パピーレッスン

2021年2月 7日 (日)

犬の思春期を侮ってはいけません。

パピーレッスンで少しずつ子犬に進んで行って欲しい方向を伝え続けていると、7~8か月になれば「なんていい子になったんだろう。」と驚く人も多いでしょう。

日々の繰り返しによって、子犬は確実に多くのことを学習し、気が付くと飼い主との話も通じるようになってきているからです。
飼い主としては、悪夢のような日々がようやく報われたと安心してしまいがちです。

しかし、子犬の成長はそこで終わったわけではありません。
小学生の中学年までは、なかなか話が通じなかった子供が、小学校の最高学年ともなると、さすがに責任感が芽生え、周りのことにも目がいくようになって、親の言っていることも理解してくれ、頼もしく感じることも多いでしょう。
しかし、その後中学校の中盤から高校生時代には、思春期や反抗期がやってきて、急にコミュニケーションが取れなくなったりすることがあります。

犬にも同じように生後6か月以降、思春期が訪れます。
そしてそれは1歳~2、3歳まで続くと言われています。

社会化期が子犬時代で終了するのではないのと同様、思春期の犬育ても手が抜けません。
それはどういう意味でしょうか。

思春期の犬たちは自信もついてきますが、周囲への好奇心や恐怖心がなくなったわけではありません。
ちょっとしたことに鋭敏になることもあるでしょう。

昨日まで大丈夫だったものが、急に受け入れられなくなることもあるでしょう。

そのような変化を見過ごすことなく、その時々の状況に応じてサポートが必要になります。

今日のレッスンは生後10か月のMさん。
小さいころは、怖いものが多かったMさんですが、次第に怖いものを克服し、苦手だったお散歩も元気に行かれるようになりました。

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楽しそうなところはその顔の表情にも出ています。
日々の飼い主さんの努力の賜物です。

ところが、以前は飼い主さんが、「こっちに行くよ。」と声をかけると、すぐに付いてきてくれたMさんですが、最近は自分が行きたい方向に行けないと動かないこともあるそうです。
どこでおりあいをつけるかは飼主さんの意向次第。

犬も常に思いどおりに動けると思えば、出来なかった時はストレスを溜めてしまいます。

お散歩の途中で、「こっちに行くよ。」と言っても動かなかったMさん。
出来ればリードを引っ張るのではなく、Mさん自ら来てほしかったのでしばらく待つことに。

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そして、しばらく待つと、ようやく自分から戻ってきてくれました。
かなりしぶしぶでしたが。

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その後は、少し緊張が見られましたが、ひとりで散歩しているのではなく、飼い主さんがそばにいることを確認しながら、近くを歩いてくれたので沢山声をかけて褒めました。

要は愛犬とのコミュニケーション。
愛犬の気持ちを汲むことは悪いことではありません。
しかし、愛犬に聴く耳を持ってもらうことも大事。

難しい思春期の時期を乗り越えるためには、日々のコミュニケーションが大事ですね。

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2021年2月 1日 (月)

パピートレーニング:呼び戻しは遊びを混ぜながら楽しく

昨日のパピーレッスンは外で行いました。

小さいころから、少し引っ込み思案気味のMさん。
外に出始めたころは、車の音や生活音に固まっていましたが、少しずつ馴れてきました。
それでも、まだ散歩の途中で少し止まったり、周りを警戒する様子が見られるので、今日は外で遊びながらの練習。

練習の合間、前から来た犬がリードを張りながらこちらに向かってきそうになりましたが、Mさん吠えることなく、かつ逃げることなく、リードは緩んだ状態で相手の様子を見ていることが出来ました。

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こういう時は、後ろから「Mちゃん、吠えちゃダメだよ。」と言うのではなく、「Mちゃん、お利口さんね」と優しく声をかけ、エキサイトする前に呼び戻して褒めてあげます。

その後、お気に入りのおもちゃでパパさんと引っ張りっこ。

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引っ張りっこは相手におもちゃを取らせたり、時にはなかなか渡さなかったりと、真剣に遊んであげることが大事。

前回外で遊んだときは、集中できず、フリーズすることが多かったのですが、今回は少し余裕が出てきたようです。
遊びは楽しいものですが、犬も安心できる状況でないと遊ぶことは出来ません。
オヤツも同様。
緊張していたら食べられません。

今回はとてもよく集中して引っ張りっこができたので、おもちゃを投げたところ喜んで取りに行ってくれました。
そういう時は後ろに下がりながら呼び戻し、また引っ張りっこを続けてあげると、子犬は飼い主の元に戻るとまた楽しいことが始まると学習し、戻りやすくなります。

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ポイントは押しつけにならないこと。
飽きる前にやめること。

昨年お預かりのNちゃんに「遊び」を教えたときの動画はこちら👇


自分から持ってきてくれるようになるようハンドラーも工夫してみましょう。
子犬にとって楽しいと思ってもらえることが必要ですね。

レッスンの合間、アシスタントのニコルが座って褒められると、一生懸命真似をしていたMさん。

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当然、沢山褒められました。


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2021年1月26日 (火)

ドッグトレーニング:ハウスは安心できる場所

先日保護犬のカウンセリングに伺ったときのこと。
子犬を引き取った当初はハウス(ケージ)を活用されていたようですが、しばらくすると、お子さんが「閉じ込めておくのはかわいそうだから。」と言うようになり、出しっぱなしになってしまったというお話を聞きました。

確かに、人の傍にいることが大好きな犬たちにとって、自由を与えられれば、人間の傍にいることが多くなります。
それが悪いわけではありませんが、子犬は特に睡眠時間を沢山必要とするので、いつも人がいる場所にいれば、人が動く度に眠りを妨げられ、次第に睡眠不足になっていきます。

さらに、ハウスの良さを教わらずに育てば、ハウスに入ることは、人から隔離されることと理解して嫌悪刺激となるため、どうしてもハウスに入って欲しい時は無理やり入れてストレスを与えることになってしまいます。

「ハウスに入って欲しい時なんてないわ。」とおっしゃる方もいるかもしれませんが、人間が食事中、食べ物を欲しがって傍でぴょんぴょん跳んでいたり、食事の支度をしているとき、目を離したらテーブルの上の食べ物を食べられてしまったり、来客があったとき、大興奮(あるいは警戒)で吠えたりまとわりついて話ができなかったり、この先起こりうるであろうさまざまな状況は容易に想像できることでしょう。

そんなときに、犬にとって安心できる場所としてハウスを提供することで、犬も人も余計なストレスを回避できるとしたら、その方がいいとは思いませんか?

我が家の犬たち、かつて若干広めのスペースで3頭飼いだったときは特にハウスを用意していませんでした。
ソファの上でも、ドッグベッドの上でも、好きな場所でくつろいでいいとしていたのですが、今の家に越して、居住スペースがちょっと小さくなった時、いざと言うときのために、3台並べるスペースが取れなかったのでハウスをひとつ用意してみました。
すると、母子3頭のボーダー・コリーのうち、いつも誰かがハウスを占有していて、空くことがありません。
ハウスを使っていた犬が水を飲みに出てくると、その隙に誰かが入るという感じです。

この母子に対しては、一切ハウストレーングを行っていませんが、みな自分から入っていきます。
購入時、ハウスのサイズを確認するために、展示品に「入ってみる?」と聞いたときもさっさと入ってくれたので、ハウストレーニングが必要だということも、当時は全く考えていませんでした。
かれこれ20年以上前の話です。
つまり、彼らは当たり前のように、暗い場所を寝床と認識して利用していたのです。

その後、アシスタントは問題なくハウスを認識し、見習いは車の中では最初少し苦労しましたが、今では問題なくハウスを利用しています。
つまり、ハウスレストにはストレスを感じていないということです。

今日プライベートレッスンに伺ったLさん。
お伺いした当初は、ハウスは未知の世界でしたが、その後ハウストレーニングを頑張ってくださいったことで、今ではレッスンが終わると、自分から入って寝られるようになりました。

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前回のグループレッスン時も、外に出たい気持ちはあっても、ママに言われれば中で順番待ちが出来るし、大きな子たちがワサワサしているときは、自分からさっさと中に入って安全を確保することもできるようになりました。

これだけハウスを安心して活用していただけると、今後旅行など、初めての場所に行っても、ハウスがあれば落ち着けることを理解してくれるでしょう。
お出かけの世界も広がりますね。


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2021年1月22日 (金)

トレーニングは考えることを教えることが早道

今日は8か月のお嬢さん、Aさんのプライベートレッスン。
とにかく元気で、パワフルで、動きが速い。

レッスンを始めた当初は、大興奮のままレッスンが終わるくらいの勢いでしたが、レッスンを重ねるごとに、こちらの話をよく聞けるようになりました。

つまり、落ち着けるようになってきたということ。

ピョンピョン飛んでも、特にいいことは起きないことを学び、何をするとみんなが褒めてくれたり、美味しいものをくれるかということを学び、ハウスはお仕置き部屋ではなく、落ち着いていられる場所と学んでくれました。

奥様に対しては、跳びつきもなく、ヒールポジションも大分理解できるようになってきました。
これからは、少しずつ一緒に歩く練習もしていきます。

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一方、ご主人様に対しては、おうちにいる時間が少ないせいか、興奮気味に接してしまいます。
犬はよく人を観察しています。
人によって態度を変えます。
別に舐めているわけでもなんでもありません。
どう行動すれば、自分にとって心地いいかわかっているのです。

そこで、今日はご主人様にAさんへの接し方を練習していただきました。

すると、Aさん、また一生懸命考えます。

犬のトレーニングは犬に教えるだけではありません。
犬に考えることを教えることです。

人の言葉に耳を傾け、一生懸命考えて行動するAさんを見るのをご家族も喜んでいらっしゃいます。
なぜならコミュニケーションが取りやすくなってきたから。
少しずつ共通の言葉が増えてきたようですね。

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2021年1月 4日 (月)

ハウスの意味

パピーレッスンにお伺いすると、大概はケージ(ハウス)が用意されていて、その中にベッド(寝る場所)とトイレスペースが設置されています。
特に問題はありません。

子犬は排泄の回数も多いですし、目を離しているときに危険が及ばないように、隔離しておく時間(場所)は必要だからです。
いわゆる環境設定のひとつです。

しかし、子犬が成長し、悪戯の数も減ってくると、ハウスはもういらないのではないかと思う人もいます。

本来のハウスの意味は、犬にとって落ち着ける場所ということです。
閉じ込める場所ではありません。
当然、罰として入れる場所でもありません。

確かに、愛犬たちがそばに来て、膝枕で寝てくれたりしてくれる姿は癒されますし、私も大好きです。
「ハウスに行け!」とは言いません。
安心して寝てられるのなら、それはどこでもかまわないのですが、いつもその場所を提供できるとは限りません。

お客様が来た時。
修理の人が来た時。
留守にしなければいけないとき。
そんなとき、愛犬を安心しておいておける場所、愛犬にとっても安心できる場所がハウスです。

ソファで寝ているとき、「ちょっと降りて」と言って、すぐに下りてくれるなら全く問題ありません。
「ハウスに行きなさい。」と敢えて言う必要はありません。
「ソファに乗れないなら、ハウスにいくか。」と犬が判断してくれればいいのです。
ところが、「ちょっと降りて。」と言ったとき、
「イヤだ!絶対に降りないぞ。無理矢理おろそうとするなら、噛みついてやる!」と言ったとしたら、それは大きな勘違いです。

そういう勘違いを犬がしないように、心地よい場所としてハウスを提供してあげることが、長い犬の人生の中で、これから遭遇するであろう様々な状況にあっても、ストレスを軽減させてあげることを可能にします。

ハウスがかわいそうな場所だと思わせないように、楽しくハウストレーニングをしてあげましょう。

今日のプライベートレッスンが終わるころには、ハウスの中に好きな物を入れてあげると自分から入って寝てしまったMさん。

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本当は右側にはドッグベッドがありましたが、最近糸を引き抜いて食べているようなので、お部屋も暖かいことから、ベッドを外してみました。
ベッドが無くても、自分で寝心地がいいように寝ています。

左側のトイレスペースは最近ほとんど使われていないそうなので、この際、片側はベッド、片側はフラットな状況にしてみることをおすすめしました。

実は見習いも子犬の頃、ハウスに入れてあげたドッグベッドを破壊し、糸や綿を口にしてお腹を壊していた時期があります。
壊れないドッグベッドが無かったため、寒い時期でしたがベッドを一時的に撤去しました。
次の冬が来る頃にはベッドを破壊することがなくなったので、またドッグベッドを提供することが出来るようになりました。

柴犬は寒さに強い犬種なので、あまり部屋の中を暑くすると、冷たい場所を探して寝ようとします。
あまり過保護にならないことが大事ですね。

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2020年12月28日 (月)

パピーレッスン:繰り返しは大事

今日は若い犬たちのプライベートレッスンでした。

若い犬たちはパワーもあり、好奇心も旺盛で、とても楽しい遊び友達ではありますが、ときに勢い余って飼い主たちを悩ますのも事実です。

犬たちをよい方向へ導けるかどうかは飼い主次第。
ということで、私たちプロがお手伝いをさせていただくのですが、若い犬で気になることのひとつに跳びつきがあります。
大型犬であれば、不意の跳びつきは人を転倒させたりして怪我をさせないとも限りませんし、小型犬の場合は、本犬の関節の負担などが気になります。

飼い主の顔に近づきたいと思う子犬たちは沢山いますし、実際近づこうとして1メートル以上跳ぶ小型犬もいます。

そこで、跳びつかない行動を褒めて強化していきますが、興奮してしまうと跳びつき行動が出やすくなるのは否めません。
それでも懲りずに、跳ばない方がいいと教え続けることで、次第に跳ばない行動が強化されて跳ばないで座ったり伏せたりする行動が頻発するようになってきます。
あきらめないことが肝心ですね。

午後のレッスンのLさん。
飼主さんの努力の成果で、跳びつき行動は大分減少していますが、興奮度があがるとついつい衝動に負けてしまいます。

今日も何度か跳びましたが、その都度ケアしているので、一生懸命考えて行動しようとする姿が垣間見えます。

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当然、好ましい行動は沢山褒めて強化していきます。

L
さんの健康面を考えても、跳びつきや垂直飛びは少なくしてあげたいですね。

そう言えばLさん、私が飼い主さんと話を始めると、注意を引こうといろいろ悪戯をして見せてくれていましたが、最近は相手にされないことを学習したので、話が始まると、お気に入りのマットで自発的にお昼寝をしてくれるようになりました。
しっかり成長しています。

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2020年12月23日 (水)

パピーレッスン:飼い主の存在を意識してもらう

今日は午後からパピーレッスン。
公園でロングリードを使って行いました。

ロングリードは「呼び戻し」の練習などに大変役に立つのですが、今日はLさんに飼い主さんを意識してもらうレッスンでした。

ロングリードは私が持って、飼い主さんには好きに歩いて頂いています。

Lさんにとっては慣れていない場所なので、周り様子が大きな刺激になって、あちこち気になります。
他の犬が歩いていれば目が釘付け。
子供がボールを追いかけていても釘付け。
ちょっと怖がりなので、どちらかというとフリーズすることの方が多いですが、Lさんには何も強要していないので、自分でどうするか考えてもらっています。

つまり、刺激対象物に自分から近づくのか、それとも飼い主さんの傍に戻るのかはLさんの自由選択です。

様々なシチュエーションでの練習を重ねていくと、最初は好奇心のままに動いていましたが、次第に飼い主さんの位置をちゃんと確認できるようになりました。

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何も言わなくても、自分から飼い主さんの元に戻ってきたらちゃんと褒めてあげます。
普通はこの場合トリーツをあげたりするのですが、周りの刺激が強すぎて、トリーツも受け付けなかったLさんなので、今回は体を撫でてあげることに。

撫でられることも大好きなLさんなので、ご褒美の意味はちゃんと伝わりました。

その後も、飼い主さんの顔を見上げる頻度があがり、自分から少し離れても、すぐ自分から飼い主さんの元に戻って来るLさん。

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呼び戻しを効果的に教える基礎にもなる、飼い主さんへの意識づけ。
常にリードが短ければ、自分から離れることが経験できないため、離れてしまったときに戻ることが難しくなることもあります。
楽しく続けていきたいですね。


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2020年12月17日 (木)

パピーレッスン:お散歩

今日はMさんのお散歩レッスン。
前回、大分怖いものを克服して、途中で立ち止まることも少なくなったMさんのことを書きました。
今回は前回とは違うコースのお散歩。

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最初はこちらの様子を確認しながら、良い距離感を保って歩いていたMさんですが、途中で行きたい方向があるのか、ぐいぐい飼主さんを引っ張り、反対方向に行こうとすると頑として動こうとしませんでした。
しばらく様子を見てから、「オイデ」と促したところ、ようやく諦めて戻ってきました。

お散歩に行く方はお一人ではないので、お散歩の方法も恐らくそれぞれ。
いつも行くコース以外の方向には行きたくないという意思が見られました。

お散歩のコースは、日々変えた方がいいという人と、毎日同じ方が犬が安心するという人がいます。
どちらも間違ってはいません。
犬の性格に合わせてあげてもいいでしょう。

石橋を叩くようなタイプの子であれば、少しずつ馴らしながらコースを変えてあげればいいでしょうし、好奇心が旺盛なタイプであれば、毎日お散歩のコースが変わってもストレスは少ないでしょう。

毎回同じと決めてしまうと、違う状況になったときにストレスを感じてうまく適応できません。
食餌の時間も同様です。
多少遅れることがあっても待っていられるようになるには、毎回きっかり同じ時間でないほうがいいかもしれません。

さて、Mさん、ちょっと不満げでしたが、帰り道に向かうとすんなり歩いてくれました。
途中でおもちゃを見せると楽しそうに遊んでくれました。

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愛犬とのお散歩は、犬の好きにさせている方もいるでしょうが、好きにさせてあげても、リードの反対側にはハンドラーがいることを意識していてくれると、話が通じやすいですね。

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2020年12月16日 (水)

ドッグトレーニング:行動を教える前に必要なこと

ドッグトレーニングと言うと、「オスワリ」や「フセ」「マテ」「オイデ」のように行動を教えることだけと捉えられがちですが、そもそも学習できる状態に犬があるかどうかを見極めることが一番大事なことと言えるでしょう。

それは、子犬であっても成犬であっても同じです。
心の準備が出来ていなければ、当然学習は進まず、成果も得ることはできません。

例えば疲れ果てて眠くなっている犬に、何かを教えようとしても、集中力はなく、学習は進まないでしょう。
興奮しすぎて落ち着かない場合も同様です。
一件意欲的に見えますが、走り回ったり跳びついたり、勝手なことをしていては頭の方はクリアとは言えません。

では、どうやって学習の準備を整えてあげればいいのでしょうか。

まずは環境です。
新しいことを教えるのに、周りで他の犬が走り回って騒々しかったり、あるいはバイクの爆音がしていて怖がっているような場面では学習の環境は整っているとは言えませんね。
馴れた場所や家の中など、犬が落ちつける環境を用意してあげる必要があります。

しかしそれ以前に大切なのが犬の精神状態です。
いくら環境が整っても、犬が大興奮していれば学べる精神状態とは言えません。
そこで必要なのがインパルスコントロールと言われるものです。
これは、犬の「あれがやりたい!これが欲しい!」といった一方的な欲求を抑えて、人の話を聴く精神状態にしてあげることです。
そのために何の強制も必要ありません。
犬自身に考えさせて落ち着くのを待てばいいのです。

インパルスコントロールは一回やれば一生安定した精神状態というものではありませんが、定期的に行うことで、テンションがあがり過ぎて興奮度がマックスな時でも、興奮を落ち着かせるまでの時間が短くなっていきます。
なぜなら犬はちゃんと学習して考えるからです。

さて、今日のパピーレッスンのLさん。
外で遭遇したら、いつものように大興奮で大歓迎してくれましたが、飼い主さんが日々練習してくれているので、外でも落ち着いて座れるようになりました。

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その後のレッスンでは、興奮のスイッチが入りやすいLさんに、インパルスコントロール。

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「子犬は元気で走り回っているのが当たり前」ですが、一生子犬でいるわけでもなく、元気なだけでなく、人の話が聴ける犬になるのに早すぎることはありません。
子犬だからと放っておくのではなく、メンタル面をサポートしてあげることで、子犬自身のストレスも軽減できるようになるでしょう。

聴く耳を持たせるためのサポートは不可欠ですね。

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2020年12月12日 (土)

パピートレーニング:お散歩レッスン

今日は6か月のMさんのプライベートレッスンでした。
Mさん、とてもおりこうさんで、ハウスもすぐ覚えてくれたし、トイレの失敗もほとんどなく、トイレのキューも理解してくれています。

実はMさんはレッスンを始めてお散歩に出られるようになったころ、車やトラック、バイクの音がとても苦手で、途中で何度も足が止まって動かなくなることがありました。

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少しずつ馴らしてあげることを繰り返していただきましたが、それでもある場所に来るとなかなか動いてくれなかったり、アシスタントや飛び入りアシスタントを使っても、途中でガンと動かないこともしばしば。

その後少しずつ馴れて、場所によっては外でも飼い主さんと遊べるまでになったということでしたので、今日は久しぶりにお散歩の様子を拝見することにしました。

確かに、多少の音は気になるものの、自分で確認して、大丈夫とわかるとちゃんと歩けるようになっていました。

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お散歩は日々のこと。
「トレーニング」というと時間を作るのが大変になることもありますが、朝夕繰り返されるお散歩によって、少しずつ苦手を克服していくこともできます。

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途中の草むらでは、トイレのキューでトイレも済ませられました。


最後は外でボール遊びも楽しめたMさん。

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確実に成長していますね。

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