽しそうに走る場面も見られました。

焦らず、ゆっくり馴らしていきましょう。

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2026年2月 1日 (日)

思春期をあきらめない

犬にも人間と同じような思春期があります。
生後6か月くらいから1才半ぐらまで。
もちろん、個体差もあります。
っが、この時期の若犬たちは、仔犬時代の「この子天才!」のイメージを
ことごとく打ち壊してくれるもの。

今まで出来ていたのになぜ。

当然です。
犬たちのハンドラーへの気持ちは変わらなくても、
自分の行動が制御できなくなるのが思春期。

思春期だから、そのうち治る。と放置しておくと、
その間も犬たちは学習しているので、聞いてくれる状況で
繰り返し伝え続けていくことが大事。

ただ、あまり言い過ぎると、BGMになりがちなので、
そのあたりも要注意。
大事なポイントで、しっかり伝えて、しっかり褒める。ことが重要です。


さて、今日は丁度思春期真っ盛りなボーダー・コリーの男の子たちの
プライベートレッスンがありました。

ちょっと前までは、キラキラした目で、「次はなにするの?」と見ていた犬たちが
「どうしようかなぁ。」
「今やりたくないよなぁ。」と自己主張が少しずつ出始めています。

主張は構わないけど、母はこうして欲しいの。としっかり伝えることが大事。
放っておくと、自分に都合のいい選択肢ばかりを選ぶようになります。

たまには、心を鬼にして、「母はこうして欲しい!」と主張してみるのも大事ですね。

そのためには、普段から真剣に遊んで、絆を深めていくことが重要です。

Lさんは、ハンドラーと遊びたくなる気持ちづくりのリマインド。

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Bさんは、ついつい羽目をはずして一人遊びになりそうなところを、
自分からハンドラーの元に戻ってきたくなる気持ちづくり。

初めはウィニングランをしそうになっていましたが、
戻ってきやすい環境づくりをしたところ、
オモチャを取りに行っても、自分から戻ってくるようになってきました。

202602012

繰り返すことで、少しずつルールがわかってきますね。

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2026年1月31日 (土)

いくつになっても社会化

仔犬と暮らし始めると、「社会化」がいかに重要かがよくわかります。

何度も書いていますが、「社会化」は犬の友達を作ることではなく、
家の中以外でも、極度に怖がったり、興奮したりすることなく、
平常心を保てるようになること。

その結果として、他の犬が周りにいても、過剰反応することなく、
そばをバイクが走り去っても、救急車のサイレンが近づいてきても、
あるいは、ランナーが追い越していっても、気にしないでいられればいいのです。

大きな音に一喜一憂し、バイクや電車が近づいてくれば興奮してくるくる回ったり、
他犬が視界に入るたびに吠えるのでは、犬もハンドラーも疲れてしまいます。

もちろん、犬も生き物なので、びっくりすることはあります。
そこで一声吠えたとしても、すぐにリカバリーできればいいのです。

仔犬の頃にすべて経験出来るわけではないので、大人になってからでも少しずつ経験させて
馴らしてあげることが大事です。
つまり、社会化は一生続くと言ってもいいでしょう。

そして、その過程で、外にいても自信を持って行動できるメンタルを
作ってあげることにも繋がります。

公園でハンドラーと遊んだり、あるいは、外でもオヤツを普通に食べられることでもいいのです。

そのためには、犬が自信を持って行動できるよう、
犬に考える時間をあげながら、正解を出すまで待ってあげることも必要です。

簡単に言うと、家の中で出来ることを、外でも出来るようにしてあげること。

「もう、パピーじゃないから。」とあきらめたり、
犬が迷っているときに、すぐに手を出してしまうのではなく、
少しずつ「出来る」を増やしていきましょう。


さて、我が家の見習い。
家では大騒ぎしないでアシスタントと私の作業を見ていられるのに、
外に出ると、じっとしているのが難しい。

小さいころからずっと教えてきていますが、
動くアシスタントから目が離せない。

今さらですが、成功体験を増やせるように日々修行中です。

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