犬の行動学

2026年4月21日 (火)

犬に無理強いは禁物。

愛犬とどんな風に遊んでいますか?

犬との遊び方は様々。
お迎えした時から、直ぐになついて遊んでくれる犬もいれば、
最初はおっかなびっくりで、ケージから出てこない犬もいるので、
無理やり引っ張り出すのは禁物です。

だんだんおうちや人に慣れてきて、自分から興味を示してくれるようになってから
少しずつ犬が好きそうなことやものを探します。

「犬のおもちゃ」で検索すれば、沢山のグッズが出てきますが、
どのオモチャを好きになるかは犬次第でもあり人間次第でもあります。

〇〇ちゃんが好きだから、うちの子も好きになる。とは決まっていないので、
いろいろチャレンジしてみるといいでしょう。

最初はあまり乗り気でなくても、後から興味が出てくることもあるので
あきらめることはありません。

しかし、人に対する興味と同様、犬が自分から寄ってきたくなるような気持にならなければ、犬に強要するだけになってしまいます。
「これ好きでしょ!?」と無理やりオモチャを口に突っ込まれても、犬は楽しくありません。

そもそも犬は追いかけることが好きなので、オモチャを動かして興味をそそることが大事。
ボールのように転がっていくオモチャは、特に楽しそうに追いかけていきますが、
一人で遊ぶ楽しさを覚えてしまうと、人間は必要なくなってしまうので、
出来るだけ、人と犬が絡むような遊び方を提案してあげることをお奨めします。

ボールであれば、持ってきてくれればまた転がしたり、投げたりしてあげると伝えます。
布で出来たおもちゃであれば、動かして噛んだり、引っ張りっこしたりすると楽しいと伝えていきます。
ぬいぐるみのようなオモチャは、噛んで破壊すると、中から綿が出てくるので、
犬によっては、それ自体がご褒美になってしまうので、注意が必要です。

床に転がって動かないものよりも、小動物のように、逃げ回ったり、
音が鳴るオモチャを犬たちは好むので、上手に誘ってあげるといいでしょう。

いずれにしても、強要しないで、「そのオモチャで遊びたい!」という気持ちを育てていくことが大事ですね。

人と遊ぶことが楽しいと学習すれば、犬たちは必ず咥えて持ってくるようになります。

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犬が喜ぶ遊び方、探してみましょう。

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2026年4月20日 (月)

仔犬の社会化

仔犬の社会化に関しては、今や当たり前のように皆さん頑張っていらっしゃるので、嬉しい限りです。

では、なぜ社会化が大事なのでしょう。

そもそも、社会化とはなんなのでしょう。

ブログでも何回も書いていることですが、
社会化とは、犬が人間社会の中で、平常心を保って生活できるようにサポートしていくこと。

様々な環境刺激と遭遇して、たとえ多少驚くことがあったとしても、
直ぐに平常心に戻れる回復力を身につけることです。

犬も人間同様機械ではないので、びっくりすることもあります。
急に角から黒っぽい洋服を着た人が現れれば、「ワン!」というかもしれません。
っが、「ワンワンワンワン!!」と吠え続けなければ問題ありません。
犬だって「あっ!びっくりした。」ぐらいは言うものです。

もちろん、日常的にあまり声に出さない犬もいます。
おしゃべりな我が家の犬たちと比べると、うらやましい限り。

いずれにしても、ハンドラーの声が耳に届く平常心が保てていることが大事。
ポジティブであろうとネガティブであろうと、興奮がさめやらないのは問題です。

そこで、様々な経験値を増やしていくお手伝いをするのが「社会化」。
大きな音がするものであれば、最初からすぐそばで体感させるのではなく、
ちょっと距離を取って、大きな音がしても何も起きなかったという経験を増やします。

特に犬は動くものへの反応が出やすいので、
街中を走る車やバイク、自転車、時にはキックスケーターなど、
犬が気になってしまいそうなものには、早くから見せておいて
景色の一部にして、「あなたには関係ない。」と伝えていくことが重要です。

反応が出てしまってから、行動を変容するには時間がかかるからです。


さて、先日は生後3か月のパピーさんのプライベートレッスンがありました。

気になるものが出始めているので、距離を取って、気になるものの刺戟を下げながら、
ハンドラーと関わることの楽しさを教えていきます。

伝えたいのは、「今どうして欲しいのか」。

仔犬らしい動きを沢山見せてくれたLさん。

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私と遊んでくれたあとは、
飼い主さんの実践。

飼い主さんに呼ばれると楽しいことがあると知り、

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跳びつくよりも座った方がいいことがあると学習しています。

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これからが楽しみです。

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2026年4月14日 (火)

分離不安にさせないために

「分離不安」と言うと、ある意味病気のように聞こえますが、
程度の差はあっても、、「分離不安症」になる犬は少なくありません。

「分離不安」とは、飼い主と離れることで不安になり、
留守中の行動に異常をきたすというものです。

異常とは、
・吠え
・トイレの失敗
・破壊活動
などなどです。

よく、「留守中わざとトイレじゃないところでトイレをする。」
と言われますが、たいていは「わざと」というより、
不安な気持ちから、いつも出来ていることが出来なくなると言った方がいいでしょう。

「吠え」も単なる要求吠えを超えてしまい、声がかれるまで吠え続けてしまうという
異常な行動になります。

かつて、コロナ禍に家族が自宅にいる時間が増えたあと
コロナが解除になって通常モードに戻ったとき、
飼い主さんが留守中、リビングのドアの前で、
飼い主さんが帰ってくるまで吠えながら2足で立ち続けた犬がいました。
疲れもなんのそので、2足で立ち続けたので、
獣医さんが驚くほど、体型が変わってしまいました。

不安な気持ちは、人間でも「うっかり」など、いつもと違う失敗を引き起こしますが、
犬の分離不安症は、その犬にとっては日々辛いことが続いていくことと同じです。

そうならないためには、
一生、犬を抱いて動けるのでなければ、犬が一人でいる時間を子犬の頃から作ること。

「ハウスやケージに閉じ込めるなんて可哀そう。」
と思うのではなく、「一人の時間も楽しんでね。」ぐらいの気持ちで
ゆっくり休める場所で隔離すること。

ドッグベッドをリビングに置くのではなく、勝手に人にアクセスできない場所に
馴らしてあげることが、将来的に犬にとって不安を軽減させることになります。

不在中の愛犬の悪戯を「かわいい」と観ているだけでなく、
なぜそんなことをしなくてはいけなかったのかという犬のきもちを予想してみることも大事。

留守中、ゆっくり寝ていてくれる方が、ハンドラーも犬も安心できますね。

成犬になってからでも、習慣を変えることは可能です。
時間はかかっても、犬のストレスを軽減させるために、
環境を変えたり、いろいろ工夫して、愛犬と折り合いをつけていきましょう。

さて、諸事情で若干分離不安が出始めているMさんでしたが、
新たにケージを設置していただいたことで、
自分からケージの中に入ったり、休んだりすることが出来るようになってきたそうです。
ごはんもケージの中で食べるような習慣になったら、
ご飯の支度をしていると、自分からケージの中に入って待っているそうです。

少しずつ、環境を変えながら、行動変容していくといいですね。

ちなみに、我が家の犬たち、留守中は自分のハウスだったり、
ソファで寝ていたりと、それぞれリラックスした状態で休んでいるようです。

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※見習いはソファ、アシスタントは左端のハウスで寝ています。

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2026年4月13日 (月)

ワークショップに参加してきました。

DOGGYM Shake!さん主催のイベント最終日は、ドッグトレーニングセミナーでした。
講師はイギリスからいらした、Cruftsに5回選出されたドッグダンスの競技者でもある、Christina Oxtoby氏。

我が家は見学でしたが、セミナーの内容はドッグダンスに特化したものではなく、
愛犬と共にドッグスポーツを楽しむための必須の内容が満載でした。

ドッグスポーツには様々ありますが、ほとんどが競技として成立しているものばかりです。
しかし、競技に出ているからと言って、「競技犬」として生活しているのではなく、
一般家庭で暮らしている犬たちばかりです。

つまり、犬たちが犬らしく暮らしながらも、
ハンドラーとともに、協同作業を楽しみながらドッグスポーツをする。

以前から書いていますが、犬にとってトレーニングは楽しくなければ進みません。
トレーニングも遊びも、犬にとってはゲーム。

そんな私の考えと同じ方のお話を聞くことができました。

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最後まで大変勉強になるセミナーでした。

主催のDOGGYM Shake!の皆さま、ありがとうございました。

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2026年4月10日 (金)

好ましい行動をキャッチして繰り返し褒める

犬との生活の中では、さまざまな問題が生じてきます。
最初は問題と思えなかったことが、気づいたら大きな問題に発展していたということも少なくありません。

「どうしてこうなってしまったんだろう。」と後悔する前に、
前にも書いていますが、犬という生き物の習性を理解し、
予測して、今やっている犬の好ましい行動を褒めて、好ましくない行動を出づらくするのことが大事です。

例えば、勝手に「オスワリ」していたり「フセ」している行動は意外と見過ごされがちですが、
人にぴょんぴょん跳びついたり、興奮して吠えたりする行動より
ずっと好ましい行動であることには違いありません。
なぜなら、将来的に、犬には「オスワリ」や「フセ」を教えていくことになるからです。

だとしたら、その好ましい行動を褒めて、報酬をあげていくことで
その行動の出現頻度は増えるようになります。

跳びつく犬に「ダメ!」と繰り返し言うより、お互いのストレスはかなり軽減するでしょう。

ポイントは、好ましくない行動が出る前に、好ましい行動を繰り返し褒めていくこと。


さて、今日は思春期男子のプライベートレッスンがありました。

日常的にはあまり犬と遭遇することが無いので、他犬と出遭ったときにどうしていいかわからないPさん。
今日は、あまり役に立ちそうもなかったのですが、見習い同伴で伺いました。

まずは、距離をとって目視してもらうことから。

最初は当然のことながら行きたそうにしていました。

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しかし、ハンドラーさんが、吠えずにいることを褒めて、
座って待つように促していたら、
自分からも落ち着いて座っていられるようになりました。

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社会化とは、そもそも他犬がいても、平常心を保てること。
多少興奮したとしても、ハンドラーの声が耳に届いていることが大事です。

Pさんには、今後海外での暮らしも待っています。
「犬を見たらお友達!」という日本的な習慣はマナー違反。
他犬を見ても、ハンドラーに集中して、「関係ないよね。」と
分かってもらうことが大事です。

そのためには、最初から刺激対象物との距離を縮めすぎないことがポイント。

見習いもなんとかお役に立てました。

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2026年4月 9日 (木)

タイミングが大事

犬のトレーニングにおいて、褒めるタイミングが大事というのは
おそらくトレーニングを少し学んだ人はよく御存知だと思います。
タイミングがずれてしまうと、犬は何を褒められているのかわからなくなって
違うことを学習してしまうからです。

例えば、「オスワリ」と愛犬に声をかけたときは、
犬が腰を下ろした瞬間を褒めてご褒美を出すことが基本。
厳密に言うと、筋肉が動いた時とも言われますが、
そこまではわかりづらいし、
座ろうとしたけど、座らないで立ってしまったりすることもあるので、
お尻が地面に着いた時を褒めるのが、人にも犬にもわかりやすいタイミングです。

しかし、犬がいったん腰をおろしたものの、
すぐ立ち上がってしまう場合、褒めるタイミングが遅いと、
犬は立ち上がることを褒められたと勘違いしてしまいます。


いずれにしても、タイミングはとても重要です。

さて、今日は若い思春期のLさんのプライベートレッスンがありました。

お散歩中、さまざまな刺戟に対して、反応が強くなってきたということでしたので、
レッスンは公園を利用して行いました。

ご近所散歩では、めったに他犬と遭遇しないので、
なかなか馴らせないため、公園のドッグラン横で練習することにしました。

予想通り、Lさんは犬にロックしてしまうので、距離を取って平常心を保ちやすくします。
平常心が保てなければ、ハンドラーの声も耳に届かなくなくなってしまいます。

さらに、他犬に気づいたら、すぐにLさんの好きな遊びに誘うことで、
Lさんが、犬が視界に入るとママが遊んでくれると条件付けをしていきます。

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Lさんがロックする前に声をかけることがポイント。
これもタイミングが大事ですね。

ちなみに、食べるよりも遊ぶことが好きなLさんなので、
敢えて、Lさんにはオヤツではなく、遊びを提案しています。

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2026年4月 8日 (水)

パピートレーニング:なぜ待つのか。

仔犬は人間でいうところの赤ちゃんと同じなので、
何をやってもおぼつかないし、時にはフリーズして動けなくなることもあります。

そんなとき、人はどこまで手を貸すのかは、仔犬の将来を考えると
意外と重要なポイントになります。

つまり、仔犬が自分で確認し、大丈夫と判断して行動することをサポートしないで、
人間が手を貸し過ぎてしまうと、仔犬は自分で行動する前に、
すぐ、人の手を借りようとするようになるからです。

行動パターンにとどまらず、思い通りに行かないときにストレスを感じて
吠えてしまったり、フリーズしてしまったりと、
大人の階段を上ることをやめてしまう可能性があります。

そうならないためには、自分で解決できるようにサポートしてあげることで
仔犬に自信をつけさせることが重要なのです。

特に小型犬の場合、抱き上げてしまえばことは済んでしまうのですが、
敢えてそうせず、仔犬自身の足で確認させてあげることで、
今後様々な試練と対峙した時も、なんとか自分で解決しようと考えるようになります。


さて、今日は生後4か月のPさんのプライベートレッスンがありました。
ワクチンも済んで、お散歩も行かれるようになったPさんですので、
今日はリードウォークの練習をテラスですることに。

ところが、お部屋からテラスに出る窓のサッシが超えられないPさん。

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抱っこしてしまえば簡単なのですが、それではいつまでたっても
自分で出入りできません。

と言うことで、しばらく待って様子を見たり、フードを置いてみたりしたのですが、
一向に一歩が踏み出せなかったので、サッシの上にレッドカーペットならぬ
ブルーカーペットを敷いて、フードの代わりにオヤツを置いてみたら、

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恐る恐るながらも、自らテラスに出てくることができました。

ちょっと自信がついたのか、その後の呼び戻し練習では、
楽しそうに走ってくれたPさん。

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そのあとのリードウォークも頑張ってくれました。

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少しずつ、経験値を増やしていかれるといいですね。

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2026年4月 6日 (月)

犬の個性の話

人に個性があるのと同じで、犬にも個性があります。
それを簡単に言えば、「個体差」です。
個人ではないので、個体による違いは個体差。

動物関係の仕事をしていると、普通に「個体差」と言ってしまいますが、
まったく動物に関わらない人に「個体差」と言うと、耳なじみがないようです。

いずれにしても、犬も1頭1頭違うのはあたりまえで、
同胎犬であっても違うのですから、ましてや犬舎が違ったり、犬種が違えば
「犬」というくくりで、十把一からげにしてしまうには無理があります。

大人しいとよく言われるシーズーでも、妙にアクティブな子もいれば、
アクティブと言われるボーダー・コリーなのに、2~3回ディスクを投げたら、
もうおしまい。という犬もいます。


今日カナダ人のクライアントさんと話しているとき、
その違いを説明するのに、私がちょっと言葉に詰まっていたら、
彼女は「ユニーク」という言葉を使いました。

そう!
まさに、その子は「ユニーク」。

ステレオタイプで対応してうまくいく場合もあれば、
まったくダメなときもあるので、その子に合った対応が必要になります。

我が家のボーダー・コリーも、たかが6頭ぐらいの中で、
それぞれがタイプが異なり、性格も違うので、
同じように育てても、同じような犬になりませんでした。

人が犬を育てるのはあたりまえですが、
ある意味、人が犬に育てられているとも言えます。

「今度はそうきたか。
じゃぁ、次はこうやってみよう。」

そんな日々のやりとりが楽しめないと、人も犬もストレスを溜めてしまいます。
相手が犬でも、話し合いは大事ですね。


さて、我が家の犬たち、基本的に人は大好きなので、
好感を持ってくれる人には、大人だろうが子供だろうが大歓迎。

しかし、特に見習いは、自分から進んで懐に飛び込むタイプ。

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今日は小学生の女子と仲良くしていました。
1997年に迎えた、初代ボーダー・コリーの女の子は、小学生以下の子供の近くには絶対行かなかったので、それも個性。

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2026年4月 5日 (日)

犬の選択肢のはなし

犬には様々な選択肢があります。
それを、ハンドラー(人間)の意にそぐわないからと、無理やり何かをさせようとすれば、それは強制になります。

では、どうするのか。

犬がこちらの意に沿う選択がしやすいように、ハンドラーが工夫することが重要なポイントになるわけです。

愛犬を呼んだとき、
「今忙しいから行きたくない。」
と言われてしまったら?

遊ぼうと誘ったとき、
「遊ばない!他の犬と遊ぶ方が楽しいから。」
と言われてしまったら?

ハンドラーとしては、それでいいのでしょうか。

仔犬には様々な選択肢を与え、自分で確認しながら
自信をつけていくことをサポートすることが必要です。

しかし、ある程度コミュニケーションが取れるようになってきたら、
犬の「やりたくない」をそのままにしてみれば
犬とのコミュニケーションは取りづらくなるかもしれません。

要は、犬がハンドラーを選択するようなきもち作りをすること。

他の物に気を取られてしまわれないように、
いかに愛犬の気持ちをこちらに向けるかも、ハンドラーの手腕なのかもしれません。


今日のレッスンで、思春期のオス犬との関わりの中で、
最近、飼い主さんを選ぶような行動が増えてきたとお伺いした時は
大変嬉しく感じました。
飼い主さんが頑張ってくださっている結果です。


さて、我が家の見習い、私がスマホスタンドを取り出すと、飛び出してきます。

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「何かやるんでしょ?」

彼女にとっては、トレーニングも遊びのひとつ。
楽しそうにつきあってくれることを喜びたいですね。

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2026年4月 4日 (土)

ドッグトレーニングはハンドラーの忍耐

当たり前のお題ですが、「正の強化」や「シェーピング」で犬の行動を引き出そうとするとき、ハンドラーはついつい、「こうでしょ。」と先走って「ルアーリング」したり、焦ってキューを連呼してしまうことがあります。

犬がすぐに動かないからと言って、犬が怠惰なわけではないので、連呼する必要はありません。

よくあるのが、「ヒール」「ヒール」「ヒール」や「バック」「バック」「バック」、「オスワリ」「オスワリ」「オスワリ!」などです。

すぐに行動に移せないときは、犬がキューを聞いていなかったときもあれば、そもそもキューの意味がわかっていないとき、そして考えているときです。

犬が動いているのに、さらに追い打ちをかけるようなキューの連呼も、犬を混乱させたり焦らせたりすることがあるので、1回言って、犬が動くかどうかを確認してあげましょう。

犬が他に気を取られていれば、当然聞いていないので、そういうときは、もう一度犬が集中しているときに言ってあげればいいのです。

そもそもわかっていないのであれば、もう一度わかりやすく伝えてあげればいいでしょう。

考えているときは「待つ」。

その見極めを間違えてしまうと、犬は混乱したり、頑張っているのにせかされてストレスを感じたりしてしまいます。

犬がわからなくなっているとき、ちょっとしたヒントを出してあげると、動けるようになることもあります。
いくら待っても動けないでいるようなときは、サポートしてあげます。


さて、今日は思春期男子のトレーニングでは「フセ」を教えました。
「オスワリ」は言葉のキューだけで動けるようになりましたが、「フセ」はまだハンドシグナルが必要でした。

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何度か練習しているうちに、「これかな?」とちょっと考えてからフセてくれたSさん。
連呼せずに、一回言って待つだけです。

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一方ダンスで後肢の使い方を練習中のLさん。
最初はなかなか動かせなかった後肢が、少しずつ動けるようになりました。

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時間をかけて、ゆっくり伝えていきましょう。

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