形も大事
犬の犬種特性や個体の性格がその犬行動のベースになっていることはいつも書いています。
個体の性格や気性は親から受け継がれる天性のものと、その後の環境によって後天的に習得するものがあります。
子犬を探すときは親犬を見てからと言われる所以です。
同時に、生まれた後の子犬の環境も子犬の性格や行動形成に大きく影響していきます。
社会化が重要と言われる所以です。
さて、我が家の犬たちはボーダー・コリーという犬種ですが、羊追いが仕事でもあるので、走る速さには自信があります。
アトラクションの50メートル走でも、1席、2席の実力がありますが、あいにく我が家には羊はいないので、家庭犬として暮らしています。
家庭犬にとって、足の速さはそんなに重要ではありませんが、もともとアクティブな犬であることで、日常の運動量を保障しなければいけません。
動くことが大好きな犬たちにとって、アクティブなことは大好物です。
現在ドッグダンスやオビディエンス、遊びでディスクなどで犬たちと遊んでいますが、目の前に大好物があるとじっとしていられなくなるのが玉にキズ。
そんな犬たちに「マテ!マテ!マテ!」と言い続けていても、気持ちが安定していなければ意味がありません。
じっとしていることは、行動だけの問題ではなく、メンタル面が安定していなければ出来ません。
それはいわゆる「義務感」とは違うような気がしますが、メンタルは目で見えないゆえに難しい。
恐らく、犬が自信をもったときに初めて、その行動が落ち着いて出来るようになるはずです。
見習いに、じっと立つことを教えていますが、最近少しジタバタ感が減ってきたように見えます。
メンタル作りと形、どちらも重要です。
どこに立てばいいのかのサポートは欠かせません。
人間も、「そのあたり」と言われるより、「バミリ」があった方がわかりやすいのと同じですね。
犬育ては時間がかかります。
根気と忍耐が不可欠ですね。
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