子犬の社会化

2026年6月 3日 (水)

トイレトレーニングのはなし

何度も書いたお題ですが、今回台風が来て、犬たちにおうちトイレをお願いしたのでリマインド。

犬の「習慣」を変えるのは時間がかかります。
トイレの習慣も同じ。

仔犬の頃は当然のように家の中で排泄する習慣を付けることに躍起になっていても、お散歩に出られるようになると、早く外で排泄出来るようにしたいと思う人は少なくないでしょう。

様々な場所に同伴するようになると、当然外出時間も長くなるので、家の中でしか排泄できないのは犬にとっては不健康です。

しかしながら、ある程度成長してくると、安心できる場所でなければ排泄できないという犬は少なくありません。
当然です。
とても無防備な体勢なので、落ち着いた場所でなければできないのは人間と同じです。

散歩が出来るようになって、直ぐに外で排泄出来る犬もいれば、なかなか出来ない犬もいますが、次第に慣れてくると、外でも排泄が出来るようになってきます。
個体差がありますが、我が家で繁殖した仔犬たちのうち、男の子は散歩に出始めてすぐに出来るようになった一方、女の子はなかなか出来ず、生後5ヵ月過ぎて旅行に行ったときも、ずっとトイレを我慢していて心配しましたが、現地に到着した夕方、林の中を散歩していてようやくしゃがみました。

いずれにしても、時間をかけてあげれば外でも排泄できるようになりますが、今度は家の中でのトイレを使わなくなる犬が意外と多いので、外で出来るようになっても、家の中と両方で出来るようにしてあげることが重要です。
なぜなら、台風で飛ばされそうになっても、外に連れ出さなければいけなくなるからです。

基本的に、トイレトレーニングが出来ていれば、犬はハンドラーに言われた場所で排泄することができます。

トイレトレーニングとは、排泄を促すキューを聞いたら、犬が排泄行為に及ぶというもの。
他のトレーニング同様、行為を意味するキューを犬が理解することが早道です。
そのためには、家の中でトイレをしている仔犬の頃から、さりげなく排泄中にキューの言葉がけをするという、いわゆる「キャプチャリング」手法で犬に言葉を教えていくことで、「オスワリ」と言われて犬が座るのと同様、「トイレは?」と言われて、排泄するようになるわけです。

トイレトレーニングのポイントは、仔犬のトイレを見逃さないことですが、だからと言って見張っていてもなかなかしてくれないので、排泄のタイミング(食後、寝起き、遊んだ後など)で、トイレスペースに犬をいざないなって待ち、排泄行為が始まったら、さりげなく(圧をかけず)声をかけること。

声掛けにはいろいろあります。
盲導犬のトレーナーさんなどは「ワンツー」という言葉を使うと聞いたことがあります。
一般的には、「トイレ」。
我が家は、大と小を分けてコールするので、そのまま「ウンチ」と「おしっこ」。

外を散歩しているときでも、あまり他人様のご迷惑にならない場所で声をかけ、嵐の日は家の中のトイレシートの横で声をかけるだけで、犬たちは済ませてくれます。
特に、ドッグスポーツの競技に参加するときは、リンクイン前にお願いしておかないと、緊張して行きたくなったりすることもあるので、必ず声をかけるようにします。

犬に強要するようで嫌だと思う人もいるかもしれませんが、道の真ん中や、横断歩道の上など、間が悪いときにしたくなることがないように、早めの声掛けをすることは、小さい子供にお出かけ前に促すのと同じなので、強要にはなりません。
「今行っておけば?」と声をかけてあげるだけ。

大人になってから外トイレをおうちトイレに変えるには時間がかかる犬もいます。
先々代の犬たちは、トイレトレーニングは出来ていましたが、成犬になってから引っ越しをしたとき、3頭中2頭はその日のうちに新しい家のバスルームがトイレになっても文句を言いませんでしたが、先ほど書いた女の子は1週間かかりました。
時間がかかるということは、それだけ犬がストレスを感じているとも言えるので、小さいうちから、両方できるようにしておいてあげるといいですね。

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※ちょっと頭が固かったのは真ん中の娘犬でした。

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2026年5月31日 (日)

自分で考えた行動は身につきやすい。

犬に教えた行動を鉄板にするには時間がかかります。
まず、動きに体を慣らすことに時間がかかります。
その行動と、行動を示すキューをリンク付けすることにも時間がかかります。
さらに、キューを聴いて、いつでも、どこでも出来るようになる(般化)には
もっと時間がかかります。

いつも書いているように、出来ると思っていたことがまだだったというのは
それぞれにきちんと時間をかけていなかったことによって生じる状況です。

そうならないためには、ひとつひとつ、どこまで犬が理解できているのかを検証し、
段階を経て完成させていくことが重要になります。

一方、敢えて犬に教えなくても、犬が考えてとる行動は、
ある意味犬の自発的に、この状況ではどうすればいいのかを考えているので、
繰り返しその行動が起きやすい状況を作っていくと
犬は言葉のキューを聞いたからやるのではなく、
犬が自身を持って自ら行動するという点で、出現頻度が高くなります。

つまり、「やってちょうだい。」と言われたからやるのではなく、
この状況ではこの行動を取った方が褒めてもらえる(いいことがある)と理解して行動するため
行動が起こりやすくなり、身につきやすくなるのです。

例をあげると、大興奮する仔犬に対して、ネガティブワードを使うより、
興奮しづらい環境を作って、自分から座ったり伏せたりしたときを
ピンポイントで褒めていく(強化)と、「オスワリ」や「フセ」の言葉を知らなくても、
自分からその行動をとって、落ち着くことができるようになります。


さて、今日は5か月のLさんのレッスンがありました。
自転車、人、車、様々なものが刺激になって興奮してしまうお年頃ですが、
刺激対象物から距離をとったり、跳んだり跳ねたりできない状況の中で
自発的にとる、「オスワリ」や「フセ」を褒め続けて行ったら、
何も言われなくても、座ったり伏せたりするようになってきました。

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もちろん、その都度褒めて、「その行動はあっている」と伝えていくことで
さらにこれらの行動は鉄板になっていくでしょう。

同時に、言葉のキューをのせていけば、
「キャプチャリング」という方法で、言葉も覚えていくことができます。

確実に育っているLさんでした。

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2026年5月30日 (土)

仔犬散歩のルール

仔犬は日々成長しているので、昨日出来なかったことが急に出来るようになったり、
昨日は気にしていなかったものが急に気になりだしたりと、変化の連続です。

何が悪いとか、何がいいとかというより、今仔犬にとって必要なことな何なのかを判断してサポートしていくことが大事なポイントになります。

例えば、まだまだ怖いものが沢山仔犬の場合は、自信がつくまでひとつずつ自分で確認させてあげることが重要です。
※相手が生き物の場合は無理をさせないこと。

一方、好奇心満載で、なんにでも突撃していくような場合は、途中で止めることも大事です。
特に仔犬は動いているものに反応しやすいので、人や犬、バイクや自転車など、
突撃したくなるものは沢山ありますが、
どれをとっても、安全を確保できるとは限らないので、
そういう場合は仔犬の動きを止めることも重要になります。

先日、新広尾公園ドッグランで行われたしつけ教室でもお話しましたが、
好奇心のままに、他犬に突撃していく仔犬の場合、
相手がいい子であれば、受け入れてもらえるかもしれませんが、
仔犬が苦手だったり、そもそも犬が嫌いな犬の場合は、
返り討ちにあわないとも限りません。

そうならないためには、仔犬の突撃を止めることが重要です。
引っ張るリードを引っ張り返すのではなく、
自分が電柱か岩になったつもりで、仔犬のリードをしっかり止めること。
引っ張りっこのように、引っ張り返すのとは違います。

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202605303

仔犬が我に返って戻ってきたら、そこをきちんと褒めてあげます。
つまり、好ましい行動のみを強化していくということです。

繰り返しの練習が、犬の学習を速めます。
ネガティブではなく、ポジティブに伝えていきましょう。

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2026年5月29日 (金)

社会化が大事な理由

犬の社会化とは、犬が人間社会の中で、平常心を保って暮らしていかれるようにサポートしていくこと。

犬が平常心で人と暮らすというのは、何とも当たり前のことのような話ですが、
実は様々な刺激に対して一喜一憂する犬は少なくなく、
そのために、我を失ってしまうことも沢山あります。

我を失うとどうなるのか。
それは人間と同じですね。
フツウでいられなくなるので、少なからずストレスがかかっていることになります。

怖ければ、おちおち何か食べたり、のんびりしたりすることはできないので、
緊張状態が続いていることになり、精神衛生上はあまりよくありません。


さて、今日は思春期のS君のお散歩練習がありました。

お散歩で歩かないことはよくありましたが、
最近では、上手に歩けるようになり、止ることもなくなりました。

しかし、静かな公園内を歩いていても、後ろが気になるSさん。

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後ろの方で人の声がすると、思わず振り返ってしまいます。

もちろん、名前を呼ばれると、走ってきてくれますが、
ご褒美のオヤツを口にすることはできません。

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先日も、オモチャ遊びができなかったSさん。
まだまだ平常心には至っていない様子。

日々の練習で、少しずつ様々な場所でも、落ち着いていられるようになってくるので、
苦手だからとお散歩を避けるのではなく、
安全な場所にどんどん連れて行って、
本犬が自信を持てるようにサポートしてあげることが大事ですね。

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2026年5月27日 (水)

ディストラクションの話

ディストラクションと言うと、様々なドッグスポーツの本番で
普段通り出来るようにするために行う、競技に特化した練習と考えがちですが、
実は一般家庭犬であっても同じで、
おうちで出来ることが外で出来ないのは、さまざまなディストラクションの中で
「出来る」ようにする練習がなされていないからに他なりません。

つまり、ドッグスポーツをやらなくても、ディストラクション練習をしないと、
「愛犬に教えた」や
「愛犬は出来る」と思っていたことが、
外に行くと全くやってくれないというになりかねないというお話です。

そうならないためにはどうすればいいのでしょうか。

おうちの中で出来る簡単な行動を、家の前で出来るか、人通りの少ない公園で出来るか、街中でも出来るか、少しずつ刺激を加えながら、犬の成功体験を増やしていくことで、犬は次第に自信をつけて、様々な環境下でも出来るようになっていくわけです。

つまり、ディストラクションがあっても、落ち着いてハンドラーとコミュニケーションが取れるようにサポートすることが重要ということです。

遊びも同様。

おうちの中では遊べるけれど、外では遊ばない犬の場合、
周囲の刺激が強すぎて、興味を持っていかれることもあるでしょうし、
安心できない場所ではリラックスできないために遊べない場合もあります。

いずれにしても、場所が変わっても平常心が保てる、
あるいは、早く平常心も戻れるような練習が大事ですね。


さて、今日は思春期の男の子のプライベートレッスンでお散歩に行きました。

家の中では、楽しそうにボールを咥えて持ってきてくれるのに、

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公園では全くその気になりません。

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転がすと、本能的に追いかけてはくれますが、咥える気にはならないようです。

様々な場所で出来るようにサポートしていくことが大事ですね。

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2026年5月19日 (火)

犬が何かにロックしたときの対応

仔犬の社会化では、仔犬が様々なものと遭遇した時の対処法が重要なポイントになってきます。

仔犬にとって、初めて遭遇する様々なものに対するきもちはポジティブでもネガティブでもありませんが、何かのきっかけで様々な感情と共に学習されていきます。

そんな仔犬の気持ちをどうサポートしていけばいいのでしょうか。


今日はたまたまクライアントさんに、犬がロックしてしまったときどうすればいいのか聞かれました。

この対応は、ロックしているときの犬の対象物によって異なります。
つまり、ロックしてしまったときは、犬が次にとる行動は興奮して対象物に突進しようとしたり、吠えたりするのですが、
興奮して吠えてしまった犬に、「ダメ!」や「イケナイ!」と叱ったとして犬にはなかなか伝わりません。

次は興奮して吠えるだろうなと思ったら、犬をまず刺激対象物から離し、戻ってきたことを褒めていくことが重要です。
もちろん、その際犬の気持ちは前に向かっているので、呼び戻して声が届かないことは容易に想定されるため、呼び戻しながら、リードを自分の方に引き寄せていく必要があります。

その代わり、戻ってきたときはきちんと褒めてあげないと、犬は戻ってきたことにメリットを感じません。


一方、刺激対象物が生き物でなければ、犬の次の行動を待つことが重要なポイントです。

以前にも書きましたが、アシスタントが仔犬の頃、いつもの散歩コースに止められた大型バイクのカバーを見てフリーズ。
完全にロックしていたので、私は何も言わずにリードを緩めて彼が次にどんな行動を取るのか待ってみたところ、かれはおよび腰ながら自分からそばに近寄り、匂いを嗅いで、「なんだ、ただのバイクか。」と納得して戻ってきたので、そこをしっかり褒めました。
自分で確認したことで、翌日からは同じようなことがあっても、びっくりしなくなりました。


ハンドラーは犬がロックした後の次の行動を予測して、素早く対処することが求められます。

楽しくても、怖くても、吠えたことで、相手が近寄ってきたり、あるいは遠ざかっていくことによって、犬がなにがしかの報酬を得ているとすると、吠える行動は常態化していくからです。


さて、昨日のパピーレッスンで、人や自転車、車の動きに刺戟を受けてしまうLさんが視界に入った自転車にロックした直後、名前を呼んでも行動が変わらなかったので、名前を呼びながらリードを引き寄せ、戻ってきたところをきちんと褒めました。

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※向かってくる自転車にロック中

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※リードを引き寄せます。

インスタで動画がご覧になれます。
https://www.instagram.com/reel/DYf6t-6SRWR/


犬はこちらが予期していないことも学習していきます。
いつもの3秒ルールは、ロックをリセットするときにも有効なので、
犬が吠えだすのをボーっと待っているのではなく、
素早く対処していきましょう。

ゴールは視界に何が飛び込んできても、平常心を保って、ハンドラーの声を聴く姿勢を保てること。

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2026年5月13日 (水)

犬のエンリッチメント満たせてますか?

先日、犬と真剣に遊べているかというお話を書きました。

かつて、「愛犬と遊んでますか?」と尋ねると、
「遊び方がわからない。」というお答えが多かったのですが、
今は様々な情報もあって、みなさんいろいろ工夫しながら遊んでくださっていて
とてもいいことだと思います。

ドッグスポーツなどの競技に出ることも、結果だけでなく、
その過程を愛犬と楽しめているなら、それは人にとっても犬にとっても、
とても充実した時間になるでしょう。

御存知のように、仔犬は沢山遊びます。
仔犬同士の様子を観ていると、
もちろん喧嘩もするでしょうが、
それぞれが楽しんでいることがよくわかります。

そもそも、何もしない仔犬はいません。
大人しくて、あまり動かない仔犬がいたら、病気を疑うべきでしょう。

元気に走り回る仔犬はエネルギーの塊です。
その仔犬ときちんと向き合ってあげないと、
犬たちの犬生は、恐らくつまらないものになってしまうかもしれません。

人間の子供と同様、じっとしていては何も学習できません。
多くを経験してこそ、社会化にも繋がり、
沢山遊ぶことで、人との関わり方を学び、人との関係性を強めていくものです。

もちろん、犬種の特性もあります。
どちらかというと、あまり動かない愛玩犬タイプ。
動きたくてたまらない、中型の作業犬たち。
おっとりした大型犬などなど、
犬種によって、行動パターンは違いますが、
それぞれの個体特性に合わせて対応してあげないと、
欲求不満になったり、あるいは疲れすぎてしまったりと
精神的にも肉体的にも疲弊させてしまう可能性があります。

今目の前にいる犬にとって何が必要なのか。
よく話し合ってみることが大事ですね。

さて、我が家の犬たち。
小さいころから職業柄トレーニングが日課です。

自分の番が早く来ないかと、ジタバタするのを自制するのが大変な見習い。

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正しい待ち方👇

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話が通じるようになるには、時間がかかりますね。

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2026年5月 6日 (水)

ドッグトレーニング:繰り返し練習の重要性

犬に新しい行動を教えるときは、通常家の中で行うことが多いものですが、
実際は家の中だけでなく、外でも出来るようにならないと意味がありません。

もちろん、訓練所などで教わる場合もありますが、
訓練所内での練習と日常生活は異なるので、
そのあたりのすり合わせも重要になってきます。

基本は、刺戟の少ない場所で、基本トレーニングをきちんと伝え、
出来るようになってきたら、刺戟を少しずつ増やしながら、成功体験をサポートしていくこと。

急に刺激満載の場所でやらせようとしても、犬は気が散ってしまい、
人の声など耳には届きません。

家の中(馴れた場所)で出来るようになったら、外でも出来るようにしていくことが大事ですね。


さて、今日は午前と午後でボーダー・コリーのレッスンがありました。
まだまだパピーのLさんと、思春期真っ盛りのBさん。
それぞれ課題は違いますが、目指すところはひとつ。

飼い主さんの日々の頑張りで、今日は2頭ともとても進化している様子を観ることができました。

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やればできる。
練習量は裏切りません。
自信をもって、今やっていることを続けていきましょう。

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2026年5月 5日 (火)

仔犬の社会化

犬が人間社会でストレスフリーで暮らしていくのはなかなか大変です。
そこで、子犬の頃から「社会化」を行っていくのですが、
どの犬も同じではありません。
なぜなら、犬種の特性や個体差によって、その犬に必要なものは違うからです。

犬種特性を理解していれば、ある程度の予測はつきますが、
個体による差はなかなか見抜けないので、
後手後手に回ってしまうこともあるでしょう。

それでも、その兆しを見たら、予防策を取る必要があります。
犬が繰り返し同じ行動を取るようになれば、それは犬にとってなんらかの報酬になっているので、なかなか払拭できません。

そうならないためには、ある意味古典的条件付けによって対処していく必要があります。

要は犬をよく観察すること。

Aちゃんは〇〇に執着するけれど、Bちゃんは気にしない。と言うこともあります。
その犬にとって必要な対策を講じていくことが大事ですね。


さて、昨日は思春期のSさんのお散歩レッスンがありました。
小さいころは、外が怖くて本当に歩けなかったのですが、
ロングリードを使ったり、大丈夫を増やしなが練習してきて
楽しく歩ける場面も増えてきました。

今でもおうちが好きなことには変わりありませんが、
外でも少し余裕が出てきました。

以前は子供を見るとなぜか自分から喜んで突進していたのが、
少しずつ景色の一部と認識できるようになり
落ち着いてスルーできるようにもなりました。

犬に対しても、怖いトラウマを作っていないので、
興味は示しても、大騒ぎもしなくなりました。

間もなく海外生活になるSさん。

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外でも、ハンドラーの声が耳に届くようになり、
オヤツも口にできるようになりました。

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いろいろなものに動じないでいられるように、出来る限りサポートしていきます。

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2026年5月 2日 (土)

小型犬の仔犬と他犬との挨拶

仔犬がお散歩デビューすると、様々な刺激に惑わされて
なかなか前に進めないのはよくある話です。

特に小型犬の場合は、おうちの中だけだった世界が急に広がり、
見るもの聞くもの匂うもの全てが好奇心の対象であると同時に
警戒心の対象となります。

抱っこ散歩やカート散歩の手順を踏んでいても、
実際自分の足で歩くとなると、それなりに状況は変わります。

地面の素材の違いだけでも戸惑ってしまったり、
どこかで犬の鳴き声がすると、釣られて吠えてしまったり、
車や自転車など、動くものの刺戟も大きく影響したりするものです。

特に、犬同士の挨拶は、相手の犬の状況がわからないので、
むやみに近づけるのは危険です。

相手の飼い主さんが、自分の犬の性格を知ったうえで、
挨拶をさせてくれることもありますが、
敢えて近寄ってこないような場合は、仔犬が苦手な犬だったりするので
仔犬が行きたがっても、向かって行ってしまうことが無いようにしましょう。

いつも書いているように、そもそも犬の社会化においては、
他犬と仲良くすることが目的ではなく、他犬がいても平常心を保てることです。
従って、無理やり挨拶をさせるのではなく、安全が確保でき、
仔犬も好奇心を持って近寄っていこうとしているときに限られます。

怖がっている仔犬を、「大丈夫だから」と無理やりリードを引っ張って近寄せるのは禁物。
仔犬自身が、「大丈夫」と確信するまで待ってあげるといいでしょう。

特に相手が大型犬など、サイズが全く違う場合は、
アクシデントで仔犬が怪我をしてしまう可能性もあります。


さて、今日は生後5か月のパピーさんのお散歩レッスンがありました。
もともと警戒心が強いので、石橋を叩くタイプ。
オヤツが助けになることもあれば、まったく役に立たないこともあります。

今日のPさんは、大好物のオヤツがまったく食べられなかったので
メンタルはいっぱいいっぱいの状態。
パパについて歩くだけでも上出来です。

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たまたま遭遇した犬たちが大変大人しい子たちだったので、
興奮しすぎることなく、ちょっと挨拶をさせてもらうことができました。

飼い主さんによっては、スルーしてくれるので、
当然落ち着いてやり過ごすことも教えていきます。

いい経験値を増やしていきたいですね。

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