ドッグトレーニング:集中力をあげる
人と同じで、犬も何かに気を取られていると学習は進みません。
何を聞いても、頭に入ってこないという感じでしょうか。
犬の場合、気を取られる原因(ディストラクション)は、犬にとって楽しいことばかりでなく、嫌なことも含め、犬のきもちを平常心に保てないものです。
せっかくちゃんと教えたのに、いざというときに人の声を聞いてくれないとなれば、教えた意味が無いと思わざるを得ません。
ではどうすればいいのか?
日常的にディストラクションを入れた練習をすることが重要ということです。
つまり、子犬やトレーニング初心犬の場合、犬の周りにたくさんの刺激があって、犬にとってディストラクションになってしまうところで練習は始めません。
なぜなら学習が進まないからです。
最初は静かな、犬の気を散らすものがない場所で集中力を取りながら学習をサポートしていくというのが基本です。
静かな場所できちんとできてから、少しずつ刺激を増やし、最終的にはどんな場所でもできるようにしてあげることが重要です。
さて、今日は久しぶりに見習いのディストラクション練習。
ディストラクションのない場所で脚測の強化練習を続けている見習いですが、今日はトレーニング道具やオモチャが床に置かれた中での脚測や常歩行進中の作業練習を行いました。
最初はちょっとオモチャが気になった見習いですが、慣れてくると集中力があがってきました。
上手にできた時のご褒美は床に置いたオモチャで遊ぶこと。
もちろん、勝手に取ってはいけません。
「いいよ。」という合図があって、初めて遊ぶことができます。
落ち着いて作業ができるようになるまでは、まだまだ先のようですが、日々の基本練習は欠かせませんね。
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