犬のハズバンダリーケア

2020年3月30日 (月)

ドッグトレーニング:犬の気持ちを察する

子犬や若い犬のレッスンに伺うときのカウンセリングシートでは
必ず子犬を入手した場所や時期を書いていただきます。

これらの情報は、子犬のバックグラウンドを知ることに役立ちます。
犬にラベルを貼る必要はありませんが、
様々な可能性として情報は不可欠です。

今日のプライベートレッスンの若い女の子。
ブリーダーさんから入手された柴犬さんで
とてもシャイだという前情報でした。

そして伺ってみると、予想以上のシャイでした。

通常のブリーダーさんであっても、あまりに環境が良すぎる
静かな場所で繁殖された犬たちは、オーナーさん宅に来る前の
社会化が不足していて、急に都会に連れてこられると
散歩に行けないほどのシャイになる場合もあります。

更にこの子の場合は、引っ越しという環境変化や
様々な理由でかなりの怖がりになっていました。

お散歩が出来るようになるまでは、かなり時間がかかるでしょう。

無理矢理引っ張っても、この子にとっては恐怖心が酷くなるだけです。
自分で選択して歩けるようになるまでには当分かかりそうです。

早く世界が広がってくれるといいのですが。
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2020年2月17日 (月)

ハズバンダリーケア:Chin Rest(顎乗せ)

先日点眼薬で苦労したというので"Chin Rest"を少し始めたRさん。
今日のレッスンはその続きから入りました。

"Chin Rest"とは人間の手のひらや膝の上などに顎を乗せてじっとしていること。

じっとしているとどういうことが起こるのかと言えば、
例えば獣医さんに行った時の治療がやりやすくなるというメリットがあります。

日本の獣医師でハズバンダリーケアを取り入れているところはまだまだ少ない状況です。
「忙しくてそれどころじゃない。」というのも一理あるでしょうが、
そもそもそういう手法を知らない獣医師も多くいるのではないでしょうか。

いずれにしても、今までの我が家の犬たちは、元来人にフレンドリーで
獣医さんも大好きな犬たちでしたから、触診、検温、採血、注射等、
どれも問題なく受けることが出来ました。

しかしながら、見習いはとあることから診察嫌いになってしまい、
挨拶は普通に出来ても、触診がとても苦手です。

見習だけでなく、獣医師が苦手な犬は少なくないのではないでしょうか。

そんなときも、無理やり保定するのではなく、自分から選択してもらうことを
教えてあげることで、ストレスが軽減できるのではないかというのが
ハズバンダリーケアの目的でもあります。


前回マズルを触られることに慣れてきたRさん、
今回その復習と、触っている時間をちょっと伸ばすことが出来ました。

焦らず、少しずつですね。

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動画はWanByWanのFacebookでご覧になれます。

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2020年2月 7日 (金)

ハズバンダリーケアも取り入れて

今日のRさんのプライベートレッスン。

あいにくメインの飼い主さんが風邪でダウンされたので、
前回の復習をディストラクションにアシスタントを入れて
私が行いました。

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アシスタントには目もくれず、集中力ばっちりのRさんでしたが、
ちょうど、目薬がうまくつけられないというお話をきいたので
ハズバンダリーケアを少しやってみることに。

基本的には、目薬をつけるときに犬の方から寄ってきてくれることが
犬に選択肢を与えることになるので一番大事なポイントなのですが、
獣医さんなどでは、保定でマズルを掴むこともあるので、
まずはマズルの横に手を持って行き、Rさんから近づいたら
クリックアンドトリーツ。

手でマズルを触ってもじっとしていられたら、クリックアンドトリーツ。

マズルをそっと握ってもじっとしていられたら、クリックアンドトリーツ。

そんなことを続けて、マズルに触れながら、目薬の容器でおでこに触れられるところまで行きました。

無理をしないことが大事ですね。

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2019年12月 9日 (月)

ハズバンダリーケア

今日のプライベートレッスンは9か月のボーダーコリーの女の子。

ケージでの要求吠えがご家族の一貫性で治り、
お散歩中もごハンドラーのことを少しずつ気に出来るようになりました。

日々いろいろなことを自分の目で見て学習していくRさん。
こちらがちょっと手を抜くと、覚えて欲しくないことを学習してしまうこともあります。
好奇心旺盛で、活発なRさんだからこそ、ご家族みなさんのご協力が必要ですね。

しかも、作業犬のボーダーコリー、放っておくのではなく、一緒に遊んだり、
お仕事を与えてあげることがRさんにとって日々の生活を満足させてあげられる方法の一つであることを忘れてはいけません。

さて、今ちょっと問題になっているのが、Rさんハーネスを見ると逃げてしまうということ。
お散歩嫌いじゃないのに、なぜでしょう。

ハーネスが苦手な子は意外と多いもので、我が家のアシスタントも好きではありません。
逃げることはありませんが、洋服もあまり好きではありません。

見習いもハーネスを見るとちょっと固まります。
待っていればちゃんと来てくれるので、追いかけません。

逃げてしまうRさんには、自分から来てくれるようになってもらいたいもの。
そこで、今日はハズバンダリーケアの方法をお教えしました。

無理せず、少しずつ、自分からハーネスに顔を入れられるようにしてあげることがポイントです。

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2019年12月 2日 (月)

ドッグトレーニング:飼主さんの根気で改善

嫌なことをされると反撃しようとする犬は少なくありません。

「嫌なこと」は個体によって異なります。
触れるのさえ嫌だと感じる犬もいれば、特に飼い主さんが努力しなくても、爪切りや歯磨きを嫌がらない犬もいます。

しかし、少しでも嫌なそぶりを見せたら、無理をしないことが大事。
「無理をしない」というのは、「やらない」こととは違います。

もちろん「噛み」がひどくなっている場合は、一時的にそういう状況を作らないことがポイントなので、敢えて無理はしません。

ちょっとでも嫌だというそぶりを見せたら、「嫌」を「嫌でなくする」サポートが必要になってきます。
「嫌なそぶり」とは、「フリーズ」「後ろに下がる」「顔をそむける」「床の匂いを嗅ぐ」など様々な反応を言います。

愛犬の普段の様子をよく観察していないと、見落としてしまうこともあります。

今日デイケアでお預かりしていたFくん。
前回は嫌なことが沢山ありました。
「階段の上り下り」
「リードの付け外し」
「車のハウスにはいる」

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「階段の上り下り」は3階建ての我が家では必須なので、励ましながら続けたところ、前回のデイケア中に改善され、今回は問題なく上り下りできました。

「リードの付け外し」は飼い主さんが根気よくケアしてくださり、今回は大分軽減されていますが、付け外しの場所によって「嫌」が出るときがあるので、そんな時は目の前にトリーツをまくこともあります。

「車のハウス」もトリーツが威力を発揮します。
入ってしまえばリラックスできるFくん。隔離されることがお好きではないので、美味しいものと関連付けることがもう少し必要かもしれませんね。

時間がある場合は、じっくりハズバンダリーケアのレッスンをすることをおススメします。

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