犬のデイリートレーニング

2022年8月 8日 (月)

遊びにはバリエーションを。

今日はIさんの最後のプライベートレッスンでした。

生後4か月半から4か月ほど見させていただきました。

ハウストレーニング、トイレトレーニング、お散歩、マットトレーニング、遊び方を含め、人と一緒に暮すために、わかっておいてもらいたいこと、そして飼い主様へは、Iさんとの接し方をお伝えしてきました。

Iさんと一緒に成長してくださった飼い主様は、お伝えしたことを守ってくださるだけでなく、応用力もしっかり身につけて下さいました。

最後はIさんとの遊び方を見せていただきました。
Iさんは飼い主様と遊ぶための特別なおもちゃがお気に入りで、とても嬉しそうに取りに行ってくれます。

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そして、最後は上手にオヤツと交換。

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言葉のキューが理解できると、オヤツが無くても出してくれるようになるでしょう。

Iさんはまだまだ成長過程。
今後もいろいろな変化が出てくるでしょうが、慌てることなく、上手に対処していかれるといいですね。

さて、犬とのおもちゃ遊びはなかなか難しいものです。
こちらが提供したおもちゃに興味を持ってくれるかどうかは、提供の仕方によって変わってきます。
床に置いてあるだけでは目もくれないこともあります。
その子に合った遊び方を見つけて、一緒に遊ぶことを楽しんでもらえるよう工夫が必要です。

犬種によっては、ボール投げ命で、ボールさえ投げてもらえれば喜んで走って取りに行き、持って戻る犬は沢山います。
いい運動だからと、飼い主はじっと動かないでボールだけをマシンのように投げるだけの人もいるでしょうが、出来ればバリエーションを増やすことをおすすめします。

投げたり、隠してみたり、引っ張りっこしてみたりと、いろいろ変化のある動きをしてあげることで、犬のワクワク度はあがるでしょう。
マンネリ化させない遊び方を考えるのも楽しいですよ。

見習い2号との練習が終わると、お約束のお遊びタイム。
今日はおもちゃで何をするのか、目が輝いてます。

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体力勝負の引っ張りっこか、投げて取りに行ってもらうか。
どれにしましょうか。

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2022年8月 5日 (金)

愛犬にベッドを明け渡す?

「犬と一緒に寝てはいけない!」と言う訓練士は少なくありません。
理由は、人より高い位置、あるいは同じ高さ(目線)に犬がいると、犬が人より優位性を持ってしまうからだといいます。
優位性を持つとどうなるかと言えば、犬は人の話を聞かなくなるからだそうです。

犬が人の話を聞くか聞かないかは優位性の話しではなく、犬がちゃんと人の言っていることを理解できているかどうか、あるいは、その時犬は冷静に人の話を聞ける状況にあるかどうかにかかっているので、優位性とはあまり関係ないでしょう。

さて、人と一緒に寝ている犬に触ると噛むというご相談がありました。
寝ているときに急に触られて機嫌が悪くなるのは犬だけの話ではありません。人間も同じですね。

寝ているときにぶつかっても大して気にしない犬もいますが、そうではない犬の場合はベッドから下りることを選択することができます。
それを選択せず、人に噛みついて人を排除しようと考える犬は、今まで常にそうやって自分の意思を通してきた経験から学習した行動を取っているに他なりません。

しかし犬は初めから噛むことで意思を通してきたわけではありません。
その前になんらかの別の意思表示があったはずです。
例えば、触ろうとしたとき犬が嫌がって逃げるそぶりをしていたとか、空噛みしようとしたとか、あるいは唸っていたなど、なんらかのサインを人間が見逃してしまったことで、犬は最終手段の「噛む」行動に出た可能性があります。

犬はみんな触られるのが好きだとは限りません。
特に小型犬の場合体が小さいこともあり、上から覆いかぶさられるのを嫌う犬は少なくありません。
サインを見逃していると、あとになって驚かされることもあります。
普段から愛犬をよく観察する必要がありますね。

そして、このような状況になったときどうしたらいいのか。
飼い主自信が愛犬にベッドを明け渡したくなければ、ベッドから下りるように頼みましょう。
もし嫌だと言われたら、「それは残念、じゃぁ、ハウスで寝てね。」とハウスに入るように伝えます。
ハウスに入りたくないと噛みそうになったら、ハウストレーニングを最初からやり直しましょう。
つまり、ハウスは安心してくつろげる場所だと犬が理解させてあげることが必須と言うことです。

因みに我が家では約35年間で代々8頭の犬と暮していますが、一緒にベッドで寝る犬は3頭。
私が寝るまでベッドを温めていてくれ、その後私が寝るから下りてくれと頼めば、快く下りて自分のベッドやハウスに戻ってくれる犬が2頭でした。
この2頭はそもそも落ち着いて寝たいタイプだったので、私が寝返りを打つと自分から下りてしまうため、最初から下りていた方がゆっくり寝られるだろうと思い、下りてもらっていました。

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子供のころからアメリカのファミリードラマで犬と一緒に寝る生活に憧れていた私にとって、犬と一緒に寝ることに抵抗はありませんが、衛生面を考えると、寝床は別にした方がいいかもしれません。
愛犬とよく話し合う必要があるでしょう。
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2022年8月 1日 (月)

ディストラクショントレーニング

我が家の犬たちは初代のハスキー犬から始まり、現在7頭目と8頭目になりますが、7頭目までの犬たちはさほど他犬に興味を持っていなかったので、通常の散歩も特に問題ありませんでしたし、ドッグスポーツなどの協働作業においても、他犬で集中が切れることはあまりありませんでした。
ところが8頭目の見習い2号は、とにかく他犬に対する興味がプライオリティの上位を占めているようで、通常の散歩も気が抜けません。

そこで、散歩のあとは、少し疲れた状況を利用しながら、ドッグラン脇でのディストラクショントレーニング。

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他犬との距離が取れていればこちらの声も耳に届きますが、あまり近くに来られてしまうと大興奮。

他犬と遊ぶより、人間と遊ぶ方に比重を置いてもらうために、こちらもあの手この手で対処しますが、まだまだのようです。

人通りや犬の気配があるところでも少し一緒に遊べるようになってきましたが、犬が近寄ってくると刺激に負けて、おもちゃも目に入らない見習い。

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生後9か月の見習い2号、あきらめずに続けていきましょう。

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2022年7月27日 (水)

都会の犬のトイレ事情

先日とあるコラムに対して賛否両論があがっていました。
コラムの内容は、愛犬が道端敷かれたトイレシーツの上でトイレを済ませているという話。

これを「素晴らしい」と思うか、「かわいそう」と思うか、はたまた「おかしい(変だ)」と思うかはその人の住宅事情によるところが大きいと思います。

仕事がらいろいろなご家庭を訪問しますが、広いお庭付き戸建ての場合もあれば、都心のタワーマンションということもあります。

つまり、庭があればすぐに外に出してやることが出来ますが、タワーマンションであれば、家を出てから廊下を通りエレベーターに乗って地上に降り、さらにエントランスを抜けないと外には出られないということです。

我が家も以前は庭付き一軒家だったので、子犬の頃は家の中のトイレシーツ(トイレスペース)でトイレをさせていましたが、大きくなれば犬たちを庭に出してトイレをさせていたので、家の中にトイレスペースはありませんでした。
ところが一時期庭の無い賃貸物件に犬たち3頭連れて住むこととなり、一番困ったのがトイレでした。

当然外ですることが当たり前になっていましたが、賃貸物件のそばにはあいにく公園など土がある場所が全くなかったのです。
公園までは自転車でも5分程度かかります。

夕方の散歩では公園まで我慢が出来ても、朝は起きればすぐに排泄させてやりたいところ。
しかし大家さんの家の前の道路を排泄場所にすることはできません。
そこで考えたのが、バスルームトイレでした。

子犬の頃は当たり前のようにトイレシーツで済ませていた犬たちですが、2歳ともなると、バスルームにシーツを敷いてもなかなか反応してくれません。
洗い場全面にシーツを敷き詰めて1頭ずつ呼んで排泄を促したところ、すぐに思い出したのは2頭。もう1頭はなかなかその気になってくれませんでしたが、根気よく説得して、なんとか思い出してもらいました。

それからの6か月間は朝のトイレはバスルームで済ませてくれるようになりました。
ご近所迷惑になることなく、犬のストレスも軽減させられたと思っています。

これを「かわいそう」と思う人はいるかもしれません。
犬なんだから、外で思い切りトイレをさせてやりたいと。
しかし、街路樹さえも無い住宅街においては、匂いを嗅ぐ場所も無く、道端での排尿はシミと匂いで、ご近所への迷惑行為ともなりかねません。

そもそも、そんなところに住むのが悪いというお説はこの際はご容赦いただくとして、我が家の件はさておき、都心のタワーマンションにおいては、まず外に出るだけで、カートなどに犬を乗せ、場合によっては外部から見られないようにカバーもすることが義務付けられています。
さらに、マンション敷地内での歩行を禁じているところも沢山あります。
犬が安心して排泄できる場所に行くまでにはかなりの時間がかかるということです。

トイレシーツは言わば携帯型トイレスペース。
犬も入れる屋内施設などでは、トイレシーツが敷かれたトイレスペースが設置されているのは珍しくありませんし、サイズに関係なく、排泄したくなるとトイレシーツで出来るようトレーニングされている犬たちは沢山います。

外で済ませてから施設に入ろうと思っても、誰かの敷地であったり、誰かの家の前だったりすると気を遣います。

我が家もレッスンで犬を同伴する際、御自宅に上がる前にトイレは済ませますが、駐車場が誰かの敷地である場合はむやみに排泄させられないので、トイレシーツを敷きます。
犬は当然、そこで排泄をしていいものと理解しているので、無理にではなく、さっさとトイレを済ませます。
これは「トイレトレーニング」によって、トイレのキューを出したらトイレをしても大丈夫と犬が理解しているからです。
トイレシーツがあってもなくても関係ありません。
汚してはいけない場所の時だけ、トイレシーツを敷くだけの話です。

様々なドッグスポーツや競技会では、リンク内での排泄は失格行為となるので、そういう面でトイレトレーニングは不可欠です。

先日生後9か月を迎えた見習い2号も、ハウスの隣にトイレトレーを設置し、小さいころからトイレのタイミングを見計らってトイレのキューを出していたので、今ではようやくトイレのキューで排泄もできるまでになりました。
とは言え、外的刺激があれば難しいかもしれません。

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日本の都会のトイレ事情は一般的には異常かもしれませんが、それとは別に、トイレトレーニングはきちんとしてあげると、人も犬もストレスは少なくなるのではないでしょうか。

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2022年7月10日 (日)

ハーネスを付けるのは好きですか?

成長と共に、子犬は様々な試練を乗り越えていかなければいけません。
そのひとつに、首輪やハーネスがあります。

今までは自由に好きなところに動けていたのに、首輪やハーネスが付いて、リードが装着されると、行く場所が制限されることを知った子犬は、首輪やハーネスが嫌になることがあります。

特にハーネスは、ある程度体がホールドされるために嫌がる子は少なくありません。

我が家の犬たちも、首輪は問題なくつけさせても、ハーネスになると腰がひけてしまう犬たちがいましたが、トリーツを使って、少しずつ我慢できるようになり、故アシスタントは自分からハーネスに頭を突っ込んでくるほどになりました。

現見習いたちも、とりあえず「仕方ないな」と許容できるまでに。


今日のプライベートレッスンのLさんも実はハーネスが苦手。
お散歩が嫌いなわけではないのですが、ハーネスの装着で、怪獣に変身。

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本気で噛んではいませんが、どう見てもあまり楽しそうではありません。

そこで、トリーツを使いながら気をそらす作戦で、装着がスムースに出来ました。

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Lさんは、とても賢く美人なお嬢さんで、めったに怪獣にはなることはありません。

当面はトリーツを毎回使ってあげることで、ハーネスが嫌悪刺激ではなくなっていきます。

子犬の学習は一回で出来るものではありません。
日々あきらめずに伝えていくことが大事ですね。

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2022年7月 7日 (木)

トラウマを作らないためには。

犬のトラウマはいろいろな状況で起こります。
飼い主が目の前にいれば、トラウマを最小限に防ぐことも出来ますが、不在の時は原因がわからない場合がほとんどです。

理由がわからないことで、犬が何かにおびえて震えていたり、挙動不審になってしまったりしてもサポート出来ないことも沢山あるでしょう。

犬のトラウマは意外としつこく、何年もかかえてしまうこともあります。

例えば故アシスタントは、生後8か月の頃、いつも行く公園のドッグランに初めて入った時、急に走ってきた大型のサイトハウンドに追いかけられ、背中に歯を当てられてからは、その犬種を極端に避けるようになりました。
そのドッグランにはその後二度と入らなかったので、放れているその犬種と遭遇することはなかったのですが、7年後にラリーオビディエンストライアルに参加したとき、飛越する障害の先にサイトハウンドを見てしまったら、障害を跳ばずに逃げたことがありました。
ずっとトラウマを抱えていたようですね。

さて、先日見習い2号が傘を気にしたことを書きました。
あまり繊細なタイプではないと思っていたのですが、生後7か月を過ぎたあたりから警戒心が強くなって、いろいろなものに警戒する様子を見せています。

今日も、明日のセミナーの準備のために、スピーカーの動作確認をしてスイッチを入れた途端に挙動不審になり、フリーズしました。

仕方なく、電源を切って床に置いてしばらく放置していたら、大分だってから自分から近づいて、傍に落としたオヤツを食べに行き、その後も自分でチェックしていました。

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特に大きな音を出したわけでもありませんが、私の声が黒い箱の中から聞こえてきたことに驚いたのも原因の一つかもしれません。

こういう時は、初めから「大丈夫だから。」と言うことは言いません。
本犬は大丈夫と思っていないので、「大丈夫」と言う言葉を聞くと、怖いことが起こると予想させてしまう可能性があるからです。

自分から近寄れてチェックが完了出来たら、「大丈夫だったね。お利口さん」と声をかけ、あまり大げさにしないようにします。
食べ物が食べられる子は、オヤツなどが助けになることもあります。

これからあと半年以上、まだまだ警戒心は続くことでしょう。
少しずつ怖いものを減らしてあげたいものですね。

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2022年7月 6日 (水)

苦手は無理強いではなく、犬の気持ちを優先させて克服してもらいましょう

先日見習い2号が傘にびっくりした話を書きました。
傘をさして歩いている人は多いものの、目の前で急に開かれるとびっくりするようです。

今日プライベートレッスンでLさんのお宅に伺ったとき、Lさんも実は苦手と聞きました。
確かに私が折りたたみ傘をいじっていると、吠えながら遠巻きにして寄ってきません。

そこで、2号同様低い位置で傘を持ってLさんが近寄ってきやすい状況を作ります。

実はLさん、普段オヤツをあまり召し上がらない方なので、今日もしお腹が空いていなければやらなかったのですが、今日はお腹が空いていたようで、そばに寄って来てくれました。

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左手に持った傘は静かに揺らす程度にします。

その後、オヤツを投げたり、傘の傍でオヤツをあげたりして、少しずつ傘に馴らしていきます。

その後オヤツを食べている横で、静かに傘を閉じたり開いたりして様子をみます。
この時点で、一気に開いたり閉じたりすることはしません。

怖がらないでオヤツが食べ続けられていたので、その後閉じた傘の中にオヤツを隠して放置していたら、自分から寄って行って、オヤツも全部食べられました。

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その後、お部屋の中に開いた傘を置いて様子を観ていたら、自分から傘の傍に寄っていくことも出来ました。

だからと言って、今日のレッスン一回で傘が大丈夫になるわけではありません。
少しずつ馴らしていきましょう。


実はLさんは様々なトリックに挑戦してくれているアスリート。

少しずつステップを重ねて後肢上げが出来るようになったところで、とうとう逆立ちまで出来るようになりました。

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体幹が出来てきた感じですね。

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2022年7月 5日 (火)

遊びを効果的にするには。

先日犬との遊びについて書きました。

遊びは愛犬とのコミュニケーションの手段の一つでもあります。
しかし、犬と遊びたいと思っても、どうやって遊んだらいいのか、人間側も犬側も模索しているときがあります。
場合によっては遊び方を教えてあげなければいけないときもあります。

今日プライベートレッスンにお伺いしたIさんに、先日ノーズワークマットをお奨めしました。
嗅覚が優れた犬たちにとって、鼻を使うことは自然な行動であり、ある意味犬の脳を活性化させるとても良い活動なので、おうちで暇そうにしているときはノーズワークにいそしんでエンリッチメントを高めてもらうといいと思ったからです。

早速購入してくださったそうですが、Iさん最初はどうやって遊ぶのかわからず、噛んだり振り回したりしていたので、飼い主さんが少しヒントをあげたところ、楽しそうに没頭してくれるようになったそうです。

どんなゲームも遊び方がわからないとつまらないですよね。

キュゥキュゥ鳴るおもちゃも、ただ床に置かれていては好奇心は刺激されませんが、ちょっと鳴らしてあげると興味が湧くでしょう。

もちろん、あまり手をかけすぎてしまうと、犬の自主性が育たないので、ある程度の観察時間は必要ですが、どうしても動かなければ、ちょっとヒントを出してあげるのもひとつです。

人間が用意し、人間が考えた目的を強要するのはどうかと言われるかもしれませんが、床堀りや壁剥がし、洗濯物を拾ってきて噛むことを楽しいゲームにしてしまわないように、ある程度安全で、楽しく遊べるゲームを愛犬に提案してあげることも必要です。

出来れば、愛犬の一人遊び用のおもちゃと、人間と一緒に遊ぶおもちゃは別に用意し、一緒に遊ぶおもちゃは普段はしまっておくと、一緒に遊ぶことにワクワク感を持たせてあげることが出来ます。
いつでも好きな時にアクセスできるものは、飽きて興味が失せてしまうこともあります。


最後に、ポイントとなるのが遊びのタイミングです。
犬が遊びたそうにしているときがもちろん一番いいのでしょうが、犬が遊びたがっているときにいつでもお相手してあげられるとは限らないので、こちらのペースで始めることもあります。

相手が乗ってきたら、飽きないうちにやめるのがポイント。
特に子犬は集中力が持続しづらいので、疲れるまでやってしまうのは禁物です。

また、遊びを何かのご褒美にしてあげるのも、愛犬の作業意欲を高めてあげられるので、オヤツと同じように使ってもいいでしょう。

見習い2号は、トレーニングの合間に遊びの時間を入れています。

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2か月ぐらい前までは、おもちゃは一人で咥えて走り回ったり噛んだりするものと2号は思っていましたが、最近ようやく投げたおもちゃを咥えて戻り、一緒に引っ張りっこを楽しんでくれるようになってきたからです。

もちろん、オヤツもご褒美として使っていますが、動きのあるトレーニングでは、オヤツの代りにおもちゃを出したり、セッションが終わった時にもおもちゃを出します。
すると、その次のトレーニングの集中がとても良くなったりします。

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トレーニング自体をマンネリ化させないために、遊びも混ぜてあげるといいでしょう。

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2022年7月 2日 (土)

たかが傘されど傘、怖いものは怖い

犬の苦手なものは沢山ありますが、その一つに、傘を開いたり閉じたりする動きがあります。
特に、ワンタッチの場合は、一瞬にして傘が開くので、その状況と音にびっくりする犬は少なくありません。

かつて、故アシスタントとドッグダンスのファンマッチに参加していた時、演技中リンク脇で小道具の傘を開く様子が目に入って、一瞬フリーズしてしまったことがありました。

その後日常的に見ているうちに馴れてくれましたが、傘ひとつにそんなに驚くものなのかと驚かされました。

さて、今日は日傘が壊れたので、家の中で探した傘を開こうとしたら、見習い2号が横っ飛びしました。
2号にとっては初体験だったのでしょう。
恐らく散歩のときは目にしていますが、目の前で開かれてびっくりしたという感じです。

私の陰に隠れて傘を見ています。

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そこで、まずは傘を動かさないで、自分から寄ってくるのを待ち、来たら褒めます。

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その後、傘を開いて床に置き、おもちゃやトリーツを傍に置いたら、自分から寄って行って食べることができました。

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最後は傘を持って歩いてみました。

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一度で大丈夫になることはないので、少しずつ馴らしていくことが必要ですね。

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2022年6月28日 (火)

おうちトリミング

昨日、正の強化で犬たちをトレーニングするドッグトレーナーさんとトリマーさんの座談会があり、ライブで観ることが出来ました。

トリミング犬種は定期的にトリミングする必要があります。
なぜなら毛がどんどん伸びて、放っておくと絡んでしまい、皮膚病になったり、手に負えなくなるからです。
本犬が好むと好まざるとに関わらず、トリミングの間犬たちはじっとしていることを強いられます。
彼らの我慢強さにはいつも感心します。

長時間に渡るトリミング時間を、犬たちにとっていかに快適なものにするか、心あるトリマーさんたちは悩みながら、解決策を模索していらっしゃるようです。

パピーレッスンに伺うと、トリミングの仕方をクライアントさんに聞かれることがあります。
どんなブラシがいいのか、ブラシを嫌がるときはどうすればいいのか、スリッカーはどう使うのか、爪切りの方法は?などなど。
愛犬の日々のお手入れの仕方やお手入れグッズについて相談されることも少なくありません。

20年以上前、我が家に最初のボーダー・コリーがやってきたころ、私はプロのトリマーさんにお手入れ方法についてお話を聴く機会があったので、以降ずっと我が家の犬たちの手入れは出来る限り自分でやるようにしています。
幸い我が家の犬たちはトリミング犬種ではありませんが、足裏の毛や爪は伸びるので定期的なお手入れは欠かせないからです。

あいにくトリミング台はありませんが、故アシスタントは私がコームやハサミを用意すると、自分から足元にやってきてゴロンと寝転んでくれました。
見習い1号も、我も我もとやってくるので、どちらが先にするのかいつも悩むところでした。
なぜかというと、トリミングタイムには美味しいオヤツがもらえるからです。

しかし半年前に我が家にやってきた見習い2号は手を触られるのもちょっと苦手で、散歩から帰って足を拭こうとすると、本気ではありませんが、カプっと私の手を咥えて、「イヤです。」と意思表明していたので、毎回トリーツをあげながら足ふきをしていました。

最近ようやくカプッもなく、足を拭かせてくれるようになりましたが、パッドの毛や爪を切るにはまだまだ抵抗があるようなので、必ず液状のオヤツを舐めているときに終わらせるようにしています。

今日はお手入れの日。
1号にはゴロンと寝転んでもらいます。

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2号はリックマットにちゅーるを塗ります。

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もう少し話が通じるようになると、2号も寝転んで出来るようになるかもしれませんね。
焦らず続けていきましょう。

2年前のトリミング動画はこちら👇



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