今日はドッグダンスのグループレッスンがありました。
参加犬はシニアのレディと若い男の子、課題はそれぞれ違いますが、いつも和気あいあいと進んでいます。
さて、シニアのRさんはドッグダンスを始めたのは11年前。
14歳になった今でも、当時と変わらず活発なRさんですが、年齢を重ねるといろいろと衰えてくるので、今日はハンドシグナルについてのお話をしました。
犬に新しい行動を教えるには様々な手法があることはいつも書いていますが、そのプロセスにおいてはハンドシグナルを使うことがあります。
しかし、オビディエンスにおいては、最終的にハンドシグナルを外し、言葉のキューだけで反応出来るようにサポートしていきます。
ドッグダンスにおいても、ハンドシグナルをはずさないと、犬が振り付けと間違って混乱してしまうこともあるので、出来るだけハンドシグナルも外していくようにします。
もちろん、遠隔作業においては振り付けのように見えるハンドシグナルを入れることもあります。
いずれにしても、出来るだけ言葉のキューを理解するように犬に伝えていくのですが、年齢を重ねた犬の場合、次第に耳が遠くなってくると、言葉のキューに反応できなくなることもあります。
そんな時に必要になるのがハンドシグナルやボディシグナルのようなジェスチャーです。
我が家の犬たちの中には老衰で旅立った犬たちもおり、老犬介護も経験しています。
耳が遠くなってから一緒に踊ったボーダー・コリーとのルーティンでは、口笛でアテンションを取ってから、目が合ったら大き目のジェスチャーでやって欲しい行動を伝えました。
耳が遠くなってくると、低い音は聞こえづらいので、声を大きくするだけでなく、高い音の方が聞こえやすくなるからです。
ウィーブやスピンなどの動きは手を大きく動かしながら誘導しました。
いずれにしても、いろいろな感覚が衰えてくるお年頃の場合、わかりやすいサインが不可欠です。
不安にさせないことがポイントですね。
最近オスワリのサインがよくわからなくなったRさんに、新しいサインを教えてあげました。
これで少し不安が減りますね。
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