パピーレッスンでお伺いするときは必ず、クレートやケージを活用するようにお願いしているということは何度も書いています。
決して可哀そうなお仕置き部屋ではなく、仔犬が安心して眠れる場所として必要だからです。
そもそも仔犬は寝るのがお仕事なので、遊んで疲れたら寝るというサイクルを作ってあげることが一番ストレスフリーにハウストレーニングができます。
元気な仔犬を閉じ込めておけば、当然退屈して大騒ぎになってしまうからです。
寝落ちするまで仔犬と遊ぶ生活は、仔犬をどこでも寝られるように出来るかもしれませんが、ハウスに入れられると自由が奪われることを学習してしまうので、さらにハウスに入らなくなってしまいます。
そうならないように、ハウスの中でも一人遊びが出来るオモチャを入れて置いたり、寝るまで疲れられるように、コングのように食べ物を中に詰められるオモチャをいれておくことで、ハウスが不快な場所でないと学習していもらうことができます。
最初から長時間入れておくのは難しいでしょうが、ご飯もハウスで食べる習慣をつけていくと、ご飯の用意が出来ると自分からハウスに飛び込むようになります。
一般家庭においても、愛犬の安全確保に必要なハウストレーニングですが、様々なドッグスポーツや競技に出るのであればなおさらクレート(ハウス)待機は不可欠です。
周りの刺激に翻弄されて落ち着かなければ、寝ることもできないので、自分の番が来たときはへとへとになってしまいます。
我が家のアシスタントは生後5ヵ月の頃、先住犬が参加するワークショップに同伴していましたが、初日からメッシュクレートに一食分のご飯をコングを入れてカバーをかけておいたら、参加中の数日間まったく吠えることなく過ごすことができました。
以降、様々なイベントに同伴しても、クレート待機は問題ありませんでした。
もちろん、刺激が少ないように、カバーもかけておきました。
一方、家の中でのハウストレーニングは完璧な見習いですが、外での待機は刺激が多いと吠えます。
アシスタントと違って、他犬に興味津々なのも理由の一つです。
思春期の頃から大分減ってきましたが、それでも時々吠えていたので、数か月前のイベント参加時はコットの上で待機させてみました。
最初は出してもらえて喜んでいた見習いですが、朝からずっとコットにいたら、午後になって自分からハウスに入って出てこなくなりました。
刺激が強すぎて疲れたのでしょう。
犬も一人になって休む時間が必要ということです。
ハンドラーのそばにいたい。
自由にしていたい。など、
犬にとっての理由もあるでしょうが、
実際、犬が落ち着いていられる環境が無ければ
犬は疲弊してしまいます。
小さいころからクレート(ハウス)にも馴れるようにサポートしてあげることが大事ですね。
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