子犬の社会化

2026年2月10日 (火)

仔犬の1歩踏み出す勇気をサポートする

仔犬の散歩で必要なのは、仔犬が自分から動こうとする気持ちをサポートすること。
そのためには、少し長めのリードを使うことをお奨めしていますが、
それは仔犬のわがままを許すということとはちょっと違います。

今まで家の中だけが世界だった仔犬にとって、外の環境は全く新しいもの。
見るもの、聞くもの、抱っこ散歩で経験していたとは言っても、
実際自分の足で歩くようになると、その視界は別のものになります。

全てが巨大。
まるでガリバーの世界です。

怖いと尻込みする仔犬を引っ張るのではなく、
仔犬が自分から踏み出す勇気をサポートすることが大事です。

もちろん、楽しくて制御できなくなる時は、リードを止めるだけ。

グイっと引っ張るのではなく、ただ動きを止めるだけです。


さて、今日はパピーさんたちのお散歩レッスンがありました。
Pさんは、今回2度目の練習。

刺戟の少ない駐車場から始めましたが、
駐車場の中にもハードルはいろいろあります。

ちょっとした段差に躊躇するPさん。

ちょっと自信を失った耳。

202602101

しかし、「できるよ!」っと声をかけながら待っていたら、
意を決して、下りることができました。

202602102

202602103

その後も、目の前のグレーチングにも躊躇しましたが、
リードを引っ張ることなく待っていたら、
自ら飛び越えてくれました。

202602104

これらは、仔犬の当たり前の行動です。
「何を怖がっているんだ。大丈夫だから。」と無理にリードを引っ張ると
犬は自分で「大丈夫」を実感することができません。

要は、仔犬に選択肢を与えることと、仔犬が自分から乗り越えるのをサポートすること。

その後も、マンホールの鉄板に一瞬踏みとどまっても、
すぐに乗り越えて行かれるようになったPさん。

すこしずつ自信をつけていくのをサポートしていきます。

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2026年2月 6日 (金)

仔犬のチャレンジ精神の芽を摘まない

仔犬には、なんでも受け入れやすい「感受期」がありますが、
その期間はとても短く、成長と共に、警戒心や自立心などが育っていきます。

ワクチンプログラムなどの関係で、お散歩デビューは感受期が終わってからになることが多いので、
デビューする前から、抱っこ散歩などで、様々な刺激に馴らしておくことはとても重要です。

我が家の犬たちは中型犬なので、スリング期はすぐに終わってしまい
カート散歩で連れ歩くようにしていました。

抱っこ散歩よりも、カートの方が自由がきくので、
我が家の犬はカート散歩を楽しんでいました。

202602060

いずれにしても、実際自分の足で外を歩くときは
晴天の霹靂のような状況になる子もいます。

先日お散歩デビューしたSさん、
とにかくフリーズして動かないので、待つのみでした。

今日はクライアントさんと2度目のお散歩レッスン。

エントランスの段差も全く超えられませんでした。
もともと、境界線が苦手なSさんなので、
段差が無くても、床面の色が変わったり、
ラインのように、境界線が引かれていると超えられません。

しかし、Sさんは食べることが好きなので、
超えたい気持ちになるように、トリーツを使っていきます。

それでも躊躇するときはひたすら待ちます。

202602061

小型犬なので、抱っこしてしまえば、早く先に進むことはできますが、
それではいつまでたっても境界線を自ら超えることはできません。

そんなSさんの様子を、飼い主様もじっくり待ってくださり、
Sさん最後は勇気をもって、段差を超えました。

202602062

ひとつひとつを乗り越えていくメンタルが、
それからの生活にも影響を与えていきます。

出来ない!
抱っこ!
と要求されないためには、自己解決能力を育てていくことも大事です。


帰りは、ちょっと楽しそうに走ったSさんでした。

202602063

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2026年2月 4日 (水)

仔犬の唸りを無視しない

犬が自分のきもちを表す方法は様々です。
いわゆる「ボディーランゲージ」を使いながら表現することもありますし、
声を発して表現することもあります。

どれも、犬のきもちを表していますが、
人間の言葉と違い、聞いてすぐに理解することが難しいこともあります。
しかし、ウソは言わないので、慎重に聴くことが大事ですね。


昨日初パピーレッスンにお伺いしたPさん。
生後2か月で、最初は私のそばに来て、ひとしきりチェックをしましたが、
そのあとは全く私の方に寄ってこず、
飼い主さんを背中に、私に小さく唸ったり吠えたり。

初対面ですし、外部からの侵入者ですから、
警戒されても仕方ありません。

「仔犬はみんなフレンドリー」ではないので、
ここでPさんが警戒しているところに無理に近づいたりはしません。

Pさんが自分からまた寄ってきてくれるのを待つことにしました。

その途中で、フードが食べられることも確認できたので、
フードを使いながら、心を開いてくれるのを待っていたら、
自分から寄ってきてくれるようになりました。

202602041

もちろん、急に動いたり、驚かせることはしません。

その代わり、遊びを混ぜていろいろなところにフードを隠したり、
オモチャを動かしたりしながら、Pさんが自分から能動的に動く機会を作りました。

202602042

仔犬の気持ちを無視しないことはとても大事です。
無視してしまうと、大きなトラウマになってしまうこともあるからです。

これからが楽しみですね。
----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2026年2月 2日 (月)

仔犬のお散歩デビュー

仔犬期の社会化はとても重要です。
小さいころ、まだ好奇心旺盛な時期に、多くのことや物に触れることで、
少しずつ怖いものを減らし、無用な興奮を減らし、
自信をつけさせてあげることができるからです。

しかし、犬も人間同様個々に性格が異なるため、
刺戟の受け入れに時間のかかる子もいれば、大して大きなハードルを越えることなく
受け入れられる犬もいます。

目の前の犬の状態をよく観察しながら、待つべきか、背中を押してあげるべきか
見極めていくといいでしょう。


さて、今日はSさんの初散歩でした。

以前、抱っこ散歩に同伴させていただいたときは、
特に問題もなく、静かに抱っこされていたSさん。
実際、自分の足で外のアスファルトを踏みしめた途端、
時間が止まりました。

想定内の行動なので、あとは待つだけ。

202602021

目や耳、鼻に入ってくる満載の刺激に対して、
Sさん、ゆっくりチェックしています。

無理にリードを引っ張ることなく、声をかけて歩き始めれば褒め、
止ってしまえば、歩きたくなる環境を作りながら、一歩一歩増やしていきます。

202602022

怖くて動けない状態ではあるものの、人間は好きなので、
飼い主さんが知り合いの人と立ち話をし始めると、
その人の前でオスワリをしながら、自己アピール。

たまたま大型犬と遭遇したのですが、
やはりフリーズしていたので、吠えなかったことを褒めてトリーツ。

わずか数十メートルの距離に30分以上かかりましたが、
帰り道は少し自信がついたのか、楽しそうに走る場面も見られました。

焦らず、ゆっくり馴らしていきましょう。

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2026年1月31日 (土)

いくつになっても社会化

仔犬と暮らし始めると、「社会化」がいかに重要かがよくわかります。

何度も書いていますが、「社会化」は犬の友達を作ることではなく、
家の中以外でも、極度に怖がったり、興奮したりすることなく、
平常心を保てるようになること。

その結果として、他の犬が周りにいても、過剰反応することなく、
そばをバイクが走り去っても、救急車のサイレンが近づいてきても、
あるいは、ランナーが追い越していっても、気にしないでいられればいいのです。

大きな音に一喜一憂し、バイクや電車が近づいてくれば興奮してくるくる回ったり、
他犬が視界に入るたびに吠えるのでは、犬もハンドラーも疲れてしまいます。

もちろん、犬も生き物なので、びっくりすることはあります。
そこで一声吠えたとしても、すぐにリカバリーできればいいのです。

仔犬の頃にすべて経験出来るわけではないので、大人になってからでも少しずつ経験させて
馴らしてあげることが大事です。
つまり、社会化は一生続くと言ってもいいでしょう。

そして、その過程で、外にいても自信を持って行動できるメンタルを
作ってあげることにも繋がります。

公園でハンドラーと遊んだり、あるいは、外でもオヤツを普通に食べられることでもいいのです。

そのためには、犬が自信を持って行動できるよう、
犬に考える時間をあげながら、正解を出すまで待ってあげることも必要です。

簡単に言うと、家の中で出来ることを、外でも出来るようにしてあげること。

「もう、パピーじゃないから。」とあきらめたり、
犬が迷っているときに、すぐに手を出してしまうのではなく、
少しずつ「出来る」を増やしていきましょう。


さて、我が家の見習い。
家では大騒ぎしないでアシスタントと私の作業を見ていられるのに、
外に出ると、じっとしているのが難しい。

小さいころからずっと教えてきていますが、
動くアシスタントから目が離せない。

今さらですが、成功体験を増やせるように日々修行中です。

202601311

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2026年1月29日 (木)

自分の足で歩く大切さ

散歩中、小型犬が楽しそうに歩いているのを見ると、
「犬だなぁ」といつも微笑ましく感じています。

中・大型犬はさすがに抱っこで移動するのは難しいこともあり、
ハンドラーは当たり前のように、散歩では犬たちと一緒に歩きます。
仔犬時代が終わっても、抱っこで歩こうと思う人はほとんどいないでしょう。

しかし、小型犬の場合は、抱っこやバッグ、カートなど、
街中の散歩だけでなく、公園内の散歩でも、自力で歩いていない犬は少なくありません。

当然抱かれている犬は吠える確率もあがります。
理由はさまざま。

ハンドラーに守られているから?
逃げ場がないから?
上から見下ろしているから?

いずれにしても、自分の足で歩くことで解決できる問題もあるので、
出来れば自分の足で歩いて、自信をつけて欲しいものです。
もちろん、ハンドラーのサポートは不可欠です。


さて、今日は生後5か月のSさんのお散歩練習をディストラクションの無い駐車場でやってみました。

長めのリードを使って、Sさんが自分から歩きたくなる状況を作ります。

実はSさん、ボーダーラインがすごく気になるタイプです。
屋内でも、床材が変わるラインが結界のようになって、踏み越えるのにとても時間がかかるので、
トリーツを使ったり、励ましたりしながら、自分で踏み越えるのを待って
自分で歩けるようになってきました。

今回の駐車場も、地面のアスファルトにちょっとした境目があります。
境目の前に来ると、止ってしまって尻込みします。

そんな時は、リードを着けているからと引っ張ったりしません。
おうちの中の結界同様、自分から踏み越えるのを待ちます。

時間がかかってもかまいません。
ロングリードを使うことで、ハンドラーが少し離れると、追いかけたい気持ちも生まれます。

そんなことを繰り返していたら、Sさんは、結界を飛び越えることでクリアすることを学びました。

202601291

今日もひとつ自信を付けたSさんでした。

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2026年1月24日 (土)

仔犬のリードは少し長めがいい

何年も共に暮らした愛犬との散歩は、お互いある程度行動の予測ができるので、
リードの長さは、丁度いい距離感を保てるぐらいがいいのですが、
仔犬の場合、動きの予測がつかないので、
短いといつもテンションがかかった状態になりがちです。

もちろん仔犬の体高によっても異なりますが、
小型犬の場合は、特に犬の肩の位置がかなり低いので、
短いリードは、すぐそばにいても張ってしまいがちです。

すると、仔犬が怖いと思ってハンドラーの後ろに隠れようとしたり、
怖いものから距離を取ろうとしても、
あるいは楽しいものを見つけてそばに寄ろうとしても、
いつもリードが張ってしまい、思うように行動できなくなってしまい、
「リードは自由を奪う嫌なもの」と刷り込まれてしまいます。

リードは仔犬の安全を確保するために不可欠ですが、
仔犬の選択肢を奪ってしまうと、お散歩は楽しくなくなってしまいます。

そこで、ちょっと長めのリードを使いながら、
仔犬が気にするものを自分で確認しに行ったり、
怖いものと遭遇した時は、自分で対象物から距離を取れるように、
仔犬に選択肢を持たせてあげることが大事です。

もちろん、危険なものに近づこうとすれば、リードを止めるだけ。
グイっと引っ張って、仔犬の身体に衝撃を与えることが無いように、
上手にリードさばきしてあげましょう。


さて、今日は生後5か月のJさんのお散歩練習。

道端の石ころが気になるお年頃なので、下を向くより楽しいことが起きるように
ハンドラーの動きもバリエーションを入れながら、
ハンドラーのそばに行くと楽しいことが起こると刷り込んでいきます。

ちょっと怖くて立ち止まっても、直ぐに引っ張るのではなく、

202601241

自分からハンドラーの元に戻ろうとするきもちを育てていきます。

もちろん、戻ってきてくれたら美味しいオヤツがもらえます。

202601242

仔犬の成長は日々目覚ましいので、明日はもっといろいろなものに
気を取られてしまうかもしれません。

ハンドラーが魅力的になれるように、いろいろ工夫していきましょう。

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリックが更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2026年1月22日 (木)

3秒ルールのはなし

愛犬と散歩に出れば、当然他犬とも遭遇します。
他犬に対してフレンドリーな犬もいれば、ちょっとシャイな犬もいますし、苦手な犬もいます。
しかし、ともすると、フレンドリーな犬を持っているハンドラーは、みんながフレンドリーな犬に見えてしまいがち。
相手のハンドラーの意向を無視して犬を近づけてくる人は少なくありません。

「ちょっと苦手で・・。」と言うと、
「ウチは大丈夫ですから。」とおっしゃって、ぐいぐい近づいていらっしゃいます。

「ウチは大丈夫」というのは何を根拠に言っているのでしょうか。
「ウチの犬はどんなに嫌われても、怪我一つしないで逃げ帰ってこられる。」ということでしょうか。

犬が苦手な犬を連れているハンドラーは、相手の犬の刺激で、自分の犬が興奮して吠えたり、防衛体勢に入って相手に怪我をさせてしまわないかと、日々緊張して散歩しています。

生まれた時から攻撃性のある犬はいません。
万に一つぐらいは、精神的な疾患を持って生まれてくる可能性もありますが、
一般的には、生まれてから、なにがしかのトラウマを抱えてしまって、
平常心を保てなくなって吠えてしまったり、、
あるいは怖い思いをしたことで、自己防衛行動のスイッチが早く入るようになったりすることが原因です。

人間同様、気長な性格と、短気な性格があるのと同じで、同じ状況であっても、個々の犬の反応は異なるので、みんな同じではないということを理解しておくことが大事です。

犬同士の挨拶が悪いのでもなく、道端で遭遇した犬と無理に友達になる必要はないし、愛犬が躊躇しているのであれば、そのきもちを尊重してあげることが重要です。

お互い、フレンドリーに挨拶が出来ても、5秒後に喧噪が勃発しないとも限らないので、一般的には、「3秒ルール」と言われるように、ハンドラーが時間を管理することが必要です。

「こんにちは。」
「ありがとうございました。」
「それでは。」

と言うように、さらっと挨拶すればいいのです。
しつこく友達になろうと誘われて、すぐに乗れる犬とそうでない犬がいます。
どちらた正しいとか、どちらが犬らしいとかと言う話ではありません。

個々の犬のきもちを尊重することが大切ですね。

今日のグループレッスンでは、生後6か月のパピーさんが、ちょっと年上の男の子に突進しようとしましたが、お互い初対面ですし、お互いの犬のこともよくわかっていないので、
とりあえずリードでコントロールし、他の犬に向かっていくのではなく、
ここはママと一緒に楽しく遊ぶ場所と伝えていただくことにしました。

すると、その後は先輩犬に執着しないで、ちゃんとママに集中できました。

202601221

犬同士の挨拶は簡単そうに見えて、なかなか難しいものです。

自分の犬がフレンドリーであればあるほど、ついつい自分から近寄ってしまうので
相手の犬を観察したり、相手のハンドラーさんの許可を得ることが大事ですね。

フレンドリーな犬であれば、「ママ、挨拶してもいい?」とちょっとお伺いを立ててくれるぐらいの余裕があると嬉しいですね。

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2026年1月19日 (月)

苦手を減らす方法とは

犬にとって苦手なものは様々です。
個体によっても異なるので、全てに共通しているものばかりではありません。

例えば、
男の人、他犬、大きな音、車やバイク、掃除機などなど、
個々の犬によって苦手は異なるので、
個々の犬にあわせた対処法が必要になってきます。

しかし、共通していえることは、改善策は「少しずつ馴らしていく」ということ。
専門用語では「脱感作」と言われています。

では、どうやって馴らしていくのか。

ここでポイントになるのは「少しずつ」です。

「馴らす」という名目で、苦手なものに急に近づけたり、
苦手なものの中に投げ込むのはNGです。
これは「洪水療法」と言われて、トラウマを作ってしまうかもしれないという
リスクをはらんでいるからです。

そこで、「脱感作」が必要になってくるわけですが、
先日ブログで書いた、掃除機に馴らす話のSさんの場合。

Sさんがフリーの状態で、スイッチが入っていない掃除機を部屋の中に置いて
Sさんが自由にアクセスできるようにしたところから始まり、
スイッチを入れない状態で少し動かしたりしたあと、
今日はスイッチを入れる練習を行いました。

この場合大事なのが、Sさんと掃除機との距離です。
近ければ興奮しすぎてしまうので、離れた場所でスイッチを入れて音を聞かせます。
その時は、Sさんはサークル内の安全なエリアにいて
美味しいオヤツを食べることができます。

202601190

食べられれば大丈夫。
食べられなければ刺戟が大きすぎるということ。

Sさんは食べられたので、スイッチを入れた掃除機を少し離れた場所で動かしました。
そんな環境でも問題なくオヤツを食べ続けることができたので、
少しずつ近づけたところで動かして、問題なかったので今回はそこまでにしました。

焦らず、少しずつ、犬にとっての「大丈夫」を増やしていくことが大事ですね。

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

2026年1月16日 (金)

犬の行動の意味を知れば・・

愛犬が自然に取る行動は様々です。
もちろん、彼らなりに考えた行動です。
その結果、人が見て、思わず微笑んでしまう行動もあれば、
笑ってしまうような行動もあるでしょう。

しかし、よく見てみると、「笑ってしまう行動」の実態は
犬が焦っていたり、びっくりしていたり、怖がっていたりと、
犬が平常心でないときに起こることが多いものです。

見ていて笑えるからと、同じ状況を作ってしまえば、
犬はさらにストレスを溜めてしまわないとも限りません。

なんで犬がそんな行動を取るか考えてみましょう。
場合によっては対処が必要なこともあるので、
観察することが大事ですね。


さて、よくある掃除機に戦いを挑む犬。

恐らく最初から戦いを挑む犬はいません。
大きなモーター音と、床の上を素早く動く姿を見て、
警戒心と追いかけたい衝動が合わさっての行動と言えるでしょう。

小型犬が掃除機に挑んどいても、大して大きなダメージはありませんが、
中・大型犬が同じことをすれば、掃除機を破壊しないとも限らないし、
家の中に限らず、どこかで同じような状況を目にしたら、
当然同じ行動を取ることになります。

そうならないために、小さいころから、掃除機のように
大きな音を立てて動くようなものに馴らすというプロセスが重要になります。

先日パピートレーニングに伺ったSさん、生後5か月。
メイドさんが掃除をしていると、掃除機に挑みかかってくると笑っておっしゃっていたので、
少しずつ、気にしないでいるための練習プロセスをお見せしました。

最初は、動かない掃除機の周りでオヤツを撒いてみます。

202601161

気にしないで食べていることに対して、褒めて強化。

次に少し掃除機を移動しても大丈夫かどうかの確認。

202601162

その後、スイッチを入れないで掃除機を動かしてみます。

202601163

これらのプロセスを踏んで、問題なければ、次はスイッチを入れて観察していきます。

初めから仔犬の周りで大きな音を立てて動かさないこと。

そうでなくても、犬たちは動くものに対して反応します。

夕方の散歩の途中、子供たちが遊ぶ公園を横切っていたら、
急に立ち話をしていた子供の一人が奇声を上げて走り出したので
そばにいた見習いがびっくりして跳ね上がってました。

急な動きには人間もびっくりします。
少しずつ大丈夫を増やすことが大事。

見習いは子供は苦手ではないので、敢えて「馴らし」の練習はしていませんが、
何度も子供を見ていれば、子供とはそういう行動をするものだと
学習していくはずです。

いい経験値を増やしてあげることが大事ですね。

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0)

より以前の記事一覧