子犬生活

2026年6月 8日 (月)

仔犬は日々変化する

仔犬と暮らし始めると、楽しいこと半分、大変なこと半分。
仔犬の寝顔を見て、全てがチャラになるという生活ではないでしょうか。

仔犬育ては子育てと同じで、放っておいてもコミュニケーションは取れません。
伝えるべきことはちゃんと伝え、直ぐには理解できなくても、
日々繰り返して、時間をかけて学習をサポートしていくことがハンドラーのお仕事です。

そこで、重要なのは、仔犬が極力ミスしない環境を作って、
仔犬の成功体験を増やして自信をつけさせてあげること。

人間は失敗から多くを学ぶと言いますが、
犬は失敗ばかりしていると、まったく褒められず、
場合によってはネガティブワードばかりを投げられて、
人との暮らしが楽しくないと感じるようになってしまいます。

ポジティブに育てるには、仔犬が「出来る」環境を作って、
沢山褒めてあげること。

褒められて報酬が出ることで、仔犬はもっと行動しようとしていきます。

報酬は食べ物に限りません。
仔犬にとって楽しいことはすべて報酬です。
・ケージから出ること
・遊んでもらうこと
・散歩に行くこと などなど。

日常生活の中での報酬、つまりライフリワードもとても重要です。

目の前の仔犬にとって今何が一番の報酬になるのかを見極めるのはハンドラー(飼い主)の役目。

気が付けば、昨日まで出来なかったことが急に出来るようになったり、
あるいは、昨日までやらなかった変なことを始めてみたり、
仔犬は日々刻々と変化し、成長していきます。

ハンドラーも、仔犬の次の一手を予測しながら、上手に導いてい挙げられるといいですね。


今日はおうちの中でのパピーさんとの遊び方を見せていただきました。

仔犬にとって、それが楽しい遊びになっているか。
オモチャひとつとっても、今仔犬にとってどのオモチャが楽しいと思えるのか。
「オモチャさえあれば、ママはいらないわ。」と言われないように、
楽しい時間を共有していかれるように、サポートしていきます。

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2026年5月31日 (日)

自分で考えた行動は身につきやすい。

犬に教えた行動を鉄板にするには時間がかかります。
まず、動きに体を慣らすことに時間がかかります。
その行動と、行動を示すキューをリンク付けすることにも時間がかかります。
さらに、キューを聴いて、いつでも、どこでも出来るようになる(般化)には
もっと時間がかかります。

いつも書いているように、出来ると思っていたことがまだだったというのは
それぞれにきちんと時間をかけていなかったことによって生じる状況です。

そうならないためには、ひとつひとつ、どこまで犬が理解できているのかを検証し、
段階を経て完成させていくことが重要になります。

一方、敢えて犬に教えなくても、犬が考えてとる行動は、
ある意味犬の自発的に、この状況ではどうすればいいのかを考えているので、
繰り返しその行動が起きやすい状況を作っていくと
犬は言葉のキューを聞いたからやるのではなく、
犬が自身を持って自ら行動するという点で、出現頻度が高くなります。

つまり、「やってちょうだい。」と言われたからやるのではなく、
この状況ではこの行動を取った方が褒めてもらえる(いいことがある)と理解して行動するため
行動が起こりやすくなり、身につきやすくなるのです。

例をあげると、大興奮する仔犬に対して、ネガティブワードを使うより、
興奮しづらい環境を作って、自分から座ったり伏せたりしたときを
ピンポイントで褒めていく(強化)と、「オスワリ」や「フセ」の言葉を知らなくても、
自分からその行動をとって、落ち着くことができるようになります。


さて、今日は5か月のLさんのレッスンがありました。
自転車、人、車、様々なものが刺激になって興奮してしまうお年頃ですが、
刺激対象物から距離をとったり、跳んだり跳ねたりできない状況の中で
自発的にとる、「オスワリ」や「フセ」を褒め続けて行ったら、
何も言われなくても、座ったり伏せたりするようになってきました。

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もちろん、その都度褒めて、「その行動はあっている」と伝えていくことで
さらにこれらの行動は鉄板になっていくでしょう。

同時に、言葉のキューをのせていけば、
「キャプチャリング」という方法で、言葉も覚えていくことができます。

確実に育っているLさんでした。

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2026年5月30日 (土)

仔犬散歩のルール

仔犬は日々成長しているので、昨日出来なかったことが急に出来るようになったり、
昨日は気にしていなかったものが急に気になりだしたりと、変化の連続です。

何が悪いとか、何がいいとかというより、今仔犬にとって必要なことな何なのかを判断してサポートしていくことが大事なポイントになります。

例えば、まだまだ怖いものが沢山仔犬の場合は、自信がつくまでひとつずつ自分で確認させてあげることが重要です。
※相手が生き物の場合は無理をさせないこと。

一方、好奇心満載で、なんにでも突撃していくような場合は、途中で止めることも大事です。
特に仔犬は動いているものに反応しやすいので、人や犬、バイクや自転車など、
突撃したくなるものは沢山ありますが、
どれをとっても、安全を確保できるとは限らないので、
そういう場合は仔犬の動きを止めることも重要になります。

先日、新広尾公園ドッグランで行われたしつけ教室でもお話しましたが、
好奇心のままに、他犬に突撃していく仔犬の場合、
相手がいい子であれば、受け入れてもらえるかもしれませんが、
仔犬が苦手だったり、そもそも犬が嫌いな犬の場合は、
返り討ちにあわないとも限りません。

そうならないためには、仔犬の突撃を止めることが重要です。
引っ張るリードを引っ張り返すのではなく、
自分が電柱か岩になったつもりで、仔犬のリードをしっかり止めること。
引っ張りっこのように、引っ張り返すのとは違います。

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仔犬が我に返って戻ってきたら、そこをきちんと褒めてあげます。
つまり、好ましい行動のみを強化していくということです。

繰り返しの練習が、犬の学習を速めます。
ネガティブではなく、ポジティブに伝えていきましょう。

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2026年5月29日 (金)

社会化が大事な理由

犬の社会化とは、犬が人間社会の中で、平常心を保って暮らしていかれるようにサポートしていくこと。

犬が平常心で人と暮らすというのは、何とも当たり前のことのような話ですが、
実は様々な刺激に対して一喜一憂する犬は少なくなく、
そのために、我を失ってしまうことも沢山あります。

我を失うとどうなるのか。
それは人間と同じですね。
フツウでいられなくなるので、少なからずストレスがかかっていることになります。

怖ければ、おちおち何か食べたり、のんびりしたりすることはできないので、
緊張状態が続いていることになり、精神衛生上はあまりよくありません。


さて、今日は思春期のS君のお散歩練習がありました。

お散歩で歩かないことはよくありましたが、
最近では、上手に歩けるようになり、止ることもなくなりました。

しかし、静かな公園内を歩いていても、後ろが気になるSさん。

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後ろの方で人の声がすると、思わず振り返ってしまいます。

もちろん、名前を呼ばれると、走ってきてくれますが、
ご褒美のオヤツを口にすることはできません。

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先日も、オモチャ遊びができなかったSさん。
まだまだ平常心には至っていない様子。

日々の練習で、少しずつ様々な場所でも、落ち着いていられるようになってくるので、
苦手だからとお散歩を避けるのではなく、
安全な場所にどんどん連れて行って、
本犬が自信を持てるようにサポートしてあげることが大事ですね。

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2026年5月27日 (水)

ディストラクションの話

ディストラクションと言うと、様々なドッグスポーツの本番で
普段通り出来るようにするために行う、競技に特化した練習と考えがちですが、
実は一般家庭犬であっても同じで、
おうちで出来ることが外で出来ないのは、さまざまなディストラクションの中で
「出来る」ようにする練習がなされていないからに他なりません。

つまり、ドッグスポーツをやらなくても、ディストラクション練習をしないと、
「愛犬に教えた」や
「愛犬は出来る」と思っていたことが、
外に行くと全くやってくれないというになりかねないというお話です。

そうならないためにはどうすればいいのでしょうか。

おうちの中で出来る簡単な行動を、家の前で出来るか、人通りの少ない公園で出来るか、街中でも出来るか、少しずつ刺激を加えながら、犬の成功体験を増やしていくことで、犬は次第に自信をつけて、様々な環境下でも出来るようになっていくわけです。

つまり、ディストラクションがあっても、落ち着いてハンドラーとコミュニケーションが取れるようにサポートすることが重要ということです。

遊びも同様。

おうちの中では遊べるけれど、外では遊ばない犬の場合、
周囲の刺激が強すぎて、興味を持っていかれることもあるでしょうし、
安心できない場所ではリラックスできないために遊べない場合もあります。

いずれにしても、場所が変わっても平常心が保てる、
あるいは、早く平常心も戻れるような練習が大事ですね。


さて、今日は思春期の男の子のプライベートレッスンでお散歩に行きました。

家の中では、楽しそうにボールを咥えて持ってきてくれるのに、

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公園では全くその気になりません。

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転がすと、本能的に追いかけてはくれますが、咥える気にはならないようです。

様々な場所で出来るようにサポートしていくことが大事ですね。

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2026年5月24日 (日)

愛犬しつけ教室@麻布十番

今日はご依頼をいただき、新広尾公園ドッグランで「愛犬しつけ教室」の講師を務めさせていただきました。

地域柄、小型犬が多いこともあり、ご参加犬は小型犬の飼い主様方でした。

もちろん、犬との暮らし方や犬とのコミュニケーションの仕方は犬のサイズとは関係ないので、いろいろお話させていただいた後、個別のご相談を承りました。

参加犬は生後6ヵ月から4歳までの比較的若い犬たちで、お悩みの多くは「吠え」でした。

ブログでもいつも書いているように、犬の「吠え」の理由は様々なので、対策も変わってきますが、一貫して言えるのは、吠えたことに対して犬に報酬となるものを出さないこと。

それは時に、吠えなくてもいい環境を作ったり、吠えられても無視していることかもしれないし、吠えることを違う行動に変えてもらうことであったりと状況によって異なります。

また、日常の犬の環境を変えたり、人の接し方を変えることによって、犬の好ましい行動をどんどん増やしていくこともできるので、そのあたりのお話もさせていただきました。

特に、ご参加の6ヵ月のパピーさんが周りの刺激に負けてしまうということでしたので、ハンドリング方法などもお伝えしました。

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ご参加の皆様には、真剣に耳を傾けていただき、ありがとうございました。
どの子も飼い主さんのそばで落ち着いて待機出来ていて、とてもいい子たちでした。
元気がいいだけではなく、オンとオフが理解できることが大事ですね。

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見習いも少しだけデモのお手伝い。

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時に怪しい行動をしたりして、みなさまを笑わせる場面もありました。

信頼できるアシスタントへの昇格はまだまだですね。

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2026年5月21日 (木)

呼び戻しのはなし

ドッグトレーニングにおける「呼び戻し(Recall)」とは、読んで字のごとし。
犬の名前を呼んで犬を呼び戻すことです。

なんだ。そんなの簡単。
と、仔犬の頃は思うものです。
なぜなら、仔犬はいつも人の後を追いかけてくるし、
散歩に出始めた時も、飼い主のそばから離れなかったりするからです。

しかし、いろいろなものと遭遇し、好奇心がさらに強くなったり、
あるいは周りの刺激に負けてしまうようになると、
実はなかなか呼んでも来なくなってしまうことがあります。

そこで、「いつもはちゃんと来るから。」とか
「今は〇〇が気になっているから。」と放置してしまうと、
犬はますます戻らなくてもいいと学習していきます。

もっとも問題なのは、戻ってくることを選択しなくなるということです。

名前を呼ばれて「おいで」と言われているのに、
戻らないことを選択するようになったら、
犬はどんどん飼い主から離れて行こうとするでしょう。

なぜそんなことが起こるのでしょう。

それは、呼ばれて戻っても、楽しいことがないから。

行ってみたら、嫌なことをされた。というパターンがよくある状況です。

・ドッグランで遊んでいるとき、呼び戻されたら、リードを着けられ
楽しいことが終わってしまった。

・家の中で呼ばれて行ったら、嫌いな歯磨きをされた。

・呼ばれていったら、叱られた。

などなど、犬にとって好ましくないことが起きると学習した犬は
賢いので呼ばれてもなかなか戻っては来ません。

「おいで」が犬にとって嫌なことと関連付けられているからです。

まったく戻ってこないまでも、1メートルぐらい手前で止まって、
リードを着けようとすると踵を返していなくなるというのも多いパターンです。

そうならないためには、必ず飼い主の元に戻ると、
いいことが起きると学習してもらうことが重要なポイントです。


さて、今日は思春期真っただ中なSさんのプライベートレッスンがありました。

小さいころは、呼べばダッシュで来てくれたSさんですが、
最近は、ちょっと距離をとって、次に何を要求されるのか考えている様子。

そこで、今日は楽しい呼び戻しのリマインド。

家の中や、外でも同じように練習します。

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ポイントは、1メートル手前ではなく、ハンドラーのすぐ前まで来ること。

そのあと、オモチャを咥えての呼び戻し。

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咥えて戻れば、引っ張りっこが出来て、また投げてもらえるとわかっているから
Sさんは喜んで戻ってきてくれました。

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こんなSさんも、パピーの頃はもっと嬉しそうに走ってきていました。
思春期になると、いろいろ気になるものが増えるので、
無条件に来づらくなることもあります。

あきらめないで、「楽しい」を伝えていきましょう。
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2026年5月19日 (火)

犬が何かにロックしたときの対応

仔犬の社会化では、仔犬が様々なものと遭遇した時の対処法が重要なポイントになってきます。

仔犬にとって、初めて遭遇する様々なものに対するきもちはポジティブでもネガティブでもありませんが、何かのきっかけで様々な感情と共に学習されていきます。

そんな仔犬の気持ちをどうサポートしていけばいいのでしょうか。


今日はたまたまクライアントさんに、犬がロックしてしまったときどうすればいいのか聞かれました。

この対応は、ロックしているときの犬の対象物によって異なります。
つまり、ロックしてしまったときは、犬が次にとる行動は興奮して対象物に突進しようとしたり、吠えたりするのですが、
興奮して吠えてしまった犬に、「ダメ!」や「イケナイ!」と叱ったとして犬にはなかなか伝わりません。

次は興奮して吠えるだろうなと思ったら、犬をまず刺激対象物から離し、戻ってきたことを褒めていくことが重要です。
もちろん、その際犬の気持ちは前に向かっているので、呼び戻して声が届かないことは容易に想定されるため、呼び戻しながら、リードを自分の方に引き寄せていく必要があります。

その代わり、戻ってきたときはきちんと褒めてあげないと、犬は戻ってきたことにメリットを感じません。


一方、刺激対象物が生き物でなければ、犬の次の行動を待つことが重要なポイントです。

以前にも書きましたが、アシスタントが仔犬の頃、いつもの散歩コースに止められた大型バイクのカバーを見てフリーズ。
完全にロックしていたので、私は何も言わずにリードを緩めて彼が次にどんな行動を取るのか待ってみたところ、かれはおよび腰ながら自分からそばに近寄り、匂いを嗅いで、「なんだ、ただのバイクか。」と納得して戻ってきたので、そこをしっかり褒めました。
自分で確認したことで、翌日からは同じようなことがあっても、びっくりしなくなりました。


ハンドラーは犬がロックした後の次の行動を予測して、素早く対処することが求められます。

楽しくても、怖くても、吠えたことで、相手が近寄ってきたり、あるいは遠ざかっていくことによって、犬がなにがしかの報酬を得ているとすると、吠える行動は常態化していくからです。


さて、昨日のパピーレッスンで、人や自転車、車の動きに刺戟を受けてしまうLさんが視界に入った自転車にロックした直後、名前を呼んでも行動が変わらなかったので、名前を呼びながらリードを引き寄せ、戻ってきたところをきちんと褒めました。

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※向かってくる自転車にロック中

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※リードを引き寄せます。

インスタで動画がご覧になれます。
https://www.instagram.com/reel/DYf6t-6SRWR/


犬はこちらが予期していないことも学習していきます。
いつもの3秒ルールは、ロックをリセットするときにも有効なので、
犬が吠えだすのをボーっと待っているのではなく、
素早く対処していきましょう。

ゴールは視界に何が飛び込んできても、平常心を保って、ハンドラーの声を聴く姿勢を保てること。

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2026年5月18日 (月)

繰り返し報酬が出ることで、犬は確実に学習する

いつも書いていることですが、
犬は人が思っている以上に人のことを観察しているので、
次はどうなるのかと予測するのもお手のものです。

それはいい意味でも悪い意味でも必ず起きることなので、
出来ればいい意味での学習を進めていきたいものです。

悪い意味の例で言えば、食事中にテーブルから食べ物が落ちてくると学習すれば、犬は必ずテーブルの下で待つようになり、動きません。

いい意味では、人と出会うとき、オスワリやフセの姿勢を取るたびにトリーツをあげながら褒め続けていると、犬は自分からオスワリやフセの姿勢をとるようになります。

どちらも犬にとっては報酬が得られる行動と学習されたので、頻発して出現するようになりますが、人間にとっては、前者より後者の方が好ましい行動と言えます。

頻発して出現するようになったら、さらにその行動を褒めていくことで、犬はその行動がいいことにつながると学習し、最終的には習慣化していくことになります。

食事中、期待感でずっとこちらを見たり、早くよこせとばかりに吠える犬と、静かにオスワリやフセをしてくれる犬とでは、どちらが一緒に暮らしやすいでしょうか。

長い目で見ながら仔犬を育てていくことが重要なポイントなので、よく観察することが大事ですね。


さて、今日はパピーさんのプライベートレッスンがありました。
興奮し過ぎたり、人の声が聞こえなくなったりするのは当たり前ですが、
それをそのままにしないで、いい行動をしっかり伝えていくことが大事。

今日も最初はちょっと興奮気味でしたが、以前より落ち着くまでの時間も早くなり、
どんな行動をすればいいことが起きるのかを日々学んでいることがよくわかりました。

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オーナー様と話が始まると、すぐに自分から伏せたLさん。
もちろん、すぐに褒めてオヤツがもらえました。

ひとつひとつは小さい行動かもしれませんが、
好ましいと思ったことは沢山褒めて、習慣にしていきましょう。

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2026年5月13日 (水)

犬のエンリッチメント満たせてますか?

先日、犬と真剣に遊べているかというお話を書きました。

かつて、「愛犬と遊んでますか?」と尋ねると、
「遊び方がわからない。」というお答えが多かったのですが、
今は様々な情報もあって、みなさんいろいろ工夫しながら遊んでくださっていて
とてもいいことだと思います。

ドッグスポーツなどの競技に出ることも、結果だけでなく、
その過程を愛犬と楽しめているなら、それは人にとっても犬にとっても、
とても充実した時間になるでしょう。

御存知のように、仔犬は沢山遊びます。
仔犬同士の様子を観ていると、
もちろん喧嘩もするでしょうが、
それぞれが楽しんでいることがよくわかります。

そもそも、何もしない仔犬はいません。
大人しくて、あまり動かない仔犬がいたら、病気を疑うべきでしょう。

元気に走り回る仔犬はエネルギーの塊です。
その仔犬ときちんと向き合ってあげないと、
犬たちの犬生は、恐らくつまらないものになってしまうかもしれません。

人間の子供と同様、じっとしていては何も学習できません。
多くを経験してこそ、社会化にも繋がり、
沢山遊ぶことで、人との関わり方を学び、人との関係性を強めていくものです。

もちろん、犬種の特性もあります。
どちらかというと、あまり動かない愛玩犬タイプ。
動きたくてたまらない、中型の作業犬たち。
おっとりした大型犬などなど、
犬種によって、行動パターンは違いますが、
それぞれの個体特性に合わせて対応してあげないと、
欲求不満になったり、あるいは疲れすぎてしまったりと
精神的にも肉体的にも疲弊させてしまう可能性があります。

今目の前にいる犬にとって何が必要なのか。
よく話し合ってみることが大事ですね。

さて、我が家の犬たち。
小さいころから職業柄トレーニングが日課です。

自分の番が早く来ないかと、ジタバタするのを自制するのが大変な見習い。

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正しい待ち方👇

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話が通じるようになるには、時間がかかりますね。

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