パピートレーニング

2023年1月31日 (火)

叱ればわかる?

どこかで勘違いされている「褒めるトレーニング」については以前も書いていますが、別の勘違いとして、「褒めるトレーニングは犬が何をやっても褒めればいい」と考えられているところ。

この勘違いのせいで、「褒めるだけじゃだめだ!きちんと叱らないといけない!」という反論も出て、犬を叱る人は少なくありません。

そもそも、「叱る」とはどういう意味でしょう。

一般的に、やってはいけないことをしたときに、叱責すること。が「叱る」ことだと思うのですが、問題は、犬が何を叱られているのか認識(理解)できているかということです。

例えば「甘噛み中の本気噛み」。
飼い主さんが憎くて本気で噛むわけではありませんが、甘噛みしているうちに興奮して、つい力が入ってしまったとき、結果飼い主さんとしては「痛い」思いをするので、そういう時は「痛いよ。」と伝えることは大事。
なぜなら、加減を覚えてもらわないと、いつも全力でぶつかって来られてしまうからです。

でも、そのとき「痛い」ではなく、「ダメ!」と言ってマズルを掴むなどの行動を取った時、犬は偶然に力が入ってしまったことをいさめられていると理解するでしょうか。
びっくりして、その時の行動は止められたとしても、怖いことをする飼主に対して、ある種の警戒感を持ってしまう可能性も否めません。

例えばよくあるケースの「トイレの失敗」
トイレスペースでトイレをしようと犬は思っていても、片足がはみ出てしまったり、実際シーツから少しずれてしまったりすることはよくあります。
また、トイレに行こうと思ったけれど、トイレが遠くて、赤ちゃんレベルのパピーにはたどり着けずその場でやってしまったということもよくある話です。

そんな時、「ダメ!」と言って叱責すれば、犬はトイレからはみ出たことや、トイレに間に合わなかったことを叱られたと思うでしょうか。
理由なく叱られたと感じれば、今度は叱られないように、飼い主の見ていない場所で、こっそり済ませようと思う犬もいるでしょう。

言語が違う異種間のコミュニケーションにおいては、何が失敗なのかを伝えるのはなかなか難しいものです。

例えば、異なる言語を話す人間同士の場合、初めて日本にやってきた海外の留学生がいたとしましょう。
畳の部屋に入ったときに突然家主に「それはダメだ」と言われたとします。
留学生には何が伝わるでしょうか。

恐らく声のトーンで、家主の機嫌はよくないと感じます。
しかし、何が原因で機嫌が悪いのかわからないでしょう。

家主は畳の縁を踏んだことをいさめたつもりでも、相手にはなかなか伝わりませんよね。

いずれにしても、「ダメ」や「イケナイ」という叱責は一瞬犬をひるませますが、理由を理解できているかどうかは疑問が残ります。

やって欲しい行動が出やすい環境づくりをしながら、出来たことを強化(何度も褒めることでその行動の出現頻度を上げる)した方が、速く理解してもらえるはずです。

あんまりダメ出しをすると、犬も意欲を無くしてしまいます。

さて、今日の見習い。
相変らず、安定した脚側行進を目指して練習中ですが、今まで少し前に出過ぎていたのを修正してきました。

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正しい位置、少しは理解出来たかな?

まだまだ先の長い1歳3ヵ月です。

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2023年1月27日 (金)

落ち着かない子犬は、そのうち落ち着く?

子犬の頃はドタバタ落ち着かなくても当然ですが、
「大人になってくれば自然と大人しくなるから大丈夫。」と言う方がいらっしゃいます。
確かに、子犬の頃のように、コロコロと走り回ったりすることはなくなるでしょうが、何も教えていなければ、自然にじっと落ち着いていられる犬にはなりません。

大人になる過程で、さまざまな強化の歴史(よきにつけあしきにつけ)が積み上げられていきますが、小さいころからちゃんと伝えていないことが、大人になって急に出来るようになるわけではないからです。

例えば、ドッグダンスのレッスンに通っていらっしゃるM君。
始めた頃は、レッスン中自分の番以外のときにマットの上でじっとしていることが出来ませんでしたが、2歳を過ぎた頃には、レッスン中はマットの上で静かに待てるようになりました。
これは勝手にM君が静かになったのではなく、飼い主さんがマットトレーニングを続けて下さっていたからこそです。

例えば、我が家の見習い。
小さいころから、跳びつかないといいことがあるとずっと教えています。
確かに、知人に会うと大興奮で、跳びつきたい気持ちを抑えるにはまだ少し時間が必要ですが、私と遊んでいるときに、跳びついていいと言われたとき以外はほとんど跳びついてきません。

ディスクやボール遊びをしていて、咥えて戻って来ても、見習いはわたしの足に体当たりすることはあっても、体に跳びついては来ません。

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その様子を見た人が、なぜ跳びつかないのか私に尋ねました。
その方の犬は、戻った時は必ずハンドラーに跳びついているそうです。

そこで、私が跳びつきは強化していないことをお伝えすると、その方は、跳びつきを強化しているとおっしゃいました。

つまり強化の歴史が違っているだけのことです。
跳びつき自体も、ハンドラーが良しとしているのでそれはそれで問題ありません。
我が家の場合、96歳の年寄や、ご近所に小さいお子さんがいることで、最初から跳びつかないことを強化しているだけです。
もちろん、跳びついてもいい時はちゃんとキューで伝えています。

大人になれば、確かにメンタル的には落ち着いてくるものですが、行動自体が大人しくなるわけではないので、やって欲しい行動や、やって欲しくない行動については、小さいころから伝え、強化の歴史を積み上げておかなければ大人になっても出来るようにはなりません。

行動自体が大人しくなるとしたら、10歳過ぎてシニアになった時でしょう。
それはそれでちょっと寂しいものです。

そのうち治るから。
そのうち大人しくなるから。
そのうちなんとかなるから。

と言うのはあてにならないので、気を付けましょう。

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2023年1月25日 (水)

甘噛みの話し

恐らく以前にも書いていると思いますが、リマインドのつもりで書きます。

子犬育てのお困りごとのひとつに「甘噛み」があります。
読んで字のとおり、甘く噛むことを言います。

では、「甘く」とはどういうことなのか。

子犬は何でも口に入れようとします。
人間の子供と違い、手で触るより前に、口で確認するのです。

口に入れて噛んでみる。
噛み心地が良ければ、もっと噛む。
ダイニングテーブルの脚やソファのクッション、家の巾木など、口が届くものは大概子犬の被害に遭っています。

同時に、常に子犬に関わる人間の手もお気に入りです。
適度の柔らかさで噛み心地もよく、ぬくもりもあるので、子犬としてはじゃれたいもののひとつです。
いわゆる、人間の赤ちゃんのおしゃぶりと同じです。
特に子犬の目の前でヒラヒラしていると、格好のオモチャになってしまうこともあるので、注意が必要ですが、ただ口に入れて、噛んでいることが楽しい場合もあります。

しかし、時に力が入り過ぎて、人間の肌が傷つくことも。
特に小さいお子さんの皮膚は大人の皮膚と違ってデリケート。
小型犬の歯でも十分傷つく可能性があります。

そんな「甘噛み」に対して、ご家庭によっては、まったく認めないとおっしゃるところもありますが、我が家では、甘えているときのおしゃぶりは許容しています。
もちろん、力が入り過ぎたときはきちんと「痛い」と伝えますが、特に叱るようなことはありません。
ただ、「痛い」と伝え、子犬が止めたら、「お利口さん♪」と褒めるだけ。
止めずに続けたら、「痛いよ~。」とその遊びを中止するだけです。

子犬同士の遊びの中でも、一方的に片方がもう片方に噛みついているシーンをみかけます。
本気の喧嘩ではなく、じゃれあっている状況ですが、力が入り過ぎれば、噛まれた方は「キャン!」と声をあげて、その場からいなくなります。

つまり、相手が痛がることをすれば、楽しい時間が終わってしまうと、子犬同士のコミュニケーションの中においても、暗黙のルールが存在しているわけです。

このような遊びの中で、子犬は力加減を覚えていくので、叱る必要も、圧をかける必要もありません。
痛かったら痛いと伝えるだけです。

さて、我が家の見習いは時々お口が出ます。
甘噛みの時は何も言いませんが、お勉強中に「カプっ」と来るときがあります。
この「カプっ」は甘噛みの延長線にあるので、当たった時は「あれ?」と言えばすぐ気づきます。

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本気で遊んでいるときに、アクシデントで私の手に歯が当たって流血することもしょっちゅうですが、これに関しても単に「痛い!」と言うだけ。
少しずつ加減を覚えてくれればいいのです。

遊びの中で、歯が当たると痛いからと、鍋つかみや革の手袋を使う人がいますが、これは逆に子犬が力加減を覚えられないので、いつまでたっても、強く歯を当て続けるようになります。

子犬の成長をサポートしてあげることが大事ですね。

※本気で噛んでくる場合は、早めの対応が必要なので、プロにご相談ください。
例えば犬にとって気に入らないことをしようとしたときに噛む場合がそれにあたります。

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2023年1月24日 (火)

呼び戻し練習は楽しく!

今日はパピーさんのプライベートレッスンがありました。

最近少しずつ飼主さんと話が通じるようになってきたOさん。
飼主さんも嬉しそうです。

今日はお家の中での呼び戻し練習にチャレンジ。

日常的にケージとサークルを活用してくださっていますが、サークルの外にはOさんの好奇心をくすぐる物がたくさんあるため、見てあげられないときはフリーにはしないようにされています。

引っ張りっこなどの遊びは大好きなOさんですが、エネルギーいっぱいなので、おうちの中で走り回りたい要求も。

そんなときは、呼び戻し練習でOさんと遊ぶことに。

呼ばれて戻ってきたら、褒めてもらい、さらにトリーツを投げてもらえます。

投げたトリーツを取りに行くのも楽しいし、呼ばれて戻ってくればまた美味しいトリーツがもらえるのでさらに楽しい。

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そんなことを繰り返しながら、楽しく呼び戻し練習。

沢山遊んだあとは、休憩にケージに入れてあげると、ようやくお水が飲めるOさん。

人間の子供と同じで、遊びに夢中になっていると、お水やトイレも忘れてしまいますね。

おうちの中での呼び戻し練習をしっかりやってから、外でもチャレンジしてみましょう。

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2023年1月17日 (火)

要求に応えていないつもりでも、実は報酬になっていることも。

我が家の見習いは間もなく1歳3ヵ月。
私が部屋にいるときはフリーにしています。

ソファに乗って寝ていたり、アシスタントを遊びにさそったりしていますが、まだまだお子ちゃまなので、退屈すれば私のところにもやってきます。

机に向かってPCなどの作業をしていると、私の横に座ってじっと見ることから始まり、それでも相手にしてもらえないと、足に顎を乗せてみたり、机と肘の間に顔を突っ込んで来たり、果ては人の顔に自分の顔を押し付けてくる始末。

その間、私は座っている見習いを見ては「アーちゃん、お利口さんね」と声をかけ、次第にエスカレートしてくると、「アーちゃん、今お仕事だからあとでね。」と声をかけています。

実は初代のボーダーコリーは「あとでね」と声をかけると、自分からソファにあがって静かに待っていられる子でしたが、見習いは、グイグイとさらに力をかけてきて、一向に諦めません。

最後は、「アーちゃん、ちょっとハウスに行ってようか。」ということになるわけです。

吠えることはありませんが、ある意味要求をしながら、自分で私にコンタクトを取って要求を満たそうとしているわけです。
そこで、物理的にコンタクト出来ない状態にするわけです。

声をかければ、それなりに見習いは報酬を受け取っているので、なかなかあきらめはつかないようです。

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さて、愛犬の要求は様々。
要求を伝えるために、人間とコンタクトを取ろうとする犬たちは、吠えて訴えることもあります。

ついつい、「吠え」に声をかけてしまうと、犬によってはコンタクトが取れたことで、もう少し頑張れば、チャンスが来るだろうとあきらめない子もいます。

要求に対しては一貫した態度の方が犬にはわかりやすいものです。

「今日だけよ。」や「今だけよ。」は犬にとっては逆にわかりづらいので、要求は止められなくなることもあります。

時には心を鬼にして、見て見ぬふりも必要かもしれませんね。

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2023年1月14日 (土)

信頼出来るドッグトレーナーは魔法の杖は持っていないけれど、引き出しは沢山持っている。

犬のトレーニング法は様々です。
何を犬に伝えたいかによっても変わってきますが、基本的には犬を力でしつけるのではなく、人間の子供に教えるように、犬が理解できるまで、根気よく伝えていきます。
恐らく一発でわかるようなことはないので、忍耐は必要です。
うまくできないからと言って、怒ったところで犬には伝わりません。

また、犬は同じ犬種であっても特性や性格は様々。
癖、理解度、気質等々、10人十色のように、みんな違うので、同じ手法で伝えても、同じ期間で身につくとは限りません。
ハンドラーに求められるのは、スキルと忍耐です。

以前小型犬の飼い主さんが、地元の訓練士さんに訓練を依頼したところ、チョークチェーンを使って行うので、小型犬の場合は首に負荷がかかり過ぎるため、教えられないと言われたそうです。
負荷がかかっても無理矢理やってしまう訓練士さんよりはいいですが、チョークチェーンしか方法を知らないというのはちょっと問題です。

犬のトレーニング法は日々進化しており、ここ25年で大分変りました。
主に西欧から入ってきた手法です。
力で従わせるのではなく、正しい方向に導いていく、「正の強化(ポジティブレインフォーシング)」と言われる方法です。

よく「褒めるしつけ」と言われますが、「しつけ」という言葉もちょっと違います。

要は、犬にやって欲しい行動が取れるように教えていくことです。
その過程で、出来たことはきちんと褒める。
もちろん、犬に褒めが伝わっていることが重要です。

教えるにあたっては、相手が理解できたかどうか、その行動がちゃんと身についたかどうかを検証しなければなりません。
もし、まだ出来ないとしたら、教え手の問題で、犬側の問題ではありません。

「教えたのになんでできないんだ!」と怒ってみたところで、犬には伝わらないでしょう。

そして出来ないからと言って、犬の首を吊り上げたり、振り回したりしても何の解決にもなりません。
しかし、そういった訓練がどこかで行われているのも事実です。

力で組み伏せた犬は、力を持っている人間には逆らわないかもしれませんが、自分より非力とわかったら恐らく言うことは聞いてくれないでしょう。
やらなかったとしても、組み伏せられるという苦痛を伴わないからです。

犬のストレスのはけ口は弱いものに向かいがちです。
例えば女性や子供です。

犬育ては子育てと同じ。
理解していないと感じれば、何度でも教えていきます。
もし、何万回言っても伝わらないとすれば、伝え方が間違っているかもしれません。
そんなときは、プロの手を借りてもいいでしょう。

リードは犬の危険な行動を止めるためのセーフティガードであって、吊り上げるためのものではないことも知って欲しいですね。

先日、見習いの右回転(ターン)の話を書きました。
右脚側時のターンは理解しましたが、向かい合わせになると出来なくなってしまったので、今日はその練習。

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※最初は鼻先にトリーツを見せたルアーリングから。

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※体の動きが馴れてきたら、言葉のキューを付けて、手の動きは小さめに。

体の使い方から教えなおします。

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2023年1月 6日 (金)

パピートレーニング:成長のステージに合わせて、オヤツの使い方を変える

今日は午前・午後とパピーレッスンがありました。

子犬に家のルールを教えたり、やって欲しい好ましい行動を身につけてもらうためには、ご褒美は欠かせません。
特に食べ物(フードやオヤツ)は、本能的に犬が好む物なので、ルアーのように、行動を引き出す際にもとても役立ちます。

※食べることに興味が無い犬もいますが、興味が無いからといろいろ食べ物を変えてしまうと、逆に好き嫌いが増えてしまうこともあるので、注意が必要ですね。

さて、子犬が好ましい行動を取った時はすかさず褒めると、その行動の頻度は格段とあがります。
褒めるときは、声のトーンをあげて、子犬にとってご褒美となるオヤツやおもちゃで遊ぶことが有効ですが、オヤツをケチっていると、なかなかその行動は身につきません。
しかし、沢山上げ過ぎると、オヤツが無いと動かない犬になるのではと、心配される人もいます。
また、沢山上げてお腹を壊してはいけないと思う人もいるでしょう。

子犬の場合は、一日のフード量が決まっているので、その中から、オヤツに使う分をあらかじめとっておくとわかりやすいでしょう。

子犬の行動が安定するようになれば、当然ご褒美として使うオヤツの量も少しずつ少なくしていきます。

また、それぞれの行動が出始めたときは、その瞬間をタイミングよく褒めていきますが、行動の持続を教えたいときは、行動が持続するように継続してオヤツを出すことが必要になってきます。

いずれにしても、何を教えたいのか(強化したいのか)、目的によって、オヤツの出し方が変わってきます。

愛犬の進歩に合わせてアジャストすることが大事ですね。

見習いは脚側停座の持続強化中。

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2023年1月 3日 (火)

好ましい行動を褒めて伸ばした方がいい

恒例の箱根駅伝を楽しんだ昨日今日。
事務仕事をしながら聴いていたので、画面をあまり見ていないこともあり、アナウンサーやコメンテイターの言葉ばかりが耳に残りました。

その中で印象的だったのが、総合優勝校の監督についてのコメント。
K大学は過去にも優勝経験のある実力を持つ学校ではありますが、近年はA大学の活躍が目立っていました。
ところが、今年はK大学が大学三大駅伝とも言われる、出雲駅伝、全日本大学駅伝を2022年に制した上に、今回の箱根駅伝も制し、三冠達成と報じられました。

なぜそんなに実力が発揮できたのか。

と言う話の流れで、コメンテイターのひとりが「〇〇監督さんが変わったからだ」と言っているのが耳に入りました。

どう変わったのでしょう。

昭和の時代を彷彿とさせる指導方法から一転し、個々の学生のことを考えた指導が行われたというようなお話。

A大学の監督さんがどちらかと言うとまさにその路線を貫いているのを見てのことでしょうか。


そんな話を聴きながら、「犬育ても子育ても一緒だなぁ」と改めて実感した次第。

かつては、「飼い主やハンドラーがリーダーにならなければいけない。」と言われて行われてきたドッグトレーニング。
「犬に舐められたらいけない。」と言われ、「躾」という名のもとに体罰が行われていた時代。
言うことをきかないときは、マズルを掴んでひっくり返す。と言われたことも。

良きリーダーであることは大事ですが、それは力で抑え込むのではありません。
学び手を導くことです。

わかりやすい方法で伝えていく方が、強制するより犬の信頼を得られやすいでしょう。

子犬の場合はメンタルが伴っていないので、なかなか理解が進まないこともあるかもしれませんが、長い目で見てあげることも大事。
もちろん、やって欲しくない行動を減らすサポートは続けますが、力で抑え込むことではありません。

いずれにしても、痛い思いをさせて言うことを聞かせようと思うこと自体が犬の成長を妨げることにもなりかねません。


さて、見習いの、他犬と挨拶したい欲求はまだまだおさまりませんが、少しずつこちらの声は耳に届いているようですので、あきらめずに絆作りを続けていきます。

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※黙っていると賢そうに見える見習いです(笑

スキルを教えるのは難しくありませんが、メンタルをコントロールするのは見習いだけの話ではなく難しいものです。

特に他犬に対してネガティブなイメージを持っている場合はなおさらです。
いろいろな面からサポートしていくことで、メンタル面での成長も助けていくことに繋がります。
犬が納得できる解決案が提示できるといいですね。

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2023年1月 1日 (日)

あけましておめでとうございます

穏やかな元日の朝を迎え、犬たちと散歩を兼ねて初日の出を見に出かけました。

20年以上お付き合いのあるボーダー・コリー仲間が集まったところ、予想通り見習い2号は大興奮。
ちょっと刺激が強すぎましたね。

とは言え、数か月前までは誘惑に負けてなかなか戻れなかったものの、今回は呼べばとりあえず戻って来られた2号。
しかし、それ以前に、刺激の中で耐える練習をもっとやらなければいけません。
正月ボケしている場合ではありませんね。

一方、トイレトレーニング強化に関して言うと、ここ数日間は、外でも中でも、キューへの反応は問題ない様子。
外は刺激臭があるために、なかなか誘惑に勝てず、トイレに時間がかかることもしばしば。
少しずつ新しい習慣に馴れてもらいましょう。

尚、いつまでも見習いに留めておくことも出来ないので、見習い1号を2023年よりアシスタントに昇格いたしました。

よって、今年は新アシスタント、新見習い1号ともども、どうぞよろしくお願いいたします。

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3月のイベント参加者募集中です。
詳細はこちら👇をご覧ください。
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2022/12/post-4414d5.html

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2022年12月31日 (土)

犬育てに休みなし。

昨日が仕事納めとは言え、我が家の生後1歳2か月の見習い2号育てにお休みはありません。

今日も朝から静かに待つ練習。
とは言え、見習い1号がやっていると、「アタシもやりたい!」オーラ満載。
吠えなくなったことが今年1年の成果でしょうか。

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そんな2号の現在の課題は「トイレトレーニング」。
いまさらですか?
と言われそうですが、様々な競技会などに参加するためにトイレトレーニングはある意味必須です。
なぜなら競技中の排泄は失格になるからです。

かつて先代のボーダーコリーたちと訓練競技会に参加していたときのこと。
娘犬ニキーの出番前の2頭が立て続けに競技リンクで排泄しました。
それを見て、すでに排泄を済ませていたニキーですが、母が急遽トイレコールをしたところ、なんと両方済ませてくれたのです。
さすがにリンクの匂いに誘われても、もう出ないでしょう。
無事競技を最後まで行うことが出来ました。

「トイレトレーニング」はトイレをしてもいい場所を犬に伝えることですが、当然そのタイミングでなければなかなか出来るものではありません。

そこで、そのタイミングを見計らってトイレコールをすることで、犬たちはトイレコールと排泄行動をリンク付けしていくことができるわけです。

では、なぜいまさら2号のトイレ―トレーニングが必要なのでしょうか。

2号はどちらかと言うとトイレが近いので、ずっと室内トイレを設置しています。
トイレのタイミングを見計らってコールしていますが、どちらかと言うと、勝手に行って済ませている回数の方が格段と多いのです。

そんな彼女に、1号と同じタイミングで外に出たときにコールをしても、「いつでもできるから」という概念があるのか、大きい方はなかなかコールではやってくれません。

これは競技参加においては致命的です。

体もそろそろ大人になって、トイレも我慢できるようになってきていることから、最近トイレタイム以外ではトイレトレーを片付けるようにし始めました。

数か月前にはずしてみたときは、トレーが無くてもトイレの場所で排尿していたので、まだまだ無理と判断しました。

トイレのコントロールを「かわいそう」と思う人もいるかもしれませんが、ところかまわずどこでもされてしまうのでは飼い主さんの負担も大きく大変です。
犬用出入り口で、好きな時にバックヤードに出て排泄を済ませられる環境でなければ、ある程度の管理はしかたがありません。

犬にとって負担にならないよう、上手に折り合いが付ければいいですね。

※1号は2号用のトイレがあっても、一度もそこでしたことはありません。
体調が悪くない限り、通常は散歩時に済ませたり、屋内ではこちらから声掛けがあって初めて排泄するように習慣ができています。

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