ドッグトリック

2024年9月15日 (日)

オヤツ使い過ぎ?

力による強制を使わない、「正の強化」によるドッグトレーニングでは、犬への報酬としてトリーツ(オヤツやフード)を使いますが、見慣れない方が見ると、「えっ?そんなに使うの?」と言うほど使います。
よって、たくさん使った日のご飯の量は少し少なめにしてもらうようにお願いするようにしています。

犬も人と同じで、適量を超えてしまえば「太る」という結果になります。
数日間は気づかなくても、一か月たったらやけにぽっちゃりになったというお話はよく聞きます。
健康を維持するためには、運動量(代謝)に見合った食事量は大事ですね。

しかしながら、トレーナーはのべつまくなしに、犬に大量のトリーツを与えているわけではありません。
今覚えてほしいことに特化して、ひとつふたつとケチるのではなく、繰り返し褒めるためにトリーツをあげているわけです。

逆に、出来て当たり前のこと、すでに理解していることなどに対しては、言葉だけで褒めたり、たまにトリーツをあげたりします。

よく言われる、「オヤツが無いとやらない犬になる」ことはないわけですね。

さて、今日はDogLifeDesignさんでドッグダンスのプライベートレッスンがありました。
初めてご参加されたAくんは白い被毛がきれいな日本スピッツの若い男の子です。

食べることが好きなAくん。
大好きなおやつをもらうためにはどうすればいいのか。
少しずつトレーニングの意味と楽しさを学び始めたAくんでした。

お姉さんが上手にウィーヴの動きをAくんに教えてあげました。

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これからが楽しみですね。
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2024年9月10日 (火)

体罰や叱責は犬に伝わっていますか?

今日はクライアントさんからこんなお話を聞きました。
犬連れOKのカフェに犬無しで行ったところ、小型犬を連れたお客様が後から来て席に着き、愛犬を椅子に乗せたそうです。
すると、犬は当然テーブルの上のものに興味をそそられ前足をかける。
すると飼い主さん愛犬を叱責してバシッ。

「バシッ」は基本的に推奨できませんが、叱責したことで犬が二度と前足をかけなかったとすれば、犬はこれはいけないことだと理解したかもしれません。
しかし、この犬はその後も何度も前足をかけ、その度に同じことが起きていたようです。
つまり、犬には理解できなかったということですね。

一度や二度伝えただけで犬が理解できるとは思いません。
繰り返し伝えることが重要ですが、それは体罰ではありません。

さらにここで問題なのは、犬が前足をかけることをハンドラーが予測できなかったということです。

手の届くところに気になるものがあれば前足をかける行動に出るのは予測できるはずです。
最初から椅子の上に座らせず、床にマットを敷いて休むトレーニングをしておけば、お互いこんなストレスを感じる必要はなかったでしょう。

かつて、同様のことが起きました。
ホテルのレストランで朝食を取っていた時、友人の愛犬がテーブルに前足をかけ、友人に叱られていました。
そこで、リードフックにつなぐリードの長さをもう少し短めにして、前足が届かないようにしたところ、友人の愛犬は2~3度トライして、足が届かないとわかると、そのあとは足元でのんびり休んでいることができました。
つまり、そのあとはお互いストレスを感じることなく、友人はゆっくり朝食を楽しむことができたというわけです。

ハンドラーの環境設定ひとつで、お互いのストレスを軽減できます。


さて、今日はドッグダンスのレッスンがありました。
Lさんは、様々なトリックを体得しているお嬢さんですが、ウィーヴ(足の間をくぐる)がちょっと苦手です。
人の足の間や足のそばが怖がる小型犬は少なくありません。
Lさんは止まっている飼い主さんの足の間を駆け抜けるのは好きなので、「ウィーヴ」のキューを使わず、足の間をくぐるキューを使いながら、片側から片側に駆け抜けることを教えてあげると、ちょっと楽しそうに動いてくれました。

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形にこだわりすぎると、犬が苦手意識を持っている場合はなかなか先に進みませんが、ちょっとアプローチを変えてみると、犬のきもちも切り替えられるかもしれませんね。

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2024年9月 2日 (月)

犬のやる気を育てる

パピートレーニングに伺ったときにお話しするのは、「考える犬を育てていきましょう。」というもの。
犬は普通に「考えている」と思われがちですが、犬も自ら困難に立ち向かっていくより、楽をした方がいいと思っている犬は少なくありません。

楽をするために行う行動の一つに、いわゆる「要求吠え」があります。
つまり、自分では欲しいものが手に入らないので、何とかしてほしいと吠えているような状況です。
要求吠えが習慣化してしまうのも困りますが、犬自身が自分で解決しようとか、やり遂げようという意欲をなくしてしまうのはもっと残念です。

そうならないためのサポートが不可欠ですね。

さて、今日は見習いと後退歩行の練習をしました。
見習いは後退歩行のキュー(バック)を知っていますし、後退歩行も出来ますが、まっすぐ下がれないこともあるので、ターゲットマットを使って再度練習することにしました。

すると、ターゲットマットに向かって前進することを知っている見習いは、なんとバックではなく、前向きにマットに向かって行きました。
そうか。そう来たか。

彼女なりに考えての行動ですが、お願いしているのは「バック」なので、そのキューはちゃんと聞いて動いてほしいものです。

ということで、短い距離からターゲットに向かうように、ハードルを下げて練習をしたところ、少しずつバックしながらターゲットに向かうようになりました。

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まっすぐ下がれるようになるまでには、もう少しかかりそうですが、一生懸命考えながら行動している姿を見るのは楽しいものです。

無用な「圧」をかけることなく、あっていたら褒めらえるだけ。
途中で離脱することなく、セッションを終わらせることができました。

考える力、持久力は犬にとっても重要ですね。
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2024年8月21日 (水)

適当に教えると、結果も適当になる

なんとも当たり前なお題ですが、昨日たまたま見習いとドッグダンスのトリックで使う「ロールオーバー」の練習をしていて、愕然としたのでそのお話です。

ロールオーバーとは犬が伏せからゴロンと横になって、そのまま一回転してまた伏せに戻るというトリックです。
見習いに教えたのはもう半年以上前で、最初はルアーと言って、オヤツで誘導しながら動きを教え、その後オヤツをはずしてハンドシグナルで回れるようになり、最近では私がかがまなくても、ちょっとしたハンドシグナルでゴロンと回れるようになっていたのですが、昨日久しぶりにお願いしたら、勢いあまって、真横に回るのではなく、そのまま私の方にぶつかってしまいました。
つまりまっすぐ転がらず、斜めに曲がって転がったということです。

転がることは転がれたので、ある意味成功と思われがちですが、この動きを私と向かい合わせで行えば、当然エンディングの位置は私の足とぶつかります。
また私の足の間でこの動きをスタートしたとしたら、エンディングの場所は私の足の間にはなりません。

つまり、未完成でした。

なぜそんなことになったのか。

転がれたことで、ある意味「出来た」と思ってそのまま放置していたのがいけなかったということです。

どの方向に転がって、着地はどこにしてほしいのかを確実に伝える必要があったのですが、教えた当初はこんなに曲がらなかったので、ここまで誤差が出るとは予想していなかったというわけです。

そこで、今日はもう一度リマインドを兼ねて体の使い方を伝えてみました。
ここでもう一つ重要なのは、スタート位置と姿勢をきちんと教えること。

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はたしてうまく修正できるでしょうか。

何事も、確実に伝えることが大事ですね。

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2024年8月10日 (土)

子犬のトレーニング:エラーの出にくい環境設定

「エラー」とは、犬が褒めてもらえない状況のことを言います。
別に犬が悪いことをしているのではなく、ハンドラ―側が求めている行動ではな行動をしていることを言います。

ドッグトレーニングにおいては、犬に行動を教えてあげなければいけないので、犬が理解出来ずに違ったことばかりを繰り返してしまえばそれは「エラー」となり、犬にとっては全く褒められないので楽しくなくなり、学習が進まないという負のループにはまってしまいます。

こういう状況にならないようにするために、犬が成功しやすい、「エラー」を出しづらい環境を作って褒めるチャンスを増やしていくことが重要になるわけです。

さて、今日は生後7か月のMさんのレッスンがありました。
M
さんはトイプードルなので、そのジャンプ力は結構なものです。
いわゆる上に向かって飛ぶタイプですね。

股関節や膝などの問題が生じないようにするためには、出来るだけジャンプはご遠慮いただきたいところ。
しかし、ジャンプする犬に向かってネガティブなことを言っても、犬は一瞬やめるかもしれませんが、結果その行動はなかなか減りません。

ではどうするのか。

跳ばない方がメリットがあると教えてあげることです。

M
さんは「オスワリ」の意味も分かっていて、座るといいことがあるということもわかっているのですが、ジャンプはなかなか止まりません。

座っているときにオヤツをあげようとしても、あっという間に跳んでしまうのでなかなか褒められない状況でした。

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そこでハンドラ―が床に座ってみると、Mさん跳ぶ必要がなくなり、沢山褒められて、さらにオスワリの確率が上がってきました。

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犬は時としてハンドラ―が意図していない行動を学習してしまうことがあります。
そうならないためには、環境設定が欠かせませんね。

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2024年6月14日 (金)

クリッカーは有効なツールです。っが・・・。

クリッカートレーニングという言葉を耳にした方は少なくないでしょう。
クリッカーという名前の、「カチッ」という一定の音がする小さいツールを使ったトレーニングのことです。
機械的な音に対して、「味気ない」と感じる人もいると思います。
確かに、犬は人の声色(トーン)を聴き分けるので、褒められているのか、叱られているのかを感じることが出来るので、「カチッ」は味気ないように見えますが、犬からするとわかりやすいというのもひとつです。

そもそも、クリッカーは「褒める」とうより、「あってるよ。」と伝えるツールです。
「あってるよ。」と言ってからご褒美のオヤツが出たり、ことばで褒めたり、場合によっては遊んだりすることで、クリッカーが鳴ると次にいいことがあると犬が学習することが重要です。

ということは、「クリッカー」を鳴らすタイミングがずれてしまうと、犬は違うことを学習してしまう可能性があるので注意が必要ということです。

よくあるのが、「オスワリ」を教えている犬にクリッカーを鳴らすとき、初めは腰が地面についた瞬間に鳴らさないと、犬によっては座った後すぐ立ちあがってしまうので、違うことを学習してしまうかもしれないということですね。

しかし、逆にクリッカーを上手に使えるようになると、犬はクリッカーが鳴るたびにワクワクするので、学習自体を楽しむようになってきます。

ピンポイントで伝えたいときは是非クリッカーを試してみて下さい。

さて、我が家の見習い、相変らずハンドラ―の前に歩き出して、前を向いて立つ練習中。

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クリッカーもとても役立っています。

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2024年6月11日 (火)

ただトリックを教えるのではなく、言葉を教える

愛犬にいろいろなトリックを教えるのは楽しいものです。
出来るようになればさらに楽しいですね。

しかし、単に楽しいだけではなく、日常生活にも役立つ行動にも繋がるので、わかりやすく伝えてあげることが大事です。

例えば、訓練競技の課題にある「持来」。
競技課題では、木製ダンベルだったり、ダンベルの形をしたものを犬に咥えて持って来させるものですが、これはダンベルだけの話ではありません。
「持ってこい」(我が家ではTake!)のキューを犬がきちんと理解していれば、落としたボールペンや鍵も喜んで拾ってきます。

先代アシスタントは、本当に拾うのが大好きで、なんでも拾ってくれました。
ダンベルはもちろんのこと、オビディエンスの競技で使うコーンまでも拾って片づけてくれるほどでした。
なぜなら、彼女が仕事をしてくれたら「ありがとう」と言って必ず報酬を出していたからです。
食いしん坊だったからと言われてしまえばそれまでですが、そもそも強制では教えていないので、彼女にとって「持来」は楽しいゲームのひとつだったからです。

現アシスタントも、御願いすると大体持ってきてくれます。

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注意:バイト(噛み)の強い子の場合は、持ってくる物を壊してしまう可能性があるので、ソフトバイトから教えてあげるといいかも知れませんね。


さて、今日はドッグダンスの定期レッスンがありました。
ラージサークルを教えたLさんにラージサークルのキューを言ったら、御自宅で手前のリビングの扉が閉まっていて入れなかったので、ぐるっと周って奥の入り口からリビングに入ったそうです。

犬が言葉の意味を理解できていれば、そのキューを汎用させて、様々な行動がとれるわけですね。

ただ面白いからと教えるのではなく、日常的にも役立つ行動につなげて行かれるといいかも知れませんね。

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2024年6月10日 (月)

経験値を少しずつあげていく

今日はワンダフルステップさん主催の練習会に参加させていただきました。

練習会の主目的は、競技リンクに近い環境で、普段出来ない練習をやったり、ルーティン構成の確認をしたりということですが、自分の出番以外は競技会と同じようにクレートで待機するので、待機の練習にもとてもいい環境です。
本番と異なり、多少吠えても大きな迷惑にはならないので、今回はクレートカバーを敢えてかけずに待機させたり、ちょっと高めの台の上で、座って待機をする練習も行いました。

自由に下りられる環境ですが、その中で、他の犬が目の前を通り過ぎても、興奮することなくやり過ごすことを少しずつ教えていきます。

いろいろな場所での経験値をあげることはとても重要ですが、ハードルを上げ過ぎないことも大事です。
犬のメンタル面とフィジカル面での状況もよく観察しながら、成長をサポートしてあげられるといいですね。

少し前から練習している、ハンドラ―の前方に歩き出して、前を向いたまま止まる練習もやってみました。

202406101

他の犬たちがいる中での集中力アップ練習。
初めは短い距離から伸ばしていきます。

ルーティンに組み込めるくらい遠隔の精度があがるまで、地道に繰り返していきます。

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2024年5月27日 (月)

行動を教えるときは細かいステップで。

ドッグダンスのトリックでは、ハンドラ―と犬とが視線を合わせない位置関係にいることがよくあります。
オビディエンス競技においても、基本的にはヒールワークでは視線を合わせません。
ヒールワーク中犬を見てしまうとペナルティになります。
どんなサイズの犬であっても、ハンドラ―が犬を見ようとするとどうしても首を動かすことになり、体符と取られてしまうからです。

ドッグダンスでは視線をあわせても問題になりませんが、視線を合わせないで動くムーヴやトリックは評価が高くなります。
難易度が高いからです。


今見習いに前々ポジション(ハンドラーの前で犬がハンドラ―と同じように前を向いているポジション)を教えています。
実は前回のドッグダンスイベントで見習いとグループダンスを踊りましたが、その最初のポージングが前々ポジションでした。
しかし、次のキューが出る前に動き出してしまい、振り付けがグダグダになってしまいました。
ということで、見習いのポジション強化練習。

初めは見習いに伏せてもらい、私がその後ろに立っている状態に馴らしました。

202405271

その時、見習いの顔が前方を向いているように教えていきます。
顔が前を向いているときにクリッカーを鳴らしながら、褒めてトリーツを渡していきます。

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今ここで教えたいことは、前々ポジションで前を向いていること。

この意味がわかったら、「フセ」以外の姿勢でも出来るようにすること。
前々ポジションに自分から入れるようにすること。
前々ポジションのまま前進すること。などなど、いろいろ広げていきますが、最初から全部は出来ないので、ひとつずつ教えることが大事ですね。

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2024年1月14日 (日)

トリーツはルアーから報酬へ

犬の行動を引き出すためにトリーツ(食べ物)をルアーとして使いますが、ある程度行動が習慣化してくれば、当然ルアーは必要なくなるので、外していかなければいけません。
しかし、犬はいつもトリーツをくれる手が気になってしまい、手が動く度にルアーのように釣られてしまい、なかなか言葉のキューとのリンク付けが出来ないことがよくあります。
手にトリーツを持たずに、ハンドシグナルとして使ったとしても同様のことが起こります。

いつも書いていますが、トリーツを持って「行動の持続」を教えることもありますが、ある程度犬が行動を理解してきたら、トリーツは持っていなくても必ず報酬としてもらえることを伝えていきます。
それによって、目の前にトリーツが無ければ動かないという犬にはならなくなるわけです。

ハンドシグナルも同様で、ハンドシグナルが外せないと、犬はなかなか行動と言葉のキューのリンク付けが出来ません。
さらに、なかなか行動に移せない犬を前にキューを連呼すると、犬はますます正しく理解できなくなってしまいます。

プライベートレッスンのKくんは、「Sit(オスワリ)」を連呼しなくなったら、一回でも座れるようになったそうです。

犬の立場に立って考えてみるとわかりやすいでしょう。


さて、今日はドッグダンスのプライベートレッスンがありました。
Mくんはいろいろなムーヴやトリックを知っています。
しかし、ハンドラ―が無意識に動かす手の動きに気持ちがそらされて、キューが出ても手の動きに気を取られてしまったり、トリーツが出てこないか待ってしまうことも出てきました。

そこで、今日はハンドラ―さんの手はポケットの中に入れていただいて、言葉のキューだけで動けたら報酬が出るという練習をやっていただきました。

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人間の無意識な動きが犬のディストラクションにならないように、ハンドラ―の姿勢も含め、ニュートラルでいられるように練習していきましょう。

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