ドッグスポーツ

2019年5月 4日 (土)

犬は飼い主のこころも読む?

午前中は駒沢のDogLifeDesignさんでドッグダンスのグループレッスンがありました。
その中で、長く通ってくださっているSさん。
動くことが大好きで、いつも意欲的に参加してくれるのですが、時にやる気が空回りしてしまい、ポジションがあいまいになってしまいます。

HTM
(ヒールワークトゥミュージック)をやらないのなら、ポジションなんか気にしないでいいのでは?
と思われる方もいらっしゃると思いますが、「スピン」や「アラウンド」「ウィーブ」など、どこから始めてどこで終わるということが明確になっていないと、犬は適当にしか動けません。
「スピン」で回転したらどこに戻ってくるのか。
ハンドラーの左脚側なのか、正面なのか。
それによって、次の動きにどうつなげていくかということもルーティンを作るうえでは重要になります。

S
さんの飼い主さんは一生懸命ヒールポジションをSさんに伝えてきましたが、小型犬と言うこともあり、腰をかがめた誘導など大変なことも多く、心が折れそうになって、そろそろやめようかと考えていらっしゃいました。

そこで、腰をかがめなくてもいいようにターゲットを使う方法などもお伝えした後、現時点でのSさんのヒールポジションを確認しようとしたら、なんとSさん、以前のように大きくポジションを逸脱することなく、飼い主さんをしっかり見ながら歩いています。

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元々、飼い主さんと一緒に何かやるのが好きなSさん。
「やめようか」という飼い主さんのネガティブな気持ちを察知して、まじめに取り組んでくれているように見えました。

実際Sさんがどう感じていたかは推測の域を出ませんが、犬たちは飼い主さんのこころの動きを微妙に感じ取ることができます。
感情のある生き物であることを忘れてはいけませんね。

どんなドッグスポーツも、犬に義務感を押し付けるのではなく、一緒に楽しむことが基本ですね。

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2019年1月19日 (土)

ドッグダンス:キューはなるべく減らしたいが・・

ドッグダンスにはおおくのポジションやムーヴ、トリックがあります。
当然のことながら、それらを一つずつ教えていくたびにキュー(指示語)が増えていきます。

たとえば以前書いた脚側停座と脚側立止ひとつとっても、キューを変えないと、犬は立っているべきか座った方がいいのか悩んでしまいます。

特に注意しなくてはいけないのは、左右対である動き。
「お手」「おかわり」や左回りや右回りなど、セットになっている動きです。

適当に教えていると、犬も適当に反応するので、一緒に踊りながらシンクロしたいと思っているのに、意に反した動きになってしまったりします。

人と犬の動きが複雑になればなるほど、一つの動きとしてキューを付けるべきか、今までのキューと組み合わせて付加的キューを入れた方がいいのか迷うことが多くなります。

ハンドラーが迷うくらいですから、言われた犬が「あ~、それはこれね。」と理解できるようになるまでにはもっと時間がかかるでしょう。

例えば犬が左脚側位置から一度ハンドラーの足の間をくぐって右側に出る動きがあります。
この動きは単にポジションチェンジにも使えますが、連続すればいわゆるウィーヴ(またくぐり歩き)になります。

犬は一度足の間をくぐることを理解すれば、とりあえず目の前に足の間が開いているとキューでくぐってくれますが、その先の着地点をきちんと言ってあげないと、くぐった後どうしていいのかわからなくなります。

キューを出し続ければウィーヴを続けてくれますが、そのままの歩幅でハンドラーが前進すれば、一度のキューだけでもウィーヴを続けてくれます。
左右どちらかの脚側で止めたいときは、早めに左右のポジションのキューを出せばウィーヴを止めて脚側位置(ヒールポジション)に入ってくれます。

しかし、左脚側からウィーヴで右脚側に抜けた後、右足の周りをぐるぐる回るという動きを教えたいとき、犬にどうキューを出すのか悩んでしまうこともあるでしょう。

つまり、ウィーヴでくぐった後、足を回るキューを新たに付けるべきか、体の周りをぐるぐる回るキューで代用しようかといった具合です。

何かの周りをまわるのと、ハンドラーの体の周りをまわるのと、犬だけが同じ方向にぐるぐる回転する動きは、犬だけ見ていれば同じ動きに見えます。
しかし、犬にとっては、自分だけその場で回転するのと、対象物を回ることは全く別のことです。

中には同じキューを出しても、同じことを言っているのだろうと「般化」する犬もいるかもしれません。
しかし、出来ることなら、それぞれにわかりやすくキューを付けてあげた方が混乱はしづらくなるでしょう。
犬の言語能力はとても高いのですから。

丁寧に繰り返して教えることで、犬たちのボキャブラリーは必ず増えていきます。
手を抜いてしまうと、あとで「しまった」とならないとも限りません。

愛犬とよく相談して決めるといいでしょう。

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2018年6月 7日 (木)

ドッグダンス:犬はルーティンを覚えるのか

初めてドッグダンスを観た人の中には、「犬が振付を覚えるなんてすごい!」と思われる方がいらっしゃいます。

当然ハンドラーとしては、「いえいえ。犬にはその都度ポジションや動きのキューを出しているんですよ。」と答えます。

実はどちらも正解と言えます。

ハンドラーとパートナーは一つのルーティンを作り上げるのに時間をかけています。
中には数日間で作る人もいるでしょうが、競技会のレベルに出る人は本番前に練習を重ね、様々な場所で予行演習を何回かするなかで、修正を行ったり、新しいムーヴを加えたりしながら、完成に向けて精度をあげていくのです。

当然パートナーの犬もハンドラー同様練習を重ねていきます。
そうなると、犬もある程度流れを理解しているので、たまにハンドラーが指示のキューを間違えても台本通りに動いてくれることがあります。

つまり犬も振付を覚えていたりするのです。
ハンドラーが勝手に振付を変えると、犬が戸惑って動けなくなることがあるという事実の裏付けにもなります。

もちろん、犬たちは様々な動きのキューを知っているので、そのキューを聞けば動けるはずです。
当然冷静であることが大前提です。

ドッグダンスは次から次へとオビディエンス以上に犬にキューを出して伝えていくドッグスポーツですから、聞き逃しや聞き間違えが無いとは言えません。
それだけ高度なことをパートナーに伝えているわけですから、ちょっとしたミスが原因で犬を混乱させてしまうこともあり得るのです。

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パートナーがきちんと理解出来ているかどうかを確認してからステップアップしていきましょう。

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2018年3月20日 (火)

ドッグスポーツ:犬にとっての義務感とは

犬と一緒に楽しめるドッグスポーツは沢山あります。
ハンドラー(飼い主)も体力や運動神経が多少は必要なアジリティやフライングディスク、もちろんドッグダンス。またガンドッグやフライボール、犬ぞりなどなど様々なドッグスポーツがあります。

私が犬たちと日々やっているオビディエンスも、私にとってはドッグスポーツのひとつです。犬に新しい行動を教えていくには体力と忍耐は欠かせません。

しかし、なぜかオビディエンスや服従訓練をやっていると、犬に多くのことを求めすぎるせいか、犬がハンドラーの思い通りに動かない時、ハンドラーは「この犬にはまだ義務感がない。」などという言葉を耳にします。

犬の「義務感」とは何でしょうか。

ハンドラーの出したキューに対し、理解できていてもやらない場合は「義務感が無い」ということになってしまうのでしょうか。


「義務感とはやりたくなくても、仕方ないからやるという気持ち」のように捉えられている場合、その成果は果たして喜ぶべきものなのでしょうか。


愛犬がもし「仕方ないからつきあってやるよ。」と人間の言葉で伝えて来たとき、ハンドラーが「悪いな。ちょっと我慢してくれよ。」と言葉を返したとしたら、両者の関係性はお互いがうまく折り合いをつけているように見えます。

しかし、単純に「おまえには義務感がないのか」とハンドラーに言われてしまった犬は、「すみません。」と謝らなければならないのでしょうか。


「ボクはあなたと一緒に何かすることが楽しいので、義務だとは思っていませんよ。」と言ってくれる犬と一緒に私はスポーツを楽しみたいと思うのですが、それは単なる理想論でしょうか。


私は「義務感」と聞くたびに違和感を感じてしまいます。

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昨年の初オビ1参戦時の見習いとのヒールワーク。
見習いがまだ若く、慣れていないためにストレスサインが出ています。
それでも頑張ってくれたのは、義務感からではないと私は思いたい。

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4月から、相模原でベーシックトレーニングの定期クラスが始まります。
詳細はこちら↓から。
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2018/03/post-b3c9.html
愛犬とのコミュニケーションを深めたい方や、基本の動作をしっかりマスターしたい方にお奨めです!
ドッグダンスで使うバックステップやオビディエンスで使う持来なども練習していきます。

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2017年6月20日 (火)

課題を説明する


見習いは遠隔作業が大好きで、コーンを見ると勝手にすっ飛んで行きそうになります。

以前も書きましたが、ボックス作業をさせようとしていたのに、左手にあったコーンに向かって行くという暴挙に出たことから、様々な誘惑があっても、依頼された作業を実行してもらう練習をしています。

同時に、次にやるべきことは「これ」だよ、というようにあらかじめ作業内容も伝えるようにしています。



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2017年6月19日 (月)

ラリーオビディエンス体験会

今日はWCRL(WORLD CYNOSPORT RALLY LIMITED)のラリーオビディエンスの体験会を行いました。


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今回はレベル1のコース体験を交えて、ラリーオビディエンスの概要や競技規定についてお話しました。

参加者はドッグスポーツやオビディエンスの経験者なので、競技体験はとてもスムースに進みました。っが、個々のエクセサイズのサインは慣れるまではなかなか難しく、二回目の体験用コースレイアウトはみんなで考えることにしました。


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コースレイアウトを考えるのは楽しいですね。

みんなで意見を出し合いながらサインカードを選んでいると、個々のエクセサイズの内容にも詳しくなるので一石二鳥です。


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また機会があったら開催しますので、ご興味がおありの方は是非ご参加ください。

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2017年6月11日 (日)

ラリーオビディエンス

ラリーオビディエンスと言う競技をご存知ですか。

2000年ぐらいから米国で紹介され始めた競技です。
WanByWanのオビ練習会などでは、練習会の終わりのほうで、アトラクション感覚でミニラリオビと言うのをやっています。
これはとても簡単な指示が多く、オビディエンス入門者向けにです。


今回ラリーオビディエンスの競技規定が改定になるため、米国からAnn Allumus氏を講師に招いたワークショップがあるというのですぐ申し込みました。

国内でのラリオビ競技は栃木にあるアニマルファンスィアーズクラブが以前より開催していますが、最近は他のドッグスポーツ競技団体も興味を持ち始め、開催しようとする動きが見られるようになってきました。

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「服従訓練」や「FCIオビディエンス」とはまた少し違った愛犬とのチーム競技であるラリーオビディエンス。
最初は様々なサイン(英語でかかれた指示)の意味を覚えるのが大変ですが、ひとつひとつをこなしながらFINISHまでパートナーと一緒に行くと言うこの競技、アジリティのような激しい動きは無いものの、思った以上に楽しめるので、是非機会があったらチャレンジしてみてください。

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Ann Allumus氏と (Photo by M.Yさん)

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