ドッグトリック

2023年9月17日 (日)

ドッグトレーニング:「般化(はんか)」を教える

先日、愛犬と目が合っていなくても、すでに教えてあるキューに対して、犬がちゃんと出来るように教えてあげましょうという話を書きました。
つまり、「オスワリ」をお願いしたら、ハンドラーと向かい合わせで立っていなくても、ハンドラーが違う方を向いていたり、ソファに寝転んでいたり、あるいは10メートルぐらい離れていても、「座る」行動は同じだよ。と教えてあげるということです。

周りの環境刺激(景色)が変わったとしても、取るべき行動は変わらないと伝えてあげることを「般化」といいます。

さて、今日のドッグダンスグループレッスンで、Lくんは単独バックステップの「般化」を学ぶことになりました。
なぜなら、ハンドラーと向かい合わせであれば、「バック」のキューである程度まで下がれるのに、ハンドラーの足の間のポジション(センター)から「バック」のキューを出すと、1歩ぐらいしか下がれないからでした。

「バック」の意味が分かっているのに、ハンドラーとの位置関係が変わって、目に映る景色が変わったことで、Lくんはバックできなくなってしまったのです。

そこで、ハンドラーには椅子に腰かけてもらい、足の間にいるLくんに「バック」のキューを出してもらったところ、ハンドラーとアイコンタクトが取れていなくても、Lくんは2歩ほど下がることが出来ました。

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さらに下がれる距離を伸ばすために、ターゲットとしてプラットフォームを置いたところ、この位置関係であれば、Lくんはもっと下がれることがわかりました。

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その後、距離が伸びたらクリッカーを鳴らして褒めていたところ、Lくんは自信をもってプラットフォームまで下がるようになったので、ご褒美のトリーツを取りに行っている間に、ハンドラーの向きを変えてもらいました。
つまり、初め下がれなかったセンターポジションにLくんを呼び込んで、すぐに「バック」のキューを出してもらったのです。

すると、景色が変わったことを気にせず、Lくんはプラットフォームまで下がって行くことができました。

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当然、そのあと景色の違いに気づいて、また距離が戻ってきましたが、3回ほどセッションを繰り返していたら、ハンドラーの向きが変わっても、継続的にバックの距離が伸びるようになってきました。

だんだん新しい景色に慣れてきたのでしょうね。

こういう練習はすぐに効果がでるものではありません。
少しずつ、ハードルを低くして繰り返していくことで、犬が「あー、これもいつもと同じことだね。」と理解した時から、学習がさらに進んでいくことになります。

あきらめずに、地道な作業が大事ですね。

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2023年8月28日 (月)

ドッグダンス:「おじぎ」を教える

ドッグダンスのトリックでよく使う「おじぎ」を教えるのはさほど難しいものではありません。
3年前に動画を撮ったので、ご参考までに。


見習いにも「おじぎ」を教え、立っている状態からなら視符や体符が無くても出来るようになりました。

今は「持続」を教えていますが、同時に、フセからの「おじぎ」も教え始めました。
なぜなら、「おじぎ」と言われたら、どんな姿勢からでも「おじぎ」のポーズが取れるように教えるためです。

立止から「おじぎ」を教えると、伏せているときにキューを出しても、一度立ち上がってから「おじぎ」のポーズを取ろうとするので、フセの状態からでも「おじぎ」のポーズが取れると教えるためです。

体の使い方を教えてあげると、上手に使えるようになります。
力で強制するのではなく、自発的にその姿勢になるようにします。

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繰り返し練習したところ、ちょっとわかってきたようです。

焦らず、ゆっくり教えていきましょう。

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2023年8月23日 (水)

ドッグトレーニング:体の使い方を教える

犬は運動神経がいい。と思っている人は少なくないでしょう。
犬は走るのがあたりまえ。と思っている人もいるでしょう。
犬はジャンプが出来て当然。と思っている人もいるでしょう。

もちろん犬種による違いはあるので、どの犬も同じぐらい運動神経がいいわけではありませんが、それなりに上手に体を使っていると思っています。
しかし、実際はそうでもなかったりします。

特に、犬の場合はネコと違って、後肢への意識があまり無いので、後肢の使い方が下手だったりします。
以前テレビ番組で観たネコは、落とせば割れそうな物が陳列してある棚の上でも、器用に避けて歩いていました。
犬はなかなかそうはいきません。

そこで、特にドッグダンスでは、様々なステップを教える過程で、後肢にも意識を持ってもらうためにいろいろな練習をしますが、ジャンプも同様で、前肢はクリアしても、後肢が引っかかるということがよくあります。

我が家のアシスタントは、オビディエンス競技をやっています。
障害飛越に関してはそれなりに問題なく跳べていたので、ドッグダンスのトリックである腕跳びも問題ないと思っていたら、実は上手に跳べないということがわかりました。

理由は助走距離が無いから。

単純に考えると、助走距離が無いとスムースに跳べないことがありますが、個体によっては助走が無くても跳べる犬がいます。
前アシスタントがそうでした。
元々上に跳ぶのが上手な犬種に、トイプードルやシェルティ、オーストラリアンシェパードなどがいます。
そして現見習いもどちらかと言うと助走距離が無くても大丈夫なタイプです。

案の定、ちょっとした練習で、見習いは上手に腕を跳ぶことが出来ましたが、アシスタントは相変わらず不器用です。

今日はちょっと助走の無い練習をやってみました。
若くないので無理のない程度です。

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2023年8月22日 (火)

ドッグダンス:パーツを教えることから始めましょう。

今日はドッグダンスのレッスンがありました。
トリックも上手にこなすLさん、新しいトリックに挑戦したいとのことで、今日はその教え方についてお伝えしました。

トリックの完成形は、Lさんにハンドラーの足の間から単独で前進してもらい、その先で止まってから何かトリックをやって、そのままバックで再びハンドラーの足の間に戻ってくると言うもの。

Lさんは、ハンドラーの足の間のポジションを知っているので、それぞれのパーツを別々に教えて繋げることにしました。

それぞれのパーツとは、
・ハンドラーの前で、前を向いて立っていること。
・前を向いた状態で簡単なトリックがやれること。
・単独で前進すること。
・離れた場所で、ハンドラーに背中を向けて簡単なトリックが出来るようになること。
・バックで離れた場所からハンドラ―の足の間に戻ってくること。

これらのパーツをマスター出来たら、最後にコンバインするわけです。

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急いで繋いだ状態の練習から始めると、それぞれが適当になってしまうことがあります。

目標に向けて少しずつ練習して行きましょう。

さて、簡単なデモをアシスタントに頼んだところ、ずっと以前に教えたことをちゃんと覚えていてびっくりしました。

彼のシークエンスは、フロントポジションから単独バックをさせ、半回転してから、再びバックで私の足の間に戻ってくると言うもの。

故アシスタントは得意な動きでしたが、現アシスタントには教えていませんでした。
っが、パーツの練習はやっていたので、今回初めて繋げてみたところ、遠隔では回転できませんでしたが、少し離れた場所でしたら、なんとか形になりました。

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一度教えたことは忘れないということですね。

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2023年7月10日 (月)

ドッグトレーニング:複合作業を教える

犬に教える行動は、単体で成り立っているものと、組み合わせる複合作業があります。

単体で成り立っているものは、「オスワリ」や「フセ」、「ヒール」などです。

組み合わせる作業は、一見そうは見えない「持来(持ってこい)」だったり、あるいは、ドッグダンスの遠隔作業だったりします。

例えば、犬を5メートルバッグ(後退)させて、そのあとスピン、ベッグでポーズを取ったら、招呼でハンドラ―の元に戻って来て、ハンドラーの腕の輪を跳ぶ。というようなことを犬にお願いする場合、犬に教えなければいけないことは、

1.単独バック
2.遠隔でのスピン
3.遠隔でのベッグ
4.招呼
5.腕の輪跳び

これらのパーツが出来るようになって、初めて流れるような一連の動きになるわけです。
どれが欠けても繋がりません。

まずは、各パーツを鉄板にしていくことで、犬は自信をもって次の動きに向かうことができるというわけです。
つまりパーツの練習は大事。
特に遠隔作業の動きは、まず目の前で出来るようになってから距離を伸ばしていかなければいけません。

FCIオビディエンス競技においても、クラス1の姿勢変更は5メートル離れた場所で行われますが、クラス2になると10メートル離れ、クラス3になると15メートル離れるというように、難度があがっていきます。
つまり、少しずつステップアップしていかないと、犬にはうまく伝えられないということですね。

難しいトリックを教えるときも、単体でできるものと、少しずつハードルを上げていかなければいけないものがあります。

犬に自信を付けることが早道かもしれませんね。

さて、我が家の見習いは、まだまだヒールワークが安定しないので、強化中です。
直線コースだけでなく、Uターンや右左折時の動きも重要です。

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ヒールの意味がわかるまで、まだまだかかりそうですね。
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2023年5月13日 (土)

犬種の特性

昨日、犬種による特性の違いを理解したうえで、サポートをしたいですねということを書きました。

犬種の特性は、そもそも、ある作業に特化した犬を作りたいという人間側の要求によって生まれてきたものです。
犬たちとの長い歴史の中で、様々な作業に適した犬を作ろうとして、犬種は生まれました。
したがって、「犬」という種の中で、大雑把に「犬はこういうものだ」とか、「犬と猫はこういうところが違う」などといった話は出来ますが、それぞれの犬種を深堀していけば、当然、「〇〇さんちの、〇〇ちゃんと、ウチの〇〇は全然動きが違う」というのは当たり前のことと言えるでしょう。

同じ犬種であっても、個体によって特性や気質が違うことからも、当然の話しですね。


さて、我が家のボーダー・コリーは現アシスタントが5代目、見習いが6代目になります。
最初の犬はオーストラリアのショーのラインで、交配相手も同じタイプでしたから、生まれてきた子犬たちも当然その流れを継いでいます。
4代目の先代アシスタントの先祖は、家系図をさかのぼると、初代のボーダー・コリーと同じオーストラリアの犬舎から来ています。
しかし、現アシスタントはイングランド、見習いはアイルランドと、共にシープドッグのラインで、ショータイプとは外観も動きも全く異なります。

我が家のショーラインの犬たちは、どちらかというと安定感にすぐれ、跳んだり跳ねたりは苦手な子たちでしたが、現見習いは、日々跳んでいて身軽なタイプなので、今までの犬には教えてこなかったトリックを教えてみようと考えました。
ディスクのフリースタイルで使うトリックで、ハンドラーの身体に跳びつきながら体をひねり、ハンドラーを後ろ足で蹴って前肢から地面に着地するというものです。

なぜ現アシスタントに教えなかったかというと、彼のパワーで蹴られたらこちらの体がひとたまりもないと思ったからです。
しかし、体重も少し軽く、動きも身軽な見習いならばこちらも耐えられるかと考えて先週から教え始めたところ、5セッション目にしてようやく形になりました。

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ただし、こちらはあざだらけです。

ディスクのフリースタイルで着るようなベストを着用していれば、こうはならなかったかもしれませんが、Back Vault(背跳び)などをやるわけでもないので、今回は我慢することにしました。


犬にトリックを教える場合、本来その動きに向いている犬と、そうでない犬がいます。
向いてないから出来ないかと言えばそうではありませんが、時間がかかってしまうので、犬に負担になることもあります。
特に2足歩行などは、小型犬は軽々とやりますが、大型犬ではなかなか難しいものです。

どこまで頑張れるかは、犬とよく相談してからにするといいかもしれませんね。

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2023年5月 1日 (月)

ポジションの重要性

訓練競技やオビディエンス競技において左脚側はとても重要です。
ハンドラーと一定の距離を保ちながら、前進、後退、サイドステップなども行います。
この場合、犬がポジションを理解していなければ、作業は遂行できません。
そのために、ポジションはしっかり伝えておく必要があります。

ドッグダンスも同様で、かつまたポジションが増えるために、各ポジションをわかりやすく伝えておかなければいけません。
つまり、ポジションの意識を高める練習です。

アシスタントは現在ドッグダンスもやっているので、ヒールポジションは左側だけでなく、右側や前横、足の間(センター)、入れ子などが必要となります。

ポジションをきちんと伝えるために、プラットフォームなどのツールを使います。
ポジションをが理解できると、犬は戻ってくるべきところがわかるので、素早く移動できるようになります。

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上の画像は、アシスタントに左側の入れ子のポジションを教えています。

先日、見習いにバックアラウンドを教えましたが、前半はトリーツを使いながら、体の動きに馴らす練習をおこないましたが、後半は左側のヒールポジションのキューを出しただけで、自分から後退しながらポジションに戻ってくることができました。
つまり、後半の動きは、多くの練習を重ねなくても、自発的にポジションに戻ってこられたので、一周まわれたということです。

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※半周回ったところで、左脚側を意味する「ヒール」というキューを言うことで、見習いは、ハンドシグナルを見せなくても、自分で下がりながらヒールポジションに戻ってくることが出来ました。


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オビディエンスにおける後退歩行やサイドステップも、ヒールポジションが理解できていれば、ヒールポジションのキューを伝えることで、犬はポジションを維持し続けようと一緒に動いてくれるので、学習は速くなります。

当然ドッグダンスにおいても、様々なトリックとトリックを繋げるときにはヒールポジションが重要になるので、ポジションの意識づけ練習は不可欠です。

それぞれのポジションは、リードでコントロールすることなく、犬が自らその場所に入れるように誘導してあげることで、ストレスも軽減できます。

ヒールワークトゥミュージック(HTM)のカテゴリーをやらない人でも、ヒールポジションはちゃんと教えておいてあげると、次にどこに向かって動けばいいのかわからないといった犬の混乱も少なくなりますね。

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2023年4月26日 (水)

ドッグトレーニング:トリーツはいつはずす?

犬に様々な行動を教えるときに使うトリーツ(オヤツなど、犬にとってのご褒美)ですが、ドッグスポーツの競技においてはほとんど使用できません。
そのために、トリーツが無くても、ハンドラーのキューにきちんと応答できるように練習していくわけですが、このトリーツを、いつ、どうやってはずせばいいのかわからない方が少なくありません。
いわゆる、「この子はオヤツが無いと、なんにもやってくれない。」というケースです。

オヤツは犬の行動を誘発しやすくするために使いますが、上手に誘導出来たらすぐにご褒美として出してあげないと、いわゆる、馬の鼻先にニンジンを吊るして走り続けさせるのと同じで、手に入らない物になってしまいます。

犬は賢いので、手に入らないとわかれば興味がなくなったり、あるいは「早くよこせ」とストレス吠えが出たりします。

オヤツをルアーとして上手に犬の動きを引き出したら、すぐに褒めてご褒美として渡すことで、犬はストレスを感じません。

行動に犬が馴れてくれば、犬は手の中にオヤツが握られていなくても、手の動きに反応して動くようになるので、上手に動けたら後からオヤツをあげるというステップに移行していくことが重要なポイントになります。

ハンドシグナルで上手に動けるようになったら、ハンドシグナルを出す前に言葉のキューを載せていきます。

ハンドシグナルは少しずつ小さくしていき、最終的には言葉のキューにのみ反応出来るようにサポートしていくことで、犬はキューと行動を関連付けることが出来るようになるわけです。

犬がトレーニングに付き合ってくれるのは、楽しいから。
やらないとママに叱られるからではありません。

楽しく行動を覚えてもらうためには、トリーツをフェアに使って、犬の期待を裏切らないことが大事ですね。

さて、「おじぎ」を教えて5セッション目となった見習い。
今日は言葉のキューを聴いただけで、「おじぎ」のポーズを取りました。

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もう少し格好よくやってくれると嬉しいのですが、今はこれで十分です。

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2023年4月25日 (火)

専門学校のオンライン授業

今日は午前中、専門学校の生徒さんを対象にしたオンライン授業を行いました。
前半はドッグトレーナーの仕事について、後半は応用トレーニングについてです。
特に今回は「ドッグダンス」に特化した内容になりました。
JKCもドッグダンスを正式競技として採用したこともあり、今後ドッグダンスファンシャーが増えてくることを期待しています。

応用トレーニングでは、犬に行動を教えるメソッドのいくつかを例をまじえながらお話しさせていただきました。
その中で、犬がきちんと理解できるように、ステップを踏みながら伝えていくことの大切さも合わせてお伝えさせていただきました。

みなさんのこれからの成長が楽しみです。


さて、午後に行われたドッグダンスのグループレッスンでは、参加者それぞれの課題にあわせて、犬にわかりやすく伝えていくための工夫についてお伝えしましたが、そこで初めて見習いがバックアラウンドのデモをしました。
当然、「出来る犬」のデモではなく、「出来ない犬」にどうやって教えるかというもの。

今日初めてバックアラウンドの誘導をされた見習いは、最初何が何だかわからず、トリーツを頼りに動いていましたが、後半は左脚側のキューを言っただけで、自分から半周戻ってくることが出来ました。

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ポジションの認識は大事ですね。

まだまだ体がスムースに動けないのでキューは付けていませんが、トリーツが無くてもスムースに動けるようになってきたら、キューを載せていきます。

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2023年4月20日 (木)

ドッグトレーニング:家で出来たら外でもやってみる

昨日はディストラクションについて書きました。
犬にとって気が散るものが多ければ、当然ハンドラーへの集中は薄くなり、声も届かなくなってしまいます。
そうならないためにも、少しずつディストラクションのある環境でも出来るようにしていくことが、その犬にとって本当に「出来る」と言えるようになります。

さて、先週から見習いに教えているドッグダンスのトリック「おじぎ」。
最初は家の中で、さらにプラットフォームを使うことで、立ち位置をわかりやすくして教え、ハンドシグナルだけでも出来るようになってきたので、今日は家の玄関の前で、散歩から帰って少し気持ちも落ち着いているところでお願いしてみました。

プラットフォームが無いこともあり、位置はフラフラと適当ですが、とりあえずハンドシグナルを出したところ、少し悩んだあとで「おじぎ」のポーズを取りました。
すかさずクリック&トリーツです。

何度か繰り返した後であれば、ハンドシグナルが無くても「おじぎ」という言葉のキューだけでも出来るようになってきました。

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家の外という環境での初チャレンジですが、当然ここで誰か人が通ったらできなくなります。

今はそばを人が通ってもじっとしていられるのは「停座」ぐらいでしょうか。

まだまだ学ぶことが沢山ある1歳6か月です。

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