子犬生活

2025年2月 1日 (土)

グループ相談会開催しました。

今日はグルーミングサロンアプシーさんで定例のグループ相談会を開催しました。

グループ相談会では、犬とのくらしに役立つヒントを含め、犬とのかかわり方や、問題行動の改善策をお話させていただいています。

今日は犬の健康の話から始まりました。

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犬の後肢を含めたボディメンテナンスの話では、見習いがデモをやってくれました。

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高齢になってからではなく、若いころから犬の姿勢や体の使い方を観察しながら、サポートしてあげるといいでしょう。

そのあとは、分離不安やお散歩の問題、ハウスの問題など、様々なご相談がありました。

今回はプライベートレッスンを受けてくださった生徒さんや、相談会に参加されるたびに愛犬との関係性の変化を伝えてくださる方、新たに子犬を迎えた方や、お困りのある方などがご参加くださいました。

プライベートレッスンと異なり、グループ相談会では、問題が個人のものではなく、みんなで共有できること。
改善策のアドバイスを聞いて頂くだけでなく、実際に改善された方の実体験も直接お伺いできるのがメリットです。

犬の行動そのもをを取り上げるのではなく、その行動がなぜ出るのかを考えていただきながら、愛犬のサポート法を考えていくことが重要ですね。

ご参加いただきましたみなさま、お疲れさまでした!
いつも場所をご提供いただいておりますアプシーさん、ありがとうございます!

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2025年1月30日 (木)

首輪を持たれることに馴らす

今日たまたまポップアップされたSNSの投稿。
首輪を持たれた子犬が必死で反抗して自由になろうと、首輪を持っている人に唸ったり噛もうとしていました。
そして、その動画を見た人が「虐待」とコメントしているというお話。

確かに、必死でもがく子犬を保定している様子はある種の虐待にも見えるかもしれませんが、その後子犬は少し静かになりました。
もがいても無駄だと少し学習したのでしょう。

力づくで犬を押さえつけるのはいただけませんが、犬の動きを止めることはある意味重要です。
それは犬の安全確保においても大事なことだからです。

先日、「首輪を掴まれることに馴らす」ことを書きました。
犬はそもそも自由を束縛されるのを好みません。
初めてリードを付けた子犬はリードによって自由が阻害されて暴れることもあります。
それを「イケナイ」と叱るよりは、リードが付いているといいことがあると犬に教えた方が犬のストレスは軽減されます。

首輪を持たれることも同様です。
犬が好きなオヤツを使いながら、首輪に触ったり掴んだりされることに馴らしてあげることで、犬は首輪を持たれても反抗しなくなります。

要は楽しいことと結びつけることで苦手を減らしていくことです。

首輪を掴んでガンガン引っ張ったりするのではなく、首輪を掴みながらおいしいオヤツを一つずつ継続的に上げていくだけで、首輪への嫌悪感が軽減されます。

大したことには思えないかもしれませんが、嫌なことを無理強いするのではなく、小さいころから馴らしてあげるといいでしょう。


さて、我が家の見習いは、アシスタントが練習中静かに座っていることを学んでいます。
静かに待っていれば自分の番が来ることはわかっていますが、それ以前に静かに待っていられたらアシスタント同様見習いにもオヤツが届けられます。

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トレーニングは楽しくなければ続きませんね。

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2025年1月22日 (水)

お散歩練習

「犬のお散歩なんてあたりまえに出来るもの」と犬と暮らし始めるまで思っている人は少なくありません。
なぜなら、みなさん簡単そうにお散歩されているのを目にするからです。

しかし、実際犬と暮らして、子犬とお散歩に出るようになると、いろいろな問題と遭遇します。

拾い食い
落ち葉追い
小石食い
他人への飛びつき
車やバイク追いや吠え
他犬への過剰反応などなど

思いもよらなかったことがあとからあとから出てくるものです。

さらに成長すると、オスであればマーキングが始まり、それはそれで困る場合もあります。

しかし、初めからそういうことが起きるであろうとある程度想定して対処していくことで、酷くなる前に改善することもできます。
犬にばかり勉強(トレーニング)を強いるのではなく、人も犬のことを勉強することが不可欠ですね。

さて、今日は生後8ヵ月のK君のお散歩レッスンがありました。
生後8ヵ月は思春期が始まったところ。
気になるものがたくさんあるので、人の声がなかなか耳に届きにくい状況ですが、お散歩当初からお願いした練習を日々続けていただいていることもあり、おうちのご近所は大分落ち着いて歩けるようになっています。

バイクや車、自転車への反応もほとんどありません。
現在の最大の課題は犬。
なぜなら、K君はよく小型犬に吠えられるそうで、最近はそれに対して吠え返すそうです。
誰だって吠えられたくはありませんが、無視できるようになることが大事。

他犬をあまり気にしないでいられるようになるにはどうすればいいのか。
今日はオヤツやおもちゃを屈指しながら、K君を暇にさせず、コミュニケーションを多く取りながら歩いてみました。

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暇になると、地面に落ちているものや、通りの反対側を歩く犬を探すのはどの子も同じ。

根気よく育てていきましょう。

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2025年1月 8日 (水)

犬との遊びはコミュニケーション

「犬と遊ぶ」ことがあたりまえのように言われて久しいのですが、みなさんどんな遊びを楽しんでいらっしゃるでしょうか。

犬種の特性は前にも書いていますが、その特性を生かした遊びを提案してあげると、犬たちも楽しく遊ぶことができます。
もちろん個体差はあるので、「絶対」はありません。

ご近所のほとんど動かないシーズーをよく見ていたので、かつてシーズーのパピーレッスンに伺ったとき、その子の身体能力に驚かされたことがあります。
何しろ「持って来い」遊びが大好きで、投げたらダッシュで取りに行き、エンドレスに拾って手元に持ってきてくれる活発な子犬でした。

嗅覚を使ったノーズワークは、セントハウンドだけでなく、犬全般に人気のある遊びですが、人と関わる遊びは人との関係性づくりに役立つので、言葉通りのキャッチボールだけでなく、言葉のキャッチボールも含めたやりとりで意思の疎通をはかっていくことが、言葉の通じやすい関係性づくりには効果的です。

今日のプライベートレッスンは7ヵ月のK君でした。
ボーダー・コリーですから活発なのはあたりまえですが、ボール投げはすぐに飽きてしまうそうです。
考えてみれば単純作業なので、レトリーブ好きな犬種とは異なり、エンドレスで続けてくれるとは限りません。

そこで今日は引っ張りっこで会話することから始めました。

K君のお気に入りのおもちゃの引っ張りっこを真剣にやらせてもらいます。

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ガウガウ言うほどやってから出してもらいます。
現時点で「ちょうだい」という言葉を少しずつ理解していますが、なかなか言葉だけだと放せないようなので、おもちゃを鳴らして音を出すと放しやすいとお聞きしたため、「ちょうだい」と言ってから音を鳴らし、口から離してくれたらすぐにまた咥えていいという合図を出します。

私に手渡ししてもすぐに遊びが続くことがわかってくると、K君もおもちゃを放しやすくなってきます。

そして、次の「咥えていいよ」までの時間を少しずつ伸ばしていくことで、K君は人の話を聴くようになります。

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「欲しければ奪い取ってもいい」と教えるのではなく、遊び方のルールを伝えていくことで、少しずつ会話が成り立っていきます。

後半は外で、投げたおもちゃを咥えて戻る練習を導入しました。

少しずつ、人と遊ぶことに興味を持ってくれると、様々なディストラクションに対しても有効です。
気長にゆっくり教えていきましょう。

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2024年12月26日 (木)

疲れた犬はいい犬

以前も書いていますが、犬は犬である以上、犬種やサイズに関係なく、ある程度の運動量は不可欠です。
運動量が保証されていなければ、犬はストレスをため、発散できないエネルギーをどこかで発散させるために、人にとって問題となる行動が出る可能性が高くなります。

そうならないためには、犬と真剣に遊ぶ時間を作ってあげることが大事。
体と頭を上手に使わせてあげれば、犬は心地いい疲労感を得ることができます。

ちょっとの時間でも、真剣に向き合ってあげることが大事ですね。

さて、今日は若いYさんのプライベートレッスンでした。

飼い主様とも上手に遊べるようになったYさん。

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遊びの中に、最近はトリックも入れられるようになってきたとか。

オヤツも好きですが、引っ張りっこやレトリーブも上手なYさん。

しっかり遊んであげた後は、要求吠えもなく、まったり休憩。

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日々上手に関係性を深めていかれるといいですね。
自分からハウスで寝ていることもあるそうです。

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2024年12月24日 (火)

犬育ては家族みんなで

犬を飼うということは、家族が増えるということ。
誰が言い出したかは問題ではなく、家族みんなで育てていくことが重要です。
なぜなら、犬に関わる人の接し方に一貫性が無いと、犬が混乱してしまうからです。

犬は賢いので、長く暮らしていれば家族のメンバーに合わせた接し方も学習していきますが、子犬のころはなかなか人の言葉も伝わりづらいものです。

さて、今日は若いKさんのレッスンがありました。
今回初めて息子さんがお散歩レッスンに同行されました。
熱心に、こういうときはどうすればいいのかと質問してくださる姿に感心。

最初はちょっとバタバタしていたKさんですが、
途中から、息子さんの声も耳に届くようになってきました。

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ご家族みなさんで育てていきましょう。

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2024年12月13日 (金)

犬と子供

テレビの特番やSNSの動画サイトでよく観る「犬と子供」の動画。
様々なシチュエーションがありますが、動画に映っている犬たちすべてがハッピーだとは限りません。
見る人が見れば、犬がストレスを感じているような場面もたくさんあります。
ある意味、犬たちは我慢しているわけですが、時として堪忍袋の緒が切れて自己主張する犬もいます。
そんなとき犬をいさめることは正しいことでしょうか。

犬にも感情やきもちがあるので、今はぎりぎりまで我慢しても、「次は無い」ということもあります。

では、そうならないためにはどうするのか。

ご家庭に小さいお子さんがいない場合は、一般的には「社会化」によって、犬にとって子供を景色の一部にしてあげれば、犬は過剰反応をしないようになります。
しかし、ときとして子供の方から犬に近づいてくることがあるので、その場合も考えて、犬にはどういう行動を取ってほしいのかをあらかじめ教えておく必要があります。

もちろん、子供さんに対しても、やっていいこといけないことをきちんと教えておかなければいけません。

ご家庭にお子さんが入る場合の対応はまた異なりますので、今日はお伝えしませんが、実はこの問題が結構大変なのも事実です。


今日のプライベートレッスンは生後6ヵ月のK君。
お散歩レッスンに出かけたところ、なんと保育園児に囲まれました。

最初は一人だけ走ってきたのですが、そのあとどんどんやってきて、最後は保育士さんまで。

最初の一人が来た時のK君は至ってフレンドリー。
尻尾を振りながら、自分から近づいていきます。
子供さんも、「触っていい?」と聞いてくれる礼儀正しい子なので、急に手を出したりはしませんでした。

そこで、K君のリードを短めに踏んで、飛びつけない環境を作って様子を見たところ、自分から伏せて、子供たちの匂いを嗅いだりしています。

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K君が興奮していない状態(伏せていること)に対して、「おりこうさん。」と言いながらフードを一つずつあげていきます。

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保育士さんが「勝手に触ってはだめですよ~。」と子供たちをコントロールしているので、距離感もちゃんと保たれています。

しばらくして、さすがにK君が動こうとしたので、すかさず下がって呼び戻して、一度リセットすることにしました。

短い時間ではありましたが、K君は吠えることもなく、飛びつくこともなく、平和的な時間を過ごし、フードももらえて満足そうでした。

大人であっても子供であっても、ご挨拶は興奮しすぎないことが大事。
特に子供さんの場合は、犬が吠えれば大きな声をだすこともありますし、子供さん自体の動きが予測できないので、怖がる犬は少なくありません。

K君が、興奮しすぎたり、怖がっているようであれば対応は変わってきます。
子犬のころからいい経験を積ませてあげることが大事ですね。

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2024年12月12日 (木)

家の中でフリーにさせたい

犬と暮らすようになると、家の中を自由に動き回る愛犬との生活を夢見る人は少なくありません。
かくいう私も、子供のころからアメリカのホームドラマにあこがれて育ったので、ベッドで犬と一緒に寝るのはあたりまえ。
犬は家の中のどこにでもアクセスできるものと考えていました。

しかし、当然のことながら、ドラマに出てくる犬たちは大変賢く、飼い主が見ていなくてもいたずらなどしません。
場合によっては自分で判断しながら正しく行動する犬たちが主演を務めていたりしました。
年齢がわかるので、敢えて名犬たちの名前は出しませんが、そんな犬たちとのくらしが理想だったわけです。

ところが、実際に子犬を迎えてみると、その理想は無残にも打ち破られてしまいます。
考えてみれば当然です。
子犬は人と暮らす上で学ばなければいけないことなど何一つ知らないし、日々楽しさを追求して生きています。
噛みたいものを噛み、排泄はもよおしたところでする。
叱られるとわかっていれば呼ばれても行かない。などなど、理想の犬とは程遠いものです。

そんな状態で家の中をフリーにさせるのは、日々地雷を埋め込んでいるのと同じです。
子犬はどこで地雷を踏むかわからず、その都度飼い主はイラっとしたり、叫びたくなるのを我慢しなければなりません。

そうならないためには、子犬が安心して休め、人にとって困るようないたずらをしなくてもいい環境で過ごさせるような子犬の居場所を提供することが重要です。

先日のレッスンでは、11ヵ月の女子が突然家を齧り始めたとおっしゃっていました。
齧り心地がよかったのでしょうね。

同様に、3歳2ヵ月の我が家の見習いも、突然子犬のころのいたずらを再開したので、目が届かないときはクレートに入っていてもらうことにしました。
それまではフリーを満喫していたのですけどね。
果たしていつ解禁になることやら。

というわけで、フリーにしてはいけないのではなく、フリーに出来るほど分別が出来てからフリーにしても遅くないということです。
子犬のころからフリーにして、子犬の安全が守れなかったり、日々子犬を叱る暮らしをするくらいなら、子犬はハウスで休んでいた方が恐らく幸せでしょう。

さて、今日はもうすぐ2歳になるM君のプライベートレッスンがありました。
最近はクレートと自由生活を楽しんでいるようですが、寝るときや、一人になりたいときは自分からハウスに入るそうです。
ライフスタイルが安定してきましたね。

お散歩もママに集中できる時間が増え、お庭では楽しくおもちゃでも遊べるM君でした。

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※カメラ目線をくれる余裕

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2024年12月 9日 (月)

犬を迎える前に

昨日、多頭飼いについて少し書きました。

1頭目を迎えてから、2頭目、3頭目とお迎えるになるご家庭は少なくありません。
しかし、最初の1頭目をお迎えするのも2頭目、3頭目をお迎えするのも、新しい子が来ることには変わりはないので、その子のための環境設定はきちんとやってあげる必要があります。

先住犬に全てお任せするのではなく、その子の生活空間を確保してあげることはとても重要です。
群れの中の1頭ではなく、飼い主さん(人間)と1対1の時間を作って、人との関係性を築くことから始めましょう。

昨日クレートのことも書きましたが、犬が安心していられる場所として、ハウス(クレート)やケージなどを提供してあげることは決してかわいそうなことではないので、小さいころからハウストレーニングをやってあげましょう。
特に子犬は寝るのが商売。
関わってあげられない時間はゆっくり休める環境を作りましょう。

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トイレの場所も、ケージの中だけでなく、遊んでいるときもトイレに行ける距離にトイレスペースを作ってあげることも大事。

子犬を迎える場合は、子犬の成長に合わせて必要となるものがあるので、前もって準備しておけば、あとから慌てることもありません。

そもそも、どんな犬種の子犬を迎えるか決める前に、迎える子犬とのライフスタイルを想像してみることも大事。
一緒に動きたいのか、まったり過ごしたいのか。
それによってお迎えする犬種も決まってくる場合があります。

WanByWanでは、子犬をお迎えする前のカウンセリングも承っています。
お気軽にご相談ください。

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2024年12月 8日 (日)

先住犬と新人犬との関係

1頭飼いから多頭飼いになるのを決めるのは人間ですが、実際新しい環境に馴れていくために、先住犬にはそれなりの負担がかかります。

多頭飼い家庭に1頭増えるのとは異なり、今まで一人っ子生活をしてきた1頭飼いの犬にとって、2頭目がやってくるのは大きな環境の変化です。

今まで飼い主やスペース、物(おもちゃなど)を独り占め出来ていた生活が一変するのですから、ライフスタイルも変わり、メンタルにも大きな負担がかかるわけです。

果たして新しい家族を歓迎してくれるかどうかを心配する飼い主さんもいらっしゃるでしょう。
当然です。
「これがあなたの妹(弟)よ。」と口で言ってもわからないわけですから、仲良くできるかどうかは予測不能とも言えます。

個々の犬の気質や性格によって、どんな犬にもフレンドリーに接することが出来る犬もいます。
先代のアシスタントがそうでした。
ウェルカム対応は出来なくても、いじめたりすることは一切ありませんでした。

しかし、どの犬も子犬に優しいとは限りません。
子犬はどの子も同じですが、自分からグイグイ近寄っていくものです。
構って欲しくて甘噛みしたり、跳びついたり、後ろをくっついて歩いたりと、ちょっかい出しまくります。
そんな子犬に忍耐強く対応できる犬もいれば、面倒くさいのでそばに寄らせないようにする犬もいます。

現アシスタントは見習いがやってきた当初は、「そのうち帰るだろう」と思っていたのかほぼ無視し、自分からは一切近寄ろうとしませんでした。

子犬がしつこく近寄ろうとするとハウスに入ってウツボのように中で存在を消します。
しかし子犬はそんなのお構いなしでアシスタントのハウスに顔を突っ込んだり、飛び込もうとするので、アシスタントはことごとく追い散らかしていました。

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それでも懲りないのが子犬です。
何度泣かされても、チャレンジしていきます。

そんな子犬に対して懐柔される犬もいれば、ますます嫌がる犬もいるので、仲良くなれるまでは、それぞれの居場所をきちんと作って、場合によっては扉を閉めて、お互いがくつろげる時間やスペースを作ってあげることが重要です。

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我が家の2頭が仲良くなれるまでには3ヵ月かかりました。
焦らず、ゆっくり見守っていきましょう。

※関係性が築けるまでは、先住犬と子犬だけにしないことも大事です。
お互いがストレスを感じすぎないように、サポートしてあげましょう。

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