バランスエクセサイズ

2024年5月 1日 (水)

愛犬の姿勢は大事

一般的に犬を観察するときは見た目の体形に目がいくものです。
それは、大きいとか小さいとか、太っているとか痩せているといったことですが、それ以上に犬の姿勢も観察する必要があります。

当然のことながら犬種の違いで、足の長さや胴の長さが違うのは当たり前ですが、同じ犬種であっても個体による違いは大きいものです。
しかし大事なのは、以前も書きましたが「きちんと立っていられるか」ということ。
つまり、四肢に均等に体重がかけられているかということ。
そこには当然体幹も必要ということです。

さらに、座った時や伏せたときの脚の使い方も重要なポイントになってきます。

オスワリやフセで身体を崩す癖がついていると、背骨の歪みの元にもなります。
人も犬も楽な形に流れるのはよくありますが、そもそも体幹にも関わり、筋力とも大きく関係してきます。

きちんと座ることや伏せることは、ある程度の月齢が来たら確認してみることが必要です。
子犬の頃は体がグニャグニャしていても仕方がありませんが、成長と共に、骨格や筋肉もきちんと育ってほしいところ。

さて、我が家の見習い、小さいころは当然体がコンパクトなので、オスワリも上手に出来ていました。

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見習い:生後4ヵ月

ところが、後肢が伸びて来るにしたがって、持て余しているのか、座り方に緊張感がありません。
するとどうなるかと言うと、

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後肢がカエルのように広がっていることがよくあります。
前足も前後になっていますね。

ということで、またまたこれでリマインド。

202405013

頭だけでなく、身体もリマインドしてくれるといいのですけど。

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2024年4月22日 (月)

姿勢をおろそかにしない

訓練競技などでは、姿勢(立止・停座・伏臥)は重要です。
特に、きちんと座ることと伏せることは明らかに目視でわかってしまうので、横座りや腰を崩した伏臥などはペナルティになるため、競技に出る場合はとても気を付けて教えていきます。

しかし、競技には出なくても、いつも横座りや腰を崩す姿勢ばかりしていると、骨が歪んだり、筋力が落ちてしまったりするので、基本の形はある程度骨格がしっかりしてきたらちゃんと教えてあげる方がいいでしょう。
人間も気を抜くと背中が丸くなっていたり、片方に傾いていたりということもあります。
バランスのいい姿勢を取ることで、筋力がついて、体幹もよくなりますね。

犬の場合、先ほども書いたように、停座や伏臥は明らかに崩していることがわかりますが、立止に関しては、なかなか気づかないことが多いものです。

因みに我が家の見習いは右の後肢の向きが若干ズレています。
そもそも、停座の時に後肢が外に向くことから修正を始めましたが、立止の状態でも足先が外に向くと気づいたのが最近だったので、今日はバランスエクセサイズで修正方法を確認させていただきました。

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ドッグショウでは犬の立ち姿がとても重要です。
きれいに4本の足に均等に体重を乗せて立っている姿をジャッジに見せるために、ショウに出る子は小さいころから立止(スタック)の練習をします。

ショウに出なくても、きれいに立てるようになることが、全ての動作の基本ですね。

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2024年3月18日 (月)

考える犬を育てる

犬が賢いという話はいつも書いています。
気が付けば犬のペースになっていることもしばしば。
家庭犬として、特に問題となる行動が出ていなければ、別にそれでもかまわないかもしれません。

「早くごはんにしてよ。」
「早く散歩に連れて行って。」
「テーブルの上の物が食べたい。」
「寝てるんだから触らないでよ。」
「ここは私の場所だから隣に座ったら噛むわよ。」
等々、犬側の主張がエスカレートしていくことはよくある話です。

主張によってはかなわないことも伝えていくのがハンドラ―のお仕事です。
「昨日はよかったけど、今日はダメよ。」と言うのが一番犬に伝わりにくい。
つまり、白黒ちゃんと伝えてあげないと、犬はどうしていいかわからない。

犬が不安にならないようにするには、ちゃんと犬が理解できるように伝えること。
犬のその時のレベルに合わせて、根気よく伝えることで、犬は考えることを学びます。
そこに、肉体的苦痛は一切使いません。
押したり、引っ張ったり(チョーキング)しなくても、きちんと伝えていくことは出来ます。


さて、今日はあまりに風が強かったので、家でバランスエクセサイズを行いました。

見習いがポウパッドに乗れるようになったのが10日ほど前。
※初めて後肢を乗せるときも、足を掴んで乗せていません。
今では、設置するとすぐに後肢も自分で探して乗れるようになりました。

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きちんと立っていることは、犬の体の使い方の基本です。

動きのいい犬ほど、考えずに体を動かしてしまうので怪我もしやすいものです。
前肢後肢合わせて、きちんと意識してもらいたいですね。

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2024年3月 6日 (水)

犬のメンタル

犬にも様々な感情があるので、いわゆる「犬のきもち」を無視してはいけません。

例えば、犬の「嫌だなぁ」という気持ちが「ウーっ」という唸りになったとき、唸ること自体を抑制してしまうと、犬は唸らないで次の行動に出てしまう可能性があるからです。
次の行動とは当然「咬む」という感情表現です。

そこで、犬のボディーランゲージについて、最近は様々な解説本もあるので、愛犬の気持ちをわかろうと努力している飼主さんは少なくありません。

昔のように、「尻尾を振っているから喜んでいる」と決めつけるのは禁物ということですね。

ネガティブな感情以外にも、犬には様々な感情があって、それを表現してくれます。
跳びつき、吠えなどは飼主さんのみが知る犬の愛情表現かもしれませんが、一般に吠えながら跳びついてくる犬を目の前にしたら、ちょっと怖いと思うのが普通です。

「大丈夫、この子は喜んでいる」と思っているのは飼主さんだけです。

「怖い!」と思われないために、あるいは「危険な犬」と敬遠されないためにも、愛犬に好ましい行動を教えてあげることも大事なことですね。

小型犬は小さいこともあって、ついつい見過ごされがちですが、そもそも興奮して吠えている状態自体が、犬にとってはストレスがかかっているときがあります。

吠えていなくても、嬉しくて走り回っているときなども、どちらかというとアドレナリン全開で人の話が耳に届かないということもあるでしょう。

頭を冷静にしてもらうには、4本の足に均等に体重がかけられてリラックスしていることがポイントです。
前のめりでもなく、怖がって後ろにさがろうと、後肢と前肢の間が狭くならないことも大事です。

普段からリラックスして立っている練習なんてしない家庭の方が多いと思いますが、愛犬がいつもせわしなく走り回っているとしたら、ちょっと落ち着く時間を作ってみるのもいいでしょう。

変に力が入らず、4本の足にちゃんと体重が乗っていることも犬のメンタルにはとても大事なことですね。

今日はあいにくのお天気だったので、家でバランスエクセサイズをやりました。

4つのポウパッドそれぞれに足を乗せる練習は最初から出来たわけではありません。
4本の足ひとつずつに意識をもってもらうことで、きちんと自分で探して乗せるようになります。

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最初はよく蹴り飛ばしていました。

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バランスエクセサイズはサーカスのような奇抜な体の使い方を教えることではありません。
外転筋だけでなく内転筋を鍛えながら、体幹を作る効果もあります。
ドッグスポーツをやる犬には欠かせませんね。

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2024年3月 3日 (日)

体幹は大事

犬の身体能力には目を見張るものがあります。
ジャンプ力、走る速さ、嗅覚等々、人に勝るものは沢山ありますが、犬にも個体差があって、どの犬も同じように出来るわけではありません。

例えばフリップジャンプ。
体をひねりながらジャンプするのですが、我が家のボーダー・コリーたち(6頭)の中で、教えなくても出来たのは現在の見習いのみです。

体が細くて身軽な体形なのもありますが、脚力は持って生まれたものでしょう。

こういった秀でた能力自体はとても素晴らしいのですが、様々なドッグスポーツを行うにあたっては体幹も不可欠です。
体幹に大事なのは速筋よりもインナーマッスルとも言われる遅筋です。
遅筋は持久力に不可欠なもので、激しく華やかな動きでは鍛えられません。

以前から見習いの座り方が少々気になっていたので、時間のあるときにトレーニングをしていましたが、何しろよく動くので、身体のバランスが少しずつ崩れてきているように感じ、今日は基本に戻って「立つ」ところから練習しなおしました。

「立つ」なんて簡単そうに思えますが、実はこの「じっと立つ」というのは結構難しいのです。
なぜなら、四足均等に体重を乗せなければいけないからです。

最近ちょっとサボっていたら、こんな感じに立ってしまいました。

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少し練習したら、こんな風に立てました。

この違いわかりますか?
顔の位置ではありません。

202403032

日々の練習は大事ですね。

きちんと立つためのサポート不可欠です。

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2023年12月12日 (火)

体をバランスよく使うためには

「犬は運動神経がいいから、ミスなどするはずがない。」と小さいころから思っていましたが、犬たちの生活が長くなると、犬も普通にバランスを崩したり、躓いたりするものだということに気づきました。

かつては、階段の上からフラッと降ってきた犬を抱きとめたこともあったので、犬も目算を誤ることがあるのだと知りました。

もともと犬は前肢の動きは意識していますが、後肢に関してはあまり意識していません。
猫のように障害物の間を上手に避けて歩くということはしづらいものです。

ドッグダンスの場合は、バックステップやサイドステップがあるので、後肢の意識づけを早いうちから行いますが、一般の家庭犬の場合敢えてそんなことを教える人はあまりいません。

しかし、身体をバランスよく使うためには後肢への意識づけも重要になって来るので、時間があったら、バックステップを教えてみるのもいいでしょう。

さて、今日は若いA君のプライベートレッスンがありました。
あいにくのお天気で、お家の中でのレッスンになったので、今回はキャバレッティを体験してもらうことにしました。

キャバレッティとは馬術のトレーニングの一種で、等間隔に並んでいる横木を軽速歩で通り抜けることですが、犬のバランス練習にも取り入れられています。

初めは後肢がピノキオ状態になってしまったA君ですが、慣れてきたら上手に通過できるようになりました。

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そのあとは、飼い主さんと一緒のスラローム練習。
一定の間隔に置かれたコーンの周りをヒールワークで移動していただきました。

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キャバレッティでウォーミングアップ出来たA君は、上手に後肢をスライドさせながら、スラロームすることが出来ました。

しなやかな体使いを覚えてもらえるといいですね。

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2023年10月25日 (水)

愛犬の性格どれくらい理解していますか?

犬の気質は、子犬の頃から見え始めます。
ブリーダーのところにいるころから片鱗が見え始めるので、ブリーダーは新しい飼い主さんのご希望に沿った形で子犬を選ぶこともできます。
例えば、大人しい子、好奇心旺盛な子、我を張らない子、のんびりタイプなどなど、個性は小さいころから見え隠れしています。

いわゆる、見た目だけではなく、性格や気質重視で選ぶ方はどれくらいいるのでしょうか。

もちろん、子犬の頃の性格のまま大人になるわけではありませんが、その子の性格の土台になっているはずです。

愛犬の性格、どれくらい理解していますか?

思込みでレッテルを貼ったりしていませんか?

レッテルとは、「びびり」や「こわがり」、「集中力が無い」、「おもちゃで遊ばない」などなど、愛犬の見せる一面だけを見ていませんか?

どれも、ハンドラーのサポートによってある程度改善していくことが出来ます。


さて、先日2歳になった我が家の見習いはとても天真爛漫です。
他犬に対しても、常に下から挨拶に行くタイプで、まったく攻撃性がない犬です。
しかし、だからと言って、いじめられ続けていれば、「イヤだ!」と言って自分で対処しようとすることができるということがわかっているので、「この子は大丈夫です。」と誰彼構わず言うことは出来ません。
当然のことですね。
「窮鼠猫を噛む」という言葉があることも理解しておかなければいけません。

また、成長過程にあることからも、まだまだ変わっていく可能性があるので、困った部分があったとしても、サポートしながら、出来るだけお互いストレスが軽減できるように工夫していくことも重要です。

今日は見習いのバランスレッスンの日でした。
体のバランスだけでなく、レッスンの過程で何をしたらいいのか一生懸命考えている様子が見られるようになりました。

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集中力の持続がまだまだ課題ですが、少しずつ伸ばしていかれるといいですね。

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2023年8月29日 (火)

体幹は犬も大事

今日は見習いのバランスレッスンの日でした。
現アシスタントの時から通っているバランスレッスンですが、別にサーカスのようなトリッキーなことをするわけではありません。

生後1歳10ヵ月の見習いは、アシスタントと同じ犬種でありながら、身体の使い方は全く違います。
歩き方ひとつとっても全く違うので、見習いに合わせたメニューでやっています。

オビディエンスやドッグダンスをやりつつある見習いは、動きはとてもいいのですが、まだまだ体が安定していません。
瞬発力も悪くはありませんが、それだけでは彼女の安定感は得られないので、ちゃんと「立つ」という基本に戻ることになります。

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じっと立っていることは実は結構難しいものです。
寝ていると時以外は、犬はどちらかというとよく動いています。
特にウチのアシスタントは見習い以上によく動くので、じっと立っていることも伝える必要があります。

メンタル面で落ち着くことも大事ですし、フィズィカル的にも、筋肉のバランス面から体幹を鍛えるためにも不可欠です。

アシスタントも体が安定したのは4歳になった頃。
見習いも長い目で見るしかありませんね。
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2023年7月18日 (火)

リラックスはいいけれど。

昨日たまたま点いていたテレビ番組での一場面。

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かなりリラックスした姿勢のワイマラナーがソファに座っていて、眠気と戦っているというものでした。

見れば確かに睡魔と戦ってるように見えましたが、その座り方がなんともだらけていて笑えました。
恐らく、誰が見ても笑える座り方でしょう。
しかし、もしこの犬がいつもこんな風に座るとしたら、少し心配になってしまいます。

子犬の体はやわらかいので、きちんと座らせる方が無理ですし、子犬の頃からそこまでさせる必要はありません。
しかし、ある程度体がしっかりして、大きさも成犬と変わらないくらいになってきたら、体の筋肉をしっかり使って、きちんと座ったり伏せたりすることも教えていかなければいけません。
それは、競技に出るからと言う話ではなく、体を弛緩させる癖がついてしまうと、筋力も付かないということにつながるからです。

さらに、犬は重たい頭を支える前肢の方に荷重がかかるので、前肢の筋肉は発達しやすいですが、後肢はなかなか鍛えられないため、シニアになってくるとすぐに衰えてしまうのが後肢です。

そういった面からも、体のバランスをよくすることや、筋力をつけること、関節の可動域を拡げることなど、ある程度の筋トレは不可欠です。

以前通っていた生徒さんで、オスワリをお願いするといつも横座りをする子がいました。
飼い主さんに伺うと、家でソファに座って斜めに寄りかかってテレビを見ているそうです。

お家でリラックスることはかまいませんが、きちんとしたオスワリやフセを教えてあげることで、バランスよく筋力がアップ出来るので、「ウチの子はこういう癖だから」とそのままにしないで、いい姿勢を教えてあげましょう。

ちなみに、我が家の見習いは、後肢の外転筋ばかりが発達して、内転筋が少ないようなので、現在調整中です。

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最近、少しずつきれいに座れるようになってきました。
地道に頑張りましょう。

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2022年10月13日 (木)

じっと立つ。

犬は動いているのがあたりまえなので、ドッグスポーツをやっているとさらにその瞬発力やスピード感を求めがちです。
しかし、何をおいても一番基本となるのはじっと立っていること。

なぜじっと立つことを重視するかと言えば、体のバランスが良くなければ人間同様じっと立っていることが出来なきくなるからです。
人間で言えば「姿勢よく」立つということですね。

4本の足に均等に体重を乗せて立っていることで、バランスよく動き出すことができます。

さて、まだまだ成長過程にある見習い2号。
妙に足が長くて、まだまだバランスがよくないので、きちんと立つことを教えていきます。

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ポイントは背線と飛節の角度。

メス犬の場合、2歳ぐらいまでに体が完成してきます。
メンタル面も含め、まだまだ成長途上です。

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