犬の行動学

2019年11月23日 (土)

「犬同士の関わりと遊びを安全で、犬にとって有意義なものにするためのガイドライン」セミナー参加してきました。

BAWさん主催のセミナーに参加してきました。
講師はSHELTER PLAYGROUP ALIANCE共同創立者兼エグゼクティブ・ディレクターのMara Velez氏。

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犬同士の関わり方は様々です。
「この犬はこういう犬だからこういう行動をとる。」といったレッテルを貼ることはできません。
犬の行動は、その時の周りの環境によっても変わるからです。

目的はその犬にとってよりよいエンリッチメントを提供しケアすること。
そのためには、犬のこと、個体のことを知るための知識も欠かせません。

セミナーは明日も続きます。
久しぶりに、頭が沸騰しそうです。
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2019年10月11日 (金)

吠えを侮らない。

今から15年ほど前、先住犬のボーダー・コリーとドッグダンスをやっていたとき、一番気になったのは「吠え」でした。

「吠え」の理由は、興奮だったㇼ、ストレスだったりするのですが、
当時イギリスからワークショップやセミナーの講師として来日したフリースタイラーたちにとっても「吠え」は悩みの種だったようです。

イギリスでは当時からボーダー・コリーがドッグダンスのパートナーとして多くみられていますが、同時によく吠えるとも言われています。

最初は小さい吠えかもしれませんが、そのまま放置しておくと、だんだんエスカレートしていく可能性もあります。

ドッグダンスの競技会では、「吠え(Barking)」はペナルティです。

吠えている犬は、自分の吠え声でハンドラーのキューを聞き漏らす可能性もありますし、もしストレスから吠えているとすれば、おそらくストレスを感じている間は犬の吠えは収まらないでしょう。

さて、我が家の見習いくんは元々吠えやすい犬です。
周りの状況が変わった時によく吠えます。
車でドライブスルーに入って、スピーカーから人の声が聞こえるだけでびっくりして吠えたり、レッスンが終わって、帰るとわかったときだったり、刺激に対しての反応が過敏です。

同時に頭がいっぱいになってくると、ピーとかヒーとか鼻泣きがでることもあります。
これを放置しておくと、次は吠えに変わることもあります。

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見習いとはオビを楽しんでいて、オビではほとんど出ない吠えが、ドッグダンスやラリオビになると出やすくなります。

おそらく、オビは課題と課題の間合いがあるので落ち着いて作業に向き合っていますが、ドッグダンスやラリオビは次から次へとキューが出されるので、未熟な彼の頭では処理が追い付かないからではないかと思っています。

焦らせず、落ち着いて作業に向かい合えるようにサポートしていかなくてはいけません。

吠えなくてもいいと学習できるように、少しずつ伝えていかれるといいのですが。

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2019年10月 7日 (月)

自分の犬を守れるのは飼い主だけ

愛犬の経験値を上げるために、社会化のサポートをしてきても、
よその犬を大好きにならなければいけないことはありません。
犬がいる風景をあたりまえと感じて、平常心でいることが大事なのです。

しかし、中には愛犬に犬友達を作らせようと、
見知らぬ犬に許可も得ずに近寄っていったり、
犬が嫌がっているのに、無理やり引きずっていく人がいます。

人間だって、見知らぬ人が急に近づいてくれば緊張しますよね。
犬だって同じです。

もし自分の愛犬が、ちょっと犬が苦手で、慣れるまで時間がかかるタイプであれば、
強要することなく待ってあげることが必要です。

一方、自分の犬がどんな犬に対してもフレンドリーだからと
やたらに他の犬に近づけたがる人もいます。

しかし、これも相手があること。
相手の犬がどんな気持ちでいるか考えることなく、
遠慮なしに近寄って来られるのはとても困ります。

そういう人に限って、
「ウチは大丈夫ですから。」
とおっしゃいます。

何が大丈夫なのでしょう。

犬嫌いの犬に近づいて反撃されて怪我をしても気にしないということでしょうか。
そんなはずはありませんよね。

その犬が例えフレンドリーだったとしても、
相手の犬がウェルカムとは限らないのですから、
飼主への断りなしに、むやみに犬に近づけるのは
双方の犬にとって理不尽極まりない話です。

先日とある施設で犬を遊ばせていた時のこと、
和犬の飼い主さんが、自分の犬を我が家の見習いの方に近づけようとしました。

見習いは楽しく私と遊んでいるときに、
横から見知らぬ犬が入ってくるのをあまり好みません。
特に口には大好きなダミーを咥えています。

私は、「危ないですので、寄せないでください。」とお願いしたところ、
今度はリードが係留されているアシスタントの方に自分の犬を寄せようとしました。

リードが繋がっている犬は自由がききません。
もし逃げたくても、逃げることを選択できないのです。

幸い、もう一度お願いしたところ、ようやく立ち去ってくれましたが、
ことが起きてからではお互いが嫌な思いをする上に、
犬は大きなトラウマを持ってしまうかもしれません。

どうか、犬同士の友達を作ろうと思うのであれば、
相手の飼い主さんの了解を取ってから犬を近づけてください。

誰だって、自分の犬を守りたいと思う気持ちは同じでしょうから、
「ウチの犬は大丈夫」という根拠のない自信で、
他の犬に嫌な思いをさせるのはやめましょう。

もちろん、かわいい愛犬のためにも、犬のことをもっと知りましょう。

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2019年9月 8日 (日)

犬は飼い主も見ています。

見習いは11月で4歳になる未去勢のオスです。

オス同士はいろいろ大変なことがあります。

「ボクの方が上だからな。」とか、
「それ以上近づくなよ。」とか、
いろいろややこしいことを言うので、
基本的に道端で遭遇する犬と犬同士の挨拶を交わすことはほとんどありません。

時折、以前から見知った飼い主さんと犬に遭うと、犬にではなく、飼い主さんの方に挨拶に行くことはよくあります。

いずれにしても、むやみやたらと犬同士が近づくシチュエーションは避けています。

しかし、いくら未去勢のオスとは言え、レッスンの生徒さんのように、私が飼い主さんと話をしている様子を見ているので、めったなことでは相手がオスであっても、唸ったり吠えたりすることはありません。

彼は彼なりに、飼い主さんがちゃんとコントロール出来ているか、あるいは、私が介在してコントロールが出来るかどうかを確認しているのです。

だからと言って、もちろんこちらは気を抜くことはしません。
犬同士、次の瞬間何が起こるかはわからないからです。

今日の練習会の後、自由に遊ぶ犬たち。
当然未去勢のオスやら女の子やら、いろいろ混ざってましたが、平和に遊べていました。

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競技会で何度か顔を合わせる相手だったり、レッスンで何度か会っているワンコだったりで、いつも遊んでいる相手ではありませんが、ちゃんとルールは守られていました。

飼主さんが信頼できると犬たちも安心して行動できますね。

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2019年8月31日 (土)

JAPDTカンファレンス 2日目

今日は昨日に引き続きJAPDTのカンファレンスでした。

今日のお題は「攻撃性行動と対処」。

人間はときに犬の攻撃性を犬の問題と考えてしまいがちですが、病気でない限り、犬が意味もなく攻撃行動に出ることはありません。

犬をきちんと観察していると、その原因に気づけるはずです。

犬を責める前に、原因を解明して対処していきましょう。

明日から5日ほど東京を留守にしますので、しばらくメールの返信が出来なくなります。
お急ぎの方はFaceBookのメッセンジャーをご利用ください。
宜しくお願いいたします。

https://www.facebook.com/wanbywan.dogdance/

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9月開催予定の3Daysイベントの申し込み間もなく締め切りです。
リハーサルショウはキャンセル待ちになります。
詳細・お申し込みはこちらから。
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2019/05/post-16c194.html?fbclid=IwAR2twkdfbmqocH9VAKg47--L3YsVUTP0fvG0Sl7mC23BxNY29q0hxAaDfEo
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2019年8月11日 (日)

油断は禁物

愛犬の好ましくない行動(なんであれ)を直すには、
好ましい行動を犬がとるような環境設定が必要になります。

しかしながら、長い間に身に着けてしまった好ましくない行動を
そう簡単に変えられるかと言えば、答えは否。

新しい行動が身に付くまでには時間がかかります。
これは人間も同じですよね。

多少なりとも、新しい行動が見られるようになったからと言って、
好ましい行動をとるためのサポートをやめてしまうと、
犬はまた慣れた習慣を取るようになってしまいます。

せっかく少しずつ新た強い習慣が身に付き始めた愛犬が
また悪癖に戻ってしまわないよう、徹底的にリハビリをサポートしてあげましょう。

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9月開催予定の3Daysイベントのお申込み始まっています。
詳細・お申し込みはこちらから。
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2019年8月 4日 (日)

犬に伝わってますか?

あたりまえのことですが、犬にも個体差があり、
性格もみんな違います。
当然十把一絡げの対応でいい子になるわけではありません。
人間の子供と同じです。

とあるサイトで、人間が叱った時歯向かってきた(噛んだ)ボーダーコリーに対して
力で押さえつけていけないことを伝えたという書き込みがありました。

愛犬に牙を剥かれる状況はどんなに辛いことか想像できます。
おそらく、飼い主さんは愛情があってのことだと思います。

当然噛みつく犬を放置することはできないので、首輪を掴むなりの対処は必要だと思いますが、押さえつけられた犬はそのとき人間に恐怖を感じなかったでしょうか。

歯向かったことを叱られたのでしょうが、それ以前に人間に叱られることをやらない環境を作ってあげることが先だったのではないでしょうか。

そして何より違和感を感じたのは、その書き込みを読んでレスを書かれている方たちがほとんど、そういう状況がその方たちのところでもよく起こっていて、その対応を推奨するかのようなコメントを書かれていることでした。

ボーダーコリーってそんなにひどい犬種なんですか?
私は今まで飼った5頭のボーダーコリーに一度も噛まれたことはありません。
姉弟の喧嘩の仲裁に入って、とばっちりを受けたことはありますが、それだって別に二頭に体罰は与えていません。
両方を言葉でたしなめたくらいです。

ボーダーコリーは賢く繊細です。
人の様子もよく見ています。
大きな声に驚いて恐怖心から反射的に噛む可能性もあります。
気に入らないことをする奴だと思えば、恐怖心から防衛本能が働き状況が悪化することもあります。
特に子犬のころの恐怖心は後を引くこともあります。

どうか体罰や強制ですべてを解決しようと思わないでください。
どうして犬がその行動をとったのか、原因を解明して解決法を探ってください。

ちょっとやんちゃをしすぎただけで、首輪を吊られ続け、家族を噛むようになった犬も知っています。

強制訓練の弊害が少しずつ認知されて、日本の訓練方法も変わりつつある昨今で、未だに犬を押さえつけて言うことを聞かせる方法が一般家庭で多く見られることに違和感を感じました。

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もうすぐ4歳になろうというのに、未だに甘噛みしながら甘える犬。
これもちょっと問題かも・・(汗)。

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2019年7月17日 (水)

犬の前でやってはいけないこと その2

犬という生き物について少し勉強すると、おそらくすぐに気づかれると思いますが、犬は本能的に動いている物を追いかけようとする生き物です。
もちろん、犬に限ったことではありませんが、動物は動くものに反応します。

犬と出会うと、ついつい手をヒラヒラさせてしまう人がいます。
しかも、黄色い声で「きゃぁ~、かわいい。」と言いながら。

犬は動くものに反応するのですから、毎日目の前で手が動けば飛びついたり噛もうとするのは当然の行動です。
目の前で動く手を甘噛みしたり、歩いている家人のかかとを噛もうとしたりするわけです。

犬が問題行動をとるのではなく、犬に問題行動を仕向けているのは人間かもしれませんね。

興奮しながら叱るのではなく、まず落ち着いてバタバタ動くのをやめ、深呼吸してみると、犬も落ち着いてくれるかもしれませんよ。

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2019年7月16日 (火)

犬の前でやってはいけないこと。

先日、アシスタントたちを連れて公園を歩いていたら、女の子がこちらに向かって走ってくるのが目の端に映りました。

公園には沢山の子供たちがいたので、別に気にしていなかったのですが、その後ろの方で、「〇〇ちゃん、走っちゃダメよ。それからちゃんと聞いてからネ。」という声が聞こえました。
振り返ると、すぐそばに女の子が来ていました。

息を切らした女の子が、「触っていいですか?」と声をかけてきました。

普段だったら、「白黒の子なら大丈夫よ。」と言ってあげるのですが、その日の犬たちは悪天候続きでガス抜きもままならなかったうえに、待機時間も長かったので、見習いが文句を言う(吠える)可能性がありました。

そこで、「ごめんなさい。触れるの苦手なの。」と言って断ることにしました。

犬の前では走らない。
ちゃんと聞いてから触ること。
そんなお母さんの教えを守ってくださったのに、ほんとに申し訳ない。

しかし、こんなことを知らない人は沢山います。

私は小さいころから、「犬の前で走ったらダメよ。」と言われていました。
まぁ、私の子供のころは、野良犬が普通に街中にいたので、そういう意味でも親は心配していたのでしょう。

しかし、知らない犬に手を出してはいけないという教えは守れなかったので、何度も手を噛まれそうになりました。
まぁ、自業自得でしょう。

特に繋がれている犬には手を出してはいけないということを私は大人になって知りました。
それは犬の気持ちに立たなければわからないことでした。

犬の前でやってはいけないこととその理由。
知ってましたか?

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2019年7月11日 (木)

オヤツの食べ方でわかる犬の心境

犬のトレーニングにおいて使われるオヤツ(トリーツ)。

犬はみんなオヤツが好き。というわけでもないので、
オヤツ欲しさになんでも言うことを聞いてくれると思ってはいけません。

また、普段オヤツが好きだからと言って、いつでもどこでも食べられると思ってもいけません。

オヤツが好きな子でも、他にもっと大きなディストラクションがあれば、オヤツの価値がさがることもあります。

今日は見習いが初カイロでした。
基本的に人は好きですが、初対面の人はやはり緊張します。
初対面の人に「なでなで」ではなく、身体を触れられるのですから当然ですね。

もちろん、オヤツを使いながら施術していただきましたが、食べ方の必死さを見ると、かなり緊張していることがわかりました。

後半のバランスエクセサイズでは、落ち着いてオヤツが食べられました。

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オビディエンスの練習中も、オヤツをあげてもちゃんと呑み込まないときがあります。
つまり、オヤツよりもっと刺激的なものが目の前にあると、オヤツなんてどうでもよくなるのです。

たかがオヤツ、されどオヤツ。

ただ口に突っ込めばいいというものでもありませんね。

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