犬の行動学

2018年7月15日 (日)

悪戯好きは勉強好き?

犬は悪戯をするものです。
というか、悪戯というのは人間側の言い分であって、犬にとっては遊んでいるだけです。
つまり好奇心旺盛な犬ほど、遊びも多岐に渡りますし、退屈すれば自分で遊びを創りだしてしまうでしょう。

となると、むげに悪戯を取り上げてしまうのは大事な好奇心の目をつんでしまいそうで気が引けますよね。
しかし、悪戯には多くの危険性をはらんでいるので、知らん顔は出来ません。

では、好奇心を失くさせないで、愛犬に安全に悪戯をさせるにはどうしたらいいでしょう。

悪戯をさせないのではなく、代わりになるおもちゃや遊びを与えることで、好奇心を満足させてあげてはどうでしょう。


201807151_3


そして、最良の遊び相手は物ではなく飼い主だと思ってくれれば、飼い主との二人三脚で様々なドッグスポーツも含め、楽しい時間を一緒に過ごすことができるはずです。


小さい頃から何の問題もなかった愛犬は、それはそれで楽なのかもしれませんが、好奇心旺盛な犬ほど、学習意欲が高い可能性があります。


ふつーに悪戯をしていたアシスタント。
特に好奇心が旺盛なわけではありませんが、とりあえず、何かやろうと声をかけるとその気になってくれます。


201807152


ずっと好奇心を持ち続けて欲しいものです。

---------------------------------
ブログ村に登録しています!ワンクリックが励みになります!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村
---------------------------------
パピーレッスン、基本のマナートレーニング、ドッグダンスのプライベートレッスンやグループレッスンはWanByWanで♪
ご要望があれば、グループレッスンの講師も承りますので、お気軽にお問合せください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年7月 3日 (火)

犬は犬を見て学習する

このお題は何度も書いていることなのですが、今日はまったく予期しなかったことが目の前で起きたので、しつこいですがまた書きます。

レッスンが終わって、犬たちをフリーにしていた時のこと、アシスタントが、レッスンで使ったコーンを何も言っていないのに咥えて私の所に持ってきました。


元々アシスタントは持来が得意です。
投げたおもちゃを咥えて持ってもどれば必ずまた遊んであげていたので、必ず持ってくるようになりました。

その後、私が落としたものをたまたま拾ってご褒美をもらってから、何か落とすとすぐクレートから飛び出してきて拾ってくれるようになりました。

さらに、以前のレッスンでコーンを片づけて欲しいと頼んだところ、工夫しながら咥えて持って来ることを覚えました。
おかげで、オビディエンスの練習時、コーンを4隅に置いてボックスを作ったところ、前進で送りだしたら、コーンを咥えて戻ってくるほどになってしまいました(汗)。

っと、ここまでで、アシスタントにはコーンを持って来ることを自主的に行う下地が出来ていました。


しかし今日のレッスンで使ったコーンに対して、アシスタントは初めまったく興味を示していませんでした。
ところが、たまたま見習いが興味を持って鼻で押したり、ひっくり返したりしているうちに、届かない場所に押し込んでしまったのを見て、アシスタントは自らコーンを咥えて持ってきたのです。


私は全く頼んでいませんでしたが、「ありがとう」と言ってご褒美をあげました。


すると、それを見ていた見習いが、さっきまでコーンを鼻で押していただけなのに、さっさと咥えて私の元に持ってきて、「ボクにも」という顔をしたのです。


201807032


思わず吹き出してしまいましたが、こちらにも「よくできたね。ありがとう」とご褒美を渡しました。

見ていないようで見ている犬たち。

見ている人間が飽きることはありませんね。


---------------------------------
ブログ村に登録しています!ワンクリックが励みになります!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村
---------------------------------
パピーレッスン、基本のマナートレーニング、ドッグダンスのプライベートレッスンやグループレッスンはWanByWanで♪
ご要望があれば、グループレッスンの講師も承りますので、お気軽にお問合せください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年6月12日 (火)

犬の行動学:食餌中の威嚇

食餌中の犬の状況について、先日SNSで話題になっていたので、改めて考えてみようと思います。

「飼い犬に手を噛まれる」という比喩がありますが、元々犬は人間に忠実なのだから、その愛犬が飼い主を噛むなどということはありえないほどの大事件であり、特にかわいがっていた目下の者に裏切られたりしたときに使われます。

しかし「愛犬が飼い主を噛むなんてことはあり得ない!」というのは今や神話になりつつあります。


なぜなら、半世紀前のように、犬が庭の犬小屋に係留されていた時代と違い、今や犬たちは人間と同じスペースにいて、多くのことを共有する時代です。
食餌中に人が横を通ったり、子供が急に撫でたりするということが普通に起こりうる環境です。


犬にとっても食事の時間や昼寝の時間などはゆっくり堪能したいはず。
邪魔をするものがあれば当然「やめて!」という気持ちになるでしょう。
もちろん気質にによって、あまり気にしない犬もいます。

育て方によって、ある程度気にしないように習慣づけることもできます。
どんなに信頼関係が出来ていたとしても、犬も間違えることがあります。
また、お気に入りの物に対しての執着心は度を越すこともあるでしょう。

犬の食事を敢えて邪魔する必要はありませんが、食事中に思わぬハプニングが起きてもびっくりしないようにさせる練習は出来ます。

例えば、小さい頃から食器からだけでなく手からもフードを食べさせたり、食器にフードを足したり減らしたり、食器の中に手が入っても気にしないように練習していくことで、気にせず食事を続けてもらおうというわけです。

また、信頼関係が出来ていても、時折死守したいものに関しては持ち逃げしようとしたり唸ったりすることもあるでしょう。
そうならないために、早いうちから「出せ」や「離せ」のキューで、咥えていたものを口から出すことを教えておくことも大事なポイントです。


わが家での出来事。
その1
先住の母犬の食事中、私がちょっと顔を寄せたところ、子犬たちが邪魔しに来たのかと間違えて一瞬「うぅぅっ」と言ったので、「違うでしょ!」と一喝。
次回は傍に来たものが誰なのか確認するようになりました。
ちなみにこの母犬は強いので、子供たちに譲るタイプではありませんでした。


その2
何をされても歯向かわない見習いが、初めて食べた骨があまりに美味しかったのか、途中で取り上げようとしたところ持ち逃げ。
「出せ」のキューで口は開けられなくても、取られることは我慢して渡してくれました。


いずれにしても、相手が私の場合、唸る行動を取る犬はいません。
ましてや咬むこともありませんが、先ほどの母犬のように犬にもミスがありますし、信頼していない相手に対して、自分が嫌悪を感じた時にどのように振る舞うかを予測することは難しいものです。

本来何をされても気にしない気質の犬であれば、「この犬は大丈夫です。」と言うこともできるのでしょうが、我慢できないほどの嫌悪刺激を受けた場合を保証することはできないでしょう。

少しくらいのことは我慢できるような練習を日ごろからしておくことで、大げさなリアクションをしないでもいられるようにすることは出来るでしょう。


何もない所に絶対の信頼関係は築けません。
人間も努力しないといけませんね。


201806121


先住犬の娘と息子、並んで食べるとお互いが気になってしまうので、間に仕切り板を置いています。
食べ物がからまなければ、全く問題ない2頭なのですけどね。

---------------------------------
ブログ村に登録しています!ワンクリックが励みになります!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村
---------------------------------
WCRL規定ラリーオビディエンスの座学と競技体験会開催します。
詳しくはこちらから
---------------------------------
パピーレッスン、基本のマナートレーニング、ドッグダンスのプライベートレッスンやグループレッスンはWanByWanで♪
ご要望があれば、グループレッスンの講師も承りますので、お気軽にお問合せください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年5月29日 (火)

犬のボディーランゲージ:カーミングシグナル

犬のボディーランゲージには様々あり、最近ではカーミングシグナルだけでなく、犬と会話するために、多くの犬の表情やボディランゲージを勉強する方も増えています。


カーミングシグナルと言うと、犬が相手の犬や人間に向けて発する自分の緊張感や不快感だったりすることが多いのですが、先日見習いが犬同士の仲裁に入るシーンがあったので、そのことについてお話しようと思います。


初めて会った若い雄犬がアシスタントのことを大変気に入り、何度も遊びに誘ってくれたのですが、めずらしくアシスタントはあまり気乗りがしない様子。

それでも年下君は果敢にアシスタントにアプローチ。


初めは若いオス犬のこの行動を全く意に介さなかった見習いが、最後にとうとうこんな行動に出ました。

未去勢同士だったため、オス犬が苦手な見習いはもっと激しいことを相手に言うのではないかと気にしていたのですが、あにはからんや、ちょっと大人な対応にびっくりしました。

少しは犬語がわかる犬に成長したのでしょうか。


201805291


このカーミングシグナルは人間同士の争いの時にも見られます。
親子喧嘩や夫婦喧嘩のとき、愛犬が間に割り込んでくることなどありませんか?
「まぁまぁ、その辺にしておきなよ。」という合図ですから、見逃さないようにしましょう。

---------------------------------
ブログ村に登録しています!ワンクリックが励みになります!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村
---------------------------------
WCRL規定ラリーオビディエンスの座学と競技体験会開催します。
詳しくはこちらから
---------------------------------
パピーレッスン、基本のマナートレーニング、ドッグダンスのプライベートレッスンやグループレッスンはWanByWanで♪
ご要望があれば、グループレッスンの講師も承りますので、お気軽にお問合せください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年5月 5日 (土)

ドッグトレーニング:子犬の社会化


今日のレッスンは若犬の社会化を兼ねて公園に行ってきました。

今回が2度目の公園ですが、とても落ち着いて歩いていました。
もちろん、まだまだ地面の様子が気になるお年頃ですが、早めに「Leave it」と声をかけると、落ち葉も無視できます。

アシスタントたちが伏せて休憩すると、一緒に並んで伏せてくれます。

201805051


その後、小型犬から大型犬、子犬から老犬まで、様々な犬たちと出会いましたが、ロングリードで選択肢を与えることで、自分からそっと近寄ってみたり、追われそうになると、さっと逃げたりと、自分の意思で行動しているのがよくわかりました。


先日同じ場所でトイプードルの子犬と出会いましたが、飼い主さんが子犬を抱いたまま他の犬と会わせたために逃げ場が無く、歯を剥きながら唸っていました。
怖いという気持ちが、その後のトラウマにならなければいいのですが。

子犬の社会化に適した時期は生後4週から12週の感受期と言われるわずかな期間です。この時期は好奇心が旺盛でいろいろなものを受け入れやすい時期ですが、この時期を過ぎると警戒心が芽生えるようになり、社会化がしづらくなります。

もちろん、その後も社会化を続けることで、感受期に受け入れた経験を確固たるものにしていく必要があります。

今日の生徒さん沢山の刺激を受けましたが、自分で解決するすべを学習して帰ってくれたのではないでしょうか。

---------------------------------
ブログ村に登録しています!ワンクリックが励みになります!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

---------------------------------
4月から、相模原でベーシックトレーニングの定期クラスが始まりました。
詳細はこちら↓から。
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2018/03/post-b3c9.html
愛犬とのコミュニケーションを深めたい方や、基本の動作をしっかりマスターしたい方にお奨めです!
ドッグダンスで使うバックステップやオビディエンスで使う持来なども練習していきます。

---------------------------------
パピーレッスン、基本のマナートレーニング、ドッグダンスのプライベートレッスンやグループレッスンはWanByWanで♪
ご要望があれば、グループレッスンの講師も承りますので、お気軽にお問合せください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年4月20日 (金)

ドッグトレーニング:オス犬の成長はゆっくり

子犬が成長していくには時間がかかります。
特にメス犬と違ってオス犬の成長は体だけでなく、心の成長にも時間がかかります。

この前まで出来なかったことがうまく出来るようになるとまた別の問題が見え始めるということはよくあることです。

後退しているのではなく、賢くなっていく過程で犬たちもいろいろなことを考えるので、一筋縄ではいかなくなるのです。

ちょっと前まではどちらかと言うと他の犬に対して少し距離を置いていたM君。
すれ違うときも、スムースに出来ていたのに、最近は逆に気になり始め、接近すると飼い主さんの声も聞こえなくなるようです。


201804191


自分に自信が出てきたことで変化があらわれたとも言えるでしょう。
日々進化ですね。


---------------------------------
ブログ村に登録しています!ワンクリックが励みになります!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

---------------------------------
4月から、相模原でベーシックトレーニングの定期クラスが始まります。
詳細はこちら↓から。
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2018/03/post-b3c9.html
愛犬とのコミュニケーションを深めたい方や、基本の動作をしっかりマスターしたい方にお奨めです!
ドッグダンスで使うバックステップやオビディエンスで使う持来なども練習していきます。

---------------------------------
パピーレッスン、基本のマナートレーニング、ドッグダンスのプライベートレッスンやグループレッスンはWanByWanで♪
ご要望があれば、グループレッスンの講師も承りますので、お気軽にお問合せください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年3月18日 (日)

犬:性別の違い

犬という大きなくくりの中で見た場合、メス犬とオス犬の違いは体の構造だけではないと感じる人は多いのではないでしょうか。

メス犬は空気を読む一方で、いろいろなことを考えるので、扱いにくいとなどと言われ、オス犬は単純でわかりやすくかわいいが、おバカなどと言われたりします。

別に本当に「バカ」なのではなく、人間同様性別によって思考回路が違うのではないかとよく思います。

特に我が家のアシスタントたちの場合、メス犬は嫌なことがあると、さっさと職場放棄をしてしまいますが、オス犬は困った時にこちらに助けを求めに来たりします。


また、オス犬の方が圧倒的に成長がゆっくりで、精神的に落ち着くまでには3歳から4歳と言われていますが、メス犬は体の成熟とともに2歳ぐらいまでには落ち着く子が多いようです。
もちろん個体差があるので、一概には言えませんが、メス犬は人間の女性と同じように、一度にいろいろなことを処理できる能力があるのか、周囲が気になったり、余計なことを気にしたりしていることがよくありますが、オス犬は一点集中型で、いっぺんにいろいろなことをやらせようとするといっぱいいっぱいになることがあるようです。

それぞれの成長に合せて対応する必要がありますね。

今日は見習いが再びJKCのオビディエンス2に参戦してきました。
前回「休止」と「招呼」以外、頭の整理が出来ず散々な結果でしたが、今回は1課目以外はちゃんと点が付く結果となりました。
もちろん、まだまだなのですが、人の話が少し聞こえるようになった気がします。

日々の繰り返し練習に加え、頭を整理できるような精神的な成長が伴わないと結果につながりません。
まだまだ先は長そうです。


201803181


---------------------------------

4月から、相模原でベーシックトレーニングの定期クラスが始まります。
詳細はこちら↓から。
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2018/03/post-b3c9.html
愛犬とのコミュニケーションを深めたい方や、基本の動作をしっかりマスターしたい方にお奨めです!
ドッグダンスで使うバックステップやオビディエンスで使う持来なども練習していきます。

---------------------------------
パピーレッスン、基本のマナートレーニング、ドッグダンスのプライベートレッスンやグループレッスンはWanByWanで♪
ご要望があれば、グループレッスンの講師も承りますので、お気軽にお問合せください。
---------------------------------
ブログ村に登録しています!ワンクリックお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年2月24日 (土)

犬の気質

今日はいつも出かける公園で子犬に会いました。
今日が公園デビューという生後3か月になろうという大型犬の女の子でした。
実はこの子にはすでに2回ほど会っていますが、果たして私のことを覚えていたかどうかはわかりません。

ただ、公園初日にしては全く物おじせず、人や犬に対しても全く動じていない様子です。


201802241


特に、犬には積極的に寄って行きますし、小型犬が多少唸ってもひるむことなくぐいぐい行きます。
体が大きいと言うのも利点の一つかもしれませんが、大型犬でもビビリな子はいるので、何とも言えません。

サイズの問題もあり、抱っこ散歩などもしていなかったと聞いているので、これほど周囲を気にせずおおらかなのはおそらくこの子の気質のおかげでしょう。
同居犬もいますが、年齢も離れているので、遊んでもらってはいないとのこと。


動きはさすがに赤ちゃんなので、少々不安定ではありましたが、ロングリードに付け替えてみると、自分からあちらこちらに探索しに行き、少し離れて呼べば元気に走ってきます。

同じ月齢のラブの子犬を見つけると、自分から遊びに誘いましたが、相手がビビって逃げ回り結局遊べませんでした。

犬同士の遊びは犬語を理解していくうえでも大切ですが、すべての犬が友達である必要は無いと私は考えているので、そのうちこの子も相性の合う子と出会えるでしょう。

今は日々多くのことを吸収する時期ですので、様々な経験をさせてあげられるといいですね。

ちなみに我が家の心の狭い見習いが上手に挨拶できるかどうか、そっちの方が心配だったのですが、とりあえず今日は無事クリアしました。


201802242


次回会うときはもっと大きくなっているでしょうし、あっという間に体重でも追い越されてしまうと、見習いは敬遠してしまうでしょう。
優しい子や女の子は大好きですが、積極的で、大きな女の子は苦手な見習いです。

---------------------------------
パピーレッスン、基本のマナートレーニング、ドッグダンスのプライベートレッスンやグループレッスンはWanByWanで♪
ご要望があれば、グループレッスンの講師も承りますので、お気軽にお問合せください。
---------------------------------
ブログ村に登録しています!ワンクリックお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年1月17日 (水)

犬は犬を見て真似る

「犬は犬から学ぶ」とよく言われます。
特に犬同士のコミュニケーションは、子犬時代の母犬や同胎犬たちとの関わりは欠かせません。

しかし、学習ではなく、真似るという行動もとります。
新しく迎えた子犬が先住犬の行動を真似たり、人間が手をあげて「は~い」などを教えると、犬も前足を上げたりします。

しかし、真似ているだけでは、学習したとは言えません。


201801171_2


アシスタントが伏せているのを見て隣で一緒に伏せるKさん。
良い行動を真似てくれるのは素晴らしいことですが、これが「フセ」という行動で、解除されるまでその姿勢を続けていなくてはいけないと言うことまでは学習していません。


アシスタントのオビディエンスの練習でボックスに向かう前進作業を横でいつも見ていた見習いは、ある日突然、自分からボックスに向かって走って行き、伏せて見せました。
生後8ヵ月でした。

すごい!
見ていただけで覚えた。

確かに彼はアシスタントの行動をしっかり真似ていましたが、実際にその作業の意味はわかっていませんでした。

今改めて彼自身がオビディエンスの勉強をしていて、ボックスからはみ出ないように止まってフセるところで苦しんでいます。
苦しんでいるのは見習いではなく私ですが(笑)。

---------------------------------
2018年3月24日、山中湖のwoofでドッグダンスのファンマッチを開催します。
新しいルーティンの練習や、場慣らしの場としてお使いいただけますので、是非ご参加ください。
詳細はこちらから。

---------------------------------
パピーレッスン、基本のマナートレーニング、ドッグダンスのプライベートレッスンやグループレッスンはWanByWanで♪
ご要望があれば、グループレッスンの講師も承りますので、お気軽にお問合せください。
---------------------------------
ブログ村に登録しています!ワンクリックお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年1月 9日 (火)

犬の所有欲

犬にも所有欲があるのはみなさんご存知の通りです。
大好きなおもちゃ、おやつ、飼い主さんなどなど、対象物を独占しようとする犬はいます。逆に頓着しないタイプの子もいます。
生まれ持った性格もあるので、さほど気にすることはありませんが、所有欲が強すぎる場合は気を付ける必要があります。

ボールなどのおもちゃやおやつの持ち込みが禁止されているドッグランは、所有欲の対象物を持ちこまないことで、不要な小競り合いを避ける意図があります。
実はこの対象は物だけではありません。オス同士では、メスが一頭入ってきただけでも乱闘騒ぎになることがあるので注意が必要です。
初代おっとり型のハスキーが7歳の頃、若いメスが登場した途端、いつも仲良く遊んでいた若いハスキー犬に噛まれる事態になりました。

飼い主と一対一で遊ぶことに慣れている犬たちはよその犬の遊んでいる物を横取りしたりすることはあまりありませんが、日常的に投げたものを取ってくるなど、動いている物に反応することを強化してしまっていると、自分の物でなくても取りに行ったりして小競り合いの元になることもあります。
訓練競技会の競技中、「持来」の課目でハンドラーがダンベルを投げたら、隣のリングの犬が走ってきて咥えて持って行っていくのを目の当たりにしました。

「持って来い」を教えるときは、勝手に取りに行かせるのではなく、指示のキューを聞いてから取りに行くように教えておくことと、日常の練習の中で、ディストラクションを取り入れると、横取りは回避することが出来るでしょう。

また、対象が食べ物だったりすると、もっと所有欲が鮮明に出ることもありますから要注意です。
対象は犬に限らず、飼い主に対しても「唸り」が出ることもあります。
特に長時間噛んでいられるような物を途中で取り上げようとするとき、犬が死守しようとして逃げたり、無理矢理取ろうとすると唸って噛もうとしたり。特にクレートの中など、犬のテリトリー内で取りあげるときは注意が必要です。

もちろん、小さい頃から、ごはんの食器の中に手を入れてフードを増やしたり、手と食器両方からごはんを食べさせたりして、人間の手が嫌なことをするものではないということをきちんと教えて信頼関係が出来ている場合は、唸るということはないでしょうが、小さい頃に嫌な経験をしていたり、人間の手に嫌悪感を持っている場合は、手を見ただけでも不快感をあらわにするので注意しなくてはいけません。
当然「出せ」というキューをあらかじめ教えておくことも大事です。


どうしても取り上げられない時は代替品を見せて、そちらに興味を向けさせるという方法がありますが、その場合の代替品は今持っている物より、更に魅力的な物でないと効果はありません。

子犬の頃の「引っ張りっこ」など、所有欲や独占欲の強い犬とはやらない方がいいと言う人や、人間が勝たなければダメという人もいます。
その犬の興奮度や、所有欲のレベルなどをよく見極めながら、ルールを決めて遊ぶことが大事ですね。

201801091

キャッチ率の悪いアシスタントは、投げたものを取に行くより、引っ張りっこが好きです。
ガウガウ言うときもありますが、「ちょうだい」で放してくれるので喧嘩にはなりません。


---------------------------------
2018年3月24日、山中湖のwoofでドッグダンスのファンマッチを開催します。
新しいルーティンの練習や、場慣らしの場としてお使いいただけますので、是非ご参加ください。
詳細はこちらから。

---------------------------------
パピーレッスン、基本のマナートレーニング、ドッグダンスのプライベートレッスンやグループレッスンはWanByWanで♪
ご要望があれば、グループレッスンの講師も承りますので、お気軽にお問合せください。
---------------------------------
ブログ村に登録しています!ワンクリックお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)