トイレトレーニングのはなし
何度も書いたお題ですが、今回台風が来て、犬たちにおうちトイレをお願いしたのでリマインド。
犬の「習慣」を変えるのは時間がかかります。
トイレの習慣も同じ。
仔犬の頃は当然のように家の中で排泄する習慣を付けることに躍起になっていても、お散歩に出られるようになると、早く外で排泄出来るようにしたいと思う人は少なくないでしょう。
様々な場所に同伴するようになると、当然外出時間も長くなるので、家の中でしか排泄できないのは犬にとっては不健康です。
しかしながら、ある程度成長してくると、安心できる場所でなければ排泄できないという犬は少なくありません。
当然です。
とても無防備な体勢なので、落ち着いた場所でなければできないのは人間と同じです。
散歩が出来るようになって、直ぐに外で排泄出来る犬もいれば、なかなか出来ない犬もいますが、次第に慣れてくると、外でも排泄が出来るようになってきます。
個体差がありますが、我が家で繁殖した仔犬たちのうち、男の子は散歩に出始めてすぐに出来るようになった一方、女の子はなかなか出来ず、生後5ヵ月過ぎて旅行に行ったときも、ずっとトイレを我慢していて心配しましたが、現地に到着した夕方、林の中を散歩していてようやくしゃがみました。
いずれにしても、時間をかけてあげれば外でも排泄できるようになりますが、今度は家の中でのトイレを使わなくなる犬が意外と多いので、外で出来るようになっても、家の中と両方で出来るようにしてあげることが重要です。
なぜなら、台風で飛ばされそうになっても、外に連れ出さなければいけなくなるからです。
基本的に、トイレトレーニングが出来ていれば、犬はハンドラーに言われた場所で排泄することができます。
トイレトレーニングとは、排泄を促すキューを聞いたら、犬が排泄行為に及ぶというもの。
他のトレーニング同様、行為を意味するキューを犬が理解することが早道です。
そのためには、家の中でトイレをしている仔犬の頃から、さりげなく排泄中にキューの言葉がけをするという、いわゆる「キャプチャリング」手法で犬に言葉を教えていくことで、「オスワリ」と言われて犬が座るのと同様、「トイレは?」と言われて、排泄するようになるわけです。
トイレトレーニングのポイントは、仔犬のトイレを見逃さないことですが、だからと言って見張っていてもなかなかしてくれないので、排泄のタイミング(食後、寝起き、遊んだ後など)で、トイレスペースに犬をいざないなって待ち、排泄行為が始まったら、さりげなく(圧をかけず)声をかけること。
声掛けにはいろいろあります。
盲導犬のトレーナーさんなどは「ワンツー」という言葉を使うと聞いたことがあります。
一般的には、「トイレ」。
我が家は、大と小を分けてコールするので、そのまま「ウンチ」と「おしっこ」。
外を散歩しているときでも、あまり他人様のご迷惑にならない場所で声をかけ、嵐の日は家の中のトイレシートの横で声をかけるだけで、犬たちは済ませてくれます。
特に、ドッグスポーツの競技に参加するときは、リンクイン前にお願いしておかないと、緊張して行きたくなったりすることもあるので、必ず声をかけるようにします。
犬に強要するようで嫌だと思う人もいるかもしれませんが、道の真ん中や、横断歩道の上など、間が悪いときにしたくなることがないように、早めの声掛けをすることは、小さい子供にお出かけ前に促すのと同じなので、強要にはなりません。
「今行っておけば?」と声をかけてあげるだけ。
大人になってから外トイレをおうちトイレに変えるには時間がかかる犬もいます。
先々代の犬たちは、トイレトレーニングは出来ていましたが、成犬になってから引っ越しをしたとき、3頭中2頭はその日のうちに新しい家のバスルームがトイレになっても文句を言いませんでしたが、先ほど書いた女の子は1週間かかりました。
時間がかかるということは、それだけ犬がストレスを感じているとも言えるので、小さいうちから、両方できるようにしておいてあげるといいですね。
※ちょっと頭が固かったのは真ん中の娘犬でした。
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