ドッグトレーニング:オンラインレッスン

2023年4月25日 (火)

専門学校のオンライン授業

今日は午前中、専門学校の生徒さんを対象にしたオンライン授業を行いました。
前半はドッグトレーナーの仕事について、後半は応用トレーニングについてです。
特に今回は「ドッグダンス」に特化した内容になりました。
JKCもドッグダンスを正式競技として採用したこともあり、今後ドッグダンスファンシャーが増えてくることを期待しています。

応用トレーニングでは、犬に行動を教えるメソッドのいくつかを例をまじえながらお話しさせていただきました。
その中で、犬がきちんと理解できるように、ステップを踏みながら伝えていくことの大切さも合わせてお伝えさせていただきました。

みなさんのこれからの成長が楽しみです。


さて、午後に行われたドッグダンスのグループレッスンでは、参加者それぞれの課題にあわせて、犬にわかりやすく伝えていくための工夫についてお伝えしましたが、そこで初めて見習いがバックアラウンドのデモをしました。
当然、「出来る犬」のデモではなく、「出来ない犬」にどうやって教えるかというもの。

今日初めてバックアラウンドの誘導をされた見習いは、最初何が何だかわからず、トリーツを頼りに動いていましたが、後半は左脚側のキューを言っただけで、自分から半周戻ってくることが出来ました。

202304251

ポジションの認識は大事ですね。

まだまだ体がスムースに動けないのでキューは付けていませんが、トリーツが無くてもスムースに動けるようになってきたら、キューを載せていきます。

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2022年11月28日 (月)

教え方はひとつではありませんが・・・。

犬も人と同じで個体により性格は違います。
ものの理解の仕方や学習速度も個々に違うので、他の子と全く同じ方法でうまく行くとは限りません。
そこで、個々に合わせた教え方が必要になるわけです。

それは、犬を取り巻く環境のマネジメントだったり、教え方の手法だったりしますが、共通して言えることは、犬に苦痛を与えない方法であるということ。

例えば体罰を与えることで、その行動を減らす手法は手法としては存在しますが、実際は使いません。

昔観た映画の一場面に、小学生ぐらいの生徒が先生の言うことを聞かなかったからと、立たされたあと、手のひらを物差しで打つシーンがありました。
痛いです。
痛い思いは二度としたくないから、その子は恐らく次にやるときは考えるでしょうし、場合によっては、先生にみつからないようにやるかもしれません。
そして、その生徒は多分その先生のことは好きにはならないでしょう。

飼い主と犬の関係は様々ですが、犬はバカではないので、嫌なことをする人間に対して、無防備に近寄ることはありません。
でも、呼ばれれば、耳を横にしながら、「お願いだから嫌なことはしないでね。」と姿勢を低くして挨拶をしにいくでしょう。

いわゆる力で抑えると、言うことを聞く犬になるかもしれませんが、気が付くと隣で寝そべっているような犬にはならない可能性があります。

痛い思いをさせなくても、気持ちが伝わるよう、人間が努力することが重要なポイントですね。

さて、今日はH君のオンラインレッスンがありました。

周りに知らない子がいても、ハンドラーへの集中力が切れないH君。

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見習い2号がなぜか真面目に画面を観ていましたが、さすがに画面上からだとちゃんと学べないかもしれませんね。

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2020年6月22日 (月)

専門学校でのオンライン授業一日目

昨年に引き続き、専門学校での「犬の応用トレーニング」と「ドッグダンスの実技」の授業が今月予定されていましたが、
covid19
の影響から、県外移動を自粛することになり、オンライン授業に変更となりました。

オンラインでのグループレッスンやプライベートレッスンは行っていますが、
学校でのオンライン授業は初めて。
途中でこちらのPCがフリーズしてしまったり、
動画がコマ送りのように見えたりと、様々な不具合がありましたが、
なんとか初日の授業が終わりました。

202006221

オンラインですと、どうしてもタイムラグを感じてしまいます。
なんとか生徒さんに伝わっているといいのですが。

明日は後半の授業です。


🍀 2020年9月4日~6日🍀
3Days イベントの申し込み受付始まりました。
詳細はこちら👇
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2020/06/post-6d5890.html

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2020年5月12日 (火)

オンラインプライベートレッスンとグループレッスン

今日はトレーナー仲間とのとても有意義なオンラインミーティングのあと、
オンラインレッスンが2件つづきました。
プライベートレッスンとドッグダンスのグループレッスンです。

プライベートレッスンでは、パピーの跳びつき防止や
ハウストレーニングの強化練習でした。

202005121

意欲も集中力もあるとても先が楽しみなパピーさんですが、
今後ドッグスポーツをやるためには、メンタル面での落ち着きも大事です。
ドッグトレーニングは行動やテクニックだけでなく、
精神面での成長もサポートしますので、
小さいころから教えてあげることをおすすめします。

午後からのグループレッスンは、ドッグダンスに必要な後肢の使い方を
個々の参加犬にあわせて強化練習していただきました。

202005122

みなさんとても熱心な生徒さんで、それぞれ工夫しながら
改善に向けて頑張っていらっしゃいます。

この事態が早く収束して、また対面でレッスンができるようになりますように。

今週末からオンラインコース「ドッグトレーニングの基礎見直しコース」が始まります。
参加者募集中です。
詳細はこちらから👇
https://www.facebook.com/events/852912108549761/


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2020年5月11日 (月)

オンラインプライベートレッスン

今日のオンラインレッスンは北陸地方の方と。
世の中本当に便利になりましたね。

202005111

課題は「替わりばんこ」。
いわゆる多頭飼いの「交替制」です。

わが家のボーダー・コリーたちは、初代の子は2年間1頭飼いでしたが、
その後の出産で5頭の子犬たちのうち2頭を残したことから、
母子3頭の多頭飼いになりました。

初代のボーダーにとっては、私との関りはいつも一対一でしたので、
最初、自分以外の犬(子犬たち)が私と一対一でトレーニングをしていることが理解できず、
大騒ぎをしていました。
そこで私が取り入れたのが「交替制」です。

母の番が終わったら息子、息子が終わったらまた母、次が娘、
その次がまた母。というように、母の番を多めに設定し、
母の待ち時間も非常に短く設定しました。

母犬がこの「交替制」を理解できるようになるまで4日ほどかかりましたが、
それまでは、母の待ち時間は極めて少なく設定し、
子犬たちの番の時は、集中して子犬たちに特に何かを教えるのではなく、
母犬にフォーカスしたまま子犬と歩く程度にし、
なるべく母犬にストレスを与えないようにしました。

一方、母犬の地位が不動だったためか、子犬たちが騒ぐことは一切ありませんでした。

しかし、その後我が家にやってきた現アシスタントのニコルは
「アタシにもやらせろ~。」と騒いでいたので、
この方にはちゃんと「交替制」を先代の母犬に行ったように教えました。

202005112

室内における「交替制」はクレートやマットトレーニングを行うことで、
ウロウロ動き回ることを防ぐことができます。
動いているとテンションがあがってさらに騒ぐ可能性もあるので、
クレートの中やマットの上で落ち着く練習から始めるといいでしょう。

「概念」を教えることは「行動」を教えるより難しいものです。
「クレートに入る」「マットの上で伏せる」といった行動と関連付けてあげるとわかりやすかもしれませんね。

 

🍀今週末からオンラインコース「ドッグトレーニングの基礎見直しコース」が始まります。
参加者募集中です。
詳細はこちらから👇
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2020年4月25日 (土)

ドッグトレーニング:クリッカーはタイミングが大事

正の強化トレーニングでは強化したい行動をハンドラーが見つけたときに
クリッカー(カチッと音を出す道具)を使ったり、
あるいは「そう!」とか「Yes!」と言うような言葉で「あってるよ!」と伝えます。

犬はその音を聞いて、自分の行動が間違っていないことを知るとともに
そのあとトリーツなどの強化子がもらえることを知っています。

しかし、犬の動きはとても速いので、「あってるよ!」と言おうと思ったら
違う行動を取っていたということもあります。
すると、犬は違う行動を学習してしまいます。

例えば、子犬に「オスワリ」を教えようとするとき、
子犬がお尻を床につけるや否や、「合っている!」と伝えたいところですが、子犬の動きは速いので、クリッカーを鳴らそうとしたら、子犬が立ち上がってしまったということもあります。

クリッカーを鳴らすタイミングが少し遅れれば、子犬は座ることよりも立つことを覚えていくでしょう。

クリッカー自体は言葉で言うより簡潔でわかりやすいのでとてもいい道具ですが、それでも鳴らすタイミングを間違えてしまうと、いつまでたってもこちらの望む好ましい行動を覚えてくれないということにもなりかねません。

子犬の行動をよく観察することと、子犬の行動を予測することが大事ですね。

今日も楽しくオンラインレッスンをさせていただきました。

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オンラインレッスンの詳細はこちら👇
http://wanbywan.com/lesson.htm#online

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2020年4月23日 (木)

ドッグトレーニング:オンラインプライベートレッスン

今日はオンラインプライベートレッスンでした。

おうちの中の様子を見せていただきながら、
今教えてあげたいことを集中的にアドバイスさせていただきました。


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子犬はスポンジと同じ。
いいことも悪いこともどんどん吸収していくので、
飼主さん側のやるべきことは、ある程度子犬の動きを予測し、
悪いことが身につく前に、いい行動を引き出してしまうのが早道。

今日のレッスンでは、ハウスから出ていいキューを教えること、
跳びつかない行動の強化と、跳びついていいときを教えること。
そしてオンとオフの必要性について。

オンラインレッスンのメリットは、犬が自然体でいられるところが見られること。

環境刺激は子犬にとっては特に大きなディストラクションになります。
ドッグトレーナー自身がディストラクションになってしまうこともあります。
馴れた家の中で、見知った家族だけという日常生活を再現することが
普段の犬の様子を確認する早道です。

オンラインレッスンにトライしてみませんか?

オンラインレッスンの詳細はこちら。👇
wanbywan.com/lesson.htm#online


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2020年4月21日 (火)

ドッグダンス:オンライングループレッスン

今日はドッグダンスのグループレッスン。
こんなご時世なので、オンラインで行いました。

グループ内では、宿題のビデオなどをあげていただいているので、
対面レッスン以上に、みなさんの日々の成果が見ることができて楽しいです。

今日もトリーツのデリバリー方法、環境設定の利用方法、
ハンドシグナルの外し方等々、皆さんの動きを拝見しながら
お話させていただきました。

もちろん、アシスタントもデモをやってくれましたが、
四肢の使い方などの説明はこの方がお手伝い。

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プロのトルソーではありませんが、
それなりに頑張ってくれました。

人に会うこと自体が不安の元になってしまう今日この頃。
WanByWan
では、オンラインレッスンもお受けしていますので、
愛犬との時間が取れるようになったものの、
どうしていいかわからないといった場合は
オンラインレッスンにチャレンジしてみませんか?

詳細は👇

http://wanbywan.com/lesson.htm#online

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