訓練競技会

2025年11月 1日 (土)

JKCの訓練競技会に参加してきました。

今日は埼玉県で開催されたJKCの秋季訓練競技大会に参加してきました。

今回の参加カテゴリーは「服従スペシャル」
課目は10個で、全て規定課目です。

今回も見習いアデルの脚側(ヒールワーク)強化のためにこのカテゴリーを選択しました。
今年の春季競技大会で初めて参加したカテゴリーで、当時はまだまだ不安定な脚側だった見習いが、少し進化していました。

脚側の精度は、ポジション。
前に出過ぎず、遅れず、フラフラと広がったりハンドラーに当たったりしないこと。
コーナリングやターンのときも、ハンドラーとの距離感は一定でなければいけません。

これだけでも、かなりの集中力が要求されます。

さらに、行進中の作業として、歩いているときや走っているとき、ハンドラーから静止のキューが出たら、言われた姿勢で瞬時に止ることや、招呼時の態度、咥えて「持来」と、様々な課題が要求されるカテゴリーです。

若干勢いがあり過ぎた感はありますが、前回よりはスピードをコントロールしようという姿勢が見られました。

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待っている間の態度も以前よりはよくなっていました。

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ということで、最後の課目だけミスをしてしまい、「残念」とジャッジに言われてしまいましたが、いい作業だったと言っていただけました。

結果は4席/10頭。
点数は94.2点。

一方アシスタントの方は、間もなく10歳ということもあり、若干キレに欠けていましたが、無難にこなし、結果は2席。
点数は97.4点。

年齢を重ねても、身体が動けるうちは続けていきたい犬のトレーニング。
犬にとって、いい刺戟になります。

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2025年10月12日 (日)

アシスタントと踊ってきました

今日はアシスタントとHTM(ヒールワークトゥミュージック)のアトラクションカテゴリーで踊ってきました。

アトラクションなので、当然席次は尽きませんが、オヤツなどのモチベーターが利用可能なクラスなので、メンタルの弱いアシスタントの気持ちをリラックスさせるために参加しました。

競技会の雰囲気が苦手なのはハンドラーのあがり症が移ってしまっているかもしれませんが、とにかくリンクに入った途端に緊張してしまい、「ヘルプミー」と言われてしまうので、少しでも「大丈夫だよ」という気持ちを伝えたくて、リンクインの練習をしてからリンクに入ることにしたのですが、やはり「ヘルプミー」状態に。

そこで、フードサーキットをしながら気持ちを少しリラックスさせてから入場。

入場後もすぐには始めず、ゆっくり歩いたり、簡単なムーヴやトリックをお願いして、できたことを沢山褒め、自信を持ってもらってから音楽をかけていただきました。

結果、途中で怪しい行動は若干見られましたが、かつてのように、吠えたり、鼻泣きすることはなく、最後まで踊りきることができました。

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来月10歳になるアシスタント。
ドッグダンスも含め、オビディエンスなどのドッグスポーツやトレーニングは刺激になるので、続けていきたいもの。

無理せず、長く、楽しみたいですね。

終わった後は、ドッグランでのんびり遊んできました。

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2025年5月15日 (木)

ポジションチェンジ

ポジションとは、犬の脚側位置のこと。
一般的な訓練では、基本的に犬はハンドラー(人)の左側に付けるように教えます。
服従訓練などの競技においても同様です。

デフォルトは左脚側ですが、競技によっては右脚側だったり、ドッグダンスでは、世界大会レベルの競技基準の場合10個のポジションがあります。

ポジションが多数あるということは、当然ひとつのポジションからもうひとつのポジションへの移動があるということです。

ラリーオビディエンス競技では、左脚側と右脚側両方を使います。
そしてポジションチェンジの方法にも課題によって決まりがあるので、ポジションからポジションへの移行(トランジット)方法も犬に教えなければいけません。

先日のラリーオビディエンスの練習会では、FCIラリーオビデェインスを想定した練習もやっていただきました。

例えば左脚側から右脚側に移動するとき、犬がハンドラーの前側から回転しながら右脚側に入る方法や、ハンドラーの後ろ側から右脚側に入る方法、ハンドラーの前から移動する際回転しないで移動する方法などさまざまです。

いずれにしても、左右のポジションの意味をきちんと犬に理解してもらわないと移動することはできません。
つまり着地点を理解していないと、移動できないということです。
トランジットの方法を教えても、着地点を理解していなければ意味がありません。

基本のポジションはちゃんと刷り込んでおく必要がありますね。

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右脚側の見習い

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2025年4月29日 (火)

体幹は大事

週末FCIオビディエンス競技にアシスタントと参加してきました。
第一課目の休止では、犬は2分間停座で待っていなければいけません。
微動だにしなければ10点満点。
匂い嗅ぎ、体重の移動(足の踏みかえなど)だけでも減点対象となります。

ハンドラーは2分間犬が目視できない場所にいるので、
その間犬が何をしているかはわかりません。

今回アシスタントの点数は6.5。
減点の理由は、ちょっと前にかがんで匂いをとったことと、前肢を踏みかえたことだとジャッジに言われました。
確かに友人の撮ってくれた動画で確認すると、ちょっと下を向いたり、前足の体重移動が見られましたが集中はできていたと思います。

今年10歳になるアシスタント。
いろいろ衰えてくるお年頃です。

たった2分間でも、微動だにしないで座っているには
もちろん集中力も重要なポイントですが、体幹も欠かせないところ。

先日の休止練習でアシスタントの座っている姿を見て友人に背中が丸まっているとのアドバイスを受けました。
言われてみれば確かに。
とにかくいつも意欲が先に出て前のめりになっていたので、お尻が地面についているだけで大目に見てきた結果でしょう。

いまさら体幹が付くかどうかは別として、ちょっと意識を変えた練習。

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2025年4月26日 (土)

訓練競技会に参加してきました。

今日はJKC主催春季訓練競技大会に参加してきました。
年に2回開催されるJKC本部主催の競技会なので、全国各地から参加者が集まります。

我が家はアシスタントがオビディエンスIII、見習いが服従スペシャルに出ました。

オビディエンス競技は今年改定されたことで、今まで不明瞭だったところが大分明確になりましたが、その分審査がシビアになった部分もあります。
得点するためには細かく作り上げないと難しいドッグスポーツです。

アシスタントは頑張ってくれましたが、私のミスで得点できない課目が増えてしまいました。

ハンドラーも落ち着いて競技に臨まないとだめですね。

ドッグダンスの競技会も然り。
ハンドラーの緊張感が犬に伝わってしまうこともあります。

競技会の会場という非日常の中でいつも通りふるまうのは人も犬も経験値が不可欠です。
練習で出来ているからと言って、本番で思い通りに行くかどうかは蓋を開けてみないとわからないものです。

もちろん、練習量があることが大前提です。

今回見習いは前回の課題をちゃんとクリアしてくれましたが、また新たな課題をくれました。
いつも簡単には成績に結び付けない見習いです。
ゆっくり育てていきましょう。

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2025年4月 6日 (日)

ヒールワークの難しさ

我が家の犬たちは、オビディエンス競技やドッグダンス、ラリーオビディエンスなどのドッグスポーツを楽しんでいますが、どれも基本はヒールワークです。

子犬のころは無心についてきてくれたのに、ある時期から突然行動が変わってしまうことも。
つまり、「もうできた!」と安心してはいけないということ。

さて、今日たまたまあがってきたSNSで、ヒールワークとまではいかなくても、ハンドラーの横をついて歩くことを教える動画がありました。

まずはハンドラーの足の左側に誘導することから解説してあり、ぐるっと回す手の誘導を小さくすることが書かれていました。
確かに重要です。
でも、正面にいる犬を左脚側に誘導するより、そもそも後ろからまっすぐ入ってくるように誘導してあげた方が、ファーストステップとしてはわかりやすいでしょう。

レベルがあがってくると、正面から左脚側に入るために、後肢を動かすことを教えていくことも重要です。

最後に、太ももをたたきましょうと書いてあったのですが、どうしてもここがよくわかりませんでした。

たまたま、デモの犬は小型犬だったので、ハンドラーが太ももをたたいたところで、頭の上の方ですから大して大きな影響はありませんが、中型犬や大型犬に教えるとき、犬のいる側の太ももをたたけば、犬はびっくりしないでしょうか。
場合によっては顔に手が当たったりしないのでしょうか。
やっぱりよくわかりません。

今日は我が家の犬たちと脚側練習。
しかもディストラクション満載の競技会場。

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見習いの経験値はまだまだ足りないので、地道に練習していきましょう。

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2025年3月13日 (木)

やる気は大事だけど、メンタルはもっと重要

様々なドッグスポーツを愛犬と楽しむとき、大会やコンペがあれば、やはり成果を出したいと思うのは人の常。
そこで、どうしてもスキルアップに目がいってしまいます。
犬たちは賢いのでスキルは意外と早く身に着けてくれるのですが、問題はメンタル。

メンタルとは。
犬が自信を持って作業が出来る精神状態かどうかということ。

例えばアジリティであれば、スタート前にハンドラーのキューが出るまで落ち着いて待っていられるかどうか。
例えばオビディエンス、目の前にいくつかオブジェクトが置かれていても、ハンドラーのキューを聴いて作業を始められるかどうか。


我が家のアシスタント、小さいころから50メートル走でも、他犬種を抑えて1位で走るほど足が速かった。

(今はだいぶスピード落ちてますけど)
オビディエンスで遠隔作業をお願いすれば、人がうらやむほどのスピード感があったのですが、実はちっともうらやましがられるレベルではありませんでした。
なぜかと言うと、フライングするほど前のめりで、私のキューを冷静に待てない状態が長く続いていたからです。

速ければいいというものではありません。
正確さが伴ってこその速さです。

以前はダンベルを投げただけで飛び出していたアシスタントでしたが、課目のルールを繰り返し教えたことで、ハンドラーのキューを待てるようになりました。
一択であれば多少意欲が先行して目先が狭くなってもなんとかなりますが、二択、三択を聞き分けるためには冷静さは欠かせません。

「意欲の空回り」と言われないように、落ち着いて作業することを教えてあげることも大事ですね。

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先日のJKC訓練競技会での「持来」。
焦って取りそこなうこともなく、正確に、そして速く持って帰ってきました。

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2025年3月 9日 (日)

JKCの訓練競技会に参加してきました。

今日は東扇島で開催された、神奈川北スーパードッグトレーナーズクラブさん主催の訓練競技会に参加してきました。
参加カテゴリーは、アシスタントが服従スペシャルという10課目既定の競技で、見習いはラリーオビディエンスクラス2。

服従スペシャルのベースは脚側行進と姿勢変更と持来。
FCIオビディエンス競技をやっているので、アシスタントにとってはやりやすい課題ですが、本来は走り物が好きなので、ダンベル持来が一番楽しかったようです。

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一方見習いの方はすでにラリーオビディエンスのクラス2は合格しているのですが、まだまだ脚側が不安定なので、課題の途中で褒められる(声をかけられる)ラリーオビディエンスを練習しながら、脚側の精度アップを目標に続けています。


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結果はアシスタントが97.5pt/100ptで1席/7頭、見習いが97pt/100ptで2席/8頭でした。


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アシスタントは今年10歳。

衰えの兆しを感じながらも、出来るだけ長く一緒に楽しめるように。
見習いは、まだ3歳。
少しずつ成長を見守っていきましょう。

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2025年2月15日 (土)

ラリオビトライアルに参加してきました

今日はオプデスさん主催の、WCRL規定ラリーオビディエンストライアルに見習いと参加してきました。
参加クラスはLevel 1BとLevel 3Bの2クラスです。

先日はJKC規定のラリーオビディエンスでしたが、今回はWCRL規定。
何が違うかと言えば、JKCは北欧をモデルにしたラリーオビディエンスでJKC独自の規定を作っており、WCRLはアメリカのUSDAAが管理しているラリーオビディエンスで、こちらは承認してもらえれば誰でも主催することができます。
日本では、AFC(アニマルファンスィアーズ)さん、OPDES(オプデス)さんが主に主催されていますが、WanByWanが年4回主催しているものと同じ規定のラリーオビディエンスです。

JKCとWCRLでは規定が違うので、当然サインカード(課題のカード)も異なりますが、内容としては大きく変わらないので、我が家は両方のラリーオビディエンスに参加しているわけです。

レベル1Bはリード付きのクラスなので、リードが張らないように注意する必要がありますが、それ以前に会場の雰囲気がアジリティ併催のためかなり刺激的です。

視線の先に走っている犬や吠えている犬がいたり、リンクサイドにはカラフルなタープが並んでいて、中には人や犬がいる。
犬好き、人好きな見習いにとっては、まさに試練のリンクと言えるでしょう。

そこで、競技開始前に見習いと一緒にリンクサイドを歩きながら、集中力アップの練習。
狭い通路で人や犬とすれ違っても気にしない練習などなど、前準備が不可欠です。

結果は
レベル1B、209pt/210pt、1席
レベル3B、208pt/210pt、1席

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レベル1、3ともにペナルティの内容が「吠え(一声)」だったことには驚きました。
なぜなら、競技中に見習いが吠えることは今までなかったから。
またまた新たな課題が出てきてしまった見習いです。

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2024年12月22日 (日)

JKCの訓練競技会に参加してきました。

今日は今年最後のJKC訓練競技会に参加してきました。

参加競技はFCIオビディエンスですが、いつもはアシスタントがクラス3、見習いがクラス2で参加しています。
しかし、クラスが違う2頭を参加させると、出陳順の兼ね合いでバタバタしてしまい、ハンドラーも犬もメンタル的にストレスがかかってしまいます。
これはすでに経験済み。

そこで今回は見習いの参加クラスにアシスタントを合わせ、同じクラスで参加することにしました。

同じクラスだったので、休止のグループがバッティングすることがないよう、今回は配慮していただきました。
これで、競技リンクと駐車場の間を犬を連れて走らないで済みました。

関東の競技回数が少ないことは以前にも書きましたが、そのせいか、今回は思った以上にオビディエンス競技参加者が多めでした。


アシスタントは、さすがに経験済みのクラス2なので、パフォーマンスは安定しているはずでしたが、コーンを周ってハードルを跳ぶ際、いつもはハードルの前にダンベルが置いてあるのに、クラス2ではダンベルが無いので、多少練習はしましたが、やはりダンベルを探してしまいました。

さらに、臭気選別の木片がイチョウの枯れ葉と同じ色で見失い、探す時間をロスしてしまったことで、慌てて目に入った最初の木片を咥えてNG。
こんなこともあるんですね。

いずれにしても、得点はそこそこで、3席を頂きました。
252.0pt/320pt

202412221
 
またしばらく競技会はありませんが、日々の練習は欠かせませんね。

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